最近、雑誌やメディアでよく見かける『日本ワイン』。
飲食店や百貨店でも取り扱いが増え、身近になってきた印象です!
でも、何を選べばいいのかわからない!そんな方にお教えするワイン選びのポイント!
ズバリ!「産地」で選んでみてください(^^)v
例えば、地元のワイン、旅行先で出会ったワイン、故郷のワインなどなど。
実は、産地によって味わいや表現が異なるんです!
是非「推し産地」を見つけてみてはいかがでしょうか?
最後に産地別にオススメワインを紹介しているの最後までご覧ください(^^)
産地 ~全国に広がる!日本ワインの産地~
現在は全国に420施設をこえるワイナリーが設立され、各地の気候風土と特産物に合わせたワインが多くリリースされています!
一部ではありますがおススメの産地をご紹介いたします!
1.山梨県
日本初のワイナリーが設立され、ワイナリー数も最多。
100年以上続く老舗ワイナリーから新規ワイナリーが乱立している地域です。
主に、甲州市、勝沼や塩山エリアにワイナリーが多く、代表品種は「甲州」です。
今も変わらず老舗ワイナリーの熟成ワインが人気ですが、
新規ワイナリーが作るナチュラルな造りのワインやペティアン(微発泡ワイン)などのリリースも増えています。
ジャンルが多くじっくり時間をかけて自分好みワインを探したい地域です。
2.長野県
山梨同様、老舗ワイナリーと新規ワイナリーが多く、ワイナリー数も全国2位。
桔梗が原エリア、千曲川エリア、日本アルプスエリアと気候風土の異なる3つの地域があります。
それぞれに適した葡萄品種を選び、スタイルの違った個性的なワインを作っています。
ワイン造りを始めた当初から西洋品種が適する栽培方法を研究してきました。
中でも「メルロー」を使用した赤ワインが世界的に評価が高く、国内外で注目を集めています。
3.山形県
「デラウェア」や「マスカットベリーA」といった日本ワインを代表する品種の栽培量日本一。
古くから果樹栽培の名産地で、現在は全国にワイン醸造用ぶどうを出荷しています。
産地は庄内エリア、最上村山エリア、置賜エリアなど。
内陸と日本海側と大きく気候風土が県内で異なるため、ワインのスタイル、味わいも大きく異なっています。
100年以上続く老舗ワイナリーも多く、ワインが地元に根付いているのを感じます。
現在は、ナチュラルな造りを行うワイナリーが人気を集め、入手困難な生産地でもあります。
4.北海道
冬季は気温が極めて低く、ぶどうの樹が雪による凍害を受け無いよう樹を倒し雪の中に埋め冬眠させるなど、環境的に過酷な地域です。
寒い冬を乗り越え、近年の温暖化で寒暖差が生まれ、「ピノ・ノワール」の栽培に適した環境になりつつ変化しています。
今、北海道のワインが世界から注目されています。
広大な北海道では、エリアごと全く異なる環境に分けられます。
函館近郊、余市仁木、札幌石狩、空知、道北、道東、富良野道央。
各地、それぞれの特徴を活かしたワイン造りがブランド化されています。
特に余市仁木エリアでは毎年新しいワイナリーが設立され、新規就農者や若い醸造家が集まってきています。
北海道で作られる独創的で挑戦的なワインは
国内外で高く評価され多くのファンに愛されています。
その一方で生産本数が少なく、手に入りづらい『カルトワイン』として扱われているものも多いのです。
5.大阪府
大阪府はワイン製造100年以上の歴史ある都市。近年GI認証を受け再度、注目の地域です。
豊富な食文化と共にワイン文化が根付いています。
大阪市中心街で身近にワインを楽しめる「都市型ワイナリー」が人気を集めています。
一方、柏原エリア、羽曳野エリアには古くから愛される老舗ワイナリーがあります。
古くから「デラウェア」の栽培が盛んで、国内では三番目の生産量を誇ります。「デラウェア」を使用した辛口で高品質なワインが有名です。
6.青森県
青森県は東西に広く、北には日本最大の陸奥湾を持ち、地区により全く異なる気候環境を持った県です。
積雪の少ない八戸南郷エリアではメルローやシャルドネが完熟を迎え、気温差もある為、高品質な西洋ワイン品種が育ちます。
陸奥は長い日照時間と冷たい潮風が吹きつけエリアですが、日本最大のピノ・ノワール圃場があり、果実味溢れる上質なワインが作られています。
津軽エリア、鶴田、岩木は日本海側の冷涼で強い風を受けその環境に順応したスチューベンを使用したワインが注目を集めています。
7.岩手県
