TOCHIGI

栃木 カタログ

栃木のワイン|日本ワインの産地

TOCHIGI’sWINERY 【ココファーム&ワイナリー】

日本ワインを語る上で欠かせない「栃木県」

北関東で自然な造りを目指し、産業として確立されたワイナリー。

多くの作り手に影響を与え、

日本ワインに新しいジャンルを提唱しています。

ワイン造りが支える教育の形にも注目してみてください。

栃木ってどんな所?

気候環境について 2022年  (全国平均比較)

平均気温 14.9℃ 最高気温 37.6℃ 最低気温 -6.1℃  (低い)

総降水量 1303ミリメートル  (少ない)

日照時間 2070時間  (長い)

地勢について

人口約190万人 総面積6,408.09平方キロメートルで関東地方では最大です。

関東地方北部に位置し、東は茨城県、西は群馬県、南は茨城、埼玉、群馬の三県、北は福島県

に接する内陸県で、首都東京の北方60キロメートルから160キロメートルの位置にあります。 県の東部は、標高300メートルから1,000メートルのなだらかな山々からなる八溝山地。

北部から西部は、那須連山、帝釈(たいしゃく)山地、日光連山、足尾山地が連なる山岳地帯で、特に日光連山は、白根山、男体山、女峰山など標高2,000メートルを超える火山が連なります。

北部、中央部から南部にかけては、那珂川、鬼怒川、渡良瀬川流域の平野が広がっています。

栃木県は、県土の約54パーセントを森林が占める自然豊かな県です。

北部から西部にかけての山岳地帯は日光国立公園に指定され、国際観光地日光をはじめ、全国的に知られる那須、塩原、鬼怒川、川治など、多くの観光資源に恵まれています。

特産食材について

いちご、ニラ、ウド、かんぴょう、唐辛子、アユ

宇都宮餃子、しもつかれ、ちたけそばが有名。

引用:栃木県庁ホームページ

山のカンタータ 2019

3630円(税込)

タイプ 白ワイン
品種 プティ・マンサン 97 % シャルドネ 3 %
産地 	山形県上山南果連 長野県高山村佐藤畑
Alc     14.4%  
醸造所 ココ・ファーム&ワイナリー (栃木県 足利)
※収穫方法 手摘み
※野生酵母
※低温発酵
※生産本数 4942本
※要冷蔵保存

開栓後すぐに濃厚な果実味と柔らかな樽のニュアンスを感じます。
ビターな口当たりと完熟果実由来の蜜香、グッと舌を押しこむようなうま味が口中に広がります。

アルコール感もしっかりとあり、全体的にボリュームを感じます。
ヨーロッパスタイルな仕上がりで、大きめのグラス、またはデキャンタージュをしながら楽しんでほしいと思います!


ワイナリーコメント
〇ぶどうについて
山形県上山や長野県高山村の腕の良い契約栽培農家さんたちの葡萄を足利の山の醸造場で仕込んだ山にゆかりのあるワインです。
2006年、初めてフランス南西部のピレネー山脈の麓からこころみ学園の葡萄畑に植栽されたプティ・マンサンは、足利の気候風土によく適合し、「適地適品種」の言葉どおりその個性を発揮しています。
このプティ・マンサンの栽培を契約農家さんにお願いしようと思ったとき私たちは迷いました。
上山も高山村も、シャルドネ、メルロ、カベルネ・ソーヴィニョンなど伝統的なワイン用葡萄の素晴らしい産地です。
そこにプティ・マンサンを植えてうまくいかなかった時は、契約栽培農家さんにとって、リスキーなチャレンジになってしまうからです。
上山にプティ・マンサンがはじめて植えられたのは2008年、尾形さんの畑でした。
高山村にプティ・マンサンが初めて植えられたのは2017年、佐藤さんの畑でした。
その後、プティ・マンサンは南果連はじめ各地の契約農家さんたちのフロンティアスピリッツによって、大切に育てられ、昼夜の温度差がしっかりあるワイン用葡萄にとって理想的な気候や風土に根付くようになりました。
収穫時の糖度 平均約25.3°Brix  酸度: 7.8 g/L. 残糖: 3 g/L.

