【日本ワインの魅力】代表品種15選

日本のワイン

日本ワイン飲んでみたいけど何を選べばいいのかわからない!

そんな方におススメ!是非、「品種」で選んでみてください(^^)

好きな「推し品種」が見つかると次回からワイン選びが楽しくなりますね!

日本ワイン選びの参考にしてみてください!

1.~日本ワインの代表的な品種と注目品種~

代表的な品種

1. デラウェア

アメリカ原産の生食用の品種で、味わいはキャンディの様な甘やかな香りと心地よい酸味が特徴です。

ワイン用として醸造されるのが一般的ですが、

海外ではワイン用としてはほぼ使用されない為、日本ワインの独自のワイン品種といえます。

近年では、デラウェアを使用した色鮮やかな「オレンジワイン」や「ペティアン(微発泡ワイン)」など。

様々なスタイルで醸造され、注目を集めています。

山形県、大阪府が特に有名な産地になっています。

2. 甲州 

日本固有の白ワイン品種。

古くから山梨県で栽培され、日本ワインといえば「甲州」と思い浮かべる方も多いと思います。

味わいは爽やかな和柑橘の香りと程よい苦み、酸味はまろやかで軽やかなワインが多いです。

最近ではスキンコンタクトを行い、コクと果実味を強めた「オレンジワイン」も多くリリースされています。

海外でも高く評価され、再注目されている品種です。

3. ヤマソーヴィニヨン 

山ブドウとカベルネ・ソーヴィニヨン種を交配した赤ワイン品種。

味わいは青々しい香りと野性味のある渋み、強い酸味が特徴です。

果実味が豊富で重厚な飲みごたえを感じることが出来ます。

長期熟成せたものは酸味がまろやかになります。

購入されるならヴィンテージが古いものがおススメです!

4. マスカット・ベーリーA 

M.B.Aとも呼ばれ、日本の風土に合わせ川上善兵衛氏が開発した交配種。

病虫害に強い日本を代表する赤ワイン品種です。

イチゴの様な華やかな香りと、滑らかなで強すぎないタンニンが特徴です。

一次発酵で微発泡で軽く仕上げたり、樽で長期熟成を行ったりと幅広く表現されます。

是非、様々なM.B.Aを試していただきたいです。

5. スチューベン

アメリカ原産の品種で80年程まえから日本で栽培が開始。

特に青森県は日本一の生産量を誇り、スチューベンワインの生産量も日本一です。

味わいは、完熟の赤いベリー香と土っぽいニュアンス、優しいタンニンが特徴的です。

一般的には、赤ワイン用として使用されますが、白ワイン品種としても扱われることがあります。

ピノ・ノワールやガメイを連想させる優良品種として大注目です。

6. 巨峰

日本原産の生食用でお馴染みの巨峰。

ヨーロッパとアメリカ産の品種を掛け合わせて誕生した品種。ジューシーな果汁量と高い糖度が特徴です。

現在、各地で香り豊かな巨峰を使用した、ロゼ、アンバーワインが増えています。

口当たりは優しい酸味とフルーティーで若い方を中心に人気が高まっています。

7. ピノ・ノワール 

高級赤ワインの原料品種として有名。

日本でも多くのワイナリーが栽培しています。

鮮やかで薄く澄んだ赤色。香りは華やかで慎ましく、滑らかなタンニンと口当たりが特徴です。

往年、日本では栽培条件が合わず、早熟になってしまう問題がありましたが、各地で土地に適応した手法を用いて、日本でも美味しいピノ・ノワールがリリースされるようになりました。

8. メルロー 

日本では長野県が名産地とされ、長期熟成により濃厚な旨味と落ち着いた酸味を有した赤ワインが人気です。

他にも、山形県産メルローは果実味が豊富で柔らかいタンニン、樽のニュアンスがバランス良く渋いワインが苦手な方にもおすすめです。

9. ナイアガラ

マスカットを連想させる甘く華やかな香り。生食でも人気でフルーティーかつしっかりした辛口白ワインに仕上がります。

最近ではオレンジワイン用として使用される事も多い品種です。

酸味の表現が様々なので酸味が強いものから甘さを残したものまで。

ラベル表記の辛口か甘口を確認してお買い求めください。

10. シャルドネ 

全世界で栽培され、ファンが多い白ワイン品種。

程よい苦みと丸みのある果実味、白桃の様な香りが特徴です。

クセが無くニュートラルな品種で作り手ののテクニックが飲み手に伝わりやすいと思います。

樽の熟成を施したワインが多くあり、樽香がお好きな方におススメです!

11. ソーヴィニヨン・ブラン 

全国的に広く栽培されていますが、栽培困難地が多く表現も様々です。

青くフレッシュなマスカットの香りと、芯を研ぐようなシャープな酸味が特徴の白ワイン品種です。

関西地方、信州地方のソーヴィニヨン・ブランはボリューム感があり酸味も強めな印象。

北日本はシャープな酸味が先行して、後追いで旨味が舌を押すような印象です。

全国のソーヴィニヨン・ブランを飲み比べなんていいですね!

注目品種

12. アルバリーニョ 

主に新潟県や北陸で栽培され、独自のミネラル感と濃厚な果実味。

日本ワインのイメージを払拭し、急激に全国で広まりつつある白ワイン品種。

スペイン イベリア半島北部が原産。

雨に耐性があり、高温多湿な日本の気候でも高品質なぶどうが収穫できます。

現在は山形、三陸地方でもアルバリーニョで個性を溢れるワインが醸造されています!

13. タナ 

タンニンの語源とされる濃い果実味が特徴な赤ワイン品種。

皮が厚くて病気に強い。

種の成熟度も日本の温暖な気候と相性が良いので、良質なぶどうが多く収穫できます。

ヨーロッパ産のタナと比較すると「軽い」と感じる方も多いですが、長期熟成したものや、醸し期間を延ばしたタイプ、ロゼワインなど、種類も増えています。

現在、温暖化に伴い、全国的にタナの作付けも増えてきています。

14. ミュラー・トゥルガウ 

ドイツ、イタリアで人気の白ワイン用品種。

北海道、東北地方で主に栽培され、爽やかな香りとキリッとした酸味が特徴です。

近年は産地の気温上昇に伴い、完熟りんごの様な蜜感

ミネラル感も一層濃く表現されるようになりました。

果実味と伸びやかな酸味のバランスが整ったワイン多くリリースされ、注目を集めています。

15. プティ・マンサン  

フランス南西部原産の白ワイン品種。

成熟期が長く、濃厚な果実味が特徴。

花梨や蜜の香り、若々しく厚みのある酸味を持ち、樽の長期熟成にも適しています。

気候変動がもたらす猛暑、多雨、降雪などの影響に耐え、病気にも強く、収穫量が多いのが特徴。

日本ワインの未来を支える期待の品種です。

~品種別オススメワイン~

デラウェア

Tabletop Delaware 2022 - テーブルトップ デラウェア2022

3300円(税込)

タイプ 白ワイン
品種 デラウェア100% 
産地 山形県置賜地区
Alc  11%
醸造所 清澄白河フジマル醸造所 (東京・清澄白河)
@fujimaru_tokyo

※無濾過 
※無補糖、無補酸

『ワインを日常に』をコンセプトに日本の原料のみでワインを造り続け、日本の食卓に寄り添うような味わいを目指すフジマル醸造所さんより気軽に楽しめる白ワインをご紹介致します!

