神田葡萄園
アルバリーニョ 2022
品種 アルバリーニョ90% リースリング・リオン10%
産地 岩手県産 自社圃場
Alc 12%
醸造所 神田葡萄園 リアスワイン (岩手県陸前高田)
@kandavineyard
※生産本数900本
※無濾過、無補糖、無補酸
※生詰めの為、要冷蔵保存
岩手県陸前高田にある【神田葡萄園・RIASWINE】熊谷さんから
ワイナリーを象徴する「アルバリーニョ2022」が届きました!
なんといっても特徴は爽快なミネラル感!香りや味わいの中に「潮」を感じさせる海のワインです!
リリース直後はフレッシュな酸と柑橘系の印象ですが、オススメは1年ほど寝かして頂くと、熟れた果実と蜜にニュアンス、そこにミネラル感が乗って、濃厚なうま味が出てきます!
一本はフレッシュでクリスピーに楽しんで頂き、もう一本は熟成用にされてはいかがでしょうか?
作り手さんから
引用:神田葡萄園リアスワイン
〇ぶどうについて
2022年のアルバリーニョはようやく収量が1tに到達しました。(棚・垣根各500kg)栽培では春から夏の天候不順(岩手は大打撃の一年でした)により、一部に早期のべと病や黒とう病が発生。
一方で晩夏から秋はとても穏やかで日照時間を確保することができた年でした。
天候不順により熟すのに時間がかかり例年より1週間ほど収穫は遅く、垣根は10月1日、棚は10月14日に収穫を行ないました。
果実の水分が抜け始め、品種特有の完熟を示す黄金色になったタイミングで収穫を行ないました。
〇醸造について
垣根と棚の葡萄のそれぞれ別タンクで醸造。
果汁BX21.3 酸度9.8 ph 3.30 (平均値)
発酵は除梗、破砕後、圧搾機内で3時間のスキンコンタクト(SO2微量添加)
その後ゆっくりと圧搾。
一晩のデブルヴァージュ後、翌日澱引きを行な発酵。
無補酸、無補糖。
乾燥酵母により14℃から18℃で約2週間。
その後2タンクは1タンクにブレンドし澱と速やかに離し春までステンレスタンク熟成。
春、ユナイトとなるリースリング・リオンから香りの良いロットのワインを10%ブレンド
So2は果汁搾汁時、発酵終了時、瓶詰め前、適宜添加。総亜硫酸100ppm。
無清澄、無濾過で3月にボトリング。
冷却処理をしておりませんので酒石と澱の沈殿がございます。
〇コンセプトについて
今期ブレンドした理由としてはアルバリーニョの品種こうである桃や熟したフルーツの第一アロマがまだ控えめな印象があり、これをリースリング・リオンの持つリナロール香で補いたいという意図です。
今期のブレンドが個人的に「岩手らしさ」を表現する上で可能性があると判断しアルバリーニョのスタンダードラインとして今後数年後に5000本の生産を見据えてリリースしてまいります。
〇味わいについて
色味はほのかにオレンジがかったイエロー。
香りは白桃アプリコットなどストーンフルーツのアロマ 石灰や鉱物、ヨード香、ほのかに吟醸。
アタックは中庸。硬質なミネラル、クリスピー酸とソフトなアルコール感。
余韻には柔らかいほろ苦さ・タンニン・潮を含んだような果実味。
〇おすすめのお料理は
相性は炙った貝、サンマの塩焼き、蒸し牡蠣、レモンやスダチなどをかけて召し上がる魚介料理