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Mt Midoriyama Chevaucher l'Eclair 2022‐マウント・ミドリヤマ・シュヴシェ・レクレール

3,960

ワイン名:マウント・ミドリヤマ・シュヴシェ・レクレール 2022
タイプ: ロゼ、ペティアン
生産者:コンピラ・マル・ワインズ(アラスタ・リード &サム・クック)
生産地:オーストラリア、ヴィクトリア
品種:ピノ・ムニエ 50%、シャルドネ 50%
アルコール度:12.0%   

〇ぶどうについて
ビクトリア州キングヴァレー、天空の川と呼ばれるウィットランズ(標高830m)のエミネンス・ワインズの畑で丁寧に育てられたピノ・ムニエとシャルドネを使用したロゼ微発泡(ペットナット)。

〇醸造について
2022年4月25日に収穫し、すぐにプレス。低温で沈殿させた後、ステンレスタンクで澱引き。
ゆっくりと低温発酵を行い、16g/lの残糖でボトリング。
6ヶ月間、澱とともに放置した後、同じ場所で樽発酵させたシャルドネを10%添加。さらに2ヶ月間、瓶内熟成。王冠キャップ。

〇味わいについて
レモンのスライスとフルーツのアロマ、マンダリンとレモンの風味、ピスタチオのようなグリーンのニュアンス。オレンジシャーベットのフィニッシュ。


ワイン名の「Chevaucher l'Eclair」は、スティーブン・キングのディストピアの傑作『スタンド』での一節の「ライド・ザ・ライトニング」のフランス語訳と、メタリカの史上最高のアルバム「ライド・ザ・ライトニング」から引用。
「Mt. Midoriyama」は、海外版「SASUKE」の「Ninja Warrior(ニンジャ・ウォリアー)」のステージの名前で、緑山スタジオが由来。

〇ワイナリーについて
サム(Sam Cook)とアラスター(Alastar Reed )の二人で立ち上げたワイナリー。
2014年からオーストラリア・クイーンズランド州南東部のグラニットベルト(内陸部の海抜811mの地域)でワイン作りを開始。2016年からヴィクトリア州北東部のウィットランズ(海抜868m)に自社畑を手に入れて、現在はヴィクトリア中心に自社ぶどうと買いぶどうでワイン作りを行う。
「minimal intervention and maximum care(極力手を加えず、丁寧に)」をコンセプトに個性的なワインを目指す!

ワイナリー名の「Konpira Maru Wines」は、TBSのスポーツ特番「SASUKE」の完全制覇者、長野誠氏(本業が漁師で「第50金比羅丸」の船長)の他の選手とは異なるトレーニング方法やチャレンジスピリットに感銘を受け、長野氏の船名「金比羅丸」をワイナリー名に。

Voltron 2022‐ヴォルトロン

3,960

ワイン名:ヴォルトロン 2022
タイプ:赤 (ロゼ)
生産者:コンピラ・マル・ワインズ(アラスタ・リード & サム・クック)
生産地:オーストラリア、ヴィクトリア キング・ヴァレー産
品種:ピノ・ノワール(30%)、シラー(30%)、バルベーラ(20%)、ドルチェット(10%)、シャルドネ(10%)
アルコール度:12.0%

【Voltron 2021】
ワインのネーミングは難しいものです。
わたしたちの実績からそのようなことを言うと、間違いなく嘲笑されるでしょうが、事実なのです。
それぞれのキュヴェのプロフィールやストーリーを、それを反映したふさわしい名前に完璧にマッチさせるためには、数週間から数ヶ月かかることもあります。
このクリエイティブなプロセスはとても難しく、何時間も回想し、ググり、頭の中を刺激する必要があります。
ほとんどの場合、最初の子供に名前をつける方が簡単でしょう。
そして、時にはすべてが調和し、世界が正しい、平和であると感じることがあります。
では、5つの畑の5つの品種から造られたスーパーワインをどう呼ぶか?それぞれの品種と畑が独立して輝きながら、調和して、同時に美しくユニークなものを作り出すワイン。
5人の宇宙飛行士が操縦するスーパーロボットにちなんで、このワインを名付けました。
VOLTRONへようこそ。

〇ぶどうについて
ビクトリア州キング・ヴァレー産のピノ・ノワール(30%)、シラー(30%)、バルベーラ(20%)、ドルチェット(10%)、シャルドネ(10%)を使用した赤ワイン。

〇醸造について
ピノ・ノワールは、90%を除梗、10%をホールバンチし、ステンレスタンクで発酵。2週間後にプレスし、古いフレンチ樽へに移す。
シラーは、60%を除梗、20%をホールバンチ20%し、ステンレスタンクで発酵。2週間後にプレスし、古いフレンチ樽へに移す。
バルベーラは、軽く破砕。
ステンレスタンクで発酵。2週間後にプレスし、古いフレンチ樽へに移す。
ドルチェットは、除梗してプレスする前に7日間コールドマセレーション。その後、3週間かけて自然に発酵。
シャルドネは、すぐにプレスし、ステンレスタンクで発酵。沈殿させた後、澱引きして古いフレンチ樽へ移す。
全て5種類ののワインはゆっくりと落ち着かせて沈殿させた後、澱引して、ステンレスタンクでブレンド。2ヶ月間、1つのワインとしてまとまるように澱引きを繰り返して調整。最終澱引きの前に部分的なマロラクティック発酵(MLF)を行い、無清澄、無濾過でボトリング。王冠キャップ。

冷やして飲むようにデザインされた赤ワインですので、冷蔵庫で冷やしてください。
〇味わいについて
チェリーコーラ、プラム、アプリコットの皮のアロマ。
口当たりは軽くフレッシュで、素晴らしい酸味と香ばしいタンニンがほんの少し感られます。
このワインは、羊のチーズから作られるマンチェゴチーズと酸味のあるヴィネグレットを添えた夏の桃のサラダとペアリングすると最高のワインです。

【About Konpira Maru Wines】
サム(Sam Cook)とアラスター(Alastar Reed )の二人で立ち上げたワイナリー。
2014年からオーストラリア・クイーンズランド州南東部のグラニットベルト(内陸部の海抜811mの地域)でワイン作りを開始。2016年からヴィクトリア州北東部のウィットランズ(海抜868m)に自社畑を手に入れて、現在はヴィクトリア中心に自社ぶどうと買いぶどうでワイン作りを行う。
「minimal intervention and maximum care(極力手を加えず、丁寧に)」をコンセプトに個性的なワインを目指す!

ワイナリー名の「Konpira Maru Wines」は、TBSのスポーツ特番「SASUKE」の完全制覇者、長野誠氏(本業が漁師で「第50金比羅丸」の船長)の他の選手とは異なるトレーニング方法やチャレンジスピリットに感銘を受け、長野氏の船名「金比羅丸」をワイナリー名に。

インポーター資料より

Lucky No.5 2022 ‐ラッキーナンバー5

5,280

ロゼ(薄赤)
生産者:アリーズ・ナチュラル・ワイン(トニー・ザフィラコス)
生産地:オーストラリア、ニュー・サウス・ウェールズ
品種:2022年キュヴェのハーベストブレンド(12種類以上のぶどう)
アルコール度: 12.00%
生産本数: 800本

【Aristotelis Ke Anthoula Wine / アリストテレス・ケ・アントゥラ】
Aristotelis Ke Anthoula Wine(アリストテレス・ケ・アントゥラ・ワインは、ザフィラコス一家の趣味から始まったワイナリーです。

1962年にギリシャの小さな村からオーストラリア・シドニーに移住してきた現当主トニーの父アリストテレスと母アントゥラは、ギリシャで自分が作って飲んできたワインが恋しくなり、 1985年にオーストラリアで自分のワインを作り始めました。

それから30年以上が経ち、アリストテレスは息子のトニーと共に、この特別なファミリーワインを一般に公開することを決め、Ari's Natural Wineが誕生しました。

ニュー・サウス・ウェールズ州のサザン・ハイランズを拠点とするAristotelis Ke Anthoula Wineは、可能な限り手を加えず、ワインの個性を最大限に引き出すことで、 ピュアな表情を作り出すことに重点を置いています。

「すべての果実は手摘みで収穫され、心を込めて栽培されています。私たちのワインは、ほとんど機械を使わず、葡萄だけで造られています。手作業で丁寧に醸造し、風味を最大限に引き出すために手間ひまかけています。

発酵には天然の野生酵母を使用し、化学物質や防腐剤は一切加えていません。私たちのワインは、すべて無濾過・無清澄です。
インポーター資料より

Juntos Tinto 2022‐フントス ティント 2022

3,960

タイプ 赤 ブレンド
品種 トレパト 45% ガルナッチャ ネグラ 15% マカベオ 15% チャレッロ 15% パレリャーダ 10% 
産地 スペイン・カタルーニャ産産 
Alc 12.6%
醸造所 アルテザーノ・ヴィントナーズ
販売 GRAPEREPUBLIC
@graperepublicinc

※酸化防止剤無添加
※無濾過
※自然酵母・自然発酵
※要冷蔵
※生産本数1,332本

山形県南陽市にある「山形県で育てたぶどうを使い、天然酵母のみを使用してワインを作る」ワイナリー
【GRAPE REPUBLIC】さんとアドバイザーであるAlex Craighead氏とMike Shepherd氏とグレープリパブリックがスペインのアルテザーノ・ヴィントナーズとの初コラボしたワイン。

フレッシュで、赤スグリを頬張ったような甘酸っぱさがあります!


作り手さんから
〇 醸造について
トレパトは1日果皮を漬け込んだ後、ダイレクトプレス。ガルナッチャ・ネグラは5日間果皮を漬け込み発酵させ、30%を全房にてカーボニックマセレーション。
マカベオはステンレスタンクでダイレクトプレス、
チャレッロとパレリャーダは5日間のスキンコンタクト後、フレンチ・オークの古樽で発酵。
瓶詰め前にブレンド。
無添加、SO2無添加、野生酵母、無濾過、手摘み、有機栽培。

〇味わいについて
香りはフレッシュで、トマトピューレやザクロなどの赤いフルーツにビネガーの要素がほのかに混ざります。
味わいは香り同様フレッシュで、赤スグリを頬張ったような甘酸っぱさがあります。

〇お料理の提案
ワイン同様に甘酸っぱさのある食材や味付けの料理と。
『牛とセロリの赤酢炒め』 『ミニトマトとグリーンオリーブのオイルソースパスタ』

〇温度や提供法について
軽快な味わいのワインなので、セラーから出したてくらいのやや低い温度からスタートしても良いです。
グラスは、香りも味わいもサッパリしたワインのため、コンパクトなものが好ましいです。

〇ヒトコト
スルッと飲める飲み心地の良さが特長のため、抜栓後は早めに飲みきって頂く事をオススメ致します。

引用: GRAPEREPUBLIC

Juntos Blanco 2022‐フントスブランコ 2022

3,960

タイプ 白ワイン
品種 マカベオ 60% パレリャーダ 40%
産地 スペイン・カタルーニャ産 
Alc 11.4%
醸造所 アルテザーノ・ヴィントナーズ
販売 GRAPEREPUBLIC
@graperepublicinc

※酸化防止剤無添加
※無濾過
※自然酵母・自然発酵
※要冷蔵
※生産本数1188本

山形県南陽市にある「山形県で育てたぶどうを使い、天然酵母のみを使用してワインを作る」ワイナリー
【GRAPE REPUBLIC】さんとアドバイザーであるAlex Craighead氏とMike Shepherd氏とグレープリパブリックがスペインのアルテザーノ・ヴィントナーズとの初コラボしたワイン。

レモングラスやレモンピールの爽やかな香りが印象的な白ワインです!