綺麗なライトな黄色。デラウェアのキャンディー香は控えめですが、南国系トロピカルな香りを強く感じる事が出来ます。開栓時、発酵由来のシュワっとした爽快な口当たり。
酸味は清涼感があり、軽快でスルスル飲めてしまいます。
デラウェアを今絞ったようなフレッシュなワイン(^^)
暑い季節にはキンキンによく冷やしてお飲みください!


作り手さんから
〇ぶどうについて
山形県置賜地区の完熟デラウェアを使用。2022年も 8 月終わりにきれいな緑色の完熟前の青デラが届き、9 月に入り続々と完熟デラウェアがやってきました。
今年は短い梅雨が明けすぐに猛暑、収穫時期に大雨が降ったりと自然環境は色々な変化がありましたが、良いタイミングで収穫していただき、ワイナリーに届いたぶどうはとても良い状態のものばかりでした。
糖度も例年通りしっかりとしていて、デラウェアの華やかな甘い香りが漂っていました。

〇ワインについて
完熟デラウェア主体に、青デラをブレンドした清澄白河のフラッグシップキュヴェ Tabletop Delaware(以下 TTD)が今年も出来上がりました。
醸造の段階でバナナパイナップルのような南国の雰囲気が全開、しかしアルコール発酵が終わるころには意外なほどにドライな仕上がりとなりました。
このドライなワインに青デラをブレンドすることによって、味わいの輪郭がしっかりと表れて、フレッシュな TTD 特徴でもあるはじけるトロピカル感が表現できるようになります。
私たちのワイナリーでは補酸や補糖を一切しないので、同時に仕込む青デラは味わいのバランスを取るためになくてはならないものです。
その年の完熟デラの味わいによってブレンドの比率は変わりますが、今回は完熟デラ2:青デラ1のブレンドに決めました。
定番キュヴェは安定の味わいを、そこはぶれることはありませんが、その中でもその年による特徴を感じとることができるのがワインの魅力であると考えています。

〇醸造について
完熟デラウェアと青デラをそれぞれ収穫後すぐにダイレクトプレス。
開放タンクで発酵後、ステンレスタンクで熟成。瓶詰前にブレンド。

〇ご注意ください
フジマル醸造所のワインはすべて、酸化防止剤の添加を最小限にとどめています。温度変化にさらされますと品質劣化の恐れがございます、低温での管理(15度以下)をお願いいたします。

引用:FUJIMARU WINESHOP
甲州

Heat Beat KOSHU 2022‐ハートビート 甲州 2022

3850円(税込)

タイプ 白ワイン  樽熟成
品種 甲州 100%
産地 ⼭形県南陽市産
Alc  11%
醸造所 Yellow Magic Winery (山形県赤湯)

※ 酸化防⽌剤(亜硫酸塩) 
※⾃然酵⺟ 
※製造本数 950 本 
☆イエローマジックワイナリー唯⼀の酸化防⽌剤を明記しているワインですが、オークの硫⻩焼き以外は⼀切亜硫酸塩を使⽤していないワインです☆

香りは樽由来の薫香が感じられ、甲州種 特有の酸味と果実味がしっかりと輪郭を作っています。
カチッとしたボディがありますが、スーッと喉元を通りすぎ胃に届くような印象です。

アルコール感もあり、お食事に合わせても、そのままワインだけでも十分に楽しめる仕上がりです(^^)
しっかり冷やしてシャープな酸味を楽しんで頂き、少し温度を上げ香りと果実味を楽しむのがおススメです!
是非お試しください!


作り手さんから
〇ぶどうについて
⼭形⾚湯(南陽市)唯⼀の「甲州」圃場から⽣まれた甲州を100%使用。

〇醸造について
甲州を除梗破砕後48時間スキンコンタクトさせて搾汁。
オリ引きせずに新樽フレンチオーク2樽(硫⻩焼きせず)
2年樽フレンチオーク2樽(⽊樽保存の為硫⻩焼き処理)
残りの果汁はステンレスタンクでそのまま低温⾃然発酵。
全体的に樽:ステンレス=9:1のバランス。
オークでの発酵後中、後の期間において⼀切のバトナージュ(攪拌)をせず発酵中の炭酸を残すようにしました。
発酵から5ヶ⽉後樽からワインを抜き取り薄にごりの状態で瓶詰めしました。

〇味わいについて
2022年の⾚湯の甲州らしい繊細できめ細やかな酸を損なわないように。
フレンチオーク発酵特有の柔なかなテクスチャーと酸との兼ね合いは⾊んな⾷とのシーンに合うでしょう。

〇熟成について
5年10年と熟成も可能ですが、フレッシュな状態でもその味わいは楽しめると思います。

〇コンセプトとネーミングについて
2017年にワイン産地 「⾚湯」で新しいプロジェクト【Bottling the VINEYARD~葡萄畑をそのまま瓶詰めする~】が始動しました。
「Heat Beat」
⼤地の⿎動、葡萄栽培⼈の⿎動、ワイン醸造⼈の⿎動 、このワインを紹介してくれる⽅々の⿎動、このワインを飲まれる⽅の⿎動。
あらゆる⿎動によって産地が形成されると思います。

引用:イエローマジックワイナリー
ヤマソーヴィニヨン

ヤマソーヴィニオン NV

2530円(税込)

タイプ 赤ワイン
品種 ヤマソーヴィニオン100%
産地 福島県二本松市産
Alc  12.5%
醸造所 ドメーヌ・ジン

※ 樽熟成
※製造本数700 本 
 
「少量、多品種」が合言葉のブティックワイナリー ドメーヌ・ジンさんから新作を含め、多数入荷しました。

栽培から販売まで、すべてお一人で作業されているため、各種ワインの製造本数が少なく、希少性が高いワイナリーですが、こだわりいっぱいのワインです。
是非沢山の方に飲んでいただきたいです! 

