最近よく耳にするようになった【ニューカリフォルニア ワイン】
一度試してみたいと思っても、なかなか手に入りづらいイメージが。。。
そもそも【ニューカリフォルニア ワイン】ってなんですか?という方も多いと思います!
今回は【ニューカリフォルニア ワイン】の入門編として、解説&オススメワインをご紹介です♪
是非この機会に、お試しください(^^)
今注目の【ニューカリフォルニア ワイン】とは?
伝統を参考に、「カリフォルニアらしいワイン」を造りあげる。
ニューカリフォルニアワインの背景には、伝統的なカリフォルニアのワイン業界に対する新しいアプローチや哲学があります。
伝統的なアプローチでは、フランスワインのスタイルや技法に基づいて、特定の品種やスタイルのワインを生産することが一般的でした。
しかし、ニューカリフォルニアワインのムーブメントでは、ワインメーカーがより自然な醸造プロセスや異種植樹、未知の品種の利用など、伝統的な枠組みにとらわれない手法を探求しています。
革命ともいえる「ニューカリフォルニア ムーブメント」
このムーブメントで一部のワインメーカーは、自然な醸造プロセスを重視し、化学的な添加物や人工的な介入を最小限に抑えることに注力しています。
また、彼らは地域の気候や土壌の特性を最大限に活かし、異なる品種や異種植樹を通じて多様性を追求しています。
さらに、ニューカリフォルニアワインのワインメーカーは、伝統的なワイン業界に対する革新的なアプローチを通じて、持続可能性や地域社会への貢献にも焦点を当てています。
例えば、有機農法やバイオダイナミック農法を採用したり、地域のコミュニティとの協力関係を築いたりすることが挙げられます。
ニューカリフォルニアワインのムーブメントは、新しい世代のワイン愛好家、ワインメーカーの間だけではなく、人気レストランのシェフ、ソムリエのも人気があり、【食と農の繋がり】そのものを見直し、新しい価値の創造ともいえます。
彼らは伝統的な枠組みを超えて、より多様性のあるワインを生み出し、カリフォルニアのワイン産業を新たな方向に導こうとしています。
おススメの【ニューカリフォルニア ワイン】はこちら!
Cruse Wine Co‐クルーズ・ワイン・カンパニー
Chardonnay Rorick Sierra Foothills2021 ‐シャルドネローリック シエラ・フットヒルズ
8140円(税込)
生産地 アメリカ カリフォルニア ノースコースト タイプ 白ワイン Alc 13.5% 品種 シャルドネ100% 【味わい】 蜜の香りに柑橘、白桃にやや青いハーブ香。トロピカルなニュアンスとミネラル感のバランスが良い。 【特徴】 Forlorn HopeのMatthew Rorickが所有する畑、標高が高く、1974年に植された自根のブドウ、驚くほど岩が多く、ゴロゴロとしたテロワールによって収量が自然に制御される。 【Cruse Wine Co.】 「Cruse Wine Co.」と「Ultramarine」は今、世界中から最も注目を浴びているカリフォルニア・ブランドです。 この 2 つのブランドのオーナー兼醸造家である Michael Cruse は、UC Berkley 校で生化学を専攻し、卒業後は SutterHome や Starmont 等で科学的な観点から醸造を学びました。 フォーマルな醸造の教育は一切受けていなく、手探りと現場での経験をもとにワイン科学を全て独学で学び、2013 年に Cruse Wine Co. と Ultramarine を設立しました。 そして、そのわずか 3 年後に「サンフランシスコ・クロニクル」紙でWinemaker of the Year に選ばれ、カリフォルニア・ワイン業界における異端児として脚光を浴びます。 「Cruse Wine Co.」ブランドではカリフォルニア特有のピュアな果実味と透明感、そしてしっかりとした骨格を持つ感受性の高いワインを、Ultramarine」ブランドではシャンパーニュのレコルタン・マニュピュランをインスピレーションに、単一畑、単一ヴィンテージの香り高い手造りスパークリング・ワインを生産しています。 アメリカ現地の星付きレストランでさえも年間の割当が数本のみで、数多くのソムリエやワインバイヤーが、喉から手が出るほど欲しがる人気ワインです。多様性の時代に入ったカリフォルニアワインを象徴するかのように、従来のスタイルやブドウ品種に囚われずに、複雑で個性あるフレッシュなワインを造ります。 クチコミや SNS 等を積極的にマーケティング・ツールとして活用し、まさに次世代を担う新進気鋭のワインメーカーとして世界に飛躍しています。