作り手さんから
〇 醸造について
マカベオはスキンコンタクト後、ステンレスタンクにて10日間発酵。
パレリャーダは3日間スキンコンタクトをして発酵後、フレンチ・オークの古樽にプレスして発酵を終えました。瓶詰め前にブレンド。
無添加、SO2無添加、野生酵母、無濾過、手摘み、有機栽培。

〇味わいについて
香りはレモングラスやレモンピールの爽やかな印象から、徐々にハチミツの様なニュアンスが混じります。
味わいは、フレッシュで香り同様の黄色い柑橘の甘酸っぱさがあります。
アフターまで非常にみずみずしく、ブドウの旨味が柔らかく舌に広がります。

〇お料理の提案
ワイン同様に甘酸っぱさのある食材や味付の料理と。
ワインの香りのボリュームに合わせて香りのしっかりしたハーブを利かせた料理と。

◎料理との提案
『生姜を利かせたイカと黄ニラ(もしくはアスバラガス)の炒めもの』
『パセリのジェノベーゼ風パスタ』

〇温度や提供法について
フレッシュさを活かして提供温度は低めに保つのがオススメ。
グラスはワインの軽快なボリュームに合わせてコンパクトなものが好ましいです。

〇ヒトコト
スルッと飲める飲み心地の良さが特長のため、抜栓後は早めに飲みきって頂く事をオススメ致します。

引用: GRAPEREPUBLIC

Sumenjak シュメニャック・リースリング2021

4,730

タイプ/白(辛口度 ★★★★☆)
産地/スロヴェニア、ポドラウィエ
生産者/Sumenjak(シュメニャック)
品種/リースリング
ヴィンテージ/2021
アルコール度数/12.5%
容量/750ml
適温/13~17℃

Taste
ゴールドを帯びた麦わら色です。 杏子やマーマレード、はちみつ香が広がります。
僅かに火打ち石、オイリーなニュアンスも感じられます。とは言っても品種の特徴は殆ど出ていなくて、ブラインドで飲んでまず当てられないと思います。
こっくりとした厚みの中に豊かな果実味が存在します。
ぶどうそのものの躍動感や生命力に溢れ、力強さがみなぎるオレンジワインです。
同生産者の他のワインと同様に、抜栓してから15℃以下の冷暗所で1ヶ月置くと劇的に飲みやすく変化します。

Marriage
《おすすめの料理》屠畜が盛んな内陸部なので、ワインは豚肉料理と合わせることも多い。ハムやソーセージなどの加工食品をはじめ、ポークのグリルや煮込みなど。サモサなどのスパイシーな揚げ物でもワインは負けない。

Wine Making
開放型発酵槽で4日間醸し、オーク樽で12ヶ月熟成。
新樽を30%使用。
ステンレスタンクで自然清澄。
その6ヶ月後の2023年4月に無濾過でボトリング。

Story
はじめましてのシュメニャックは、スロヴェニアの北東、オーストリア国境の近くでワインを造っています。
内陸なので可愛らしいドイツ風の建物(ワイナリー)で、所有する5.5haのオーガニックの畑も、もちろん急斜面にありました。
植わっている品種は、スロヴェニアでは珍しいドイツ系のリースリング、(スロヴェニアでリースリングと言えば、ラスキリースリングが作付け面積はナンバーワン) その他、ミュスカ、シャルドネ、ピノブラン、ピノグリ、ソーヴィニョンブラン、ピノノワールなどです。
「私の主な関心ごとは畑です」そう答えるのは当主のシュレチコ。
マイクロクライメイトと土壌、そして生産者の仕事ぶりがワインに影響を与えることは明確だからです。
「 畑に肥料を蒔いたり、除草剤や合成防腐剤を使用したりしたくありません。ぶどう木への負担は軽くしたいからです。適度な熟度で健全なぶどうを収穫しています」と。
概ねほとんどのワインがマセラシオンされ、発酵と熟成も可能な限り自然に行われます。醸しワインの力強い躍動感・生命力をご賞味くださいませ!!

Sumenjak シュメニャック・シャルドネオレンジ2020

4,730

タイプ/白(辛口度 ★★★★☆)
産地/スロヴェニア、ポドラウィエ
生産者/Sumenjak(シュメニャック)
品種/シャルドネ
ヴィンテージ/2020
アルコール度数/12.5%
容量/750ml
適温/13~17℃

Taste
外観は麦わら色。黄色い花、桃や杏子などの完熟果実の香り。
酸味は円やかでタンニンもスムーズ。
シャルドネの面影を感じさせないワイン。
味わいも濃く飲み応えのあるフルボディタイプ。
同生産者の3本の中では最も丸みを帯びた印象。
ワインからは大きなエネルギーが感じられる。

Marriage
《おすすめの料理》ワ蕎麦の実、そば粉を使った料理。ダンプリングや蕎麦がきも◎スロヴェニアの内陸では日本の1.5倍の蕎麦の消費量を誇る。ロシアに近い国で食されている料理でも良さそう。

Wine Making
開放型の発酵槽で2~4日間醸し、古オーク樽で12ヶ月熟成。ステンレスタンクで自然清澄。その6か月後の2022年1月に無濾過でボトリング。

Story
はじめましてのシュメニャックは、スロヴェニアの北東、オーストリア国境の近くでワインを造っています。
内陸なので可愛らしいドイツ風の建物(ワイナリー)で、所有する5.5haのオーガニックの畑も、もちろん急斜面にありました。
植わっている品種は、スロヴェニアでは珍しいドイツ系のリースリング、(スロヴェニアでリースリングと言えば、ラスキリースリングが作付け面積はナンバーワン) その他、ミュスカ、シャルドネ、ピノブラン、ピノグリ、ソーヴィニョンブラン、ピノノワールなどです。
「私の主な関心ごとは畑です」そう答えるのは当主のシュレチコ。マイクロクライメイトと土壌、そして生産者の仕事ぶりがワインに影響を与えることは明確だからです。
「 畑に肥料を蒔いたり、除草剤や合成防腐剤を使用したりしたくありません。ぶどう木への負担は軽くしたいからです。適度な熟度で健全なぶどうを収穫しています」と。概ねほとんどのワインがマセラシオンされ、発酵と熟成も可能な限り自然に行われます。醸しワインの力強い躍動感・生命力をご賞味くださいませ!!

ROJAC ロヤッツ・レフォシュク2020

4,378

タイプ/赤(フルボディ度 ★★★★☆)
産地/スロヴェニア/イゾラ
生産者/ROJAC/ロヤッツ
品種/レフォシュク(コ)
ヴィンテージ/2020
アルコール度数/13.5%
容量/750ml
適温/17℃

Taste
熟れたプルーンの香りとスパイスが鼻をくすぐる。酸が豊かな品種だが、タンニンも豊富なので突出せず美しいバランスを保つ。アフターに濃厚な果実味を感じ飲み応え抜群!コスパ最高!

Marriage
《おすすめの料理》鰻ざく、酢豚、ビーフシチュー、鹿肉ワインビネガーソース、煮込みハンバーグ、サーロインステーキ。肉とどうぞ。バルサミコ、黒酢など酸味のあるソースが合う。

Wine making
ビオディナミを採用。南東の斜面に植えられた樹齢30年の木。5750kg/ha(1kg/木)の収量で9月の3~4週目にやや過熟気味で収穫される。温度管理をせず(25~30℃)開放型の大樽で15日醸す。その間は4時間おきに手動でパンチングダウン。フレンチ&スロヴェニアのニュートラルな小樽と大樽で18ヶ月熟成。目減り分に補酒をしない。ノンフィル、ノンコラ。カレンダー(?)により2022年11に月光の元でボトリング。

Story
「美味しい赤ワインが造りたい!」
ROJAC(ロヤッツ)は、スロヴェニア西部のプリモルスカ地方、イストラ地区の港町イゾラに本拠地を置きます。海岸から東に進むとなだらかな丘があり、その峰には黒ぶどうの畑が広がります。この土地で何世代にも渡って、ワインを造ってきたのがROJACです。1980年代、品質が悪くて美味しくないという理由から、スロヴェニアでは赤ワインにコーラを混ぜて飲んでいました。このような飲み方は、いかなる生産者も歓迎しないでしょう。それから半世紀弱の時が経ち、品質は向上しつつも、大抵のスロヴェニアの生産者は、沢山の白ワインの中に少しだけ赤ワインを造っています。このことからもわかるよう、スロヴェニアは冷涼なワイン産地のため、7:3で白ワインを得意とする国です。赤ワインは白ワインと比べると、バラエティが極端に少なく、その選択肢の狭さと価格の高さから、現地でも白ワインに手が伸びてしまいます。実際、同じメーカーの赤白が並んでいたら、90%のスロヴェニア人は白を選びます。そこにはそれぞれ理由があるのでしょうが、スロヴェニアでは白(オレンジ含む)が一般的なのです。それを打破しようと60年前の祖父の時代から奮闘してきたのがROJACです。「〇〇の赤ワイン飲んだ?あんなに美味しい白&オレンジワインを造るのに、赤ワインは所詮あのレベルなんだ」と当主ウロスはお友達のワイナリーを平気でディスります。彼は「美味しい赤ワイン造り」に命をかけてきたのですから、評価がシビアになるのも無理ありません。

白ワイン(=オレンジワイン)がメジャーな国で、マイナーな赤ワインを手掛ける。何世代にも渡った、このチャレンジ精神には脱帽です。スロヴェニアは国土の46㎞をアドリア海に面しています。イストラ地区は地中海性気候の影響を受け、多雨で暑いのが特徴です。真夏の照りつけるような日差し、朝晩の寒暖差、海風が吹き付ける丘の斜面。ここでは豊かな酸と糖を含んだ、良質なぶどうが栽培できます。好条件が揃いにも揃い、イストラはスロヴェニアの赤ワイン全生産量の46%を誇っています。赤ワインに使用されるレフォスクは、ローマ時代より前に、タジキスタンやウズベキスタンから伝わった品種です。のちにイタリアに伝播してレフォスコと呼ばれるようになりました。平均樹齢30年、果皮の色が濃く、酸が豊かです。果汁は糖度計で30度と、とても甘いのですが、この品種は酸がしっかりとあるので、実に良いバランスです。ぶどう木1本から約1kgの収量を守ります。