岩手県の東沿岸三陸地区は春から初夏に「ヤマセ」と呼ばれる冷涼な偏東風が吹きつけるエリアです。
その為、遅霜の被害などで栽培に大きな影響を受けますが、独特の「潮の風味」をブドウに与え、ミネラル感たっぷりのワインが出来ます。
対して、西側の北山高地エリアは標高1900メートルを超える山脈が連なります。
積雪があり冷涼な地域で、山葡萄を使用した濃厚な赤ワインが有名です。
8.京都府
市街地から北上した、丹波にある圃場は日本海の影響を受けるエリアです。
春先は一面に濃い霧が降り、夏場の高温、秋の冷え込みと、なかなか厳しい気候環境です。
しかし、その激しい気温差が生育を促し、上質なブドウを収穫することができます。
京都という土地柄、醸造は「和食に合う」ことを大切にしています。
繊細な味付けに寄り添う様な優しいワインが特徴です。
9.岡山県
日照時間が全国で一番長く、降雨も少ない為、果樹栽培の名産地でもある岡山県。
同様に、ブドウの栽培にも好適地で香り豊かで糖度の高いブドウが生産されています。
マスカットベーリーAやマスカット オブ アレキサンドリアなどで作るジューシーなワインが特徴です。
栽培も有機認証を取得したり酸化防止剤無添加ワインの生産者が多く、ナチュラルワインが好きな方は要チェックな産地です。
10.広島県
広島県も日照時間が長く、雨量も少なくブドウの栽培に適した地域です。
その一方で冬にかけ、冷えこみが厳しく収穫の時期を見誤ると霜にあたる危険もあります。
山地と瀬戸内海に挟まれバラエティー豊かな環境で様々なスタイルのワインがリリースされています。
11.徳島県
平地が少なく山岳がとても多い地域。
その為、傾斜のあるブドウ畑が一般的で、水はけの良さが特徴です。
現時点では、県内のワイナリー件数が少ないですが、
印象的なラベル、個性的な味わいのワインが高い評価を受け、今多くの注目を集めています。
12.福岡県
都市部は人口も多く、とても賑わいのある県ですが、実は山地が多く農業が盛んな県です。
夏場の降水量がとても多く、気候も比較的温暖の為、湿度が高い地域です。
したがって、高湿度に強い品種が好まれています。
中でもキャンベルアーリーという品種と巨峰を使用したワインが多くリリースされています。
日本ワイン造り発祥ともいわれる福岡県。
若い醸造家たちによるナチュラルな造りが広まっている地域です。
産地 ~各地のオススメワイン~
山梨県
甲州ペティヤン2022
1980円(税込)
タイプ 白発泡ワイン 品種 甲州 産地 山梨市牧丘町窪平 Alc 12% 醸造所 三養醸造 SANYO WINE @sanyowine_official ※ノンボルドー ※無補酸、無補糖 ※無濾過 ※酸化防止剤無添加 ※開栓時噴き出し注意 Sanyo wineさんから猫シリーズ新作入荷です! 今回は甲州の発泡白ワイン! 色は濃いレモンイエロー。 香りは柑橘系をしっかりと感じる事ができます! 味わいはフレッシュで厚みのある酸味。グレープフルーツ、レモンを絞ったように爽快感バツグンな仕上がりです。 お食事には揚げ物全般、バターとの相性がとても良いんです!海鮮料とのペアリングもおすすめ致します(^^) 是非お試しください! 作り手さんから 〇ぶどうについて 窪平圃場のノンボルドー、草生栽培の甲州種を使用。 雑草を生かすと土壌微生物は多様化します。 菌類も含めそれぞれが密に影響し合うことで、甲州が生き抜いてきたテロワールが持つ本来の香味に近い感覚が再現できる、と考えています。 2022年の甲州ブドウがどのような多様な土壌生命活動を表現するのか楽しみなワインです。 〇醸造について 澱(おり)と接触し続けるペティヤンは時間の経過とともに違う味わいへと変化していきます。 土壌の力を信じてワインを楽しんでください。 酸化防止剤(亜硫酸塩)無添加。 〇味わいについて 味わいが深くレモンや橙の香りが印象的です 〇ヒトコト 楽しい集まりのお供に! 引用:三養醸造
長野県
スチューベン2022
3190円(税込)