Cruse Wine Co. Monkey Jacket Red Blend North Coast2020 ‐クルーズ・ワイン・カンパニー モンキー・ジャケット レッド・ブレンド ノース・コースト
4950円(税込)
生産地 アメリカ カリフォルニア ノースコースト タイプ 赤ワイン Alc 12.5% 品種 ヴァルディギエ 65%、プティット・シラー 14%、カリニャン 12%、赤フィールドブレンド 9% 【味わい】 モンキー・ジャケット史上、最もフレッシュで若々しい仕上がりです。 グラファイト、西洋杉、みずみずしいラズベリー、心地よい青っぽさもほのかに感じます。 生き生きとした口当たりで、ジューシーさもあり、パキパキ感を思わせるようなタンニンがあります。 余韻には白いラズベリーやルバーブが香ります。 アウトドアやバーベキューにピッタリで、友人との会話が弾むワインです。 【コンセプト】 モンキー・ジャケットはヴァルディギエ主体のカジュアルに飲めるブレンド・ワインを造ろうという思いから始まりました。 2020 年は全体の65%がヴァルディギエです。 ヴァルディギエはフルーティなアロマとしっかりとした酸を持つブドウです。 ここにプティット・シラーの重厚感と、その他赤ブドウのブレンドやカリニャン(いずれも樹齢50 年以上)が加わることで完成します。 【醸造について】 全体のおよそ35%を全房のまま発酵しました。 全てのブドウはコンクリートで発酵をし、プレス後はフレンチオーク旧樽とコンクリート・タンクで熟成され、果実の透明感を損なわないように意識しました。 MLF は自然に発生し、瓶詰め直前にごく僅かの亜硫酸塩を加えました。 【Cruse Wine Co.】 「Cruse Wine Co.」と「Ultramarine」は今、世界中から最も注目を浴びているカリフォルニア・ブランドです。 この 2 つのブランドのオーナー兼醸造家である Michael Cruse は、UC Berkley 校で生化学を専攻し、卒業後は SutterHome や Starmont 等で科学的な観点から醸造を学びました。 フォーマルな醸造の教育は一切受けていなく、手探りと現場での経験をもとにワイン科学を全て独学で学び、2013 年に Cruse Wine Co. と Ultramarine を設立しました。 そして、そのわずか 3 年後に「サンフランシスコ・クロニクル」紙でWinemaker of the Year に選ばれ、カリフォルニア・ワイン業界における異端児として脚光を浴びます。 「Cruse Wine Co.」ブランドではカリフォルニア特有のピュアな果実味と透明感、そしてしっかりとした骨格を持つ感受性の高いワインを、Ultramarine」ブランドではシャンパーニュのレコルタン・マニュピュランをインスピレーションに、単一畑、単一ヴィンテージの香り高い手造りスパークリング・ワインを生産しています。 アメリカ現地の星付きレストランでさえも年間の割当が数本のみで、数多くのソムリエやワインバイヤーが、喉から手が出るほど欲しがる人気ワインです。多様性の時代に入ったカリフォルニアワインを象徴するかのように、従来のスタイルやブドウ品種に囚われずに、複雑で個性あるフレッシュなワインを造ります。 クチコミや SNS 等を積極的にマーケティング・ツールとして活用し、まさに次世代を担う新進気鋭のワインメーカーとして世界に飛躍しています。
Arnot-Roberts‐アルノー・ロバーツ
Arnot-Roberts Rosé California‐ アルノー・ロバーツ ロゼ カリフォルニア
5830円(税込)
