今回はおすすめのオレンジワインをご紹介させていただきます。
先日、ご来店いただいたお客様に「オレンジワインってどんな味ですか?」と、ご質問をいただき、当店セラーの中で長々とご説明してしまい、寒い思いさせてしまいました。。。
反省と謝罪の念を込め、こちらでオレンジワインについて少々ご説明させていただきます。
次回からはこちらの記事をご覧ください♪とご案内しようと思います。
オレンジワインって?
オレンジワインは、白ブドウを赤ワインのように醸造することで作られるワインです。
白ブドウの皮や種と一緒に発酵させることで、独特のオレンジ色や琥珀色が生まれ、豊かな風味としっかりしたタンニンが特徴です。
オレンジワインの歴史
オレンジワインの起源は古代ジョージアに遡り、紀元前6000年ごろにまでその製法が確認されています。
ジョージアではクヴェヴリという大きな粘土製の壺を使用してワインが作られており、この伝統的な製法は現在も続いています!
中世ヨーロッパでもオレンジワインは作られていましたが、近代化とともにすっきりした清澄度の高い白ワインの製法に改良され、一時的に姿を消しました。
オレンジワインブームの背景
近年のナチュラルワインの人気とともに、オレンジワインも再び注目を浴びています。その背景にはこんな理由が考えられます!
- 自然志向とオーガニックトレンド
自然志向やオーガニック製品への関心が高まる中で、伝統的かつ添加物を極力使用しないオレンジワインが人気を集めています。 - 独特な風味と多様性
タンニンの存在や発酵中の皮や種から得られる複雑なアロマが、他の白ワインにはない独特の風味を生み出し、ワインラバーにとってとても魅力的なのです。 - 食文化とのマッチング
複雑な風味としっかりとしたボディを持つオレンジワインは、多様な料理、特にエスニック料理やスパイシーな料理、発酵食品との相性が良く、レストランやソムリエからの評価も高まっています。
「オレンジワインは、白ブドウを赤ワインのように醸造することで作られるワインです。」に「ん?」と思った方!
シンプルな製造工程ゆえオレンジワインの製造には高度な技術と適切な判断力が求められます。
オレンジワインってどう作ってるの?
- 発酵とマセレーション
オレンジワインの製造過程で最も重要なプロセスの一つがマセレーション(醸し:かもし)です。マセレーションとはブドウの皮種と果汁を長期間(通常は数日から数週間、場合によっては数か月)一緒に発酵させることで、オレンジ色の色素、タンニン、フェノール類がワインに抽出されます。このプロセスにより、ワインは独特の風味と構造を持つようになります。 - クヴェヴリ(アンフォラ)の使用
伝統的なワイン造りにおいてクヴェヴリ(アンフォラ)は非常に重要です。クヴェヴリを使用する生産者の多くは、自然酵母を利用して発酵させます。これにより、大量生産のワインにはない独特の風味と複雑さが生まれます。クヴェヴリは地下に埋められ、温度と湿度が一定に保たれることで、安定した発酵と熟成が可能となります。クヴェヴリの内部は蜜蝋でコーティングされており、ワインに微量の酸素が供給されるため、独特の熟成風味が生まれます。 - 酸化管理
オレンジワインの製造過程では、酸化の管理が非常に重要です。発酵中および熟成中に酸化が進みすぎると、ワインの風味が劣化するリスクがあります。一方、適度な酸化はワインに複雑な風味を与えるため、醸造者は酸化を慎重にコントロールします。 - テロワールの影響
オレンジワインの風味は、テロワール(ワインが栽培される地理的環境)の影響を強く受けます。土壌、気候、ブドウの品種などがワインの最終的な風味に影響を与えます。特に、ジョージアや北イタリア、スロベニア、ポルトガルなどの伝統的なオレンジワイン生産地域では、独特のテロワールがワインに反映されています。 - 現代の技術と伝統の融合
現代のオレンジワインを醸造する作り手は、伝統的な技術と現代の醸造技術を融合させています。例えば、開放プラスチックタンクやステンレスタンクを使用し、予備発酵を行い、その後は温度制御装置(冷蔵セラーも含む)を使用して発酵プロセスを管理。一方でオーク樽やクヴェヴリでの熟成を行うことで、伝統的な風味を保ちながら品質を向上させています。
今、飲んでほしいオレンジワインはこちら!