天然酵母を使用して、温度管理をせず(25~30℃)、開放型の大樽で15日醸します。4時間/日かい棒を使用して、手動でパンチングダウン(二酸化炭素によって液面に浮いてきた果帽を果汁に沈める作業)を行い、果皮の色と成分を果汁に抽出させます。その後、18ヶ月フレンチオーク&スロヴェニアオークの古い小樽とステンレスタンクを併用して熟成させます。畑のテロワールとぶどう品種の個性を引き出すため、新樽は使用しません。樽の風味が全てをマスキングしてしまうからです。また、熟成期間中、樽から蒸発してワインは目減りしますが、その分を補酒(リザーブワインを使って補填)するのを控えます。更に6ヶ月ステンレスタンクで熟成させます。自然沈殿で清澄するのを待ち、上澄みだけを移し替えます。フィルターはかけません。カレンダー(種まきカレンダー?ビオディナミカレンダー?)により、月光の元で2022年11月にボトリングされました。

「スロヴェニアで1番美味しい赤ワインを造るのは、ROJACだ!」そう、ウロスはキッパリ断言します。スロヴェニアでここまでのものを造り上げるのは、並大抵なことではありません。恐れ入りました。だって彼のワインは、思わずニヤけるほど、美味しいのですもの。ウロスの赤ワインに向き合う真摯な姿勢に心撃たれました。今飲んでも、もう少し寝かせて置いても楽しめる極上の赤ワインです。是非ご賞味下さいませ。

ZARO ザロ・ビアンカ泡2022

4,290

タイプ/白泡(辛口度 ★★★★☆)
産地/スロヴェニア、プリモルスカ
生産者/ZARO(ザロ)
品種/ビアンケーラ・マルバジア・シャルドネ
ヴィンテージ/2022
アルコール度数/11.5%
容量/750ml
適温/6~16℃
生産本数/4000本


Taste
青りんご、黄りんご、黄プラムの香りが広がります。ドライでフレッシュな印象です。まるで甘くないぶどうジュースのよう。りんご酸がイキイキと感じられます。1日置くと味わいに落ち着きと重厚感が出てきます。泡が抜けても、”オレンジワイン”(スティルワイン) として楽しめるお得な1本です。底の方は滓の旨味が強くて美味しいです。

Marriage
フレッシュでミネラルが豊富なので、魚貝全般とよく合います。鮮魚のカルパッチョ、シーフードサラダ、酢の物、南蛮漬け、イカやタコのフリット、野菜の天ぷら、アジフライ、魚の唐揚げ、フレンチフライなど。なんだか揚げ物が無性に食べたくなるワインです。後味の滓の味わいと魚の旨味もドンピシャです。

Attention
ガス圧がシャンパーニュ並みに強いペットナットです。抜栓時に噴きこぼれる恐れがありますので十分にご注意下さい。

揺れ・振動は厳禁。そーっと動かす。お迎え直後は最低3日、暗所で安置する。
① 冷蔵庫でキンキンに冷やす。(6℃)
② 斜め45度に傾けて栓抜きで開ける。
③ 必ず受け皿・器の上で開栓する。
楽しく召し上がれ!!

Wine Making
ビアンケーラ/Bianchera主体のペットナットです。ビアンケーラはとても古いイストラの土着品種です。豊かな酸を兼ね備えているので、マルバジアのブレンドとして使われてきました。このワインにもブレンドされているマルバジアは、イタリア、クロアチアでもメジャーな品種です。プリモルスカ地方では第5位、イストラ地区では第2位の栽培面積を誇ります。8月20日に収穫して、ステンレスタンクを用い、果汁に果皮を漬け込む「醸し」を数日ほど施しました。残糖がある状態で9月4日にボトリングを行っています。10月5日前後まで発泡は続き、12月初旬には完全に発酵が終了しました。スロヴェニアにおいてペットナットの格付けは、最下位のDezelno vino、いわゆるカントリーワインです。フランスで言うところのVin de paysにあたります。スロヴェニアではペットナットのような滓引き、清澄なしの濁りワインは、全てカントリーワインです。この話をマテーシュとしていたら、「今や格付けシステムは古で、誰もそれに則って行動しません。もし格付け最上位のKakovostno ZGPを名乗ろうものなら、デゴルジュマン(滓引き)をして、4本のボトルを検査機関に送らなければなりません。そうしてはじめて、Kakovostno ZGPが与えられます。でも私たちは、はなから格付けに興味がありません。美味しくてみんながこのワインを好きでいてくれたら、それが何よりです」と。肩書き以上に信念やハートを大切にするスロヴェニア人。本質を貫いた格付け規定外のペットナット。生産者の人となりが表れたワインです。ぜひご賞味下さい。


Story
ZAROは1348年からスロヴェニア南西部のイゾラという港町(イストラ地区)でワインを造り続けています。創業700年の歴史を誇り、イストラ半島では最古のワイナリーです。設立当初は2haのオリーブ畑からはじめて、今やワイン産業がメインとなりましたが、ぶどう畑とオリーブ畑を合わせて20haほど所有しています。0.5ha以下の小規模な生産者が多いスロヴェニアでは、20haは広大ですが、全て家族で切盛りしています。

 先祖から代々受け継いだ伝統を今に伝えます。畑の耕作や醸造においては、より良いワイン造りを求めて、現代的なアプローチでアップデート&アップグレードしてきました。ZARO家の長い歴史の中で、スロヴェニア共和国が誕生する以前の社会主義国家時代は、生産者の元詰めが禁止されていました。1991年に旧ユーゴスラビアから独立すると、ZARO家でも1994年より栽培からボトリングまでを一貫して行うことになりました。近年では2015年に世代交代し、現在は32歳の若きマテーシュを筆頭に、ワイン造りに精を出しています。

春から秋にかけて、ZAROの畑は色とりどりの花畑と化します。蝶が舞い沢山の生き物の住処となります。雑草(カバークロップ)は表土を守り、土壌の水分を保ちます。畑はPH7~7.2の中性の土壌で、貝殻も見られます。海岸からわずか1キロメートルの距離で、昔はこの一帯は海の底でした。そのため土壌にはミネラルが豊富で、それらはワインにも影響を及ぼしています。80%の畑が35~45°の丘の傾斜の中腹に広がり、全て南に面しています。1日(10時間/日以上と)長きに渡り太陽を浴び、十分な日照量が確保できます。斜面を海風が吹き付けるので、湿気は低くぶどうはカビなどの病気からも守られます。

 ZAROは各々のキュヴェで、目指すワインのスタイルによって、ぶどうの房数や葉の枚数をコントロールしています。また、畑の区画、収穫のタイミング、選果基準を変えています。例えば黒ぶどうのレフォシュクでは、フレッシュなロゼワイン用には、酸味がピークの9月上旬に収穫します。同じ品種でも上級キュヴェの赤ワイン用には、糖度が最高になるまで待ち、水分が凝縮されて果皮にシワがよるまで待って摘みます。果汁は糖度計で30度あります。とても甘いのですが、この品種は酸が豊かなので、実に良いバランスです。「ワインの全てはぶどうからはじまる」とZAROは信じています。

 どんな理由で自然派ワインを造っているのか質問しました。ワインを哲学する時、好きが根底にあることが大切だとマテーシュは語ります。食品に厳しいスロヴェニアは、オーガニック産業の先進国です。自然に沿ってぶどうを育てワインを造るのが重要だと彼は答えました。熱心に先輩たちから学ぶ若者の姿勢、困った時にはお互い助け合い、イストラの生産者ネットワークには、現代では希薄になってしまった人間関係が密に感じられます。チャレンジ精神が旺盛な世代が、これからもスロヴェニアのワイン業界を牽引していくことでしょう。ZAROマテーシュもその一人と想像します。

KABAJ カバイ・シビピノ2019

4,950

タイプ/白(辛口度 ★★★★☆)
産地/スロヴェニア、プリモルスカ
生産者/KABAJ(カバイ)
品種/ピノグリ(=シビピノ)
ヴィンテージ/2019
アルコール度数/13%
容量/750ml
適温/17℃

Taste
サーモンカラーの外観がまさしくオレンジワインです。スワリングすると繊細な小花、カリンの香りが上がってきます。幾分かヴィンテージが2019年と若いため、アタックは軽めな印象です。滑らかな酸の中にもコクと果実の厚みがあり、心地よい苦みと旨味をアフターに残します。収穫から3年ほど経過していますが、まだまだフレッシュなワインです。それでもしみじみと心に染み渡る滋味さがあります。365wine不動の人気のオレンジワイン。今飲んでも美味しいし、今後も楽しみなキュヴェです。オレンジワインが少し苦手な方でも、今までと違う味!美味しい!と喜んで頂ける1本です。


Marriage
《おすすめの料理》比較的、合わせるメニューを選びません。寿司、筑前煮、カレイの煮付、肉じゃが、焼鳥(タレ)、白身魚のムニエル醤油ソース、クスクス、餃子など醤油を使った料理と相性が良いです。「醤油と結婚しますか?」と尋ねたいぐらいのナイスカップルです。


Wine Making
2014年から毎年欠かさずに仕入れている365wineの定番ワインです。日本に3度も来日している、言わずもがなKABAJワイナリー、当主ジャンの自信作です。KABAJのワインリージョンは、フリウリの隣のゴリシュカ・ブルダです。100年前からこのエリアでは、果皮を醸したワインが造られています。KABAJもオレンジワインを得意としています。アンフォラを使った白ワインや赤ワインを含め、全てのワインを醸して造っています。シビピノはピノグリのことです。スロヴェニア語でSiviは灰色(グレー)、つまりフランス語で言うところのグリです。シビピノの樹齢は30年ほどです。2019年は暑い年だったので干ばつで収穫量は40%減です。過去何十年ものストックが何十万本とセラーにあるので、この程度の不作は問題ではないとジャンは言いました。収穫後は破砕して果皮ごと2週間ほど醸します。その間、発酵層上部の蓋は完全に外します。酸素が供給され過ぎるのでバトナージュは施しません。その代わりルモンタージュ(=ポンピングオーバー、ポンプでタンク底の果汁を吸い上げタンク上部から注ぎ入れて、果帽を循環させる方法)をします。醸す時間を長くとることによって、赤ワインと見間違えるほどの豊かなタンニン、鮮やかな色味を帯びます。味わいにおいては、フルーティーさ(ぶどう自体の風味とブーケ)とミネラルさを兼ね備えます。その後、225リッターのフレンチオークで18ヶ月熟成させました。月光の元3000リッターのタンクで清澄、軽くフィルターをかけ収穫から3年後にボトリングしました(プロシュート並みに時間をかけて完成です)

Story
最も古く、最も新しいワイン造り
KABAJがスロヴェニア全土で注目されている理由の一つが、ジャンがフランス人であるからかもしれません。ジャンはボルドー出身で若いころからワイン造りに身を置いてきました。ボルドーを皮切りに、イタリア、ジョージアと修業に繰り出します。最終的にはスロヴェニア人と結婚して、イタリアとスロヴェニアの国境の街、ゴリシュカ・ブルダで落ち着きました。その類まれな人間力から、時に人々を遠ざけ、また魅了してきました。韓国人インポーターのフィリッポを除いては、ジャンをコントロール下に置くことは家族ですら不可能です。ジャンに関して困った時は、皆フィリッポを頼りにします。彼のことをよく知る人の間では、【破壊と創造のジャン・ミッシェル・モレル】と呼ばれています。スロヴェニアではジャンの名を知らぬ者はいません。実にクレイジーで賢い男です。コミュニケーション能力にも優れているので、7ヶ国語を器用に使い分けられます。持ち前の営業力から、KABAJワインの95%はEUやアメリカなどの海外で消費されます。造り手にしては珍しく、腕が良いだけでなくPR推進力と2足のわらじを履きこなしています。そんな個性的でぶっ飛んだ人が造るのがKABAJワインです。

