WOODYFARM&WINERY

山形ワイナリー カタログ

山形県上山市で1977年にワイン専用品種を植え始め、2011年から自社葡萄のみを使用したワイン事業を本格始動。ラ・フランスやサクランボなどの高品質果樹の栽培、販売も行っています。

WOODYFARM&WINERY~ウッディファーム&ワイナリー~

日本で栽培の難しいヨーロッパ品種のみを自社で栽培、醸造、熟成、瓶詰めまで行うドメーヌスタイルのワインを提供し続けるワイナリーです。

エコスタイルに取り組むワイナリー 

ウッディファーム&ワイナリーはワインづくりと管理に必要な電力を抑え、できるだけ再生可能エネルギーでまかなうシステムの導入しています。

小規模ながらも一部グラビティシステムの醸造所
ワイン醸造所への太陽光発電設備の設置
半地下のワイン貯蔵庫

山形県認定 有機減農薬特別栽培

細かい手入れなどで日当たり、風通しを良くすることで土、木を健康に保ち、低農薬栽培が可能になりました。

雑草生栽培で除草剤は一切使用せず、自然物と登録有機農薬の組み合わせで、農薬の使用量を県指導の70%程度に減らしています。

老舗果樹園が醸す高品質原料ワイン

原料葡萄の品質の良さがダイレクトに伝わるように、味を変化させる補糖、補酸、セニエ、亜硫酸添加などを行わず、葡萄の味をストレートに表現しています。

自分達が育てた葡萄のみを原料とすることで、ワインの品質や味わいに直結する各工程の細かな判断ができます。

春夏におすすめの新着ワイン

Chardonnay PetNat 2020

2200円(税込)

タイプ 白微発泡 ペティアン
品種 シャルドネ96%・プティマンサン4%
産地  山形県かみのやま市 植ノ山畑、原口畑産 
Alc      9.5%
醸造所 ウッディファーム&ワイナリー
※生産本数550本
※瓶詰時、亜硫酸無添加

軽やかな発泡に爽やかな酸味。軽いだけではなく、しっかり果実味とうま味感じます!
口当たりはサクサクしたクリスプ感があり、キレの良いペティアンに仕上がっています!キンキンに冷やして楽しんでください!
これからの季節に大活躍する事間違いないですね(^^)

昨年リリース予定だったみたいなのですが、瓶内での状態を見て一年待ったところ、現在は非常に良いバランスの仕上がりになったそうです!

最初の一口でも楽しめますが、料理と料理の間の【繋ぎ役】としても、食後のお口直しにもバッチリです!
※瓶詰時の亜硫酸無添加ワインなので要冷蔵保存をお願いいたします!



作り手さんから
〇コンセプト経緯について
シャルドネとプティマンサンを活かして、【サンペレグリノ】の様なワインを醸造しよう!です。
イタリアの天然炭酸水として有名なお水ですが、ゴクゴクと飲みやすい丁度いいガス圧(GV)なのです。
炭酸は欲しいけど、強いと飲みづらいし、お腹が張る事はありませんか?
それなら丁度いいGVで、口当たりの軽いアルコールで、なおかつ酸味がある。
シャ ルドネから醸すサンペレグリノをイメージしています。

〇ぶどうについて
シャルドネが中々甘くならないので、一部区画を11月まで待ちました。 
例年ならとっくにダメになっていた所ですが...
21VTはシャルドネにとって非常に好条件が揃った年だったのでしょう。
収穫を手伝いたいと遠方(関西地方)からの助っ人もあり、何とか17時には収穫が終わりました。(辺 りは真っ暗) 

〇醸造について
炭酸とタンニンは余り相性が良くないので、もちろん全房プレスを採用しています。
プレス区分 は全てカットしフリーランのみをステンレスタンクで発酵管理しています。
同時期に収穫期であるプティマン サンは例年通り発酵管理を行い、それぞれの果汁を調合した後に瓶詰めを行いました。
寒さが沁みる時期で、中々思うようなガス圧にはなりませんでした。
本当ならば早期に出荷予定でしたが、問題ないと判断するまで1年長くかかりました。
結果として、ガス圧は非常にきめ細かく、また香りの印象もハッキリとして、様々なシーンで活躍してくれそうな酒質に仕上がりました。