PASSO A PASSO 2023 Arancia
4500円(税込)
タイプ アンバーワイン 品種 ピノグリ 78%,シャルドネ9%,マルヴァジア 7%,ゲヴェルツ 3% 葡萄産地 宮城県,山形県 Alc 10% 醸造所 Fattoria AL FIORE(宮城県川崎町)SNS @fattoriaalfiore 特徴 ◆無濾過◆野生酵母◆亜硫酸塩無添加◆詰口本数 866本 宮城・Fattoria AL FIOREより、「PASSO A PASSO」シリーズの最新作が登場! 5年目の自社圃場産ぶどうを使用した、注目のヴィンテージです。 グラスに注げば、やや赤みがかった濃い橙色が目を惹きます。 口に含むと、柑橘の香りがふわりと立ち上り、しっかりとした酸と凝縮感のある果実味が広がります。 旨みのある長い余韻が特徴的。 液体にはとろみがあり、まろやかな口当たりも魅力のひとつ。 冷やして楽しめばシャープで引き締まった印象を、徐々に温度を上げれば香りや複雑さ増し、また違った表情を見せてくれます。 時間をかけて丁寧に味わいたい1本。 ぜひ、じっくりとお楽しみください。 〇ぶどうについて 自社ぶどう比率 85%(ピノグリ 78%,シャルドネ9%,マルヴァジア 7%,ゲヴェルツ 3%) 農家さんぶどう 15%(シャルドネ:大野正敏さん) 醸造家 目黒さんからのコメント 《PASSO A PASSO series》について 2015年より、自社畑のぶどうの植樹及び委託醸造を開始して紆余曲折ありながらも、2020年より、少しずつぶどうの収穫ができるようになりました。 とは言っても、自社ぶどうのみだと、1 樽や2樽仕込みのごく少量になってしまい、ぶどうのポテンシャルもまだまだですので、より信頼のおける農家さんとのアッサンブラージュで、まとまった量を仕込んでおります。 2027年ごろからは、100% 自社ぶどうで、モノセパージュメインのアルフィオーレのドメーヌシリーズ『AL FIORE』もスタートすることと思います。 しかしながら、今は無理せず、等身大で一歩一歩確実にという意味合いを込めて、新たなドメーヌの序章として、『PASSO A PASSO』という自社畑のぶどうを含むワインをスタートできることとなりました。 これも一重にみなさまの応援のおかげさまと認識しております。いつも応援いただきましてありがとうございます。 ラベルデザインに関しましては、従来からお付き合いがあり、ワイナリーのエントランスの空間デザインも勤めてくださいました、世界的デザイナーの柳原 照弘氏のラベルデザインです。 ぶどうが初収穫を迎える頃、弊社代表であり、私の妻でもある礼奈がお腹に生命を宿したタイミングにちなんで、ラベルデザインの中に、彼女の胎内のエコー画像が映し出されたデザインになっています。 我が子の成長を見守ると同時に、ぶどうの同じ愛情で引き続き育んでいこうとという想いが詰まっております。 2024年はすでに、100%で仕込めている cuvéeが2つほどありますが、これも現時点では、『PASSO A PASSO』にするか、『AL FIORE』にするか迷っております。 これぞアルフィオーレ!としての納得のいくワインになるまでは、『PASSO A PASSO』としてリリースできればと思います。 味わいや香り、ボディーや全体のバランスなどは、今まで培った醸造技術と、農家さんの素晴らしいぶどうのお陰様で、フラッグシップである、ファットリアアルフィオーレシリーズ並みのクオリティに引けを取らない、十分にご満足いただける品質に仕上がっております。 自社畑だから特別なものということにはしたくなく、自社畑だからこそ、究極を突き詰めていけたらと思います。 いつまで経っても終わりの見えないモノ造りではありますが、私たちの代に留まらず、2歩も3歩も先行く未来を見据えて、世界に誇れる日本ワインの一助となるべく精進して参りますので、どうかみなさま、今後とも末永いお付き合いとご声援のほど、よろしくお願い申し上げます。 引用:Fattoria AL FIORE
ASHID DELA 2024