かねてからジャンは、まっすぐな姿勢でワインを造ってきました。奥さまカティヤの実家であるKABAJ家の歴史を尊重し、自然を慈しみ、一切の妥協もなくワインと向き合ってきました。ぶどうは農作物なので、その年によってクオリティも収量も異なります。ヴィンテージ毎のバラツキが甚だしく、この年は99点で別の年は30点と、年の差があるのは自然の産物だから仕方がないことだ。という生産者もいます。ジャンに言わせれば、それはナチュラルワインに甘んじるような造り手で、単に醸造技術が低いのだろうと。自身の失敗を天候や食材などの条件のせいにするようなシェフは、プロとは言えません。量産される工業ワインを除いて、通常は多少なりとも年の差は表れます。ところが、さほどヴィンテージを感じさせないのが、ジャンのワインです。試飲なしで仕入れができる唯一のワイナリーです。ワインはとても安定しているのです。その安心の裏には、私たちの想像をはるかに超える、細心のケアと愛情があります。

数々の研修地の中でも、とりわけジャンはジョージアワインに感化されました。わざわざジョージアからアンフォラ(クヴェヴリ)を陸送して、カーヴに埋めるほどの熱の入れようです。アンフォラを使用するワイナリー25社から結成される、『XELOBA KARTULI協会』のメンバーでもあります。彼らの共通の想いは、ワインの起源である「昔ながらの自然なワイン造りへの回帰」です。古代の技術を現代のワイン造りにも取り入れることを目的とし、日夜、その研究と促進に取組んでいます。このワイン造りは最も古く、かつ最もモダンです。赤ワインのように果皮ごと醸造を施した白ワイン(オレンジワイン)をスロヴェニアでは、”After old wine”と呼んでいます。昔のワインのその後・・・・、まだまだ生産者たちの挑戦は続きます。

土壌はワインの前身で、最もワインに影響を与えています。ミネラルが豊富で健全な土とハイクオリティのぶどうありきの考えで、最高のぶどうから最高のKABAJワインは造られるのです。土壌のテロワール以上に、ジャン自身の個性(キャラクター)がワインに具現化されていると感じます。「自分が手掛けたワインは、他の誰よりも自分が愛さなければならない」とジャンは語ります。ワインそのものが、ワイン造りにおける哲学を示しています。KABAJの世界を知るには、ワインを飲むのが一番わかりやすいです。シビピノがきっかけで、私たちはKABAJワインとジャンのことが大好きになりました。先ずはKABAJの代表作からお試し下さい。

KABAJ カバイ・ティベティア2020

4,290

タイプ/白泡(辛口度 ★★★★☆)
産地/スロヴェニア、プリモルスカ
生産者/KABAJ(カバイ)
品種/マルバジア
ヴィンテージ/2020
アルコール度数/13%
容量/750ml
適温/6~16℃

Taste
オレンジワインを泡にしました。『滓』の魅力が存分に味わえるナチュラルワインです。青りんご、洋なしなどの清々しいアロマ。販売中の2019年と比べて、2020年は酵母によるクリーミーさや旨味がUPしています。前年度より「優しさ」をワインから感じます。味わいの変化が面白く、飲みはじめは酸がフレッシュで軽快&爽快。ボトル底に進むにつれて、次第に滋味深さや味わいの濃さが現れます。親しみやすさは満載です。泡が抜けてからも美味しい、いやむしろ故意に泡を抜いても良いぐらい、オレンジワインとしても楽しめる一石三鳥のワインです。

Marriage
《おすすめの料理》あん肝ポン酢、白和え、がんもどきの煮物、筍の土佐煮。前年と同様に小籠包、餃子、豚まん、ロールキャベツなど、中に挽肉が詰まった料理もよく合います。滋味な挽肉の旨味にワインが優しく寄り添います。

Attention
ガス圧がシャンパーニュ並みに強いペットナットです。抜栓時に噴きこぼれる恐れがありますので十分にご注意下さい。

揺れ・振動は厳禁。そーっと動かす。お迎え直後は最低3日、暗所で安置する。

Wine Making
3度の来日を経験しているKABAJワイナリー、当主ジャンが手掛けるオレンジワインのペットナットです。ぶどうは収穫後、破砕して7日間果皮ごと醸されます。残糖が20g/Lになったところで、ボトリング(2021年1月10日)してその後の発酵を瓶内で施します。二酸化炭素がワインを酸化から守ってくれるので、亜硫酸は無添加です(ただし、酵母の副生成物として総亜硫酸は7㎎/L含有)また、5気圧以上の高圧なので、王冠栓を開ける際は、十分にご注意下さい。動かした直後や冷却が不十分な場合、開栓と同時にワインが噴き出します。抜栓直後よりも3日~1週間ぐらい置いた方が、より美味しく感じられます。

Story
最も古く、最も新しいワイン造り
KABAJがスロヴェニア全土で注目されている理由の一つが、ジャンがフランス人であるからかもしれません。ジャンはボルドー出身で若いころからワイン造りに身を置いてきました。ボルドーを皮切りに、イタリア、ジョージアと修業に繰り出します。最終的にはスロヴェニア人と結婚して、イタリアとスロヴェニアの国境の街、ゴリシュカ・ブルダで落ち着きました。その類まれな人間力から、時に人々を遠ざけ、また魅了してきました。韓国人インポーターのフィリッポを除いては、ジャンをコントロール下に置くことは家族ですら不可能です。ジャンに関して困った時は、皆フィリッポを頼りにします。彼のことをよく知る人の間では、【破壊と創造のジャン・ミッシェル・モレル】と呼ばれています。スロヴェニアではジャンの名を知らぬ者はいません。実にクレイジーで賢い男です。コミュニケーション能力にも優れているので、7ヶ国語を器用に使い分けられます。持ち前の営業力から、KABAJワインの95%はEUやアメリカなどの海外で消費されます。造り手にしては珍しく、腕が良いだけでなくPR推進力と2足のわらじを履きこなしています。そんな個性的でぶっ飛んだ人が造るのがKABAJワインです。

かねてからジャンは、まっすぐな姿勢でワインを造ってきました。奥さまカティヤの実家であるKABAJ家の歴史を尊重し、自然を慈しみ、一切の妥協もなくワインと向き合ってきました。ぶどうは農作物なので、その年によってクオリティも収量も異なります。ヴィンテージ毎のバラツキが甚だしく、この年は99点で別の年は30点と、年の差があるのは自然の産物だから仕方がないことだ。という生産者もいます。ジャンに言わせれば、それはナチュラルワインに甘んじるような造り手で、単に醸造技術が低いのだろうと。自身の失敗を天候や食材などの条件のせいにするようなシェフは、プロとは言えません。量産される工業ワインを除いて、通常は多少なりとも年の差は表れます。ところが、さほどヴィンテージを感じさせないのが、ジャンのワインです。試飲なしで仕入れができる唯一のワイナリーです。ワインはとても安定しているのです。その安心の裏には、私たちの想像をはるかに超える、細心のケアと愛情があります。

数々の研修地の中でも、とりわけジャンはジョージアワインに感化されました。わざわざジョージアからアンフォラ(クヴェヴリ)を陸送して、カーヴに埋めるほどの熱の入れようです。アンフォラを使用するワイナリー25社から結成される、『XELOBA KARTULI協会』のメンバーでもあります。彼らの共通の想いは、ワインの起源である「昔ながらの自然なワイン造りへの回帰」です。古代の技術を現代のワイン造りにも取り入れることを目的とし、日夜、その研究と促進に取組んでいます。このワイン造りは最も古く、かつ最もモダンです。赤ワインのように果皮ごと醸造を施した白ワイン(オレンジワイン)をスロヴェニアでは、”After old wine”と呼んでいます。昔のワインのその後・・・・、まだまだ生産者たちの挑戦は続きます。

土壌はワインの前身で、最もワインに影響を与えています。ミネラルが豊富で健全な土とハイクオリティのぶどうありきの考えで、最高のぶどうから最高のKABAJワインは造られるのです。土壌のテロワール以上に、ジャン自身の個性(キャラクター)がワインに具現化されていると感じます。「自分が手掛けたワインは、他の誰よりも自分が愛さなければならない」とジャンは語ります。ワインそのものが、ワイン造りにおける哲学を示しています。KABAJの世界を知るには、ワインを飲むのが一番わかりやすいです。彼のワインがきっかけで、私たちはワインとジャンのことが大好きになりました。機会がございましたら、ぜひご賞味下さいませ。

GONC グンツ・キャンバスロゼ2021

3,960

タイプ/ロゼ泡(辛口度 ★★★★★)
産地/スロヴェニア
生産者/Gonc(グンツ)
品種/ピノノワール
ヴィンテージ/2021
アルコール度数/12%
容量/750ml
適温/8~12℃
亜硫酸無添加
天然酵母

Taste
赤黄青リンゴ、ライムなどのすっきりシャープな香り。細やかに溶け込んでいる気泡が弾むような高揚感をもたらす。ヨーグルトと酵母のニュアンス、微妙なスパイスと新鮮な土っぽさがワインにエッジを与える。清涼感があってドライ。
 
Marriage
《おすすめの料理》ハンバーガーやBBQでグリルしたお肉がおすすめとGONC、きめ細やかな泡とこのミディアムボディにはハンバーガーとも十分な重量感だそう。マグロの刺身(わさび&塩)やトマト料理、赤パプリカをオーブンでじっくり焼いたものなど、野菜の旨味とも相性が良い。


Wine making
ロゼのペットナット。亜硫酸無添加。王冠栓にもデザインが施され生産者GONCペーターの音楽(ROCK)好きが感じられる。エチケットにはペーターと母親が描かれている。最愛の母に贈る1本!!

Story
最高のワインラバーは最高のワインに値する  -Peter Gonc GONC(グンツ)ワイナリーの歴史は1936年に遡ります。先代の曽祖父がハンガリーとの国境にあるDobrovnik村で、ぶどうの苗木を植えたのがはじまりです。現在は4代目の若き当主 Peter Gonc(ペーター・グンツ)に受け継がれ、スロヴェニア第2の都市Mariborの近くのPtuj村でワイン造りに励んでいます。

世代をこえて守り継がれた11haの畑では、ぶどう栽培から瓶詰めまでを家族で行います。『母なる自然』との結び付き、その歩みに耳を傾け、逆らうことなく従うことを心がけてきました。そんな信念は、天然酵母に任せたワイン造りや、添加物なしにナチュラルなワインを造ることに繋がります。自然なワイン造りこそが、土壌のポテンシャルやその年の気候、ひいては情熱をも表現できるとPeterは信じています。

真面目にGONCワイナリーをご紹介してきましたが、つまらないと思いました。実につまらない!!非常にありきたりな内容で、面白くない!と気が付きました。これを書いている本人がそのように感じるのですから、きっと皆様はもっとウンザリされているだろうと想像します。では、ここからはGONCのキャラクターに合わせて、ファンキーに参りましょう!