〇味わいについて
シャルドネから心地良い微炭酸ワイン。
軽めのアルコールに適度な酸味でニュートラルな味わい。
細かい気泡と共に、リンゴや柑橘系の爽やかな香味とナッツ類の香ばしさが同時に立ち上がり決して薄いと感じさせないボリュームと爽やかさを感じさせます。

〇ヒトコト
瓶詰め時の亜硫酸を添加していない観点から、寒い時期のリリースしております。要冷蔵ワインです。

引用:ウッディファーム&ワイナリー

シャルドネ 2020

2420円(税込)

タイプ 白ワイン
品種 シャルドネ87%ピノ・ノワール8%ソーヴィニヨンブラン5%
産地 山形県かみのやま産 
Alc      11.4%
醸造所 ウッディファーム&ワイナリー
※樽比率 13%
※無濾過

凝縮した果実感とキリッとした酸味が最高にバランスが良く、優しい樽香がワイン自体に奥行を与えています。
一口飲んで美味しいと感じられるワインです。
時間の経過と、温度の上昇で樽感が強くなりますが、その分うま味と果実味も開いてバランスが崩れないんです。

冷やしても良し!開かせても良し!安定感抜群のシャルドネ。おすすめです!


作り手さんから
〇ヴィンテージについて
2020年は日照の多い年であり、酸落ちが懸念されたので、
2ヴィンテージ、マロラクティック発酵をしないで管理しているため、ブドウ由来のエステル香が豊富です。
後半の僅かな樽由来のバニラやスパイシーさが余韻に幅を待たせています!

〇ぶどうについて
9月の晴天が多かった2020年のシャルドネは、もう毎日が収穫日和の状態に関わる人は高揚していました。
酸度が抜けやすい品種ゆえに、燦燦とした日が続く年は早めに収穫しています。

〇醸造について
2013年の創業以来、途切れずリリースしている銘柄の一つ【シャルドネ】
毎年アップデートを重ね、8回目の醸造になった2020年のテーマは、【レドックス】です。
果汁を酸化的に扱うロット、果汁を還元的に扱うロットをそれぞれ分けて仕込みました。
例年より酸度が低い傾向にあったのでMLFを回避しながら、最終的にブレンドしています。
それぞれ異なるタイプの香味を得られる反面、やや単調になりすぎる傾向が熟成中に感じたので、PNとSBの混醸の樽熟成の原酒を13%ブレンドしています。ブレンド後には香りのトーンは変わらずに、より厚みを感じやすくなり余韻の幅も増えています。
今後の熟成で、もう少しエステルが落ち着いてくると更に良くなると思います。

〇味わいについて
数値以上のパリッとした酸味、洋ナシや青リンゴ、パイナップルを思わせるエステル
へ、すだち等の爽やかで苦味のある風味も感じられます。
抜栓直後に、ややピリッと来る溶存ガスはそれらの清涼感を際立たせるのに役立ちます。
もう少し時間が経てばバニラやナッツ類も顕著に感じはじめ、構成要素の紐を解くことが容易になるでしょう。

〇ヒトコト
現在の所(2023年)、上山市内のワイナリーは全て上山産シャルドネを手掛けています。
地域の個性をとらえる場合、またVTの個性をとらえる場合、同じ品種が望まれます。
またワイナリーごとの個性を把握する場合、品種はニュートラルな方が良いでしょう。
それ故に、シャルドネのワインは重要な指標になると感じています。

引用:ウッディファーム&ワイナリー

ソーヴィニヨンブラン 2020

2613円(税込)

タイプ 白ワイン
品種 ソーヴィニヨンブラン90% プティマンサン10% 
産地 山形県かみのやま生居畑、植ノ山畑、原口畑 産 
Alc      11.5%
醸造所 ウッディファーム&ワイナリー
※生産本数2490本
※無濾過

ソーヴィニヨンブランの香りを楽しむならこの一本。
口当たりはスーッと喉元をすり抜けるように澄んでいて、果実味と厚みのあるうま味が後から舌を押していきます!

プティマンサンのキレある酸味がソーヴィニヨンブランの個性を押し出し、爽快感のある仕上がです!
キンキンに冷やしてこの春先から初夏に楽しんでほしいですね!
春野菜のグリルやフリットなどに合わせてどうぞ(^^)!