3630円(税込)
タイプ オレンジワイン 品種 デラウェア 100% 葡萄産地 ⼭形県南陽市⾃家農園 Alc 13% 醸造所 Yellow Magic Winery(山形県赤湯)SNS @yellowmagicwinery 特徴 ◆無添加◆⾃然酵⺟ ◆辛口◆柑橘◆無農薬◆酸味 『Yellow Magic Winery』岩谷さん渾身の一本、「アシッド・デラ2024」がついにリリース! 全房のブドウを足踏みで丁寧に仕込み、その個性をしっかりと引き出したオレンジワインです。 ぶどうは無農薬で栽培されており、ビニール被覆による“レインカット”という工夫が施された畑で育てられました。その畑の風景は、ラベルデザインにもなっています。 濃密な果実味と心地よいタンニン、そしてしっかりとしたアルコール感が感じられる力強い味わい。 時間が経つにつれて徐々にまろやかさが増し、最後にはすっと体に溶け込むように消えていきます。 「身体に馴染む」そんな魅力を持つ一本。ぜひじっくりと味わってみてください。 作り手さんより 〇栽培について 南陽市⾦⼭地区にて農薬無散布(ボルドー、硫⻩合剤も無散布)で栽培したデラウエア100%で作りました。 春にビニール被覆し南陽市の⾵を充分に通らせ育てたデラウエアです。 〇醸造について デラウエアの厚い果⽪の特⻑を引き出すために、除コウ破砕せずにタンクの中で⾜で踏み潰し、その後 2⽇に1回の⼿で櫂⼊れをし、余り醸し感を強くしないようにして90⽇間のセミマセラシオンカルボニック(SemiMC)で作りました。 〇コンセプト 「Acid Techno」の「変調」のようにつくり⼿の踏み⽅によって⽣れる、房のままと潰れたブドウの絶妙なバランスがこの「Ashid」シリーズです。 〇味わいについて 特にこのワインの原料となったデラウエアは とても果⽪が厚く、その果⽪の中から特徴的な「プラム」「梅」の⾹を感じ そのニュアンスをそのままワインの味わいに表現しました。 かなり⾊調もプラム⾊を帯び、また梗からのビター観が味を引き締めています。 〇ヒトコト 今から楽しめますが熟成させて全体を枯れさせても美味しいと思います。 引用:イエローマジックワイナリー
Cuvee Shinden 2020 キュベ新田2020
4400円(税込)
タイプ アンフォラオレンジワイン 品種 デラウェア 50%、ナイアガラ21%、シャインマスカット19%、ネオマスカット10% 葡萄産地 山形県南陽市新田 Alc 12% 醸造所 GRAPE REPUBLIC SNS @graperepublicinc 特徴◆亜硫酸無添加◆無濾過◆自然酵母◆有機葡萄◆オレンジピール◆ジャスミン香 山形県【GRAPE REPUBLIC】さんより自社畑のぶどう100%の【キュベ新田】がリリースです! 色味は濃い黄金色。 香りにしっかりとオレンジ、柑橘を感じる事ができます! アルコール感と酸味のバランスがとても良く、膨らみのある果実味が特徴です。 余韻にミント系のスーッとした印象もあり、温度帯を変える事で複雑味を楽しむことが出来ると思います。 アンフォラ由来の「コク」と「うま味」で大満足の一本だと思います! 生産本数は1,498本♪ 作り手さんから 〇ぶどうについて GRAPE REPUBLICのある山形県南陽市新田産のぶどうを100%使用。 ぶどうはボルドー液以外の農薬を散布せず、2019年からは全て自社農園のオーガニック ぶどうで醸造。無肥料無たい肥での有機栽培。 〇 醸造について 新田で収穫される酸、熟度がともに高く、果皮も厚いデラウェアを中心に全房のままアンフォラに投入。 8か月のスキンマセレーションを経てバスケットプレスにて圧搾の後、瓶詰めしました。 酸化防止剤無添加。 〇味わいについて 香りの印象は砂糖漬けのオレンジピールに月桂樹のようなハーブのニュアンスが混ざります。 味わいは香り同様に柑橘のニュアンスがあり、生食用品種ならではのジューシーなみずみずしさと果皮や種からのエキス感やビターな余韻があります。 〇楽しみ方のご提案 香りを広げながらビターさが強調されないように、セラー程度の冷え過ぎない温度から飲み始めて頂くのがオススメ。 