ひとつ面白い話があります。ワイナリー名の誕生の秘話です。GONCの名前は、彼らがプロデュースしたハンガリー産の樽の名に由来しています。樽は136Lの小樽です。他のGONCワインのエチケットにも「G」「1」「3」「6」という英数字が点で表現されていたり、アイコンや水玉で表されていたりします。点(ドット)は数えたら個数はわかりますが、その数はワイナリー名に由来する樽のリッター数「136」に辿り着きます。疑うつもりはありませんでしたが、鉛筆で×印を付けながら、地道に点やアイコンをカウントしました。はたから見たら相当変な人です。数えたら本当に136個ありました。ワインは136のドットからできており、1つのドットは1Lを示します。GONCのエチケットをゆっくり眺めると、色々な発見があり、なかなか興味深いものです。

もうひとつGONCのユニークな一面をご紹介します。Peterは典型的なロックミュージックのファンです。彼のクリエイティブなワイン造りに“良い音楽”は不可欠です。Toploader、Steppenwolf、Ram Jamなどを発酵中のワインに聞かせています。ノリノリのリズムでワインを造っている当主を想像しました。ワインが音楽と出会えば、それは心が揺さぶられるようなファンタスティックな組み合わせで、良い曲なくしては、良いワインが造れないと言います。マジですか。Peterには良い音楽を聴かせなければ!笑 彼の造る白ワインは燃料(給油)のようで、容赦なく人々の心と舌にかがり火を灯します。躍動感やエネルギーが半端ありません。段々とGONCのワインが飲みたくなってきた頃だと思います。この辺りで結びに入りましょう。ここまで書いておきながらですが、Peterが伝えたいのはワインの解説ではありません。実際にワインを飲んでその声を聴けば、きっと貴方だけのGONCの音色を聴くことでしょう。多くは語りません、先ずは飲んで感じてみて下さい。

ゼロ・ドーズ 2017

4,620

タイプ 白泡
ぶどう ピノ・グリ70%、ピノブラン30%(樹齢40年)
地質 シルト質・片麻岩質
酸化防止剤無添加
瓶内二次発酵

グラン・クリュ・プラエラテンベルグのぶどうを手摘みで収した後混醸。
瓶内二次発酵はピノ・グリのジュースを使用し48ヶ月のシュール・ラット。
ドザージュなし、SO2無添加。
繊細な泡立ちで複雑味タップリ。
しっかりとした味わいだが、果実の厚みも感じられフレッシュな酸がエレガント。
バランスが綺麗に取れている、フレッシュ感もあるクレマン。
料理とのマリアージュ:タルト・ガレットデロワ

850年の歴史を持つオルシュヴィレール村のオー・クニグスブーグ城の麓に建てられてこのドメーヌ・エンゲルは、1958年に設立されました。
今現在は1995年生まれのピエールと、彼の兄であるジャックが経営しています。
畑作業は兄が、ピエールは醸造に情熱を燃やしています。
所有する13ヘクタールのうち8ヘクタールはグラン・クリュのプラエラテンベルグにあり、他はその周りを取り囲むように広がっています。
ピエールの叔父もドメーヌに参加しており、彼が生み出す設備はオリジナル物ばかり。
畑作業がよりスムーズに行えるため、ドメーヌの装備を独学で改良!
ピエールと兄のジャックは、大会などにも出場したほどラグビーが大好き。
二人はそれぞれ大学へ行き、ピエールは経営を学びます。
卒業後マルセル・ダイス氏のところで修行を始め、ジャックは銀行でしばらく働きます。
その後、ジャックはアンドレ・オステルタグ氏の元で学び、ブドウ栽培免許を獲得。
オステルタグの影響で、ジャックは畑にビオディナミを取り入れており、2022年からはデメテールラベルを取得。
彼らのファーストヴィンテージの2018年は、とてもジューシー。
2020年は、非常に暑く太陽が多かった年でなかなか難しいヴィンテージでした。
2021年は今までで最高の出来の年。
そして2022年は、暑くて太陽の年でしたが20年の経験を生かし、通常より一週間収穫を早めました。
彼らはワインによってラベルを変えています。
彼の友達がデザインしたり、イタリアのアーティストに頼んだりとさまざま。
ピエールは直感やフィーリングを大切にしがら、ワイン造りに向き合っています。
「テロワールが生み出す、ピュアなワインを造ること」が彼の哲学。

シルヴァネール・マナラ・マセラシオン2020

4,620

タイプ 白ワイン
ぶどう シルヴァネール100%(樹齢60年)
地質 石灰岩土壌
野生酵母
So2無添加

グラン・クリュ・シュタイネールのシルヴァネールを手で収穫後、除梗し、ステンレスタンクにて9日間のマセラシオン。
プレス後タンクにて熟成。
繊細な酸味を感じさせるオレンジコンフィのアロマとジューシーで旨味のある味わいが程よい渋みとうまく調和され心地よい口当たり。
余韻は非常に長く、わずかな塩味とコショウを感じさせます。精
緻で完成度の高いワインです。

2016年8月にコルマールの近くインガースハイムに設立された新しいドメーヌ。
イルサンジェ家の娘カトリーヌ・イルサンジェとメゾン・ジャン・フルーデンライヒの息子ラフェエル・マルシャルが結婚。
そこにカトリーヌの弟ダニエルが加わり、2つのドメーヌを統合する形でドメーヌ・ド・ランヴォルとして生まれ変わりました。
以前ラファエルは協同組合で働いており、カトリーヌの両親はその農協へブドウを販売していました。
数年後、ラファエルは、協同組合での造りが正しい表現方法だとは感じなかったため、自分でワインを造る決心をします。
ラファエルとカトリーヌはすでに結婚を考えていいたため、家族みんなで彼のワインを試し、彼に醸造を託すことに決めドメーヌ名を「ランヴォル(飛び立つ)」と名付けました。
イルサンジェ家はもともとオーガニック栽培をしており、2010年にオーガニック認証を翌年にはビオディナミ-認証を取得しています。
グラン・クリュは、シュタイネール、フロリモン、ヴィネック・シュロスベルグの3つを所有しています。
2018年のADVINI主催の「未来のテロワールとワイン生産者」コンクールで準優勝に選ばれ、2019年5月のミシェル・ベタンヌ&ティエリー・ドゥソーヴのワインサロン「ル・グラン・テイスティング」でも明日のワイン生産者として招待され、その将来を期待されています。
また、クリスチャン・ビネールのネゴス「レ・ヴァン・ピルエット」のメンバーでもあります。

ビュル・ド・ミュスカ

4,730

タイプ 白泡
ぶどう ミュスカ・オットネル100%
地質 シルト質壌土
So2無添加

手摘みで収穫したブドウを野生酵母にてステンレスタンクで発酵。
アンセストラル方式。SO2無添加。
華やかな香りいっぱいの辛口ペットナット。

2016年8月にコルマールの近くインガースハイムに設立された新しいドメーヌ。
イルサンジェ家の娘カトリーヌ・イルサンジェとメゾン・ジャン・フルーデンライヒの息子ラフェエル・マルシャルが結婚。
そこにカトリーヌの弟ダニエルが加わり、2つのドメーヌを統合する形でドメーヌ・ド・ランヴォルとして生まれ変わりました。
以前ラファエルは協同組合で働いており、カトリーヌの両親はその農協へブドウを販売していました。
数年後、ラファエルは、協同組合での造りが正しい表現方法だとは感じなかったため、自分でワインを造る決心をします。
ラファエルとカトリーヌはすでに結婚を考えていいたため、家族みんなで彼のワインを試し、彼に醸造を託すことに決めドメーヌ名を「ランヴォル(飛び立つ)」と名付けました。
イルサンジェ家はもともとオーガニック栽培をしており、2010年にオーガニック認証を翌年にはビオディナミ-認証を取得しています。
グラン・クリュは、シュタイネール、フロリモン、ヴィネック・シュロスベルグの3つを所有しています。
2018年のADVINI主催の「未来のテロワールとワイン生産者」コンクールで準優勝に選ばれ、2019年5月のミシェル・ベタンヌ&ティエリー・ドゥソーヴのワインサロン「ル・グラン・テイスティング」でも明日のワイン生産者として招待され、その将来を期待されています。
また、クリスチャン・ビネールのネゴス「レ・ヴァン・ピルエット」のメンバーでもあります。

ゼスト 2021

4,400

タイプ オレンジ
ぶどう シュナン・ブラン(樹齢30年)
地質 シスト土壌
野生酵母
So2無添加

息子のジェレミィの発案で造ったオレンジワイン。
丁寧にブドウを手で収穫後、全房でステンレスタンクにて1ヶ月間マセラシオ
ン。
その後プレスし再びステンレスタンクにて熟成。
軽いフィルターがけのみ。SO2無添加。
オレンジピール、樹脂アロマのような美しいアロマ、口当たりは力強く、上品。
美しく長くほろ苦い余韻。

ロワール地方のアンジェの街から南に20kmにあるラブレー村にジョエル・メナール氏の「ドメーヌ・レ・サブロネット」。
当主はジョエル・メナール。「ドメーヌ・レ・サブロネット」は、ビオディナミ実践団体の「ルネサンス・デ・ザペラシオン」に所属するメンバーの1人でロワールを代表するビオディナミスト。
元々祖父の代からブドウ栽培をしていたメナール家。ジョエルは機械技師をしていましたが、1982年に帰省してからはワイン造りを開始。
樽職人でもあった父の仕事を手伝いながら、1984年にドメーヌを設立。
1991年にはビオロジック栽培、2000年からビオディナミを開始しました。2014年にはDemeter認証も取得。
ビオディナミを開始した理由は、【自然と人間の調和】を目指すため!
ジョエルは昔を思い出しながらこう言いました。
「90年頃、ビオを始めた頃は周りの人たちからは変わり者扱いされたよ。マジで頭オカシイんじゃないかって(笑)。でも、ラッキーなことにうちの畑は祖父の代から除草剤を使ってないし、他の農薬もほとんど使っていなかったから、ビオにしても大きなリバウンドはなかった。きっちり畑で仕事をして、その年の作柄を生かしたワイン造りをしたいんだ!」

現在約13haの畑を管理し、ガメイ、カベルネ・フラン、シュナンブラン、グロロを栽培。
発酵はもちろん自然酵母で。
ワイン造りが楽しくて仕方がないというジョエル。
ジョエルに影響されて村でもビオディナミでワイン造りをする仲間が5人にも増え、彼らのリーダーとして信頼されています。
他の地域の自然派生産者たちとの交流も深く、ビオディナミのプレパラシオンはサンソニエールのマルク・アンジェリから譲ってもらっている。
2013年からは息子のジェレミーも参画。
当初は周囲から変人扱いされながらも勇気をもって有機栽培を開始し、やがて偉大な造り手となった父の背中をしっかりと見てきたジェレミーは、ワインの味わいをさらに向上させようという意欲とともに、父の意思をしっかりと受け継いでいます!
顧客には「ポール・ボキューズ」や「トロワ・グロ」、デンマークの「NOMA」といったトップレストランを抱えています。

