ココ・ファーム・ワイナリー
風のルージュ 2020
品種 ツヴァイゲルト 98% アリゴテ 1% ピノ・ノワール 1%
産地 北海道余市 藤澤農園 75% 小西畑 15% 中川畑 6% 舟窪畑 2% 荒畑 1%荒畑 1%
Alc 12.6%
酸度 5.1g/L.
残糖 0g/L.
醸造所 ココ・ファーム&ワイナリー
※収穫方法 手摘み
※野生酵母
※低温発酵
※生産本数14,531 本
完熟した濃い色合いの果実を思わせる香りと酸味。凝縮したベリーのニュアンスを持ち、スパイス香も感じ取れます。
ハーブやスパイスを使用したお料理やソース、焦がし醤油なんかも相性が良いと思います!
温度は17℃くらいでスタート、その後は常温に戻してジューシーな果実味を楽しんでほしい一本です!
ワイナリーコメント
引用:ココ・ファーム&ワイナリー
〇ぶどうについて
「2021風のルージュ」は北海道余市の藤澤農園や若い葡萄栽培農家の畑で育ったツヴァイゲルト種を中心にピノ・ノワール種などから構成されています。醸造場ではこの葡萄の良さを生かすため、野生酵母で醗酵させ慎重に樽で熟成させました。
〇醗酵と熟成について
藤澤農園・荒畑・才川畑・舟窪畑の葡萄は、熟した葡萄を選果し、良い房だけを除梗する。
ステンレスタンクに入れ低温状態から徐々に野生酵母にて醗酵するよう促す。
渋みを出しすぎないよう注意深くルモンタージュを行いながら、約 2~3 週間醸した後、醗酵により出てきた
アルコールによって果皮や種子からの成分が程よく抽出されたことを確認後、プレス。
木樽に移し野生乳酸菌による MLF(マロラクティック醗酵)を促す。
オークの木樽で約 12~13 カ月熟成。
小西畑・中川畑の葡萄は北海道岩見沢の 10R ワイナリーにおいて醸し醗酵後プレス。
翌夏、足利にて木樽に移し、約4カ月熟成。
〇瓶詰めについて
無清澄・無濾過でビン詰を行いました。
〇味わいについて
色合いは濃いガーネット。香りはブルーベリーやダークチェリーなどの果実にトマトや黒胡椒、なめし皮、腐葉土のニュアンスも感じられます。口当たりはフレッシュな果実味や軽快な酸味を感じた後、スパイシーで柔らかいタンニンの余韻が続いていきます。
〇料理との相性
羊油のポップコーン、チリコンカンポテト、たこ焼き、舞茸の天ぷら、鱈のブランダード、カオマンガイ、豚ロースのとんかつ、ボーンマローのポトフ、鹿肉のロティ ケッパーソース、トマトファルシ
〇飲み頃について
2024 から 2027 年は、フレッシュな果実味のある味わいが続きます。
2028 年からは、熟成により一体感が増し、より上品で凝縮感が増すでしょう。
〇コンセプトについて
「風のルージュ」はツヴァイゲルト種主体の赤ワインです。
2008年北海道洞爺湖サミットで採用された「2006風のルージュ」について外務省ホームページには次のように記されています。「1970年代、ウイーン郊外の修道院から北海道にツヴァイゲルトの苗がもたらされたが、その苗が徐々に広がって今ではこの品種のワインが北海道を代表する赤ワインとなりつつある。冷涼な気候を反映した若々しく豊かな果実味とフレッシュな酸と程よい渋味・・・」
北海道洞爺湖サミットから13年、北海道に根づいたツヴァイゲルトの魅力をお伝えできれば幸いです。