生産地 アメリカ カリフォルニア タイプ ロゼワイン Alc 11% 品種 トウリガ・ナシオナル 75%, ティンタ・カン 9%, トリンカデイラ 9%, グルナッシュ 7% 【味わい】 スモモ、フランボワーズ、青いハーブ、軽やかなタンニン。 チキングリルやシーフードとも相性が良いです。 【Arnot-Roberts‐アルノー・ロバーツ】 アルノー・ロバーツ・ワインズはダンカン・アルノー・マイヤーズとネイサン・リー・ロバーツ2 人の幼馴染みによるコラボワイナリーです。 2002 年のワイナリー設立以降カリフォルニア・ワイン業界において、最も創造的であり革新的な生産者です。 そして、多様性の時代に入ったカリフォルニア・ワインにおいて「ニュー・カリフォルニア」スタイルの草分け的存在です。 ネイサンの祖母は、あのロバート・モンダヴィ氏の愛妻、マーグリット・モンダヴィです。 アルノー・ロバーツのラベルは、このマーグリット・モンダヴィがデザインした物です。 北はレイク・カウンティから南はサンタ・バーバラまで、アルノー・ロバーツのワイン造りはユニークで個性的(時には地理的に極限的)な畑を探すことから始まります。 実際、アルノー・ロバーツが栽培する畑の多くは、過去には無名で、特に注目されていた畑ではありませんでした。 例として、クラリー・ランチのシラー、フェロム・ランチのカベルネ、ラクシンガーのトゥルッソー、トラウト・ガルチのシャルドネ等が挙げられます。 これらほぼ無名の畑から素晴らしいワインが造れる背景には、ダンカンとネイサンの研ぎ澄まされた直感力と、それぞれの畑が持っているポテンシャルと可能性を最大限に引き出す彼らの才能があります。 収穫時には細心の注意を払い、ブドウの糖度・酸度・味わいがそれぞれ集束する理想的な日にピッキングを行います。 そもそもアルノー・ロバーツが栽培している区画の数々はとても冷涼な産地にあり、基本ブドウの糖度(つまりアルコール度数)は低めで酸が高く、これらブドウから造られるワインはフレーヴァーが凝縮されていて複雑な味わいです。 結果、ワインには畑独自の個性、そして透明感とテンションが感じられ、焦点が定まった鮮明な仕上がりになります。 アルノー・ロバーツでは旧世界、新世界、" オールド・スクール"、そして最新の技術全てを用いて醸造を行います。 それぞれの畑と区画は独自の方法で栽培し、赤白に共通する点として、土着酵母にて発酵を行い、新樽は最小限又は不使用で醸造します。 シャルドネはヴァンサン・ドーヴィサやフランソワ・ラヴノーと同じ様にステンレスタンクにて発酵をし、熟成は旧樽にて行います。 シラーの醸造はジェンターズ・デルヴューやマルセル・ジュージュを参考に、100%全房にてキャップを浸漬させながらパンプオーヴァーを行います。 カベルネ・ソーヴィニョンはとてもユニークな製法で醸造され、一部全房を含む事でフルーティーさを制御し、ネイサン本人が作った樽で熟成されます。 カリフォルニア・ワインの歴史を見てみると、旧世界のワインに力ずくで勝ろうとした時代もあれば、旧世界の素晴らしい生産者達の模造品を造ろうとした時代もありました。 ダンカンとネイサンは旧世界のワインの歴史や作法を参考にしつつ、「カリフォルニアらしいワイン」を造りあげる生産者です。 多様性の時代に入ったカリフォルニアワインのスタイルにおいて、「土地固有の風土を表す本来のエレガントなワイン造り」をスローガンに、革命を起こそうとしている「ニュー・カリフォルニア」スタイルを代表する生産者です。 遂にカリフォルニア・ワインが銘醸地と言われるフランスやイタリア等のワインと同じ土俵に上がれる日が到来したと言えるでしょう。
Maître de Chai‐メートル・ド・シェ
Maître de Chai Chenin Blanc Kierkegaard Dry Creek Valley‐シュナン・ブラン キェルケゴール ウィルソン・ヴィンヤード クラークスバーグ
5720円(税込)