フランス2大ワインガイド(「Le Guide des Meilleurs Vins de France」と「Bettane & Desseauve」)のいずれにも登場しています。
「ドメーヌ・レ・サブロネット」のすべての畑はAOPアンジュにありますが、「AOP法の基準によって各生産者のワインの味わいが画一化してゆくのを避けるため」、敢えてVDFとしてリリース。
印象的なラベルの絵は、家族ぐるみで親交のあるフランスの高名な画家ドニ・ユノーが、それぞれの作品に対するメナール家の想いに基づいて描いたもの。
これらのラベルデザインや各ワインの作品名などにも表れているように、飲み手をワクワクさせてくれます。

メヌトゥ・サロン・ブラン 2022

4,730

タイプ 白
ぶどう ソーヴィニョン・ブラン(樹齢25年)
地質 キンメリジャン土壌
自然酵母

手摘みで収穫後、3.5時間かけて圧搾。
低温でデブルバージュ後、自然酵母で発酵。ステンレスタンクで澱ととも
に10~18ヶ月熟成。マロラクティック発酵なし。
ノン・フィルター。
はつらつとした果実と肉付きの良さが特徴のフレッシュで塩気のあるワイン。
アスパラガス、貝類、生魚、焼き魚はもちろん、山羊のチーズやシャーベットなどにも最適です。

サンセールの南南西約30kmに位置するメヌトゥ・サロン村を本拠とする歴史あるドメーヌ。
1768年、初代フランソワ・ジルベールが義父のブドウ畑を継ぐため、酒場での仕事を離れたことからドメーヌの歴史はスタートしました。
現当主フィリップ・ジルベールは、演劇のプロデュースや脚本を手がける劇作家として活躍していました。
実際、ボスニアのスレブレニツァ虐殺の恐怖を詩的かつ哲学的に描いた彼の作品は、アメリカで上演されました。このように、彼はユニークな経歴を持つ生産者です。
世界中を旅し、芸術の知的側面を探求してきたフィリップは、父親が長年働いてきた土壌の魅力を感じていました。
父親が引退の準備をしているときに、自分が参加しなければドメーヌは今のままでは存在しないと認識していました。
彼が戻ってきたことで、27ヘクタールの栽培面積を誇るアペラシオンで最大級のドメーヌが復活しました。
畑は、アペラシオンの中心部、メヌトゥー・サロン、ヴィヌー、パラッシー、モローグの各村の一等地に点在しています。
メヌトゥーからサンセール、プイィ・シュール・ロワール、シャブリ、シャンパーニュへと続く有名なキンメリジャン盆地の上に位置し、粘土と石灰岩が混ざった土壌です。
フィリップ・ジルベールは、メヌトゥー・サロンのテロワールのアイデンティティを育むために、長年にわたり尽力してきました。
同僚のジャン・フィリップ・ルイ氏の協力を得て、ビオディナミ栽培に取り組み、認証を受けています。
醸造においても果敢なチャレンジを続け、ソーヴィニョン・ブランとピノ・ノワールのユニークなアイデンティティを引き出してきました。
すでにこの地域ではトップドメーヌの一つとして「ル・ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス」にも取り上げられる生産者になっています。

コロンビュル 2022

3,520

タイプ ロゼ発泡
ぶどう ネグレット100%(樹齢35年)
地質 粘土混じり砂礫
亜硫酸無添加

手摘みで収穫。
ブドウを選別した後、除梗してダイレクトプレス、一晩のデブルバージュを経てステンレスタンクで発酵。
一部のみフィルターを軽く掛け、瓶内発酵。
マロラクティック発酵有り。2023年2月にデゴルジュマン。
SO2無添加。
残糖1.4g/L。イチゴ、桃、柑橘類の香り、繊細な口当たりと非常に魅惑的な溌溂とした泡が特徴的なワインです。

ワイナリーの起源は1470年にベル―ゲ家当主のジャン・ド・ベルーゲが一家を南西地方のオート・ガロンヌ県のヴィロードリックに移住し、ブドウの栽培を始めたことにさかのぼります。
彼はその場所を自分の名前「ベルーゲ(方言で小さな可愛い場所)」と名付けました。
5世紀後の1970年、ボージョレでジュール・ショーヴェのもとで修行したジャン・ルネ・シャバノンが「ベル―ゲ」に移り住みワイナリーを建設し、ブドウの木を植えなおしたことによってドメーヌ・ドゥ・ラ・コロンビエールが誕生しました。
その後1984年にフランソワ・ド・ドリエセンがドメーヌを引き継ぎ、ネグレット種を中心にドメーヌのワインのアイデンティティを強化していきます。
そして2006年からフランソワの末娘ディアンとその夫フィリップ・コーヴァンが、フランソワ・ド・ドリエセンの後を継ぎ現在に至っています。
フィリップとディアンは十字軍に歴史的な起源をもつトゥールーズとカオールの街道沿いに位置するフロントン地区の美しいテロワールを保護し、表現することに重きをおいています。
その情熱はフィロキセラ以前のすでに現地では忘れ去られていたブイスレ・ブラン(サヴァニャンとプラン・ド・コゼットの交配)の株をヴィロードリックで再発見し、復活させるにまでいたりました。
2012年にはDEMETERビオディナミ栽培・醸造の認定を受け、そのBIODYVINを取得。
現在ではワインツーリスムを通した啓蒙活動も行っています。
ワイン造りは地場品種であるネグレットとブイスレ・ブランを中心に、収穫はすべて手摘みで選果を行い、重力を使ったブドウにストレスを与えないナチュラルな醸造で精密さとシンプルを表現しています。
そのスタイルは、バランスが良く、誠実で、繊細で、作為や化粧を感じさせません。
この模範的な彼らのビジョンは、フロントンのアペラシオンの現在の進歩の貴重な基準となっています。
「ル・ヴュ・ド・ヴァン・ド・フランス」誌が発行するフランスワインのガイドブック「レ・
メイユール・ヴァン・ド・フランス」の2022年版にて一つ星。

サルバッヘ ビウラ 2019

3,300

タイプ 白ワイン
ぶどう ビウラ主体(樹齢50〜95年)
地質 砂利、砂質
ビオディナミ

ゴブレで栽培されたビウラなどの古木から作られています。
ソフエラ村の南に位置し、海抜500メートル、石の多い痩せた土地にあります。標高500メートルの痩せた石の多い土壌である。
まれに、以下のようなことがあります。
ピュアで野性的、調和と誘惑に満ちたこれらの特徴を持つワインをお楽しみください。

イベリア山脈の一部であるシエラ・デ・モンカルビーリョは、リオハの中で最も知られていないワイン生産地の一つです。
ログローニョ(Logroño)から南に約20kmのところに位置し、ナへリリ(Najerilla)渓谷とイレグア(Iregua)渓谷の分水嶺を形成しています。
過去には、標高(550~800m)や北向きであるためブドウの成熟を妨げる可能性がありました。
そのため、伝統的に自家消費が殆どで大手ブランドや生産者がいませんでした。
しかし、2000年代の10年間に転換点を迎えました。
気候変動やテロワールの傾向に助けられて、リオハのこの小さな一角の風景を表現することに焦点を当てたワインプロジェクトが登場しています。
その中でも特に興味深いのは、若いミゲル・マルティネスが、陰干したブドウから作られた伝統的な甘口ワイン「スプラオ」を復活させるために作った「ボデガ・
オフエル」です。
スプラオは薬としてあるいは家族の祝い事の時に飲まれていたものです。
ワイナリーは9ヘクタールのブドウ畑を30の異なる区画に分けて栽培しており、そのうち6つは父親の実家のものです。
そのほとんどが、彼の故郷であるソフエラ(ブランド名のオフエルは町名の最初と最後の文字を削除したもの)か、隣接するダロカとメドラノの地域にあります。
それらの多くは、最高標高800メートルまでの森に囲まれた小さなブドウ畑です。
当主ミゲル・マルティネス氏は、民族学からワインの世界に入ってきました。2005年の夏には、シエラの雪原にある古代の氷貯蔵システムの復元に携わり、この地域とその伝統に再び触れることができました。
スプラオの歴史(彼自身、自宅で作られているのを見て覚えていました)に魅せられ、生産者になりました。
古くからの家族経営のワイナリーの文化を継承し、農薬は使用せず銅と硫黄のみを使い、収穫は手摘み。
手動の圧搾機を使い、酵母の添加も行いません。現在はビオディナミーを実践しています。
この地域には、手付かずの自然が多く残っており、スペインのおよそ50%の蝶々の種が生息しています。
ワインラベルでもその多様さが表現されています。
2012年に初ビンテージのスプラオが登場。
2014年には数多くの名門ワイナリーが参加するバスク地方のOnlyWine
2014 コンクールで見事に優勝。同年DOCリオハの称号も与えられました。
2016年には赤・白スティル・ワインも手掛ける様になりました。
2018年にミゲルは、ワイン評論家のティム・アトキン氏から若手醸造家のホープとしてのお墨付き(ヤングワインメーカー・オブ・ザ・イヤー) をもらいました。
今後のスペインワイン業界を担っていく生産者です。

アロハ 2017

3,080

タイプ 赤
ぶどう テンプラニーリョ85%、ガルナッチャ5%、ビウラ10%
地質 粘土砂質土壌
野生酵母
亜硫酸無添加

標高650メートルにある区画のブドウを手摘みで収穫後、コンクリートタンクでセミ・マセラシオン・カーボニックで醸造。
19世紀から続くコセチェロススタイル。亜硫酸無添加。
非常に華やかなストロベリーとバナナ、そしてバイオレットとラベンダーのフローラルなアロマ。
非常に洗練された、フレッシュな味わいです。

イベリア山脈の一部であるシエラ・デ・モンカルビーリョは、リオハの中で最も知られていないワイン生産地の一つです。
ログローニョ(Logroño)から南に約20kmのところに位置し、ナへリリ(Najerilla)渓谷とイレグア(Iregua)渓谷の分水嶺を形成しています。
過去には、標高(550~800m)や北向きであるためブドウの成熟を妨げる可能性がありました。
そのため、伝統的に自家消費が殆どで大手ブランドや生産者がいませんでした。
しかし、2000年代の10年間に転換点を迎えました。
気候変動やテロワールの傾向に助けられて、リオハのこの小さな一角の風景を表現することに焦点を当てたワインプロジェクトが登場しています。
その中でも特に興味深いのは、若いミゲル・マルティネスが、陰干したブドウから作られた伝統的な甘口ワイン「スプラオ」を復活させるために作った「ボデガ・オフエル」です。
スプラオは薬としてあるいは家族の祝い事の時に飲まれていたものです。
ワイナリーは9ヘクタールのブドウ畑を30の異なる区画に分けて栽培しており、そのうち6つは父親の実家のものです。
そのほとんどが、彼の故郷であるソフエラ(ブランド名のオフエルは町名の最初と最後の文字を削除したもの)か、隣接するダロカとメドラノの地域にあります。
それらの多くは、最高標高800メートルまでの森に囲まれた小さなブドウ畑です。
当主ミゲル・マルティネス氏は、民族学からワインの世界に入ってきました。2005年の夏には、シエラの雪原にある古代の氷貯蔵システムの復元に携わり、この地域とその伝統に再び触れることができました。スプラオの歴史(彼自身、自宅で作られているのを見て覚えていました)に魅せられ、生産者になりました。
古くからの家族経営のワイナリーの文化を継承し、農薬は使用せず銅と硫黄のみを使い、収穫は手摘み。
手動の圧搾機を使い、酵母の添加も行いません。現在はビオディナミーを実践しています。
この地域には、手付かずの自然が多く残っており、スペインのおよそ50%の蝶々の種が生息しています。
ワインラベルでもその多様さが表現されています。
2012年に初ビンテージのスプラオが登場。
2014年には数多くの名門ワイナリーが参加するバスク地方のOnlyWine
2014 コンクールで見事に優勝。同年DOCリオハの称号も与えられました。
2016年には赤・白スティル・ワインも手掛ける様になりました。
2018年にミゲルは、ワイン評論家のティム・アトキン氏から若手醸造家のホープとしてのお墨付き(ヤングワインメーカー・オブ・ザ・イヤー) をもらいました。
今後のスペインワイン業界を担っていく生産者です。