ボリュームが強すぎないので、大きさは中程度まででいただくのがオススメ。 ボウルの広いものをお使いいただくと香りの広がりを一層お楽しみ頂けます。 〇お料理の提案 エキス感の有るワインなので、噛みごたえのある食材を使ったお料理。 『タコとアスパラのオイルパスタ』 『手羽元の醤油煮』 〇ヒトコト 今月はリリースするのは、5年熟成の「Cuvee Shinden 2020」です。 ワイナリーのある新田地区にある「シゲオ」という畑のフィールドブレンドです。 なぜ「シゲオ」という畑かというと、畑の所有者がシゲオさんだったので、 畑の名前をそのまま「シゲオ」と命名しております(笑)。 「シゲオ」には4つのぶどうが茂っています。 ・デラウェア ・ナイアガラ ・シャインマスカット ・ネオマスカット この4種類のぶどうを全部、全房のままアンフォラに投入。 その後、8カ月間アンフォラの中でスキンファーメント(果皮ごと発酵)させたものが この「Cuvee Shinden 2020」。 香りの印象は砂糖漬けのオレンジピールに月桂樹のようなハーブのニュアンスが混ざり、味わいは香り同様に柑橘のニュアンスがあり、生食用品種ならではのジューシーなみずみずしさと果皮や種からのエキス感やビターな余韻があります。 とってもみずみずしくて、スルスル飲めちゃうオレンジワイン。 これからの季節にぴったんこカンカンですよ! 引用: GRAPEREPUBLIC
Primo Passo 2024 LM
3900円(税込)
タイプ アンバー(赤みがかったオレンジワイン) 品種 スチューベン100% 葡萄産地 青森県平川市 Alc 13% 醸造所 hirosaki craft wines (青森県弘前市) SNS @hirosaki_craft_wines 特徴 ◆野生酵母◆無添加◆紅茶◆あんず◆ベリー香 青森hirosaki craft winesの長内さんから、個性的なアンバーワインをご紹介です。 ややオレンジがかったラズベリーレッド。 液体はクリアで、香りもベリー系が先行しややスパイシーでフルーツヴィネガーを連想させます。 アルコール感もしっかり感じられ、ボリューム感があります。 是非メインディッシュにも合わせて楽しめる一本。 また、時間とともに変化する香りも、このワインの大きな魅力。 最初は冷やしてシャープな表情を楽しんだ後は、温度の上昇とともにふくらむ芳醇な香りの移ろいを、ぜひゆっくりとご堪能ください。 作り手さんから 〇仕上がりについて primopassoシリーズの中でいちばん好みが分かれるワインかもしれません。 長い期間果皮に浸け込んだのでロングマセレーションという名前に。 赤を通り越してアンバー色の仕上がりになっていますが白か赤かと言われれば赤ワイン。 好きな方はとても好きと言ってくださいます。 〇醸造について 完熟したスチューベンを除梗破砕、4ヶ月半醸しプレス後1ヶ月で発酵完了。 その後1ヶ月開放タンクで静置し瓶詰め。 〇味わい 紅茶やドライフルーツのニュアンス、しっかりした酸と旨味があるが仕上がりはドライ。 〇合わせる料理は 醤油や味噌で味付けした料理は野菜・魚・肉を問わず。 癖のある食材にもOK。 中華料理にも。 〇ワイナリーについて 2021年春に青森県弘前市弥生地区の岩木山麓東向き斜面に圃場を開設。 2023年には、自社畑で初収穫を行い、弘前醸造農事組合法人として小さな醸造場「弘前醸造ワイナリー&シードルリー」を完成させました。 飲み心地の良いナチュラルなワイン作りを目指しています。 引用:hirosaki craft wines
2024 Déla Logique~ Sans egrappage et en Amphore ~
4510円(税込)