タイプ 軽い赤ワイン 品種 スチューベン100% 産地 青森県産 Alc 11% 醸造所 LES VINS VIVANTS レ・ヴァン・ヴィヴァン ※ 亜硫酸無添加 ※無濾過 、無清澄 ※野生酵母 ※無補糖、無補酸 大人気ワイナリーLES VINS VIVANTSさんから新作リリース! 化学農薬、化学肥料を使用せず、果実本来の力を活かす栽培方法と野生酵母を使用し、無添加、無濾過で仕上げる自然にも体にも優しい軽快な赤ワインです。 色味はややにごりのあるガーネット色で、若々しいラズベリーなどの赤い果実の風味を感じます! 爽やかな酸味で全体的にはソフトな口当たりです(^^) キャンディっぽさはおとなしく、後半はボタニカルな表現が目立ち、シダーの様な香りも感じる事ができました! 最初の一口目からグッと心掴まれる香りと味わいです(^^) 少し低めの温度で、フレッシュ感を楽しんでほしいと思います。 一年程、セラーで寝かしてうま味を凝縮させていただくとより一層バランスがとれるかと思います! 是非お試しください! 作り手さんから 〇ぶどうについて 青森県産のスチューベンを購入して造った赤ワイン。 〇醸造について 開放型の木桶発酵槽(VAT)にて除梗破砕無しの全房セミマセラシオンカルボニック仕込み。 (一部、ステンレスタンク使用) 野生酵母で発酵が始まるのを待つ。 4、5日で発酵が始まり、そのタイミングでフーラージュ開始。 毎日のフーラージュにより10日程で液面が果帽に達し、以後ピジャージュとルモンタージュを併用する。 仕込み始めてから約6週間でプレス。 空圧式のメンブレンプレス機にて搾汁し、プレス後は500Lのフードル(大樽)で熟成。 ウイヤージュ無しで7ヶ月樽熟成後、滓引きして瓶詰め。 仕込みから瓶詰まで一切の亜硫酸は無添加。 エキス分 2.16 比重 0.993 pH 4.19 〇味わいについて 果実味が豊で穏やかなタンニンの赤ワイン。果実由来の甘い香りがとても華やか。 みかん、ハーブ、ホップ、白胡椒、インク等多様な香りがあり、温度が上がると野生味も出てくる。 〇スチューベンという品種について あまり馴染みのないスチューベンですが、デラウェア、マスカットベーリーAについでポテンシャルのあるブドウだと思っています。 私たちは仮想プールサールとして仕込んでいます。 とても状態の良い青森県産のスチューベンで仕込む事が出来たので、満足のいく仕上がりになりました。 〇気を付けたところ スチューベンは甘さはありますが、酸味が穏やかなので甘いだけの平坦なワインにならないように全房で仕込み、しっかりと抽出する事で複雑味や奥行きを出すように心掛けました。 また、ラブルスカは少し酸化させたくらいが丁度良いと思っているので、巨峰同様ウイヤージュ無しで 少し長めに樽熟成をしています。 引用:LES VINS VIVANTS
山形県
N.B.W 2022
7678円(税込)
・エヌビーダブリュー タイプ 白ワイン 品種 デラウェア100% 産地 山形県東根市産 Alc 10% 醸造所 委託醸造:イエローマジックワイナリー 栽培製造 一家農園 ※製造本数 820本 ※酸化防止剤不使用 ※酵母無添加 ※無清澄・無濾過 ※非加熱 ※ph調整剤不使用 ※要冷蔵保存 山形県東根より、「何も足さず、多くを引きすぎない正直なワイン」を作りだすIKKA WINESさんから新着ワインが届きました(^^) 酸味が際立ち、キレのある清涼感!キリッと淡麗!デラウェアの香りは後追いで広がります(^^) 一家農園さんの青デラは平均より糖度が高く育つそうで、しっかりとしたうま味もワインの中に残す事が出来ています! 甘さはありませんが、レモンと蜂蜜の組み合わせの様な「酸と果実味」を楽しんで頂きたい仕上がりです! 飲み頃温度はキンキンに冷やしてシャープな印象で楽しんでほしいです! ステーキやバター、から揚げなどとの相性は抜群です(^^) 飲む方の身体を気遣った、ナチュラルバランサーワイン! お祝いやご挨拶の贈り物にいかがでしょうか? IKKA WINES 「自然と調和した農業の仕組みを作る」をスローガンに専業農家に転職した新規農家ユニット。 飲むほどに、自然が豊かになる『ナチュラルバランサーワイン』を生産、販売しています。 作り手さんから 〇ネーミングについて N.B.Wは、ナチュラル・バランサー・ワインの頭文字。 〇ぶどうについて 自社圃場のまだ色味が青さが残るデラウエアを早期収穫したものを使用。 〇醸造について 収穫後1日以上冷暗所で粗熱をとり、バルーンプレスで搾汁し5週間発酵。 〇味わいについて ツンとした酸味が時が経つほどにまろやかになり、クセになる味わい。 『すっぱ旨い』を楽しんでほしいです。 〇ラベル・エチケットについて 柴犬の影がオオカミのシルエットになっているエチケットデザイン。 一家農園のロゴのモチーフになっているオオカミは、現在日本にいませんがDNAで最も近いのが柴犬。 日本の生態系の憂いをメッセージとして載せました。 引用:IKKA WINES