サルバッヘ2 マトゥラーナ・ティンタ 2019

3,850

タイプ 赤
ぶどう マトゥラーナ・ティンタ主体、マズエロ、テンプラニーリョ品種
地質 丸石、粘土砂質土壌
野生酵母
酸化防止剤無添加

標高800mのソホンの丘のふもとにある、1925年に設立された特異なブドウ畑。
大西洋の影響を受ける立地、標高、北向きのため、リオハの他の原産地呼称とは非常に異なる気候となっています。
除梗したブドウをタンクにて発酵後フレンチオークで6か月熟成(冬季は野外)。イチゴ、カシス、レッドカラントなどの赤い果実のアロマ、余韻の長いフルーティーな味わい。

イベリア山脈の一部であるシエラ・デ・モンカルビーリョは、リオハの中で最も知られていないワイン生産地の一つです。
ログローニョ(Logroño)から南に約20kmのところに位置し、ナへリリ(Najerilla)渓谷とイレグア(Iregua)渓谷の分水嶺を形成しています。
過去には、標高(550~800m)や北向きであるためブドウの成熟を妨げる可能性がありました。
そのため、伝統的に自家消費が殆どで大手ブランドや生産者がいませんでした。
しかし、2000年代の10年間に転換点を迎えました。
気候変動やテロワールの傾向に助けられて、リオハのこの小さな一角の風景を表現することに焦点を当てたワインプロジェクトが登場しています。
その中でも特に興味深いのは、若いミゲル・マルティネスが、陰干したブドウから作られた伝統的な甘口ワイン「スプラオ」を復活させるために作った「ボデガ・
オフエル」です。
スプラオは薬としてあるいは家族の祝い事の時に飲まれていたものです。
ワイナリーは9ヘクタールのブドウ畑を30の異なる区画に分けて栽培しており、そのうち6つは父親の実家のものです。
そのほとんどが、彼の故郷であるソフエラ(ブランド名のオフエルは町名の最初と最後の文字を削除したもの)か、隣接するダロカとメドラノの地域にあります。
それらの多くは、最高標高800メートルまでの森に囲まれた小さなブドウ畑です。
当主ミゲル・マルティネス氏は、民族学からワインの世界に入ってきました。2005年の夏には、シエラの雪原にある古代の氷貯蔵システムの復元に携わり、この地域とその伝統に再び触れることができました。
スプラオの歴史(彼自身、自宅で作られているのを見て覚えていました)に魅せられ、生産者になりました。
古くからの家族経営のワイナリーの文化を継承し、農薬は使用せず銅と硫黄のみを使い、収穫は手摘み。
手動の圧搾機を使い、酵母の添加も行いません。現在はビオディナミーを実践しています。
この地域には、手付かずの自然が多く残っており、スペインのおよそ50%の蝶々の種が生息しています。
ワインラベルでもその多様さが表現されています。
2012年に初ビンテージのスプラオが登場。
2014年には数多くの名門ワイナリーが参加するバスク地方のOnlyWine
2014 コンクールで見事に優勝。同年DOCリオハの称号も与えられました。
2016年には赤・白スティル・ワインも手掛ける様になりました。
2018年にミゲルは、ワイン評論家のティム・アトキン氏から若手醸造家のホープとしてのお墨付き(ヤングワインメーカー・オブ・ザ・イヤー) をもらいました。
今後のスペインワイン業界を担っていく生産者です。

ピノ・ノワール 2021

3,300

タイプ 赤
ぶどう ピノ・ノワール100%
地質 粘土石灰質
野生酵母
亜硫酸無添加

手摘みで収穫後、コンクリートタンクにてインフュージョン。
澱とともにタンクで熟成。
亜硫酸無添加。
赤や黒の小さな果実のアロマとスパイスのニュアンス。
喉越しの良さと旨味のある味わい。フレッシュな後味が特徴です。
相性の良い料理:ブフ・ブルギニョン、ステーキ

アルノー・コンビエは、ボーヌのVITIで学んだ後、マコン地区のドメーヌ・ヴァレットでフィリップと最初のステップを踏みました。
今でも非常に親しい友人です。その後、プリセのセラーで醸造を行い、シャブリのコルボワで3年間醸造を行いました。
その後可能な限り自然なワインを造りたいという思いから、1998年に祖父のサン・ヴェランの畑を引き継ぎました。
その後10年以上にわたって自然環境に配慮し、人為的な介入をさけたピュアなワイン造りを実践し活躍しました。
しかし、この念願のワイン造りは長くは続きませんでした。
長男が亡くなったとき、相続に際して管理できる畑の面積が大幅に減ってしまい、自身で所有する面積のみでは生計が成り立たないほどになってしまいます。
結果としてマコン地区でのワイン造りを断念。その後、南仏に移り醸造責任者の仕事につきながらワイン造りを行っていました。
ある日、ペズナスでジェフ・カレルと出会います。ビオディナミーのコンサルとしても著名なジェフと一緒にネゴシアン、醸造責任者、熟成担当者として活躍し始めました。
それは、彼の人生において自然なワイン造りを追求しているとき、援助が十分得られず悔しい思いをしたことへの自分なりの答えです。
今まで培ってきたワイン職人としての経験と技を惜しみなく続く世代に継承しています。
そして、彼は2018年にシャンドン・デ・ブリアイユのフランソワ・ドゥ・ニコライが15年前に友人2人と造ったで知られるドメーヌ・デ・モリエに加わります。
ジェフとフランソワとのパートナーシップによりボジョレーにて自然なワインを目指す生産者を援助しながら彼自身のワイン造りを追求し始めました。
20年以上にわたるワイン職人としての集大成です。

ヴァン・コントレール 2022

3,520

タイプ オレンジ
ぶどう ソレリ100%(若木)
地質 粘土砂質
野生酵母
酸化防止剤無添加

手摘みで収穫後、除梗し、15日間コンクリートタンクで優しくピジャージュしながらマセラシオン。
プレスステンレスタンクとフードルで熟成。
澱引き時にブレンドし瓶詰め。
亜硫酸無添加。
アプリコットやオレンジマーマレード、ヘーゼルナッツのアロマ。
非常にミネラリーでフレッシュな酸と心地よい渋みが特徴のオレンジワイン。
相性の良い料理:ローストチキン

アルノー・コンビエは、ボーヌのVITIで学んだ後、マコン地区のドメーヌ・ヴァレットでフィリップと最初のステップを踏みました。
今でも非常に親しい友人です。その後、プリセのセラーで醸造を行い、シャブリのコルボワで3年間醸造を行いました。その後可能な限り自然なワインを造りたいという思いから、1998年に祖父のサン・ヴェランの畑を引き継ぎました。
その後10年以上にわたって自然環境に配慮し、人為的な介入をさけたピュアなワイン造りを実践し活躍しました。
しかし、この念願のワイン造りは長くは続きませんでした。
長男が亡くなったとき、相続に際して管理できる畑の面積が大幅に減ってしまい、自身で所有する面積のみでは生計が成り立たないほどになってしまいます。
結果としてマコン地区でのワイン造りを断念。その後、南仏に移り醸造責任者の仕事につきながらワイン造りを行っていました。
ある日、ペズナスでジェフ・カレルと出会います。ビオディナミーのコンサルとしても著名なジェフと一緒にネゴシアン、醸造責任者、熟成担当者として活躍し始めました。
それは、彼の人生において自然なワイン造りを追求しているとき、援助が十分得られず悔しい思いをしたことへの自分なりの答えです。
今まで培ってきたワイン職人としての経験と技を惜しみなく続く世代に継承しています。
そして、彼は2018年にシャンドン・デ・ブリアイユのフランソワ・ドゥ・ニコライが15年前に友人2人と造ったで知られるドメーヌ・デ・モリエに加わります。
ジェフとフランソワとのパートナーシップによりボジョレーにて自然なワインを目指す生産者を援助しながら彼自身のワイン造りを追求し始めました。
20年以上にわたるワイン職人としての集大成です。

ブラン・サン 2022

3,520

タイプ 白ワイン
ぶどう シャルドネ100%
地質 ピンクの花崗岩
野生酵母


ランシエ村のシャルドネを手摘みで収穫。圧搾後、セメントタンクにて発酵。バリックとタンクで半年間熟成。
瓶詰前に少量の亜硫酸を加え瓶詰め。
黄色い果実とヘーゼルナッツのアロマにかすかなバニラ香。
フレッシュで程よいボリュームの果実味とアフターの塩味を感じるミネラル感が秀逸です。
相性の良い料理:ローストチキン、白身魚のポワレ

アルノー・コンビエは、ボーヌのVITIで学んだ後、マコン地区のドメーヌ・ヴァレットでフィリップと最初のステップを踏みました。
今でも非常に親しい友人です。
その後、プリセのセラーで醸造を行い、シャブリのコルボワで3年間醸造を行いました。
その後可能な限り自然なワインを造りたいという思いから、1998年に祖父のサン・ヴェランの畑を引き継ぎました。
その後10年以上にわたって自然環境に配慮し、人為的な介入をさけたピュアなワイン造りを実践し活躍しました。
しかし、この念願のワイン造りは長くは続きませんでした。
長男が亡くなったとき、相続に際して管理できる畑の面積が大幅に減ってしまい、自身で所有する面積のみでは生計が成り立たないほどになってしまいます。
結果としてマコン地区でのワイン造りを断念。
その後、南仏に移り醸造責任者の仕事につきながらワイン造りを行っていました。
ある日、ペズナスでジェフ・カレルと出会います。
ビオディナミーのコンサルとしても著名なジェフと一緒にネゴシアン、醸造責任者、熟成担当者として活躍し始めました。
それは、彼の人生において自然なワイン造りを追求しているとき、援助が十分得られず悔しい思いをしたことへの自分なりの答えです。
今まで培ってきたワイン職人としての経験と技を惜しみなく続く世代に継承しています。
そして、彼は2018年にシャンドン・デ・ブリアイユのフランソワ・ドゥ・ニコライが15年前に友人2人と造ったで知られるドメーヌ・デ・モリエに加わります。
ジェフとフランソワとのパートナーシップによりボジョレーにて自然なワインを目指す生産者を援助しながら彼自身のワイン造りを追求し始めました。
20年以上にわたるワイン職人としての集大成です。