〇醗酵について
しっかり完熟した葡萄を足利の醸造場に運び、葡萄を房ごとやさしくプレスしてタンクに入れ、葡萄の香りを逃さないように20℃以下で野生酵母により醗酵させました。
醗酵は、酵母が休眠する冬を経て約13カ月間ゆっくり続きました。
野生酵母による醗酵をのんびり見守った結果、豊かな酸と長い余韻を感じる白ワインになりました。
心地よい合唱が響くような白ワインです。

〇熟成について
約9割をステンレスタンクで、約1割を木樽で醗酵・熟成。

〇瓶詰めについて
澱引き後、清澄せず無濾過でビン詰。 

〇味わいについて
色合いは濃い黄金。香りはアプリコットやパイナップル、黄桃、蜂蜜やクレームブリュレ、トースト、クルミ、生姜などを複雑に感じます。
味わいは熟した果実からくる甘みに、全体を引き締める伸びのある酸が溶け合い、余韻に少しの香ばしさや渋みを感じる。

〇料理との相性
生牡蠣、スモークサーモンのマリネ、かぼちゃとクリームチーズのディップ、もやしのナンプラー炒め、エッグベネディクト、ガーリックシュリンプ、ヒラメのヴァプール、甘鯛のクルスティアン、鶏ささみの天ぷら、チキンソテーのペルノソース、カスタードプリン、シェーブルチーズ
〇飲み頃について
2022年~2027年は、フレッシュな果実味のある味わいが続きます。
2028年からは、熟成により果実の香りが落ち着き、味や凝縮感が増して味わいの向上が期待できるとおもいます。

〇ワインイメージについて
2019ヴィンテージは、日本の風土に合った品種として注目されている、プティ・マンサンが主体。豊かな酸と長い余韻を感じます。
山に響く歌声のように晴れやかなワインです。

〇ヒトコト
一歩一歩“こころみ”とともに歩いてくださる契約農家の皆さんにはほんとうに感謝しています。

引用:ココ・ファーム&ワイナリー

あわここ ペティアン 2022

2750円(税込)

タイプ 白微発泡
品種 カベルネ・ソーヴィニョン 28 %・25% ケルナー 34 %メルロ 4 % マスカット・ベーリーA 4 % バルベーラ 2 %  甲州 1 %  カベルネ・フラン 1 %  プティ・マンサン 1 % 
産地 順に長野県高山村 28 %、山形県上山 25 %北海道余市 長野県高山村  山梨県甲州市勝沼  群馬県前橋市 山梨県甲州市勝沼  山形県上山  群馬県前橋市  
Alc     11.4%  
酸度  4.6g/L.  
残糖   15.2g/L.
醸造所 ココ・ファーム&ワイナリー
※収穫方法 手摘み
※野生酵母
※低温発酵
※生産本数 3,970 本
※酸化防止剤無添加
※要冷蔵保存
※開栓時噴きこぼれ注意

フレッシュな酸味と果実味が特徴的で、出来立てを詰めましたと言わんばかりのシュワっと感と酵母の存在感!ベリーの香りとほのかな苦みが心地よくスルスル飲めてしまいますね!

一年位寝かして、落ちついた印象も美味しそうだなーと思っています!
是非お試しください!

ワイナリーコメント
〇醗酵について
 除梗した葡萄をやさしくプレスして、タンクに入れる。時間をかけ丁寧に搾られたフルーティで旨みのある果汁を 22℃以下に保ち、野生酵母で約1カ月半醗酵させました。甘味と酸味のバランスが良いタイミングでタンクを冷却して醗酵を止め、すべて混醸しました。

〇熟成について
ステンレスタンクで約 3 カ月熟成。その後、軽く澱引き・ブレンドしました。

〇瓶詰めについて
澱引き後、清澄せず無濾過でビン詰。 

〇味わいについて
色合いは濁りのあるアンバーイエロー。香りは桃や洋梨の果実に、白い花やビスケット、澱の香りを感じます。味わいは軽やかで口中に優しい発泡と甘さが調和する。
全体を丸みのある酸とフレッシュな果実がまとめ、余韻に澱由来の旨味と微かな渋みが続きます。

〇料理との相性
生マッシュルームと八朔のマリネ、サーモンと菜の花のテリーヌ、里芋のあんかけ、筍とわかめの若竹煮、
原木椎茸の炭火焼き、海老しんじょう、のどぐろの塩焼き、豚バラ肉と長ネギの八角煮、石狩鍋

〇飲み頃について
2023 から 2025 年は、フレッシュでクリーンな味わいを楽しめると思います。2026 年からは、一体感が増して、まろやかさが出てくるでしょう。