北海道
NIKI-East Portland Pétillant Blanc 2022 ‐ニキイースト・ポートランド・ペティアン・ブラン 2022
2860円(税込)
タイプ 白微発泡 品種 ポートランド100% 産地 北海道余市郡仁⽊町東町(余市川右岸) Alc 9% 醸造所 ベリーベリーファーム&ワイナリー仁⽊(北海道・仁⽊町東町) 製造者 合同会社仁⽊産業振興社(北海道・仁⽊町東町) ※ 亜硫酸無添加 ※無濾過 ※無補糖、補酸 ※野生酵母使用 ※要冷蔵保管 北海道余市【仁木町地域おこし隊】福光さんより、無添加ペティアンが到着です! グラスを近づけるとレモンや洋梨の様なフルーティーな香りを感じる事が出来ます。 一口含めばキレのある酸味とコクを持っています。 優しい味わいでスルスルーっと染み入る旨味がクセになります! キンキンに冷やしてシャープに楽しんで頂きたいですね(^^) さっぱりとした印象なのでフリットやアヒージョ、豚の角煮などにも相性バツグンです! 是非お試しください(^^) 作り手さんより 〇コンセプトについて ワイン産地として、隣の余市町とともに知名度が上がりつつある仁⽊町。 ⼀⽅で、「地元産のワインが地元で⼿に⼊らない」というお客様の声を⽿にする機会が多いのも実情です。 2022 年秋に町内の農家から原料ぶどう提供のお話をいただいたのをきっかけに、 「地元で買える・飲めるカジュアルなワイン」の製造を決定。 〇仁木産業振興社について 仁⽊町北町、地域おこし協⼒隊メンバー3 名が 2023 年 1 ⽉に設⽴。 町内でワインぶどう農家として就農していた福光(協⼒隊 OB)と、これまでワインづくりの経験のなかった三浦・⼭⼝(現役隊員)の 3 名がチームでワインづくりに取り組み、この度、製品をリリースするに⾄りました。 〇ブドウについて 北海道余市郡仁⽊町東町地区(余市川右岸)で収穫されたぶどう 100%使⽤。 〇醸造について 野⽣酵⺟利⽤、瓶内⼆次発酵、無濾過、亜硫酸不使⽤ 〇オススメの楽しみ方 冷蔵庫等で瓶を⽴てた状態で⼀昼夜以上冷やし、瓶内の澱をよく沈めてからお飲み下さい。 〇ご注意点 開栓時に吹きこぼれる恐れがありますので、なるべくボウル等の器の上に瓶を置いて、ゆっくり栓を抜いて下さい。 〇エチケットデザイン ・tenten graphics(千葉県市川市)
大阪府
Link 2022 - リンク2022
3960円(税込)
タイプ オレンジワイン 品種 デラウェア100% 産地 大阪府 Alc 10% 醸造所 島之内フジマル醸造所 (大阪・島之内) @shimanouchi_fujimaru ※酸化防止剤無添加 ※無濾過 ※総酸度:8.2g/L ※総亜硫酸:7ppm 遊離亜硫酸:1ppm 『ワインを日常に』をコンセプトに日本の原料のみでワインを造り続け、日本の食卓に寄り添うような味わいを目指すフジマル醸造所さんより「木桶」をフューチャーした個性的なオレンジワインを紹介致します! 薄にごりの黄金色。発酵の香りが強く感じられますが、口に含むとデラウェアの甘い香りと厚みのある酸味がリードしている印象です。 木桶由来の樽香はシダー、サンダルウッド系でドライな表現。 徐々に果実とウッドの香りが複雑に重なっていき、バランスを取っていきます。 温度帯は少し高めでマロ味が増していくのでゆっくり時間をかけて楽しんでほしい一本です! 作り手さんから 〇ぶどうについて 2022年、私たちはワインの木桶仕込みに挑戦し、吉野杉の木桶で大阪の農家さんのデラウェアを醸しました。 ぶどう産地としての大阪と、醸造における木桶文化。 どちらも忘れられつつある中で、ワインがこれらの文化を後世につなぐ楔の一本になればという想いを込めたワインです。 〇醸造について 木桶で10日間醸したデラウェアをバスケットプレスで搾り、ステンレスタンクで2か月熟成させたのち、青デラのワインを約10%ブレンドしてボトリング。 酸化防止剤は使用していません。 〇デラウェアの名産地「大阪」 デラウェア産地としての文化をつなぐ。 歴史あるブドウ産地、大阪。かつてはデラウェア出荷量日本一でした。 都市化や高齢化、気候変動によって大阪のブドウ畑は消えていく状況にあります。 