色味がとても鮮やかで、クリアで華麗さを持っています。
ヤマソーヴィニオンは野性味と酸味表現の強いワインが多い中、
ドメーヌ・ジンさんのヤマソーヴィニオンは柔らかいタンニンとまろやかな酸味に熟したうま味とフレッシュさも持ち合わせています。
樽熟成が素晴らしく、樽の香りがワイン全体を包みこんでいるようなイメージですした。
美味しいの一言です!

グラスは小ぶりでも良いんですが、丸みがあるものが良いかと思いました。
酸味がまろやかなので、酸化的に扱ってもバランスが崩れず、うま味が増します!
お試しください!


作り手さんから
〇ぶどうについて
福島県二本松産の収穫年度が異なるヤマソーヴィニオン使用しました。

〇栽培と醸造について
2020産のものはアメリカンオークの新樽で10か月熟成したものと2021年収穫のものをブレンドして瓶詰めしました。

〇味わい
完熟由来のフルーティーな香りに新樽の華やかな香りが融合しています。アントシアニンたっぷりな重厚な色合いの割にはタンニン軽めですっきりした味わいです。

〇料理との相性
薄めの醤油系料理、すき焼き、ローストビーフ、ボロネーゼパスタなど肉料理全般に合います。

〇ヒトコト
樽の割合は2020年新樽40%2021年樽ナシ60%です。

引用:ドメーヌ・ジン
マスカットベーリーA

タケダ サンスフル ルージュ 2020

2640円(税込)

タイプ 赤ワイン
品種 マスカット・ベリーA100%
産地 山形県天童産
Alc     10.3%
醸造所 タケダワイナリー (山形県上山市)
特徴:◆酸化防止剤無添加◆無濾過◆長期熟成◆やや重め◆旨味しっかり

山形県タケダワイナリーさんより
ファン待望の「サンスフルシリーズ」よりルージュの新ヴィンテージが到着です!
特徴はなんといっても、す~っと喉元を通る軽やかで優しい飲み口です!
色味は濃い赤色でタンニンの渋みも持ちつつ、果実味も豊富に感じる事が出来ます。
ワインの旨味がじわーと広がっていき、気づけば一本飲み切ってしまいますね。。。
温度帯は少し冷やしても美味しく頂けますし、開栓後グラスで時間をかけてゆっくり果実味を楽しんでも良いかと思います!
どんなお食事にも合いますが、蒲焼や焼き肉のタレの様な甘味のあるコッテリ味との合わせがオススメです(^^)
是非お試しください!


作り手さんから
〇ぶどうについて
2020年、山形県では7月に大雨が続きましたが、8月以降は晴天の日が多く雨も少なかったので、良質なベリーAを収穫することが出来ました。
このワインは、長年タケダワイナリーがマスカット・ベリーA種の栽培を依頼している花輪和雄氏ら天童市の栽培グループによるぶどうを用いて造られました。

〇味わいについて
黒い果実やブラックチェリーのジャムに加えて、スパイスやハーブのニュアンスが感じられる香り。
柔らかなアタックに、酸味が例年に比べて穏やかで丸みがあり、後味に旨みと濃縮した果実感が楽しめるリッチな味わいです。

〇特徴について
日本で改良されたベリーA種。しっかり栽培・醸造したものは濃縮感、力強さがあります。特に良質のぶどうをサン・スフル(仏語で亜硫酸なしの意味)で仕上げました。
濾過を行わず生詰めしたことで、ぶどう由来のにごりや澱、酒石がみられ、それらが格別の風味を醸し出します。
ぶどう本来の味わいが堪能できる力強いワインに仕上がっています。ベリーA本来のフレッシュな赤い果実の香りと、生き生きとした酸をお楽しみください。


〇醸造について
亜硫酸を添加せずワインに仕上げるには、腐敗果がなくPH値も低い健全なぶどうであることはもちろん、仕込み時の徹底した選果やワイナリー内の衛生管理も重要な要素となってきます。
できるだけ自然な管理とぶどうに負荷をかけないことを心がけ、ワインメーカーが随時自身の目で状態を確認し、手作業で管理しています。

〇ヒトコト
このように、買い付けのぶどうにもこだわれるのは、自社農園を所有し栽培も熟知しているタケダワイナリーならではといえます。

〇ご注意ください!
無濾過ですので、葡萄由来のにごりや澱、酒石酸と呼ばれるきらきらした結晶状のものがみられます。
品質には、なんら問題はございません。ご安心してお召し上がりください。

引用:タケダワイナリー
スチューベン

スチューベン2022

3190円(税込)

タイプ 軽い赤ワイン
品種 スチューベン100%
産地 青森県産
Alc  11%
醸造所 LES VINS VIVANTS レ・ヴァン・ヴィヴァン
※ 亜硫酸無添加
※無濾過 、無清澄
※野生酵母
※無補糖、無補酸
大人気ワイナリーLES VINS VIVANTSさんから新作リリース!
化学農薬、化学肥料を使用せず、果実本来の力を活かす栽培方法と野生酵母を使用し、無添加、無濾過で仕上げる自然にも体にも優しい軽快な赤ワインです。
色味はややにごりのあるガーネット色で、若々しいラズベリーなどの赤い果実の風味を感じます!
爽やかな酸味で全体的にはソフトな口当たりです(^^)
キャンディっぽさはおとなしく、後半はボタニカルな表現が目立ち、シダーの様な香りも感じる事ができました!
最初の一口目からグッと心掴まれる香りと味わいです(^^)
少し低めの温度で、フレッシュ感を楽しんでほしいと思います。
一年程、セラーで寝かしてうま味を凝縮させていただくとより一層バランスがとれるかと思います!
是非お試しください!

作り手さんから
〇ぶどうについて
青森県産のスチューベンを購入して造った赤ワイン。

〇醸造について
開放型の木桶発酵槽(VAT)にて除梗破砕無しの全房セミマセラシオンカルボニック仕込み。
(一部、ステンレスタンク使用)
野生酵母で発酵が始まるのを待つ。
4、5日で発酵が始まり、そのタイミングでフーラージュ開始。
毎日のフーラージュにより10日程で液面が果帽に達し、以後ピジャージュとルモンタージュを併用する。
仕込み始めてから約6週間でプレス。
空圧式のメンブレンプレス機にて搾汁し、プレス後は500Lのフードル(大樽)で熟成。
ウイヤージュ無しで7ヶ月樽熟成後、滓引きして瓶詰め。
仕込みから瓶詰まで一切の亜硫酸は無添加。
エキス分 2.16 比重 0.993 pH 4.19