〇コンセプトについて
微発泡で果実味たっぷりの「あわここペティアン」は、酵母や酸化防止剤を添加せず、無清澄・無濾過
で造られた Petillant(ペティアン)です。ペティアンとは、フランスのロワール地方を中心に「メトード・
アンセストラル」と呼ばれる古くからの製造法で造られているワインです。私たちも「Methode 
Ancestrale 田舎式醗酵」として、「のぼっこ」などのペティアンを造り続けてきました。
「2022 あわここペティアン」は野生酵母が醗酵を続けた状態でビン詰しました。
その結果、澱のくもりや気泡が残るフレッシュでフルーティなワインになりました。
収穫祭の「できたてワイン」にとても近いワインといえるでしょう。
自然派ワイン好きの方だけでなく、みんなの笑顔が目に浮かびます。
酸化防止剤(亜硫酸塩)を添加していませんので要冷蔵です。
良く冷やして静かに栓を開け、開栓後はなるべく早くお召し上がりください。

引用:ココ・ファーム&ワイナリー

第39回収穫祭記念ワイン 白

2200円(税込)

タイプ 白ワイン やや甘口
品種 甲州 69% バッカス 9% プティ・マンサン 8% ミュラー・トゥルガウ 6% シルヴァーナ 3% マルヴァジア 3%
シャルドネ 2%
産地 順に 山梨県甲州市勝沼、甲州市塩山、山梨市、北海道余市、山形県上山、長野県高山村、安曇野
Alc     11.2%  
酸度   5.1 g/L.  
残糖   8g/L.
醸造所 ココ・ファーム&ワイナリー
※収穫方法 手摘み
※野生酵母
※低温発酵

スッキリした酸味と甘さがバランスが良く、ワイン自体に深みを与えています!
ジューシーさと甘酸っぱい味わいがお料理を引き立ててくれます!
口中に広がるブドウを感じてほしいですね!

よく冷やしてシャープな印象でスタートされる事をおすすめ致します(^^)!


ワイナリーコメント
〇コンセプトについて
「第39回収穫祭記念白ワイン」は、日本固有の葡萄品種、甲州種を主体とした白ワインです。
私たちがワインを造りはじめた1984年から毎年新たな気持ちで造り続けています

〇ぶどうについて
第39回収穫祭を記念して造られたこのワインは特別に全国の圃場よりセレクトした甲州種の葡萄を優しくプレス。バッカス種やプティ・マンサン種等の葡萄もブレンドしました。

〇醗酵について
澱を沈めた後は澄んだジュースを野生酵母で醗酵させ、果実の新鮮さを維持することを心がけながら、低温醗酵で丁寧に造りました。
除梗した葡萄をやさしくプレスして、タンクに入れ、澱を沈めます。
澄んだ果汁を21℃以下に保ち、野生酵母で約1カ月醗酵。甘味と酸味のバランスが良いタイミングでタンクを冷却して醗酵を止める。一部のタンクについては混醸ました。

〇熟成について
ステンレスタンクで約4カ月熟成。その後、澱引き・ブレンドし、濾過を行いました。

〇瓶詰めについて
オリ引き後、メンブレンフィルターで濾過しながらビン詰。

〇味わいについて
香りは青りんごや洋梨の果実に、ヨーグルトや吟醸香。
ジュニパーベリー、石灰などを複雑に感じます。
程よい甘みを感じ、全体的に果実味とさわやかな酸のバランスがります。
余韻にオリの旨味とみずみずしさが続いていきます。
このワインのフレッシュな果実の香りと優しく厚みのある口当たりは、はじめてワインをお飲みになる方にはもちろんのことワインに精通した方にも喜ばれることでしょう。

〇料理との相性
丸ごとレタスのシーザーサラダ、切り干し大根のおひたし、ガーリックトースト、海鮮チヂミ、おでん、とうもろこしの天婦羅、豚ひき肉ともやしのクミン炒め、鶏モモ肉の柚子味噌焼き、グリーンカレー、ナシゴレン

〇飲み頃について
2022年から2025年は、フレッシュな果実味のある味わいが続くきます。
2026年からは、熟成により一体感が増してドライフルーツや香ばしさなどが出てくると思います。

☆ラベルイラストは原 倫子(はら ともこ)さんです。
引用:ココ・ファーム&ワイナリー

第39回収穫祭記念ワイン ロゼ

2200円(税込)

タイプ ロゼワイン
品種 メルロ 50% マスカット・ベーリーA 14% ドルンフェルダー 11% カベルネ・ソーヴィニヨン 6% 甲州 5% シャルドネ 4% カベルネ・フラン 3% プティ・マンサン 2%
その他 5%
産地 順に 群馬県前橋市、長野県高山村、安曇野、大町市、山形県上山、高畠町、山梨県北杜市、甲州市勝沼、北海道余市、栃木県足利市、栃木市、佐野市、大平町
Alc     11.9%  
酸度   4.6g/L.  
残糖   12.3g/L.
醸造所 ココ・ファーム&ワイナリー
※収穫方法 手摘み
※野生酵母
※低温発酵

開栓後チャーミングでフルーティな香りが広がります!一口含むと、仄かに甘さを感じますが、時間の経過で、酸味と甘さのバランスがとれ、味わいに深みが増していきます!
木苺を思わせるチャーミングな仕上がりです(^^)
冷やして楽しんでほしいです!