作り手さんから
〇コンセプト経緯について
初めてソーヴィニヨンブランと他品種のブレンドをしたヴィンテージです。
瓶詰めか ら暫くは味わいが硬く、出荷を21VTからにしましたが、ようやく馴染んできたのでリリース致します。
本来は21VTよりも先にリリースするはずでしたが、状態を比べてリリースが前後しております。

〇ぶどうについて
2020年の山形は7月に豪雨の被害を大きく受けたものの、それ以降の天気は回復しまし た。
例年よりも豊富な日照量と温度は果実の成熟を早め、苦戦する事の多い早生品種でも十分な熟度を得られました。
 この年からソーヴィニョンブランは笠かけを辞めています。
VTの影響が功を奏 し、健全なブドウを収穫できています。

〇醸造について
仕込みは初年度の14VTにならい、比較的ニュートラルな仕込み方を採用しています。
ソーヴィニヨンブランの味わいに焦点を絞りたいと考え香りを強く出すチオール系の酵母も控えました。
発酵終了後、香り味わい平板な印象になるのをプティマンサンの原酒を10%ブレンドする事でソーヴィニヨンブランを厚みのあるワインに変化させることが出来ました。

〇味わいについて
ソーヴィニヨンブラン2019の味わいにエキス感をブレンドした印象に近く、魅力的なワインに仕上がりました。
香りは21VT程ではないですが、歴代でも断トツの厚みを感じます。

引用:ウッディファーム&ワイナリー

ウッディ・ルージュ 2018

2420円(税込)

タイプ 赤ワイン
品種 メルロ70%、 カベルネソーヴィニョン24%、カベルネフラン6% 
産地 山形県かみのやま市産 楢下畑(スマートマイヨルガー、樹齢9年) マサル畑(一文字短梢、樹齢8年)
Alc      10.7%
醸造所 ウッディファーム&ワイナリー
※樽熟成 約12か月 (新樽7%)


 【深みと落ち着きの赤ワイン】
一口含めばバニラの香りが広がり、完熟したベリーと柔らかいタンニンを感じます。
色味は鮮やかな赤色でクリアです!重すぎず、ワインの香りと果実味を存分に楽しめます!後半はじわじわと「うま味」が蓄積していき、一口目の印象とガラリと変わっています。

温度帯は少し高めに空気を含ませ、より柔らかい印象で飲んでいただきたいです(^^)
お値段もお手頃で、このクオリティは驚きです!常備しておきたい赤ワイン!


作り手さんから
〇コンセプト経緯について
  長らく赤ワインの看板を背負ってきたメルロは、2018年から変わります。 
味わいの向上と調和を何度も検討した結果、メルロ以外の品種の比率を上げてブレンドを行う事にし ました。
当然ながら【メルロ】として商品名にもなっていた愛着からか、決定までは難航しました。
最終的に味わいで決めれたことは、次年度以降のワインにも大きな発展を促しています。

〇ぶどうについて
7月の記録的な猛暑と渇水が続きながら、お盆以降でまとまった雨が続いた平成最後の夏。
前例のない極端なVTながら、ブドウ は懸命に実を結んでくれました。
猛暑からくる着色の淡さや優しい酸味は、この地で必至で生き抜いたブドウの証明です。
病果が混ざらないように、また未熟果が入らないように19-21VTの倍以上の時間を選果にかけました。

〇醸造について
低温浸漬もせずに前半はポンプオーバーを中心に管理を行いました。
後半から櫂入れを増やし、あくまで抽出は穏やかになるように管理しました。
古樽を中心に熟成し、ブレンドを行いました。
メ ルロだけではフレッシュすぎる味わいもCSやCFがブレンドされる事で、落ち着きと上品さが加わっています。

〇味わいについて
瓶詰めから2年以上セラーで管理している為、すでに熟れた印象と落ち着きがあります。
酸味の穏やかさも相まって、【出汁】のように感じる方も多いでしょう。
第一アロマに属する香りも残ってはい ますが、熟成香と樽香の混然一体となった多層的な味わいを、リリース当初から楽しめます。
濃厚とは対極に位置した味わいですが、ヴィンテージに無いものを無理に求める事をしないウッディなりの 矜持が反映されたワインです。
〇ヒトコト
瓶詰めして2年以上 の熟成からくる芳香は、リリースまで時間を掛けた賜物です。

引用:ウッディファーム&ワイナリー

これからの季節にオススメなワインが届きました(^^)是非お試しください!

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