デラウェアのワイン用ぶどうとしてのポテンシャルを知る私たちは、できる限り農家さんたちからデラウェアを買い取り、ワインという形で消費者と繋ぐことで、ぶどう生産地としての大阪を次の世代に残す一助になればと考えています。 〇木桶の特徴を適度に出すワイン作り 杉の木はそのままでは香りが強いため、木桶のアク抜きを繰り返して軽く天日干しし、適度な香りが抽出できるように加減しました。瓶詰め後も杉のニュアンスが適度に現れ、このワインの個性が十分に感じられるタイミングまでじっくり10カ月待ちました。チャーをしてある木樽で仕込むのとは異なり、無垢な木の心地よいタンニンがこのワインに爽やかな個性をもたらしています。 〇木桶とワインをつなぐ 古くから発酵•醸造に用いられてきた木桶。 容器としての寿命は長く、また桶つき酵母が大切にされることから、新調のサイクルは100年単位だと聞きます。 現代ではステンレスタンクを用いた醸造が主流となって木桶の需要が減ったことにより、本職の木桶職人は引退していってしまいました。 現在、醸造用の大きな木桶を作れる桶屋さんは日本に唯1つ、藤井製桶所(大阪府堺市)を残すのみです。 そこで私たちはご縁もあり、ワインの作り手として「ワインと木桶をつなげないだろうか」と木桶発酵に挑戦しました。 昨今新設が相次ぐワイナリーが発酵容器として木桶を選択肢に入れるようになれば、木桶の需要を増やすことに力添えできるのでは無いか、と考えたのです。 〇ご注意ください フジマル醸造所のワインはすべて、酸化防止剤の添加を最小限にとどめています。温度変化にさらされますと品質劣化の恐れがございます、低温での管理(15度以下)をお願いいたします。 引用:FUJIMARU WINESHOP
青森県
Mascalzone 2019 マスカルゾーネ
2970円(税込)
タイプ 赤ワイン 品種 メルロー70% ピノ・ノワール30% 産地 メルロー 山形県高畠産、メルロー・ピノ・ノワール 青森県八戸市南郷産 Alc 12% 醸造所 澤内醸造 ※ 酸化防⽌剤無添加 ※無濾過 澤内醸造さんの代表作が入荷! ピノ・ノワールとメルローの珍しい掛け合わせですが、樽を使い個性がうまく交じり合っています。色味は暗めのガーネット色で香りに野性味を感じます。 スッキリした優しい酸味があり、決して重すぎない熟成ワインです! 抜栓して小一時間置くも良し、ちょっと固めでスタートするも良しですね! 僕は一気にデキャンタージュして、しっかりと空気を含ませ、大きめグラスで果実味をプンプンに香らせるのが好きでした! 味わいにどこかネッビオーロの影を感じるの僕だけでしょうか? 煮込み料理が合うんです!是非! 作り手さんから 〇ぶどうについて 二箇所の圃場の上質な国産ぶどうを使用。 〇栽培と醸造について フランス産オーク木樽で一年熟成させ、重厚感をもたせました。 〇味わいについて 長期熟成の味わいと上質なブドウの果実味を感じてほしい。 〇ネーミングについて イタリア語で(ヤンチャ坊主)というマスカルゾーネという名前をつけました。 ※昔、澤内さんがイタリア人シェフに名付けらたあだ名からと聞きました! 〇ヒトコト お祝いや贈り物におススメのワインです。 〇合う料理は? グリルした赤身肉に赤ワインソースやグレービーソースなどのコクある味わいと一緒にどうぞ。 引用:澤内醸造
岩手県
海のペティアン ポムレザン2022
2000円(税込)
タイプ りんごとぶどうの微発泡 品種 ふじリンゴ ナイアガラ 産地 岩手県産 Alc 8% 醸造所 神田葡萄園 リアスワイン @kandavineyard ※無濾過 ※開栓時噴き出し注意 岩手県陸前高田にある【神田葡萄園・RIASWINE】熊谷さんから 軽快で旨味たっぷりの海のペティアンシリーズ 新ヴィンテージがリリースです! りんごとナイアガラをブレンドして作られ、香り、味わいで両方の個性を持ちあわせています! 気軽にガブガブ飲んでほしい!と醸造長の熊谷さんの思いがこもった微発泡ワイン! 軽めの口当たりとすっきりした酸味。BBQ、キャンプなどのシーンにおすすめです。 すっきしした飲み心地で常備しておきたい一本です! よく冷やしてお楽しみ下さい(^^) 作り手さんから 〇ぶどうについて 地元米崎産を含む岩手県産のふじリンゴとナイアガラを使用。 〇醸造について ふじりんごを主体に、ナイアガラをブレンドして瓶内2次発酵させたシードルです。 葡萄園が造るシードルとして、葡萄のエッセンスとを少しだけ加えることにより芳醇な香りと果実味がプラスされたシードルに仕上がっています。 〇味わいについて 青りんごやマスカットの香り、味わいはフレッシュでクリーミーな泡感とフルーティーな果実味が特徴。 〇ご注意ください 開栓前はよく冷やしてから、抜栓の際はゆっくりと栓を開けてください。 下に澱や酵母が沈殿していますが品質には問題ございません。 引用:神田葡萄園リアスワイン