ワイナリーコメント
〇コンセプトについて
日本各地の優れた契約栽培農家さんに大切に育てられた葡萄を、野生酵母で醗酵させたナチュラルなワインです。

〇醗酵について
除梗した葡萄をやさしくプレスして、タンクに入れ、時間をかけ丁寧に搾られたフルーティで旨みのある果汁を20℃以下に保ち、野生酵母で約1カ月半醗酵させました。甘味と酸味のバランスが良いタイミングでタンクを冷却して醗酵を止めました。一部のタンクについては混醸です。

〇熟成について
ステンレスタンクで約3カ月熟成。その後、澱引き・ブレンドし、濾過を行いました。

〇瓶詰めについて
澱引き後、メンブレンフィルターによる濾過を行いながらビン詰。

〇味わいについて
フレッシュで赤い果実やほのかな土の香りが調和したチャーミングなロゼワイン。
色合いは輝きのある淡いサーモンピンク。さくらんぼやイチゴ、フルーツトマトの香りに加え、はちみつやローズヒップ、ジャスミン、タバコの葉を複雑に感じます。味わいは程よい甘みを口中で感じ、心地よい軽やかな酸と良く溶け込んだ優しいタンニンが旨味と共にじっくりと広がっていきます。

〇料理との相性
クレソンサラダ、鮭のルイベ、ホワイトアスパラガスのグリエールチーズかけ、ラタトゥイユ、ホタルイカの沖漬け、牡蠣の香草パン粉焼き、キノコのバターホイル焼き、鶏肉とピーマンのカシューナッツ炒め、ぼたん鍋

〇飲み頃について
2022から2026年は、フレッシュな果実味のある味わいが続き、2027年からは、熟成により一体感が増して、ドライフルーツの風味や香ばしさなどが出てくるでしょう。

☆ラベルイラストは原 倫子(はら ともこ)さんです。

引用:ココ・ファーム&ワイナリー

第39回収穫祭記念ワイン 赤

2200円(税込)

タイプ 赤ワイン
品種 メルロ 35% カベルネ・ソーヴィニョン 30% マスカット・ベーリーA 24% ドルンフェルダー 4% 甲州 4% 他 3%
産地 順に長野県高山村、山形県上山、栃木県足利市、大平町、山梨県甲州市勝沼、北海道余市町、群馬県
Alc     12.2%  
酸度   5.1g/L.  
残糖   1.1g/L.
醸造所 ココ・ファーム&ワイナリー
※収穫方法 手摘み
※野生酵母
※低温発酵

軽やかな口当たりとバランスの良いタンニンとまろやかな酸味。
甘やかな香りが広がりますが、キリッと締りのある印象でした。
樽のニュアンスとスパイス香も感じられ、とても満足感のある一本だと思いました。


ワイナリーコメント
〇コンセプトについて
メルロ種やカベルネ・ソーヴィニョン種などいわゆるボルドー品種と日本固有の赤ワイン用葡萄品種マスカット・ベーリーA種などから構成された「第39回収穫祭記念赤ワイン」。
日本各地の農家さんたちの技と健康な葡萄や微生物の魅力が詰まったこの赤ワイン。

〇醗酵について
日本各地で元気に育った適地適品種の選び抜かれた葡萄を、野生酵母で醗酵させました。
マロラクティック醗酵も野生乳酸菌によるもので自然の美味しさをお楽しみいただけます。
熟した葡萄を選果し、良い房だけを除梗後軽く破砕する。
ステンレスタンク、オークタンクに入れ低温状態から徐々に醗酵するよう促す。
ルモンタージュを行いながら、徐々にマストを温めてゆく。
2、3日すると野生酵母による醗酵が自然に始まります。
約1~2週間醸した後、醗酵により出てきたアルコールによって果皮や種子からの成分が程よく抽出されたことを確認後、プレス。
木樽、オークタンクに移し野生乳酸菌によるMLF(マロラクティック醗酵)を促す。

〇熟成について
木樽およびオークタンクで約5〜6カ月熟成。澱引き後、清澄せず、濾過を行いました。

〇瓶詰めについて
濾過を行いながらビン詰。 

〇味わいについて
カシスやイチゴジャム、フルーツトマトの香りにナツメグ、クローブなどのスパイス、木炭やタバコ、カカオ、醤油などのニュアンスも加わり複雑な仕上がりに。
味わいは柔らかいアタックで、全体的に甘やかな果実味と酸がうまくまとまり、余韻に滑らかなタンニンとスパイスの味が続いていきます。