〇味わいについて
果実味が豊で穏やかなタンニンの赤ワイン。果実由来の甘い香りがとても華やか。
みかん、ハーブ、ホップ、白胡椒、インク等多様な香りがあり、温度が上がると野生味も出てくる。

〇スチューベンという品種について
あまり馴染みのないスチューベンですが、デラウェア、マスカットベーリーAについでポテンシャルのあるブドウだと思っています。
私たちは仮想プールサールとして仕込んでいます。
とても状態の良い青森県産のスチューベンで仕込む事が出来たので、満足のいく仕上がりになりました。

〇気を付けたところ
スチューベンは甘さはありますが、酸味が穏やかなので甘いだけの平坦なワインにならないように全房で仕込み、しっかりと抽出する事で複雑味や奥行きを出すように心掛けました。
また、ラブルスカは少し酸化させたくらいが丁度良いと思っているので、巨峰同様ウイヤージュ無しで
少し長めに樽熟成をしています。

引用:LES VINS VIVANTS
巨峰

ASAHA WHITE 2022 / アサハホワイト2022

3080円(税込)

タイプ ブラン・ド・ノワール ロゼよりの白ワイン
品種 巨峰100%
産地 福岡県うきは市産
Alc  10%
醸造所 SHINDO WINES 新道ワインズ (福岡県朝倉市)
※ 亜硫酸無添加
※無濾過 、無清澄
※野生酵母
※無補糖、無補酸
※生産本数1700本

福岡県「SHINDO WINES」の阪本さんから
じめっとした この季節から暑い夏にピッタリのグビグビ系のコクあり白ワインが届きました(^^)

開栓と同時に巨峰由来のジューシーでフルーティな香りが広がります!この完熟感のある香りは嫌いな人はいないと思います。
甘やかな香りにつられ、味わいも微かに甘味を感じるかと思います!
色はブラン・ド・ノワール仕上げの為、琥珀よりのロゼです。
温度帯はガチガチの冷やしてスタートをおすすめ致します(^^)

お食事には、エスニック料理が良く合います!フレッシュハーブ、スパイス、辛みにもペアリング出来ました!
ですが、一番オススメペアは「出汁トマト(トマトのお浸し)」が美味しかったです!
お試しください!


作り手さんから
〇ぶどうについて
福岡県うきは市産巨峰100%です。

〇醸造について
ブラン・ド・ノワールの製法より着想を得ました。
果皮と果汁のコンタクトを避けるためプレス前のスキンコンタクトを最小限にしております。
プレスした果汁は一晩静置して滓引きを行い、翌日にスターター(野生酵母を培養した酒母)を投入。
3週間かけてステンレスタンクの中でゆっくり低温で発酵を行いました。
SHINDO WINESでは通常瓶詰前にブレンドを行っておりますが、瓶詰前の香味が非常に優れていたため、ブレンドを行わずに2度目の滓引き後2022年12月26日に瓶詰めしました。
無濾過、酸化防止剤無添加 、補糖、補酸も一切行っておりません。

〇味わいについて
ぐびぐび、"glou-glou"系ワインです。冷やしてお楽しみください。

〇ラベルデザインについて
私達の目指すワインは「九州/日本の夏に最高なワイン」です。
ASAHAシリーズのラベルテーマは夏の象徴「雷」。
雷はエネルギーの源です。
エネルギッシュな若手ワインメーカー、活気あふれる街・福岡、笑顔あふれる飲み手。 
また古来より雷は農業と密接した関係があります。
化学技術が発達する近年まで、植物の成長に必要な栄養素・窒素は一部の植物と雷を除いて精製できませんでした。
「雷が落ちると稲がよく育つ」と、農耕民族である日本人は古代から「稲妻」として雷を神聖なものとして崇めていました。

〇ワイナリーについて
2021年から福岡県朝倉市にある『新道蒸留所』の一角を間借りして運営を開始しました。

醸造家の阪本さんは学生時代にニュージーランド、ドイツで地質土壌について学び、
その後日本酒の酒蔵で蔵人として勤められました。
経験を基に
『人的介入を最小限に抑えた、自然なままの味わい』と『日本酒造りで学んだ、醸造哲学の活用』
をコンセプトにワイン作りをされています。

またSHINDO WINESはの特徴は福岡県の名産『巨峰』をメインの品種とし、日本の夏にピッタリな
軽快でグビグビ楽しめる仕上がりになっています。

『福岡県』の可能性を信じ、栽培、醸造、衛生管理を徹底する事で可能にする高温多湿地域での
自然なワイン作りに挑んでいる大注目のワイナリーです。


引用:SHINDO-LAB
ピノ・ノワール

PINOT NOIR 2020

4180円(税込)

タイプ 赤ワイン
品種 ピノ・ノワール100%
産地 山形県かみのやま市産植ノ山畑
Alc      11.5%
醸造所 ウッディファーム&ワイナリー
※樽比率	100%(新樽0%)
※生産本数 1412本
※総亜硫酸 30ppm

 【深みと落ち着きの赤ワイン】
色味はクリアなガーネットカラー。
一口含めばバニラの香りが広がり、完熟したベリーと柔らかいタンニン感です!
ワインの香りと果実味を存分に楽しめます!
後半はじわじわと「うま味」が蓄積していき、飲めべ飲むほどに美味しいんです(^^)

温度帯は少し高めに大きなグラスで空気を含ませ、より柔らかい印象で飲んでいただきたいです!
開栓3日後もピノ・ノワールの香りは健在で、十分に楽しめると思います。
お祝いの贈り物にも、ゆっくり寝かしておきたい赤ワインですね(^^)


作り手さんから
〇品種について
世界的にも人気な品種ですが、栽培の難しさから土地を選ぶ品種と呼ばれています。
現在(2021.4)は約0.4㏊の畑を一文字短梢栽培で管理しています。
礫の多い赤土が主体の植ノ山畑に2種類のピノ・ノワールを栽培しています。
上山の気候風土に合うよう毎年栽培の工夫を重ね、完璧に熟した年だけが赤ワインとして醸造されます。
また私達のスパークリングワインのブレンドの要として、この品種はワイナリー開業以来ずっと使用されています。
【かみのやま産ピノ・ノワール】の最も活かされる方法をヴィンテージごとの特徴と共に柔軟に対応できるのが、大きな魅力と言えるでしょう。

〇ぶどうについて
2020VTの上山は秋雨の影響も少なく台風が来なかった。
早熟系のピノにとって、これ以上無い気象条件が揃った事。
また20VTからサイドレスハウスの設置を行い完全に雨の影響を防いだ事が功を奏した結果となり、過去最も熟度の高い状態で収穫できました。