レイジー・ワインメーカー! カベルネ・ソーヴィニョン2021

2,640

タイプ 赤ワイン
ぶどう カベルネ・ソーヴィニョン(樹齢30~40年)
地質 沖積粘土
野生酵母
So2無添加

クリコ・ヴァレーでオーガニック栽培している単一畑の自根のカベルネ・ソーヴィニョンを手摘みで収穫、除梗後ステンレスタンクで天然酵母による発酵。
清澄、濾過を行わず、SO2無添加。
灌漑を必要最小限に押さえて管理。深みのある濃い紫色で、熟した赤い果実、グリーンペッパーなどのハーブ系のアロマ。
フレッシュでフルーティ、ラズベリー、甘草、ダークチョコレートのフレーバーがあります。少し冷やしても美味しく召し上がれます。

ワイナリーについて
オーナーであるエチェヴェリア家は19世紀前半にスペインより入植した家系で、ワイナリーの歴史は1930年にモンペ
リエから来たロジェール・ピッフル・ド・ヴォーバンがモリナに初めてワイナリーを設立したことで始まる。
ロジェールの娘アドリアーナとエチェヴェリア家の初代ロベルトが結婚し、ワイナリーの運営はエチェヴェリア家に引き継がれていく。
現在では4代目にあたるロベルトがワイナリーの指揮を執っている。
ワイナリー設立以来、ニューワールドの果実味と旧世界のエレガンスを調和させ個性的なスタイルを目指している。
アンデス山脈や南極に守られた非常にブドウ栽培に適した場所でありながら環境への配慮を重視したワイナリーの経営スタイルを徹底してる。畑の雑草を羊の餌にしてコントロールしたり、菜園、養鶏などもおこなっており、リサイクルにも力を入れている。トレーサビリティーもしっかりと管理されておりISO9001の取得もしている。
OIVベルリナー・ワイン・トロフィー2020にてチリの最優秀生産者に選ばれている。

レイジー・ワインメーカー! カリニャン2022

2,640

タイプ 赤ワイン
ぶどう カリニャン(樹齢50年以上)
地質 花崗岩、沖積粘土
野生酵母
So2無添加

マウレ・ヴァレーでオーガニック栽培している単一畑の自根のカリニャンを手摘みで収穫、、除梗後ステンレスタンクで天然酵母による発酵。
清澄、濾過を行わず、SO2無添加。灌漑を必要最小限に押さえて管理。現地でも近年見直されている品種です。ブルーベリーやマルベリーのアロマ。豊かな果実味が特徴の瑞々しいワイン。

オーナーであるエチェヴェリア家は19世紀前半にスペインより入植した家系で、ワイナリーの歴史は1930年にモンペ
リエから来たロジェール・ピッフル・ド・ヴォーバンがモリナに初めてワイナリーを設立したことで始まる。
ロジェールの娘アドリアーナとエチェヴェリア家の初代ロベルトが結婚し、ワイナリーの運営はエチェヴェリア家に引き継がれていく。
現在では4代目にあたるロベルトがワイナリーの指揮を執っている。
ワイナリー設立以来、ニューワールドの果実味と旧世界のエレガンスを調和させ個性的なスタイルを目指している。
アンデス山脈や南極に守られた非常にブドウ栽培に適した場所でありながら環境への配慮を重視したワイナリーの経営スタイルを徹底してる。
畑の雑草を羊の餌にしてコントロールしたり、菜園、養鶏などもおこなっており、リサイクルにも力を入れている。
トレーサビリティーもしっかりと管理されておりISO9001の取得もしている。
OIVベルリナー・ワイン・トロフィー2020にてチリの最優秀生産者に選ばれている。

オレンジ・ワイン・ドリンカー2022

2,970

タイプ オレンジ発泡
ぶどう ソーヴィニョン・ブラン(樹齢8~15年)
地質 沖積粘土
野生酵母
So2無添加

クリコ・ヴァレーのオーガニック栽培している単一畑の自根のソーヴィニョン・ブランを手摘みで収穫、除梗後、破砕しステンレスタンクで天然酵母による発酵、45日間のマセレーション。
6か月間フレンチオークで熟成し清澄、濾過を行わず瓶詰。
SO2無添加。
灌漑を必要最小限に押さえて管理。
ローズヒップとオレンジの花の蜂蜜のようなアロマがあります。
密度のある味わいと程よいタンニンが感じられます。

オーナーであるエチェヴェリア家は19世紀前半にスペインより入植した家系で、ワイナリーの歴史は1930年にモンペ
リエから来たロジェール・ピッフル・ド・ヴォーバンがモリナに初めてワイナリーを設立したことで始まる。
ロジェールの娘アドリアーナとエチェヴェリア家の初代ロベルトが結婚し、ワイナリーの運営はエチェヴェリア家に引き継がれていく。
現在では4代目にあたるロベルトがワイナリーの指揮を執っている。ワイナリー設立以来、ニューワールドの果実味
と旧世界のエレガンスを調和させ個性的なスタイルを目指している。
アンデス山脈や南極に守られた非常にブドウ栽培に適した場所でありながら環境への配慮を重視したワイナリーの経営スタイルを徹底してる。
畑の雑草を羊の餌にしてコントロールしたり、菜園、養鶏などもおこなっており、リサイクルにも力を入れている。
トレーサビリティーもしっかりと管理されておりISO9001の取得もしている。
OIVベルリナー・ワイン・トロフィー2020にてチリの最優秀生産者に選ばれている。

ペットナット・ミャオ 2022

2,970

タイプ ロゼ発泡
ぶどう シャルドネ98%、カベルネ・フラン2%
地質 沖積粘土
野生酵母
So2無添加

クリコ・ヴァレーのオーガニック栽培している単一畑の自根のブドウを手摘みで収穫、除梗後プレスしステンレスタンクで天然酵母による発酵。
残糖が10g/Lの時点でボトリングし、瓶内で発酵。
清澄、澱引きを行わず、SO2無添加。
辛口のロゼ・ペティヤン。

オーナーであるエチェヴェリア家は19世紀前半にスペインより入植した家系で、ワイナリーの歴史は1930年にモンペ
リエから来たロジェール・ピッフル・ド・ヴォーバンがモリナに初めてワイナリーを設立したことで始まる。
ロジェールの娘アドリアーナとエチェヴェリア家の初代ロベルトが結婚し、ワイナリーの運営はエチェヴェリア家に引き継がれていく。
現在では4代目にあたるロベルトがワイナリーの指揮を執っている。
ワイナリー設立以来、ニューワールドの果実味と旧世界のエレガンスを調和させ個性的なスタイルを目指している。
アンデス山脈や南極に守られた非常にブドウ栽培に適した場所でありながら環境への配慮を重視したワイナリーの経営スタイルを徹底してる。
畑の雑草を羊の餌にしてコントロールしたり、菜園、養鶏などもおこなっており、リサイクルにも力を入れている。
トレーサビリティーもしっかりと管理されておりISO9001の取得もしている。
OIVベルリナー・ワイン・トロフィー2020にてチリの最優秀生産者に選ばれている。

ペットナット・ワイルド 2022

2,970

タイプ 白発泡
ぶどう シャルドネ樹齢(30年)
地質 沖積粘土
野生酵母
So2無添加

クリコ・ヴァレーののオーガニック栽培している単一畑の自根のシャルドネを手摘みで収穫、除梗後プレスしステンレスタンクで天然酵母による発酵。
残糖が10g/Lの時点でボトリングし、瓶内で発酵。
清澄、澱引きを行わず、SO2無添加。辛口のペティヤン。

オーナーであるエチェヴェリア家は19世紀前半にスペインより入植した家系で、ワイナリーの歴史は1930年にモンペ
リエから来たロジェール・ピッフル・ド・ヴォーバンがモリナに初めてワイナリーを設立したことで始まる。
ロジェールの娘アドリアーナとエチェヴェリア家の初代ロベルトが結婚し、ワイナリーの運営はエチェヴェリア家に引き継がれていく。
現在では4代目にあたるロベルトがワイナリーの指揮を執っている。
ワイナリー設立以来、ニューワールドの果実味と旧世界のエレガンスを調和させ個性的なスタイルを目指している。
アンデス山脈や南極に守られた非常にブドウ栽培に適した場所でありながら環境への配慮を重視したワイナリーの経営スタイルを徹底してる。
畑の雑草を羊の餌にしてコントロールしたり、菜園、養鶏などもおこなっており、リサイクルにも力を入れている。
トレーサビリティーもしっかりと管理されておりISO9001の取得もしている。
OIVベルリナー・ワイン・トロフィー2020にてチリの最優秀生産者に選ばれている。

レイジーワインメーカー!ソーヴィニョン・ブラン2022

2,640

タイプ オレンジ
ぶどう ソーヴィニョン・ブラン(樹齢8~15年)
地質 沖積粘土
野生酵母
So2無添加

クリコ・ヴァレーのオーガニック栽培している単一畑の自根のソーヴィニョン・ブランを手摘みで収穫、除梗後、破砕しステンレスタンクで天然酵母による発酵、60日間のマセレーション。
清澄、濾過を行わず、SO2無添加。灌漑を必要最小限に押さえて管理。
ドライなピーチとオレンジ・ピールのアロマ。フレッシュな酸味と心地よい渋みがあります。

オーナーであるエチェヴェリア家は19世紀前半にスペインより入植した家系で、ワイナリーの歴史は1930年にモンペ
リエから来たロジェール・ピッフル・ド・ヴォーバンがモリナに初めてワイナリーを設立したことで始まる。
ロジェールの娘アドリアーナとエチェヴェリア家の初代ロベルトが結婚し、ワイナリーの運営はエチェヴェリア家に引き継がれていく。
現在では4代目にあたるロベルトがワイナリーの指揮を執っている。
ワイナリー設立以来、ニューワールドの果実味と旧世界のエレガンスを調和させ個性的なスタイルを目指している。
アンデス山脈や南極に守られた非常にブドウ栽培に適した場所でありながら環境への配慮を重視したワイナリーの経営スタイルを徹底してる。
畑の雑草を羊の餌にしてコントロールしたり、菜園、養鶏などもおこなっており、リサイクルにも力を入れている。
トレーサビリティーもしっかりと管理されておりISO9001の取得もしている。
OIVベルリナー・ワイン・トロフィー2020にてチリの最優秀生産者に選ばれている。

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ナチュマル ワインストアについて ABOUT

大岡山のワインショップです。 いま日本ワインは進化しています!産地もぶどう品種も多様化しています。 つくり手さんがこだわりを持って造ったワインを、広くお届けしたいとの思いで、2022年のクリスマスにお店を開きました。 いろいろな思いの詰まったワインを紹介していますので、のぞいてみて下さい!

20歳未満の者の購入や飲酒は法律で禁止されています。

お支払い方法について

クレジットカード、銀行振込がご利用いただけます。

銀行振込での振込手数料はお客様負担でお願い致します。注文受け付け時に発送するメールに振込先の記載をしておりますので、1週間以内に振込をお願いします。なお、商品は振込確認後に発送となります。

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九州 1260円
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実店舗について

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