〇料理との相性
ニンジンとレーズンのラぺ、レモンハーブソーセージ、アランチーニ、ポーチドエッグ、蒸し鶏とパクチーのマリネ、鰤の照り焼き、焼き餃子、仔羊の香草パン粉焼き、ピーマンの肉詰め、豚バラ肉のカスレ、蛸とキャベツのアンチョビパスタ

〇飲み頃について
2025年までは、フレッシュな果実味のある味わいが続きます。2026年からは、熟成により味わいにまとまりがでてきて、熟成感と香ばしさが増すでしょう。
暑い時期は少し冷やしても楽しめるフードフレンドリーなワインです。

☆ラベルイラストは原 倫子(はら ともこ)さんです。
引用:ココ・ファーム&ワイナリー

陽はまた昇る 2020

3190円(税込)

タイプ 赤ワイン
品種 タナ 82% カベルネ・ソーヴィニョン 17% メルロ 1%
産地 	山形県上山 南果連協同組合、山梨県北杜市 シティファーム
Alc     12.4%  
酸度   8.8g/L.  
残糖   0.03g/L.
醸造所 ココ・ファーム&ワイナリー
※収穫方法 手摘み
※野生酵母
※低温発酵
生産本数 11,526本

タナ品種由来のタンニンがしっかり表現され、カベルネソーヴィニヨンの存在が骨格を作っています。
口当たりは滑らかで、空気に触れ開けば開くほど果実のうま味を強く感じられるフルボディの赤ワインです。

大きめのグラスで楽しんでほしいですね!デキャンタージュを行い、飲み頃を演出してお肉との合わせなども最高ですね(^^)


ワイナリーコメント
〇コンセプトについて
私たちは西暦2000年前後からはじまった日本の適地適品種の葡萄を捜す旅の途中で、このタナ種の葡萄に巡り会いました。
そして日本で育てることの可能性を感じ、まずはじめに足利にこの品種を植えてみました。その後、可能性を探るべく山形の契約農家に栽培をお願いしたところ初めての品種にもかかわらず、タナ種の栽培を快く快諾してくださいました。
そして土地との相性もさることながら、彼らの経験と技術によってわずか数年のうちに素晴らしい葡萄が収穫できるようになりました。
「陽はまた昇る」困難な時代、明日に希望をつなぎながらゆっくりいきましょう。


〇ぶどうについて
タナ(Tannat)の名はタンニン(Tannin)に由来するようにその渋みが特徴です。
フランス南西部マディラン地方の主要な葡萄品種で現地ではこの葡萄から濃い色の果実味豊かで渋味のしっかりとした長期熟成タイプのワインが数多く造られています。

〇醗酵について
醸造場では葡萄の良さを生かすためシンプルな造りを心がけました。
ワイン醗酵は、野生酵母や野生乳酸菌が働いて、何も加えることなくアルコール醗酵やマロラクティック醗酵が行われました。
熟した葡萄を除梗し軽く破砕して、小型のタンクへ移す。
ルモンタージュを行いながら、徐々にマストを温めてゆく。
2、3日すると野生酵母による醗酵が自然に始まる。
醗酵は高めの温度で進み、残糖がなくなるまで続く。
注意深くルモンタージュを続けながら、十分な色素と風味を抽出。
約2週間醸した後、マストを搾り、ワインを皮と種から分ける。
その後、木樽に移し野生乳酸菌によるMLF(マロラクティック醗酵)を促しました。

〇熟成について
オークの木樽で約12~13カ月熟成。

〇瓶詰めについて
澱引きし、無清澄・無濾過でビン詰。

〇味わいについて
タナ種の果実味や渋味、酸味、カベルネ・ソーヴィニョン種とメルロ種の柔らかな口あたりなどが調和した力強く優しい赤ワインです。色合いは深みのある黒いガーネット。香りはダークチェリーやカシスの黒い果実に、ナツメグや白檀、なめし皮、石灰、スモーキーな香りを複雑に感じます。
舌触りの良いタンニンと滑らかな酸のバランスが良く、余韻に香ばしさと程よい渋みが続きます。

〇料理との相性
こころみ学園産原木栽培椎茸のソテー、炒り銀杏、アスパラガスとポーチドエッグ、豚肉のリエット、穴子の蒲焼き、鱈の焼き白子、ピーマンの肉詰め、豚ひき肉のクミンパスタ、レバニラ炒め、仔羊のロティ、ブフブルギニヨン