〇醸造について
選果しながら収穫され、最も熟度の高い品質のピノを一晩冷却後に除梗し破砕無しでタンクへ仕込んでいます。
酵母添加はせずに4日間は7~10度の低温を維持しながら、徐々に品温が上昇していくのを自然に任せています。
5日目には顕著なエステルが発生し、ポンプオーバーを行いながら、品温を上昇させています。
発酵最盛期の品温は34℃付近まで上昇しながら半日ほどで温度を下げ始め、仕込み開始から14日目にプレスを行っています。
FREE区分とPress区分は別々の古樽で貯蔵管理し、年内には樽内でMLFは完了しました。
酸度が少なく元々柔らかい酒質だったので、約7か月後の翌春5月には樽から出してブレンドを行いました。
瓶詰め前に亜硫酸を15ppm追加し、合計の亜硫酸量は30ppm以下という極めて少ない数値です。
保管は涼しい所を徹底してください。

〇味わいについて
香りは閉じ気味だが焦ってはいけない。抜栓から注意深く酸素を供給して欲しい。
直ぐにブラックベリーやプラムの香り、甘さを伴う和柑橘のコンフィチュール、秋の落葉樹の森林で嗅ぐ香り、仄かにバニラや丁子の樽由来のスパイスが混然として収納されている。

引用:ウッディファーム&ワイナリー
メルロー

Sorriso 2021 -ソリーゾ

2800円(税込)

タイプ 赤ワイン
品種 メルロー100% 
産地 秋田県産、青森県八戸市南郷産
Alc  12%
醸造所 澤内醸造
@sawauchi.jozo
※ 酸化防⽌剤無添加
※無濾過 

青森県八戸 澤内醸造さんから気軽に楽しめるミディアムボディの赤ワイン!「Sorriso」の新ヴィンテージが到着です!
軽やかな口当たりとまろやかな果実味。
ジワーと広がる旨味は軽めのお肉やグリルしたお野菜なんかと合わせて楽しんでほしいですね!
色味はガーネット色で香りの中にベリーやカシスも感じられます!
優しい酸味とタンニン感。スルスル飲めて心地良い赤ワインです!


作り手さんから
〇ぶどうについて
東北の雄大な自然中で育まれたメルロー使用。
秋田県産と青森産を掛け合わせたソリーゾ。

〇醸造について
無殺菌で自然発酵。ステンレスタンクで低温熟成の後にノンフィルターで瓶詰め。
メルロー種本来の味わいを生かした1本に仕上がっています。 

〇味わいについて
ナチュラルなワイン造りの工程だからこそ出来る、豊かな香りとコクのある優しい味わいです。

〇ネーミングについて
イタリア語で笑顔を意味する「ソリーゾ」
あなたに自然とほほ笑みを与えるワインです。

〇合う料理は?
ミドルボディの味わいは、牛肉や馬肉をつかったカルパッチョなどの生に近い食感から、炙りの串焼き肉を塩胡椒でシンプルに味付けしたものなどにあわせて,,, 素材の旨みを活かすワインです。
引用:澤内醸造
ナイアガラ

峠のナイアガラ 2021 限定生産

2530円(税込)

品種 ナイアガラ100% 
産地 北海道仁木産
Alc     8%
醸造所 ばんけい峠のワイナリー
※酸化防止剤無添加
※無濾過

残糖がなくスッキリ極辛口!酸味が特徴的で、デザートに合わせるのもいいなーと思いました。レモンサワーのように飽きがこないので飲み過ぎ注意です。


ワイナリーコメント
ナイアガラの味わいを低温醸造で引き出しています。アロマティックで華やか、爽やかで伸びやかな酸味が特徴的。
2021年からエチケットも一新し、少数限定醸造した白ワインです。 アルコール度数は低め。
「氷を入れてカチ割りでも、ソーダ割でも、好みに合わせて飲んで欲しい」とコメント。低アルが流行りつつある「今っぽい」ワインだと思います。引用:ばんけい峠のワイナリー
シャルドネ

Oro 2021 reserva‐オーロ 2021 リゼルバ

10000円(税込)

タイプ 白ワイン
品種 シャルドネ100%
産地 山形県高畠
Alc      13%
醸造所 Fattoria AL FIORE(宮城県川崎町)
@fattoriaalfiore
※無濾過、無清澄
※野生酵母
※亜硫酸塩無添加
※要冷暗保存
※生産本数1198本

宮城県川崎町にある【Fattoria AL FIORE】目黒さんから最高熟度のシャルドネを使用した
『黄金ワイン‐Oro2021』がリリースされました!
リスクのある遅摘みを行い、熟度を上げ骨太な果実味とバランスの取れた酸味を持つ特別な白ワインに仕上がりました。
バニラの香りに負けなシャルドネの存在感。日本では淡いシャルドネのワインが多い中、しっかりとした骨格を感じる事ができます。
お祝いや特別な日に是非お試しください(^^)


作り手さんから
〇ぶどうについて
前回、2020 ビンテージのリリースでも予告していた通り、10 年目になるこのシャルドネの樹は、大野正敏氏という素晴らしい生産者さんの愛情を注ぎ込まれて、その名前に恥じない、金ピカのワインに育ってくれました。
秋雨の影響も少ない年ではありましたが、リスクを承知の上で、大野さん自ら「もっと収穫時期を引っ張ってみたら?」というありがたいご助言も頂き、とても感動したのを覚えております。
そのお陰もあり、収穫当日の園地に入った瞬間に、もうこのワインの出来はすでに決まっていました。

〇味わいについて
豊かな果実味、優しく心地よい酸味、十分な骨格と余韻。どこをとっても完璧な仕上がりです。
ぶどうやワインは自然そのものを映し出すことしか出来ません。毎年こうとも限らないのです。
洋梨、蜂蜜、林檎、バニラ、発酵バター

〇醸造について
10 月に収穫したシャルドネを、4 日間スキンコンタクトして優しくプレス。
この園地の酵母は、毎年のことなのですが、ゆっくりゆっくり発酵していくタイプでして、なんとスタックすることなく 2021 ビンテージは、樽発酵で 7 ヶ月間もかかりました。
その後、オリが下がった頃に瓶詰め。更に 15 カ月間の瓶内熟成後にリリース。

〇ラベルについて
この和紙ラベルのフラッグシップシリーズの中でも、特に優れた cuvée に関しては、このシャルドネを機に、Reserva(リゼルヴァ)表記をつけることにしました。
Label Design by ito design studio

〇おすすめの楽しみ方
・シーン お気に入りのレストラン/特別な日に家族や大切な仲間と、リラックスして楽しむ。
・温度帯 13-17℃
・グラス 大きめのブルゴーニュ
・お料理 バターを使ったお料理/白トリュフ/日本料理/魚介全般など
・飲み頃 今~2030 年
・飲みきり 抜栓から一週間程度
※上記はリリース時点での一例です。皆様の想像を膨らませながら、思い思いに楽しんでいただければ幸いです。