京都府
京都丹波 Traditional 2015年
4180円(税込)
タイプ スパークリングワイン 品種 ピノ・ノワール38%、ピノ・グリ14%、トレビアーノ8%、その他合計25品種 産地 京都府京丹波 Alc 11% 醸造所 丹波ワイン ※1668本限定醸造 ※瓶内二次発酵 ※長期熟成 ※亜硫酸添加量0.02%以下 京都丹波ワインさんから長期瓶内熟成のシャンパン製法スパークリングワインがリリースです! 瓶内二次発酵の細やかで優しい泡が、熟した果実の香りをより感じさせます。 酸はしっかりと厚みがあり、甘たるくないスッキリ系の仕上がりです! 完熟りんごを連想させる果実味で、前菜から楽しめる一本です(^^) お祝いや特別な日の贈り物にいかがでしょうか? ワイナリーコメント 〇ぶどうについて 京都丹波産ぶどうを使い、伝統的な瓶内二次発酵製法で作りました。 〇醸造について ピノ・ノワールやピノ・グリなど複数品種を混醸することにより、複雑味のあるボディを備えた瓶内二次発酵のスパークリングワインです。 1本1本、全て手作業で行うルミアージュ。その後7年の熟成を経てようやくリリースをいたします。 〇色味、味わいについて パンのイースト香とともにフレッシュな柑橘系の香りが沸き立ち、軽快な酸味が特徴です。 発泡性ならではの飲みやすさも加わり、ビギナーから通の方までおすすめできる瓶内二次発酵ワインです。 明るい濃いイエローゴールド。 清澄度良好で輝きあり。 粘性は中程度。 香りはボリュームは中程度。 やや還元的なニュアンス。 アプリコットや黄色い花を思わせる香り。 トーストした香ばしいパン、マッシュルームなどのきのこ、グローブ、セイジなどのスパイス香も感じられる。 味わいは溌剌としたアタック。 果実味は豊かでややボリュームがある。 シャープな酸がきめ細やかでクリーミーな泡立ちとともに口中で弾ける。 ライトボディの辛口。 余韻は長めでアフターにオレンジの皮を思わせる苦味がアクセントとなり全体を引き締めている。 〇おすすめの食事 塩で味わうキスなど白身魚の天ぷらや出汁の旨みの効いた白身魚の吸い物などと。 引用:丹波ワイン
岡山県
Muscat Bailey A 2021‐マスカットベーリーA2021
3960円(税込)
2021 マスカットベーリーA タイプ 赤ワイン 品種 マスカットベーリーA 100% 産地 岡山県産 Alc 12% 醸造所 domaine tetta ※木樽熟成 ※野生酵成 ※要冷蔵 ※生産本数 3544本 岡山県新見市哲多町にある【domaine tetta】さん 『極力、人為的、機械的、介入を抑え、自然と共生するブドウ本来の素晴らしさを表現する』をコンセプトに 、遊び心たっぷりのエチケットで大人気なワイナリー! 今回はマスカットベーリーAをご紹介! 優しく穏やかなタンニンと酸味、キャンディ香も控えめで大人っぽいMBAの仕上がりです。 口当たりはドライで、キレのある印象でした! これは甘さのあるソースやタレがバツグンに合いますね!溶けるチーズとかも相性よさそうですね(^^) 小ぶりなグラスでも十分楽しんで頂けます! 作り手さんから 〇ぶどうについて 樹齢23年のマスカットベーリーAを使用し、収穫時期のBrix糖度は21.3度。 〇 醸造について 除梗し、破砕はなし、野生酵母でステンレスタンク発酵後、木樽で熟成しました。 無補糖、無補酸、酸化防止剤は15ppm、75μフィルターを使用し瓶詰め。 〇味わいについて やや濃い目のルビー色。 フランボワーズ、ラズベリー、コンフィチュールなどフレッシュで甘酸っぱい香りとシナモン、キャラメルなどの熟成由来の香り。 味わいはドライですが、香りの印象でほんのりと甘さを感じます。 酸とタンニンは穏やかで飲み疲れない赤ワインです。余韻はとても長く、エレガントな果実味が口いっぱいに広がります。 〇コメント Muscat Bailey Aはtettaのブドウの中でも特に樹齢が高く、これまで15VT以上造ってきました。 様々な造りに挑戦して多くのアイテムが世に出ていきましたが、21VTで一つの形、方向性が見えてきました。人為的なアプローチを排除しながら、ナチュラルで綺麗なMBAを表現出来つつあります。 海外のお客様にも是非おすすめしたい日本の赤ワインです。 引用: domaine tetta