タイプ オレンジワイン 品種 デラウェア 葡萄産地 山形県上山 Alc 10.5% 醸造 Agri Cœur (山形・上山)SNS @agri_coeur 醸造場所 FATTORIA AL FIORE 特徴 ◆紅茶系◆酸味あり◆ワイルド感◆柑橘香◆ジューシー 山形・上山の『Agri‑Cœur』片寄さんから、しっかりとしたお食事にぴったりの赤ワインをご紹介します(^^) ほんのりと濁りを帯びたダークレッドの色調が印象的。 香りはプルーンのような濃厚なニュアンスが広がり、まるでぶどうをぎゅっと搾ったかのような凝縮感あるアロマとしっかりとしたタンニンと酸味が感じられます。 口に含むと豊かな果実味があふれ、余韻にはほんのりと野性味も。深みのある味わいで、じっくりと楽しめる一本です。 作り手さんから 〇コンセプトについて このキュヴェは、独立初年度である 2022 年から造り続けているシリーズです。 まだ 3 年ですが、その間に本当に多くの出来事がありました。 その年のブドウの表情、醸造環境、出会った人々、そして私自身の心の在り様が、幾重にも絡み合いながら、ワインという形で表 れてきたように感じます。 2022 年の初ヴィンテージからお飲みいただいている方には、きっとこの移り変わりを感じていただけることでしょう。 私にとってこのワインは、「自分の人生を味わう」ような、特別な一本です。 皆さまにも、その一杯の中に何かを感じ、楽しんでいただけたら嬉しく思います。 〇ぶどうについて 鶴岡市は、古くから山葡萄の自生地として知られ、その風土はこの特別な果実を育むのに最適な環境を作り出してきました。 栽培農家:若生 隆 〇醸造について 低農薬で育てたデラウェアを全房のままおよそ 10 日間、マセラシオン・カルボニック。その後、ピジャージュを加えながら約 39 日間にわたる長期マセラシオンを行いました。 今回は、AL FIORE 様より特別にアンフォラ使用のご提案をいただき、人生で初めてアンフォラによる醸造に挑戦しました。 さらに、例年よりも長めの熟成期間(7 カ月半)を設けたことで、全房発酵による梗のニュアンスとアンフォラによる深い複雑味 が調和した、唯一無二のワイン「Déla Logique(デラ・ロジック)」が生まれました。 亜硫酸塩:30ppm 補糖、補酸:なし マセラシオン:39 日 ピジャージュ:数回 〇ラベルについて 初年度から使い続けているこのラベルは沢山の人たちに自然、農業そしてブドウ栽培を身近に感じて頂き、 癒しとなればいいなと思いラベルにしました。このラベルは、2022 年の初年度から変わらず使い続けているものです。 自然や農業、そしてブドウ栽培を、少しでも身近に感じていただき癒しとなれば嬉しいです。。 〇デラウェアワインへの想い 日本人が日本で、日本ワインを造るならば、日本の風土に根ざしたブドウでありたい。 近年の温暖化により、世界のワインは酸の不足という課題に直面しています。そんな時代の到来を見越していたかのように、 山葡萄は長い年月をかけて静かにその力を蓄えてきたのではないでしょうか。 このワインを通じて、日本人にはもちろん、世界の人々にも、日本の風土と自然の恵みを感じていただけたら嬉しいです。 〇ワインに関して 低亜硫酸で瓶詰め。暖かい場所での保管で瓶内の気体、液体の膨張。 また、残糖による多少の瓶内発酵も考えられますのでコルク浮きの可能性があります。 劣化につながることではございません。ご理解の上ご購入、保管くださいますようお願い申しあげます。 引用:Agri‑Cœur
Cheek 2024
3960円(税込)
タイプ オレンジワイン 品種 デラウェア100% 葡萄産地 山形県高畠 Alc 9% 醸造 TAKAHIRO WINE (茨城県下妻市) SNS @takahiro.suzuki_wine1027 特徴 ◆亜硫酸無添加 ◆爽やか◆軽め◆酸味あり◆ジューシー 澱がらみの美しいオレンジカラー。 その鮮やかな色合いは、まるで熟した果実をそのまま閉じ込めたかのようで、見た目からも美味しさが溢れ出します。 口に含むと、完熟デラウェアの芳醇な香りが広がり、思わず飲み進めてしまうジューシーさ。 一口ごとにじっくりと味わいたい、奥深い旨味が詰まったオレンジワインです。 最初はキンと冷やして、爽快な飲み心地を楽しむのがおすすめです。 