〇特別 cuvée ORO 2021 reserva について 
私たちのぶどうの師でもある⼤野農園の⼤野 正敏⽒のシャルドネの中でも、摘房後さらに2週間、最⾼値の熟度を待って収穫したぶどうで仕込んでいるワインが、この ORO となります。
⼤野農園のシャルドネは、2019 年に単醸で仕込める収穫量となり、2021 年より樹も安定してまいりまして、更に⾼品質のぶどうが収穫できています。
⼤野さんは、ぶどう栽培を 50 年近く続けるなかで、⽣⾷⽤ブドウを息⼦さん夫婦に引き継ぎ、除葉や、摘房など栽培管理を私たちに任せていただきながら、御年 70 歳を過ぎても尚、もう⼀度ワインぶどうに本気で取り組んでみたい!と意気込んでくださっております。
その結果が、ORO のシャルドネであり、Rosso のメルローであります。
この 2 つの cuvée は、私にとっても⼤変思い⼊れがある cuvée なのです。
最⾼の状態でバトンを渡して頂いた、この⾦ピカのぶどうを、私の醸造で汚すことのなきように、丁寧に、丁寧に仕込んでいきます。
そして、2021 のこのシャルドネは、 ORO という名前の通り、⾦ピカのワインになりました。
素晴らしいぶどうが、健全なまま、素晴らしいワインになってくれたことは、これ以上になく嬉しいことではあるのですが、⼀⽅で何より値付けに困るのです。
普段より、ワインの状態を客観的判断のもと、なるべくみなさまがご納得していただける価格で、上代を設定しているつもりです。
しかしながら、ここまで素晴らしい出来に変貌を遂げてしまうと、なかなか今までの価格帯でのリリースで良いのだろうかと不安になりました。
価格を安く設定し過ぎても、そのワインの価値を⾒出すことはできないことと、情熱をワインぶどうに注ぐ⼤野 正敏⽒への敬意を表するためにも、この価格設定とさせていただきました。
もちろん、ご購⼊頂けるお客様にとっても、⼗分にご満⾜頂ける内容だと思っております。

引用:Fattoria AL FIORE
ソーヴィニヨン・ブラン

ソーヴィニヨンブラン 2020

2613円(税込)

タイプ 白ワイン
品種 ソーヴィニヨンブラン90% プティマンサン10% 
産地 山形県かみのやま生居畑、植ノ山畑、原口畑 産 
Alc      11.5%
醸造所 ウッディファーム&ワイナリー
※生産本数2490本
※無濾過

ソーヴィニヨンブランの香りを楽しむならこの一本。
口当たりはスーッと喉元をすり抜けるように澄んでいて、果実味と厚みのあるうま味が後から舌を押していきます!

プティマンサンのキレある酸味がソーヴィニヨンブランの個性を押し出し、爽快感のある仕上がです!
キンキンに冷やしてこの春先から初夏に楽しんでほしいですね!
春野菜のグリルやフリットなどに合わせてどうぞ(^^)!


作り手さんから
〇コンセプト経緯について
初めてソーヴィニヨンブランと他品種のブレンドをしたヴィンテージです。
瓶詰めか ら暫くは味わいが硬く、出荷を21VTからにしましたが、ようやく馴染んできたのでリリース致します。
本来は21VTよりも先にリリースするはずでしたが、状態を比べてリリースが前後しております。

〇ぶどうについて
2020年の山形は7月に豪雨の被害を大きく受けたものの、それ以降の天気は回復しまし た。
例年よりも豊富な日照量と温度は果実の成熟を早め、苦戦する事の多い早生品種でも十分な熟度を得られました。
 この年からソーヴィニョンブランは笠かけを辞めています。
VTの影響が功を奏 し、健全なブドウを収穫できています。

〇醸造について
仕込みは初年度の14VTにならい、比較的ニュートラルな仕込み方を採用しています。
ソーヴィニヨンブランの味わいに焦点を絞りたいと考え香りを強く出すチオール系の酵母も控えました。
発酵終了後、香り味わい平板な印象になるのをプティマンサンの原酒を10%ブレンドする事でソーヴィニヨンブランを厚みのあるワインに変化させることが出来ました。

〇味わいについて
ソーヴィニヨンブラン2019の味わいにエキス感をブレンドした印象に近く、魅力的なワインに仕上がりました。
香りは21VT程ではないですが、歴代でも断トツの厚みを感じます。

引用:ウッディファーム&ワイナリー
アルバリーニョ

アルバリーニョ 2022

3520円(税込)

タイプ 白ワイン
品種 アルバリーニョ90% リースリング・リオン10% 
産地 岩手県産 自社圃場
Alc      12%
醸造所 神田葡萄園 リアスワイン (岩手県陸前高田)
@kandavineyard
※生産本数900本
※無濾過、無補糖、無補酸
※生詰めの為、要冷蔵保存

岩手県陸前高田にある【神田葡萄園・RIASWINE】熊谷さんから
ワイナリーを象徴する「アルバリーニョ2022」が届きました!

なんといっても特徴は爽快なミネラル感!香りや味わいの中に「潮」を感じさせる海のワインです!
リリース直後はフレッシュな酸と柑橘系の印象ですが、オススメは1年ほど寝かして頂くと、熟れた果実と蜜にニュアンス、そこにミネラル感が乗って、濃厚なうま味が出てきます!

一本はフレッシュでクリスピーに楽しんで頂き、もう一本は熟成用にされてはいかがでしょうか?


作り手さんから
〇ぶどうについて
2022年のアルバリーニョはようやく収量が1tに到達しました。(棚・垣根各500kg)栽培では春から夏の天候不順(岩手は大打撃の一年でした)により、一部に早期のべと病や黒とう病が発生。
一方で晩夏から秋はとても穏やかで日照時間を確保することができた年でした。
天候不順により熟すのに時間がかかり例年より1週間ほど収穫は遅く、垣根は10月1日、棚は10月14日に収穫を行ないました。
果実の水分が抜け始め、品種特有の完熟を示す黄金色になったタイミングで収穫を行ないました。