広島県
MascatBaileyA 2020 Rose extra brut
3960円(税込)
マスカット ベーリー A / エクストラ ブリュット タイプ ロゼスパークリングワイン 品種 マスカット ベーリー A 100% 産地 広島県福山市 蔵王町・瀬戸町産 Alc 11% 醸造所 福山わいん工房 ※瓶内二次発酵 ※補糖:なし 補酸:なし ※酵母:18-2007(一次発酵/二次発酵) ※ガス圧:6.4bar/20°C ※適飲温度:7°C以下 ※デゴルジュマン:2022 年 8 月 17 日 繊細な泡立ちに甘さを連想させるベリーの香り。優しい酸味と果実味が舌に残り、うま味も感じます。 まったく飲み飽きない軽快でチャーミングなロゼスパークリング。 ロゼシャンパーニュよりもっと柔らか印象なので和食にもぴったり! 合わせはイチゴなどのフルーツは間違いないですが、すこし醤油のニュアンスや濃いお出汁を効かせたお料理など相性が良くかんじます。 青野菜のお浸しなどもいいですね(^^)おすすめです! 福山わいん工房 代表の古川さんが料理人時代、修行先のシャンパーニュ地方で出会った本場のシャンパーニュに魅了され、現地の伝統製法を学び、ご夫婦二人で手造りする高品質スパークリングワインが人気です。 生産本数が限られているので、入手困難なワインです。 作り手さんから 〇ぶどうについて 福山市の蔵王町と瀬戸町のマスカットベーリーA を使用。 〇醸造について 瓶内二次発酵のロゼ、スパークリングワインです。 除梗破砕後、搾汁し、低温での一次発酵後、ブレンドして、瓶詰め。 瓶内二次発酵、瓶内 熟成は12 ヶ月。 ルミュアージュ(澱下げのための動瓶)、デゴルジュマン(澱飛ばし)、ドザージュ(補酒)を行いました。 ドザージュには糖分は添加せず、エクストラブリュットに仕上げました。 〇味わいについて マスカットベーリーA らしいイチゴのような甘い香り、穏やかな酸、繊細な泡が特徴です。 引用:福山わいん工房
徳島県
NO WORRIES 2022 ・ ノーウォリーズ2022
3080円(税込)
タイプ 軽赤 品種 メルロー100% 産地 山形県 Alc 12% 醸造所 Natan葡萄酒醸造所 (徳島県三好市池田) @natanwinefarm @natan_winery_shop ※無濾過、無清澄 Natan葡萄酒醸造所さんから新作!夏の終わりにピッタリなさっぱり!じわ旨な赤ワイン! ファン待望の【NO WORRIES2022】が到着です! 色は鮮やかで濃い藤色で、グラスの淵には少し朽葉色。 香りは完熟した赤い果実を連想させ、甘やかな印象♪ 一口含むとキレ感あるさっぱり系!!! 軽快でベリーの酸味が軸にあり、キュッと感じるような飲み口。 二口目にはジューシーな果実味が一気に広がったと思えば、スッと消え、ドライな余韻に変化します! 飲む度にドンドン印象が変わっていき、多様な香りが複雑に重なり合っていきます。 スルスル飲み進めてしまうよな軽快さとじわじわ蓄積するうま味が特徴的! 食事は前菜系、焼き鳥、甘め醤油の様な味付けが合いそうでした! 飲み始めは少し冷やしめがおススメです! 作り手さんから 〇味わいについて トーストに塗った苺ジャムや清涼感のあるスパイスの香りが散らばり 口中へ軽やかに飛び込んだあと 瑞々しくジューシーに広がり ずっしりとビターなカカオへ変身し しっかりと印象を残します。 開栓直後は少し還元的で恥ずかしがり屋さん。 〇ワインイメージ NO WORRIESは、つくりの中で私が葡萄から液中に施す工程においてメッセージと意味をリンクさせ含ませることを考えながらつくってます。(オカルトじゃなく笑) 例えば、このメッセージを表現するのに全体印象をクレッシェンドしながら高音から低音に移行するにはどうしたらいいかとか、香りの出方や舌上の感触をどうすればリンクできるかなとか。 液と会話しながら想いを含ませようと仕上げてます。 2021とは施しが大きく2行程違い、「ここはNO WORRIESならでは!」な行程は同じ。 細かい行程も勿論違ってますが、きっちりメッセージは受け継いでくれてます。 なぜペンギン?変えた施しや"ならではな施し"って?な話は、またお会いした時に聞いてやってください笑 とにかく、このコと出会うとき むずかしいこと考えないでさ、大丈夫大丈夫。 力抜いて、ほら、手を繋いで。 心配ないよ。 って、液体から伝わってくれたらいいな。 僕たちは量子レベルで繋がれるんじゃないか!? 醸造家 井下さんのInstagramより抜粋 引用:Natan葡萄酒醸造所