〇飲み頃について
2022年から2027年は、果実味とフレッシュな酸を感じる清涼感のある味わいが続き、2028年からは、熟成によりタンニンが滑らかになり、旨味や香ばしさ主体の味わいへと変わっていくと思います。

引用:ココ・ファーム&ワイナリー

風のルージュ 2020

3080円(税込)

タイプ 赤ワイン
品種 ツヴァイゲルト 98% アリゴテ 1% ピノ・ノワール 1%
産地 北海道余市 藤澤農園 75% 小西畑 15% 中川畑 6% 舟窪畑  2%  荒畑 1%荒畑  1%
Alc     12.6%  
酸度   5.1g/L.  
残糖   0g/L.
醸造所 ココ・ファーム&ワイナリー
※収穫方法 手摘み
※野生酵母
※低温発酵
※生産本数14,531 本

完熟した濃い色合いの果実を思わせる香りと酸味。凝縮したベリーのニュアンスを持ち、スパイス香も感じ取れます。
ハーブやスパイスを使用したお料理やソース、焦がし醤油なんかも相性が良いと思います!
温度は17℃くらいでスタート、その後は常温に戻してジューシーな果実味を楽しんでほしい一本です!


ワイナリーコメント
〇ぶどうについて
「2021風のルージュ」は北海道余市の藤澤農園や若い葡萄栽培農家の畑で育ったツヴァイゲルト種を中心にピノ・ノワール種などから構成されています。醸造場ではこの葡萄の良さを生かすため、野生酵母で醗酵させ慎重に樽で熟成させました。

〇醗酵と熟成について
藤澤農園・荒畑・才川畑・舟窪畑の葡萄は、熟した葡萄を選果し、良い房だけを除梗する。
ステンレスタンクに入れ低温状態から徐々に野生酵母にて醗酵するよう促す。
渋みを出しすぎないよう注意深くルモンタージュを行いながら、約 2~3 週間醸した後、醗酵により出てきた
アルコールによって果皮や種子からの成分が程よく抽出されたことを確認後、プレス。
木樽に移し野生乳酸菌による MLF(マロラクティック醗酵)を促す。
オークの木樽で約 12~13 カ月熟成。
小西畑・中川畑の葡萄は北海道岩見沢の 10R ワイナリーにおいて醸し醗酵後プレス。
翌夏、足利にて木樽に移し、約4カ月熟成。

〇瓶詰めについて
 無清澄・無濾過でビン詰を行いました。

〇味わいについて
色合いは濃いガーネット。香りはブルーベリーやダークチェリーなどの果実にトマトや黒胡椒、なめし皮、腐葉土のニュアンスも感じられます。口当たりはフレッシュな果実味や軽快な酸味を感じた後、スパイシーで柔らかいタンニンの余韻が続いていきます。

〇料理との相性
羊油のポップコーン、チリコンカンポテト、たこ焼き、舞茸の天ぷら、鱈のブランダード、カオマンガイ、豚ロースのとんかつ、ボーンマローのポトフ、鹿肉のロティ ケッパーソース、トマトファルシ

〇飲み頃について
2024 から 2027 年は、フレッシュな果実味のある味わいが続きます。
2028 年からは、熟成により一体感が増し、より上品で凝縮感が増すでしょう。

〇コンセプトについて
「風のルージュ」はツヴァイゲルト種主体の赤ワインです。
2008年北海道洞爺湖サミットで採用された「2006風のルージュ」について外務省ホームページには次のように記されています。「1970年代、ウイーン郊外の修道院から北海道にツヴァイゲルトの苗がもたらされたが、その苗が徐々に広がって今ではこの品種のワインが北海道を代表する赤ワインとなりつつある。冷涼な気候を反映した若々しく豊かな果実味とフレッシュな酸と程よい渋味・・・」
北海道洞爺湖サミットから13年、北海道に根づいたツヴァイゲルトの魅力をお伝えできれば幸いです。

引用:ココ・ファーム&ワイナリー

ケルナー・シエスタ 2021 (こころみシリーズ)

3000円(税込)

タイプ 貴腐 甘口白ワイン
品種 ケルナー 97% シルヴァーナ 3%
産地 北海道 余市 荒農園、藤澤農園、才川農園
Alc     12.1%  
酸度   5.6g/L.  
残糖   52.0g/L.
醸造所 ココ・ファーム&ワイナリー
※収穫方法 手摘み
※野生酵母
※低温発酵
※生産本数 7,180本

貴腐葡萄由来の甘く、うま味の詰まった白ワイン。
液体はとろみを持ち、長く果実の余韻をたのしめます。
甘さと酸味のバランスが良く、食事にもしっかり寄り添ってくれます。
キンキンに冷やしてシャープに楽しむも良し、常温で香りをゆっくり楽しむも良し!
仕事おわりの晩酌に!自分へのご褒美に!おすすめです!