〇醸造について
垣根と棚の葡萄のそれぞれ別タンクで醸造。
果汁BX21.3 酸度9.8  ph 3.30 (平均値)
発酵は除梗、破砕後、圧搾機内で3時間のスキンコンタクト(SO2微量添加)
その後ゆっくりと圧搾。
一晩のデブルヴァージュ後、翌日澱引きを行な発酵。
無補酸、無補糖。
乾燥酵母により14℃から18℃で約2週間。
その後2タンクは1タンクにブレンドし澱と速やかに離し春までステンレスタンク熟成。
春、ユナイトとなるリースリング・リオンから香りの良いロットのワインを10%ブレンド
So2は果汁搾汁時、発酵終了時、瓶詰め前、適宜添加。総亜硫酸100ppm。
無清澄、無濾過で3月にボトリング。
冷却処理をしておりませんので酒石と澱の沈殿がございます。

〇コンセプトについて
今期ブレンドした理由としてはアルバリーニョの品種こうである桃や熟したフルーツの第一アロマがまだ控えめな印象があり、これをリースリング・リオンの持つリナロール香で補いたいという意図です。
今期のブレンドが個人的に「岩手らしさ」を表現する上で可能性があると判断しアルバリーニョのスタンダードラインとして今後数年後に5000本の生産を見据えてリリースしてまいります。

〇味わいについて
色味はほのかにオレンジがかったイエロー。
香りは白桃アプリコットなどストーンフルーツのアロマ 石灰や鉱物、ヨード香、ほのかに吟醸。
アタックは中庸。硬質なミネラル、クリスピー酸とソフトなアルコール感。
余韻には柔らかいほろ苦さ・タンニン・潮を含んだような果実味。

〇おすすめのお料理は
相性は炙った貝、サンマの塩焼き、蒸し牡蠣、レモンやスダチなどをかけて召し上がる魚介料理

引用:神田葡萄園リアスワイン
タナ

陽はまた昇る 2020

3190円(税込)

タイプ 赤ワイン
品種 タナ 82% カベルネ・ソーヴィニョン 17% メルロ 1%
産地 	山形県上山 南果連協同組合、山梨県北杜市 シティファーム
Alc     12.4%  
酸度   8.8g/L.  
残糖   0.03g/L.
醸造所 ココ・ファーム&ワイナリー
※収穫方法 手摘み
※野生酵母
※低温発酵
生産本数 11,526本

タナ品種由来のタンニンがしっかり表現され、カベルネソーヴィニヨンの存在が骨格を作っています。
口当たりは滑らかで、空気に触れ開けば開くほど果実のうま味を強く感じられるフルボディの赤ワインです。

大きめのグラスで楽しんでほしいですね!デキャンタージュを行い、飲み頃を演出してお肉との合わせなども最高ですね(^^)


ワイナリーコメント
〇コンセプトについて
私たちは西暦2000年前後からはじまった日本の適地適品種の葡萄を捜す旅の途中で、このタナ種の葡萄に巡り会いました。
そして日本で育てることの可能性を感じ、まずはじめに足利にこの品種を植えてみました。その後、可能性を探るべく山形の契約農家に栽培をお願いしたところ初めての品種にもかかわらず、タナ種の栽培を快く快諾してくださいました。
そして土地との相性もさることながら、彼らの経験と技術によってわずか数年のうちに素晴らしい葡萄が収穫できるようになりました。
「陽はまた昇る」困難な時代、明日に希望をつなぎながらゆっくりいきましょう。


〇ぶどうについて
タナ(Tannat)の名はタンニン(Tannin)に由来するようにその渋みが特徴です。
フランス南西部マディラン地方の主要な葡萄品種で現地ではこの葡萄から濃い色の果実味豊かで渋味のしっかりとした長期熟成タイプのワインが数多く造られています。

〇醗酵について
醸造場では葡萄の良さを生かすためシンプルな造りを心がけました。
ワイン醗酵は、野生酵母や野生乳酸菌が働いて、何も加えることなくアルコール醗酵やマロラクティック醗酵が行われました。
熟した葡萄を除梗し軽く破砕して、小型のタンクへ移す。
ルモンタージュを行いながら、徐々にマストを温めてゆく。
2、3日すると野生酵母による醗酵が自然に始まる。
醗酵は高めの温度で進み、残糖がなくなるまで続く。
注意深くルモンタージュを続けながら、十分な色素と風味を抽出。
約2週間醸した後、マストを搾り、ワインを皮と種から分ける。
その後、木樽に移し野生乳酸菌によるMLF(マロラクティック醗酵)を促しました。

〇熟成について
オークの木樽で約12~13カ月熟成。

〇瓶詰めについて
澱引きし、無清澄・無濾過でビン詰。

〇味わいについて
タナ種の果実味や渋味、酸味、カベルネ・ソーヴィニョン種とメルロ種の柔らかな口あたりなどが調和した力強く優しい赤ワインです。色合いは深みのある黒いガーネット。香りはダークチェリーやカシスの黒い果実に、ナツメグや白檀、なめし皮、石灰、スモーキーな香りを複雑に感じます。
舌触りの良いタンニンと滑らかな酸のバランスが良く、余韻に香ばしさと程よい渋みが続きます。

〇料理との相性
こころみ学園産原木栽培椎茸のソテー、炒り銀杏、アスパラガスとポーチドエッグ、豚肉のリエット、穴子の蒲焼き、鱈の焼き白子、ピーマンの肉詰め、豚ひき肉のクミンパスタ、レバニラ炒め、仔羊のロティ、ブフブルギニヨン

〇飲み頃について
2022年から2027年は、果実味とフレッシュな酸を感じる清涼感のある味わいが続き、2028年からは、熟成によりタンニンが滑らかになり、旨味や香ばしさ主体の味わいへと変わっていくと思います。

引用:ココ・ファーム&ワイナリー
ミュラートゥルガウ

農民ドライ 2021

2000円(税込)

タイプ 白ワイン
品種 ミュラー・トゥルガウ 48 % ケルナー 30 % シャルドネ 17 % ソーヴィニョン・ブラン 5 %
産地 順に北海道余市 、荒農園、長谷川農園、相馬農園、藤澤農園、才川農園、荒農園、山形県上山市、南果連、長野県高山村、角藤農園、高山村ワインぶどう出荷組合
Alc    12.7 %  
酸度   4.3g/L.  
残糖   0.23g/L.
醸造所 ココ・ファーム&ワイナリー
※収穫方法 手摘み
※野生酵母
※低温発酵
※生産本数 27,344本

香りはフルーティーなマスカットを感じさせ、味わいはスッキリした酸味とキレのある「ドライ」な仕上がり!
苦みの余韻がよりカラッとした印象を与えます!
よく冷やして、キレ感をお楽しみください!