福岡県
ASAHA WHITE 2022 / アサハホワイト2022
3080円(税込)
タイプ ブラン・ド・ノワール ロゼよりの白ワイン 品種 巨峰100% 産地 福岡県うきは市産 Alc 10% 醸造所 SHINDO WINES 新道ワインズ (福岡県朝倉市) ※ 亜硫酸無添加 ※無濾過 、無清澄 ※野生酵母 ※無補糖、無補酸 ※生産本数1700本 福岡県「SHINDO WINES」の阪本さんから じめっとした この季節から暑い夏にピッタリのグビグビ系のコクあり白ワインが届きました(^^) 開栓と同時に巨峰由来のジューシーでフルーティな香りが広がります!この完熟感のある香りは嫌いな人はいないと思います。 甘やかな香りにつられ、味わいも微かに甘味を感じるかと思います! 色はブラン・ド・ノワール仕上げの為、琥珀よりのロゼです。 温度帯はガチガチの冷やしてスタートをおすすめ致します(^^) お食事には、エスニック料理が良く合います!フレッシュハーブ、スパイス、辛みにもペアリング出来ました! ですが、一番オススメペアは「出汁トマト(トマトのお浸し)」が美味しかったです! お試しください! 作り手さんから 〇ぶどうについて 福岡県うきは市産巨峰100%です。 〇醸造について ブラン・ド・ノワールの製法より着想を得ました。 果皮と果汁のコンタクトを避けるためプレス前のスキンコンタクトを最小限にしております。 プレスした果汁は一晩静置して滓引きを行い、翌日にスターター(野生酵母を培養した酒母)を投入。 3週間かけてステンレスタンクの中でゆっくり低温で発酵を行いました。 SHINDO WINESでは通常瓶詰前にブレンドを行っておりますが、瓶詰前の香味が非常に優れていたため、ブレンドを行わずに2度目の滓引き後2022年12月26日に瓶詰めしました。 無濾過、酸化防止剤無添加 、補糖、補酸も一切行っておりません。 〇味わいについて ぐびぐび、"glou-glou"系ワインです。冷やしてお楽しみください。 〇ラベルデザインについて 私達の目指すワインは「九州/日本の夏に最高なワイン」です。 ASAHAシリーズのラベルテーマは夏の象徴「雷」。 雷はエネルギーの源です。 エネルギッシュな若手ワインメーカー、活気あふれる街・福岡、笑顔あふれる飲み手。 また古来より雷は農業と密接した関係があります。 化学技術が発達する近年まで、植物の成長に必要な栄養素・窒素は一部の植物と雷を除いて精製できませんでした。 「雷が落ちると稲がよく育つ」と、農耕民族である日本人は古代から「稲妻」として雷を神聖なものとして崇めていました。 〇ワイナリーについて 2021年から福岡県朝倉市にある『新道蒸留所』の一角を間借りして運営を開始しました。 醸造家の阪本さんは学生時代にニュージーランド、ドイツで地質土壌について学び、 その後日本酒の酒蔵で蔵人として勤められました。 経験を基に 『人的介入を最小限に抑えた、自然なままの味わい』と『日本酒造りで学んだ、醸造哲学の活用』 をコンセプトにワイン作りをされています。 またSHINDO WINESはの特徴は福岡県の名産『巨峰』をメインの品種とし、日本の夏にピッタリな 軽快でグビグビ楽しめる仕上がりになっています。 『福岡県』の可能性を信じ、栽培、醸造、衛生管理を徹底する事で可能にする高温多湿地域での 自然なワイン作りに挑んでいる大注目のワイナリーです。 引用:SHINDO-LAB
まとめ
いかがでしょうか?
進化を続ける日本ワインですが、毎年、多くの新規ワイナリーが建ち、変化する日本の気候風土に合う品種も増えています。
今回ご紹介しました産地は一部です。
是非、様々な産地のワインを手に取って頂き、飲み比べをして色々な感想を持って楽しんいただければと思います。
この記事がきっかけで日本ワインにご興味もっていただけましたら嬉しく思います。