作り手さんから
〇コンセプトについて
2021年、北海道余市の契約栽培農家さんたちの畑では収穫の時期に貴腐が現れはじめ、貴腐混じりの収穫になりました。
貴腐とは、葡萄の果皮がボトリティス・シネレア(Botrytis cinerea)という菌(灰色カビ)に感染することによって、葡萄の糖度が高まり芳香を帯びる現象です。
そこで、2021年は特別に、“こころみシリーズ”としてケルナー種のなかでも貴腐菌の付いた葡萄を集めて仕込み、野生酵母でゆっくりと醗酵させてみました。
結果は、まどろむような甘さのとても上質なワインになりました。
南国を思わせるフルーツに加えて、貴腐葡萄を醗酵させた際の蜂蜜のような香りや味が、このワインに複雑さと華やかさを与えています。微生物の営みによってつくられるこの自然の甘さが、安らぎのひとときのためにお役に立ちますように願わずにはいられません。

〇醗酵について
2つの方法で仕込みました。1つ目はフリーランの果汁のみをステンレスタンクに入れ液温を23℃以下で約1カ月、野生酵母で醗酵。
2つ目はやさしくプレスした果汁と除梗した葡萄をプラスチックタンクに入れ1カ月醸しました。
アルコール醗酵により十分に成分を抽出した後、プレス。その後、ステンレスタンクにて野生乳酸菌によるMLF(マロラクティック醗酵)を続けました。
〇熟成について
ステンレスタンクで約6カ月熟成。その後、澱引き・ブレンドし、濾過を行いました。
〇瓶詰めについて
オリ引き後、濾過を行いながらビン詰め。

〇味わいについて
香りは、グレープフルーツやあんず、黄桃などの果実に、はちみつやヴェルヴェーヌ、生姜、サイダーなどの香りが複雑に絡み合います。
味わいは、口中にしっかりとした甘みを感じ、程よい酸が丸みを帯びています。余韻はアルコール由来の辛さとほろ苦さが続いていく。

〇料理との相性
キャロットラペ、パテドカンパーニュ、サーモンとクリームチーズのマリネ、フォアグラのフラン、実山椒の佃煮、蕗の薹の天ぷら、香箱蟹、牡蠣のクリーム煮、アッシェパルマンティエ、宮崎地鶏の炭火焼き、白桃とリコッタチーズのかき氷、金柑のコンポート、サヴァラン

〇飲み頃について
2022年〜2027年は、フレッシュな果実の風味が続きます。
2028年からは、熟成により酸と甘みの一体感が増し、奥深い味わいになると思います。


引用:ココ・ファーム&ワイナリー

風のエチュード 2020

3080円(税込)

タイプ 白ワイン
品種 シャルドネ 74% プティ・マンサン 19% ソーヴィニョン・ブラン 7%
産地 長野県安曇野 ぼーのふぁーむ明科 季来里ふぁーむ・すずき、長野県高山村 角藤農園
、山形県上山 尾形畑 南果連協同組合、長野県大町 あづみアップル、山梨県北杜市 city farm
Alc     11.9%  
酸度   5.4g/L.  
残糖   4.4g/L.
醸造所 ココ・ファーム&ワイナリー
※収穫方法 手摘み
※野生酵母
※低温発酵
※無濾過・無清澄
※生産本数14,678本

濃い果実味と凝縮感。
旨味がダイレクトに舌に伝わり、ブドウの質の良さを感じとることが出来ます。
香りは完熟した蜜のあるリンゴを連想させます。
液体はクリアで雑味はなく、まろやかな酸味でエレガントな印象です(^^)
コスパが本当によく、驚きのクオリティです!


ワイナリーコメント
〇コンセプトについて
演奏のためのエチュード(練習曲)は楽器の練習のために多様な要素が組み合わされ、なおかつ魅力的で多くの人々に親しまれています。
風渡る山の醸造場でつくられた白ワイン「風のエチュード」も、良いワインのために、良い土壌、適地適品種、栽培家の情熱、丁寧な醸造など色々な要素から構成されています。お楽しみいただければ幸いです。

〇ぶどうについて
「風のエチュード」は、シャルドネ種など日本各地の厳選された葡萄でつくる辛口の白ワインです。
葡萄畑で完熟し収穫された葡萄は、注意深く選果され丁寧に搾られます。
シャルドネの味わいの骨格を整えるため、プティ・マンサンを19%、ソーヴィニョン・ブランを7%ブレンドしました。