ワイナリーコメント
〇コンセプトについて
日本の小粋な白ワイン、農民ドライ。日本各地の腕のいい契約栽培農家の、誠実で地道な農作業から誕生したクリーンで爽やかな白ワインです。

〇ぶどうについて
北海道余市のミュラー・トゥルガウやケルナー、山形県上山のシャルドネ、長野県高山村のシャルドネやソーヴィニヨン・ブランなど、個性的な香りとしっかりした酸の白ワイン用葡萄品種から構成されています。

〇醗酵について
醸造場では、極力シンプルな造りを心がけ、軽く搾って果皮と種を取り除いた果汁を、主にステンレスタンクに入れ、葡萄の香りを逃がさないように液温を22℃以下に保ち、野生酵母で約1カ月醗酵させました。
これらの適地適品種の葡萄を醗酵させ一部混醸した後は、ブレンドしてタンクで熟成。
除梗した葡萄をやさしくプレスして、タンクに入れる。
葡萄の香りを逃がさないように液温を22℃以下に保ち、野生酵母で約1カ月醗酵させました。

〇熟成について
ステンレスタンクで約3カ月熟成。その後、澱引き・ブレンドし、濾過を行いました。

〇瓶詰めについて
軽く濾過してビン詰しました。

〇味わいについて
ライムやパイナップルのフルーツに、花の蜜やヨーグルト、オレガノなどのドライハーブを感じます。
味わいはフレッシュな辛口。
柔らかい果実味をフレッシュな酸が引き締め、余韻にはハーブや柑橘の皮のような程よい渋みとコクが続いていく。

〇料理との相性
お寿司や和食だけでなくバラエティ豊かな日本の食卓によく合う辛口の白ワインです。
わさび菜のグリーンサラダ、グリーンアスパラガスのマリネ、新玉ねぎのお浸し、松茸の土瓶蒸し、かますの塩焼き、蕗の薹の天麩羅、パスタジェノベーゼ、ボンゴレビアンコ、牛タンの塩焼き、アジフライ、桜餅

〇飲み頃について
2022年~2025年は、フレッシュな味わいを楽しめます。
2026年からは、熟成により蜂蜜やハーブなどの香りが強くなり、丸みのある味わいへと変わっていくでしょう。

引用:ココ・ファーム&ワイナリー
プティ・マンサン

山のカンタータ 2019

3630円(税込)

タイプ 白ワイン
品種 プティ・マンサン 97 % シャルドネ 3 %
産地 	山形県上山南果連 長野県高山村佐藤畑
Alc     14.4%  
醸造所 ココ・ファーム&ワイナリー (栃木県 足利)
※収穫方法 手摘み
※野生酵母
※低温発酵
※生産本数 4942本
※要冷蔵保存

開栓後すぐに濃厚な果実味と柔らかな樽のニュアンスを感じます。
ビターな口当たりと完熟果実由来の蜜香、グッと舌を押しこむようなうま味が口中に広がります。

アルコール感もしっかりとあり、全体的にボリュームを感じます。
ヨーロッパスタイルな仕上がりで、大きめのグラス、またはデキャンタージュをしながら楽しんでほしいと思います!


ワイナリーコメント
〇ぶどうについて
山形県上山や長野県高山村の腕の良い契約栽培農家さんたちの葡萄を足利の山の醸造場で仕込んだ山にゆかりのあるワインです。
2006年、初めてフランス南西部のピレネー山脈の麓からこころみ学園の葡萄畑に植栽されたプティ・マンサンは、足利の気候風土によく適合し、「適地適品種」の言葉どおりその個性を発揮しています。
このプティ・マンサンの栽培を契約農家さんにお願いしようと思ったとき私たちは迷いました。
上山も高山村も、シャルドネ、メルロ、カベルネ・ソーヴィニョンなど伝統的なワイン用葡萄の素晴らしい産地です。
そこにプティ・マンサンを植えてうまくいかなかった時は、契約栽培農家さんにとって、リスキーなチャレンジになってしまうからです。
上山にプティ・マンサンがはじめて植えられたのは2008年、尾形さんの畑でした。
高山村にプティ・マンサンが初めて植えられたのは2017年、佐藤さんの畑でした。
その後、プティ・マンサンは南果連はじめ各地の契約農家さんたちのフロンティアスピリッツによって、大切に育てられ、昼夜の温度差がしっかりあるワイン用葡萄にとって理想的な気候や風土に根付くようになりました。
収穫時の糖度 平均約25.3°Brix  酸度: 7.8 g/L. 残糖: 3 g/L.

〇醗酵について
しっかり完熟した葡萄を足利の醸造場に運び、葡萄を房ごとやさしくプレスしてタンクに入れ、葡萄の香りを逃さないように20℃以下で野生酵母により醗酵させました。
醗酵は、酵母が休眠する冬を経て約13カ月間ゆっくり続きました。
野生酵母による醗酵をのんびり見守った結果、豊かな酸と長い余韻を感じる白ワインになりました。
心地よい合唱が響くような白ワインです。

〇熟成について
約9割をステンレスタンクで、約1割を木樽で醗酵・熟成。

〇瓶詰めについて
澱引き後、清澄せず無濾過でビン詰。 

〇味わいについて
色合いは濃い黄金。香りはアプリコットやパイナップル、黄桃、蜂蜜やクレームブリュレ、トースト、クルミ、生姜などを複雑に感じます。
味わいは熟した果実からくる甘みに、全体を引き締める伸びのある酸が溶け合い、余韻に少しの香ばしさや渋みを感じる。

〇料理との相性
生牡蠣、スモークサーモンのマリネ、かぼちゃとクリームチーズのディップ、もやしのナンプラー炒め、エッグベネディクト、ガーリックシュリンプ、ヒラメのヴァプール、甘鯛のクルスティアン、鶏ささみの天ぷら、チキンソテーのペルノソース、カスタードプリン、シェーブルチーズ
〇飲み頃について
2022年~2027年は、フレッシュな果実味のある味わいが続きます。
2028年からは、熟成により果実の香りが落ち着き、味や凝縮感が増して味わいの向上が期待できるとおもいます。

〇ワインイメージについて
2019ヴィンテージは、日本の風土に合った品種として注目されている、プティ・マンサンが主体。豊かな酸と長い余韻を感じます。
山に響く歌声のように晴れやかなワインです。

〇ヒトコト
一歩一歩“こころみ”とともに歩いてくださる契約農家の皆さんにはほんとうに感謝しています。

引用:ココ・ファーム&ワイナリー

まとめ 

いかがだったでしょうか?

進化を続ける日本ワインですが、年々全国に新規ワイナリーが建ち、変化する日本の気候風土に合う品種も増えています。

今回、ご紹介しました品種はごく一部です。

是非、様々な産地、品種のワインを手に取って頂き、飲み比べをして色々な感想を持って楽しんいただければと思います。

この記事がきっかけで日本ワインにご興味もっていただけましたら嬉しく思います

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