温度が上がるにつれて、果実味とコクが際立ち、このワインが持つポテンシャルの高さを実感していただけます。 私自身も大好きなこの一本。ぜひ皆様にも、ご利用いただきたいオレンジワインです。 作り手さんから 〇ぶどうについて 山形県高畠町・ぶどう農家さいとう農園さんのデラウェアで仕込ませて頂きました。 アルフィオーレではお馴染みの大野農園さんで研修された農家さんです。 こちらのデラウェアは収穫時期に小雨が降り続き、ぶどうの色づきがまばらでしたが糖度と酸度のバランスが良いタイミングで収穫させて頂きました。 〇醸造について 醸造に関してですがデラウェアのフレッシュさを活かすために破砕後翌日にプレスし綺麗な果汁をとりそこにアルフィオーレのBiancoに使用している大野農園さんの完熟デラウェアの搾りかすを譲り受けまして果汁に1週間ほど漬け込みました(リパッソ)。 さらに味わいと深みを持たせた後に再度プレスを行いました。 その後、4ヶ月のアンフォラ熟成により、ゆるやかな熟成とともにピュアなデラウェア本来の果実味を表現できました。 生産本数641本 〇味わいについて お料理のお供には、おだしの効いた和食やスパイスの効いたエスニック料理と合わせて頂けたらより一層楽しめると思います。 なお、抜栓してからも数日間の味わいの変化も楽しめます。 〇ヒトコト こちらのワインはぶどう本来の果実味を大切にしております。 その為濾過せずに醸造をしており、ビン底に酒石とオリが見られます。 ぶどう由来の天然成分であり、飲んでも体に害はございません。ご安心してお飲みになれます。 〇【TAKAHIRO WINE】について 鈴木 隆博さんは長年都内の飲食店でソムリエとして勤務され、30歳の時にワイン造りを決意し渡豪。 行先は農薬をほとんど使用せずありのままの自然に寄り添い栽培、醸造を行う「SmallFry」にて1年間住み込みで研修されました。そこで得た経験をもとに地元 茨城県でワイナリーの設立を目標に2023年の4月から宮城県のFattoria AL FIOREさんで栽培、醸造、業務全般を研修されています。 故郷でのワイン作りを通し、地元食材の循環や県外からの観光など、地元に根付く既存のコミュニティを活性化させることで、生まれ育った茨城へ還元ができるのではと日々研修に励まれています。 引用:TAKAHIRO WINE
321 /TROIS-DEUX-UN/ 2024
3960円(税込)
タイプ オレンジワイン 品種 甲州69%、シャインマスカット31% 葡萄産地 山梨県南アルプス市 Alc 12% 醸造所 LA PENSÉE(山梨県南アルプス市)SNS @lapensee_wine 特徴 ◆野生酵母◆トロピカル◆紅茶系◆しっかりめ◆フルーティ 色味は濃い橙色。 柑橘やアプリコットを思わせる芳醇な香りが広がり、穏やかな酸味が心地よく調和。 フルーティーでアロマティックな印象が際立つ一本です。 しっかりと感じられるアルコール感は、陰干し製法によるコクと旨味の証。 メインディッシュとの相性も抜群で、食卓を華やかに彩ります。 贈り物としても喜ばれること間違いなしのオレンジワインです♪ 作り手さんから 〇ぶどうについて 買いブドウ(慣行農法、甲州:南アルプス市百々地区、シャインマスカット:南アルプス市西野地区) 〇醸造について 陰干しした甲州とシャインマスカットの混醸のワイン。 亜硫酸塩は破砕時30ppm、瓶詰前30ppm 生産本数は548本。 〇味わいについて レモンティー、マーマレード、メロン。 〇ご注意ください 無濾過、無清澄の為、澱が少し多く、少し発泡しておりますので、大変お手数ですが要冷蔵で保管お願い致します。 引用:LA PENSÉE
まとめ
オレンジワインは、古代からの伝統的な製法を取り入れ、現代の技術を融合させることで、独特な風味と魅力を持つワインとして世代を超えて再び注目されています。
その複雑な製造プロセスと独特の風味は、多くの飲み手から高く評価されています。
今後も魅力的なオレンジワインブームは続いていくと思います!
是非、オレンジワインの多様性と深みのある味わいにハマってみてはいかがでしょうか(^^)