〇醗酵について
葡萄の個性にあわせてステンレスタンクや樽など移された果汁は、野生酵母による、健康な醗酵を経てワインになります。
房ごと葡萄をやさしくプレスして得られた果汁をステンレスタンクに入れ、野生酵母にて20℃前後の温度でゆっくりと醗酵させ、その後、樽またはステンレスタンク内で野生乳酸菌によるMLF(マロラクティック醗酵)を続ました。

〇熟成について
樽、ステンレスタンクにて約7,8か月熟成。

〇瓶詰めについて
澱引き後、清澄せず無濾過でビン詰。

〇味わいについて
香りはりんご、洋梨、金柑の果実に、はちみつやフェンネル、干し草などを感じます。
滑らかで全体的に心地の良い酸を感じ、ほろ苦さと旨味が口の中にゆっくりと広がっていきます。

〇料理との相性
出し巻き卵、切り干し大根、つぶ貝の刺身、蕪のそぼろ餡かけ、キノコのホイル焼き、アジの一夜干し、イサキのポワレ、赤鶏のたたき、アスパラベーコン、ローストポーク、イチジクのオレンジ風味コンポート、シュークリーム

〇飲み頃について
2022~2026年 フレッシュで豊かな果実味のある味わいが続きます。
2027年からは、熟成により一体感が増して、香ばしさや熟成感も出てくると思います。

引用:ココ・ファーム&ワイナリー

農民ドライ 2021

2000円(税込)

タイプ 白ワイン
品種 ミュラー・トゥルガウ 48 % ケルナー 30 % シャルドネ 17 % ソーヴィニョン・ブラン 5 %
産地 順に北海道余市 、荒農園、長谷川農園、相馬農園、藤澤農園、才川農園、荒農園、山形県上山市、南果連、長野県高山村、角藤農園、高山村ワインぶどう出荷組合
Alc    12.7 %  
酸度   4.3g/L.  
残糖   0.23g/L.
醸造所 ココ・ファーム&ワイナリー
※収穫方法 手摘み
※野生酵母
※低温発酵
※生産本数 27,344本

香りはフルーティーなマスカットを感じさせ、味わいはスッキリした酸味とキレのある「ドライ」な仕上がり!
苦みの余韻がよりカラッとした印象を与えます!
よく冷やして、キレ感をお楽しみください!


ワイナリーコメント
〇コンセプトについて
日本の小粋な白ワイン、農民ドライ。日本各地の腕のいい契約栽培農家の、誠実で地道な農作業から誕生したクリーンで爽やかな白ワインです。

〇ぶどうについて
北海道余市のミュラー・トゥルガウやケルナー、山形県上山のシャルドネ、長野県高山村のシャルドネやソーヴィニヨン・ブランなど、個性的な香りとしっかりした酸の白ワイン用葡萄品種から構成されています。

〇醗酵について
醸造場では、極力シンプルな造りを心がけ、軽く搾って果皮と種を取り除いた果汁を、主にステンレスタンクに入れ、葡萄の香りを逃がさないように液温を22℃以下に保ち、野生酵母で約1カ月醗酵させました。
これらの適地適品種の葡萄を醗酵させ一部混醸した後は、ブレンドしてタンクで熟成。
除梗した葡萄をやさしくプレスして、タンクに入れる。
葡萄の香りを逃がさないように液温を22℃以下に保ち、野生酵母で約1カ月醗酵させました。

〇熟成について
ステンレスタンクで約3カ月熟成。その後、澱引き・ブレンドし、濾過を行いました。

〇瓶詰めについて
軽く濾過してビン詰しました。

〇味わいについて
ライムやパイナップルのフルーツに、花の蜜やヨーグルト、オレガノなどのドライハーブを感じます。
味わいはフレッシュな辛口。
柔らかい果実味をフレッシュな酸が引き締め、余韻にはハーブや柑橘の皮のような程よい渋みとコクが続いていく。

〇料理との相性
お寿司や和食だけでなくバラエティ豊かな日本の食卓によく合う辛口の白ワインです。
わさび菜のグリーンサラダ、グリーンアスパラガスのマリネ、新玉ねぎのお浸し、松茸の土瓶蒸し、かますの塩焼き、蕗の薹の天麩羅、パスタジェノベーゼ、ボンゴレビアンコ、牛タンの塩焼き、アジフライ、桜餅

〇飲み頃について
2022年~2025年は、フレッシュな味わいを楽しめます。
2026年からは、熟成により蜂蜜やハーブなどの香りが強くなり、丸みのある味わいへと変わっていくでしょう。

引用:ココ・ファーム&ワイナリー

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