生産地 アメリカ カリフォルニア ドライ・クリーク・ヴァレー タイプ 白ワイン Alc 11.6% 品種 シュナン・ブラン100% 【味わい】 完熟果実の蜜の香り。柑橘系のビターな余韻と爽快な酸味 バランスが良く食事を選ばないオールマイティワイン。 灌漑を一切せずに栽培。 '81年。Martinの師匠であるレオ・スティーンにこの畑を進められて契約・醸造をスタート。 デンマークの哲学者セーレン・キェルケゴールが名前の由来。 旧樽で発酵・熟成(11ヶ月)。 【Maître de Chai‐メートル・ド・シェ】 カリフォルニアのナチュール・ムーヴメントを切り開いた先駆者「スコリウム・プロジェクト」のアシスタント・ワインメーカーとして長年活躍したアレックス・ピッツ(Alex Pitts)が独立し、レオ・スティーンで醸造を学び、ナパでミシュラン三つ星の「メドーウッド」でソムリエをしていたマーティン・ウィンター(Martin Winter)とタッグを組んで2012 年に設立したブランドです。 2019 年には米国の全国紙『San Francisco Chronicle』にて、Winemakers to Watch(最も注目すべき醸造家)に選ばれ、今最も勢いがある若手コンビです。 人為的介入を最小限に抑え、畑の個性を最大限に引き出す醸造を心がけながら、高品質でユニークな「カリフォルニアらしい」ワインを造ることがモットーです。 彼ら独自のネットワークを使い、有機栽培はもとより、まだ注目されていない自根の古樹や、灌漑を行っていない畑を探し当て、土着酵母のみを使用した醸造を行うことでブドウ品種本来がもつ旨味と個性をしっかりとワインに反映させます。 「メートル・ド・シェ」はフランス語(主にボルドー)で醸造責任者を意味する言葉です。 現在では独立して自身のワイナリーの経営だけで生活ができるようになりましたが、「メートル・ド・シェ」設立当初は二人とも別のワイナリーの醸造責任者やアシスタントとして仕事を掛け持ちしていました。 そんな苦しい中、自分たちにセラーで働くチャンスを与えてくれて、醸造や栽培の知識を共有してくれた恩師がいたからこそ現在の自分が居るという意味で、労いの気持ちを表現したブランド名です。 つまり、「メートル・ド・シェ」とはアレックスとマーティンがワインの業界に入るきっかけとなった役職名であり、彼らの原点なのです。 1883 年に描かれたイラストがラベルに採用されていて、ローマ神話における自由の女神「リーベルタース」とカリフォルニアのシンボルであるハイイログマが乾杯をしています。 カリフォルニアが州旗としてハイイログマを採用したのが1911 年なので、この絵はその前に描かれたものになります。 樽の側面にはゴールドラッシュ発生時(1848 年)に長い道のりを経てアメリカ西海岸にたどり着いた帆船とクワを持つ労働者が描かれています。 もともとのオリジナルのイラストには樽の側面に「見つかった!」を意味する「Eureka」の文字があり、ワイン木箱の側面にはそれぞれ「Mission」、「Pineau」、「Riesling」、「Zinfandel」と書かれていましたが、そのままでは米国酒類タバコ税貿易管理局からの許可が降りなかった為、「Eureka」の文字を削除し、木箱の側面には実際に中に入っているワインに使われたブドウ品種が記載されています。
Maître de Chai Zinfandel Stampede Clements Hills2021‐ メートル・ド・シェ ジンファンデル スタンピード クレメンツ・ヒルズ
6490円(税込)
生産地 アメリカ カリフォルニア クレメンツ・ヒルズ タイプ 赤ワイン Alc 12.6% 品種 ジンファンデル85% ミッション, アリカンテ・ブーシェ, グルナッシュ, カリニャン 【コンセプト】 1940年代に植櫢、自根のジンファンデル。 ベッドロックのクリスとモーガンに紹介されてスタートした畑。 リッジのジンファンデルにインスピレーションを受けたワイン。 土着酵母、旧樽で14ヶ月熟成。 【Maître de Chai‐メートル・ド・シェ】 カリフォルニアのナチュール・ムーヴメントを切り開いた先駆者「スコリウム・プロジェクト」のアシスタント・ワインメーカーとして長年活躍したアレックス・ピッツ(Alex Pitts)が独立し、レオ・スティーンで醸造を学び、ナパでミシュラン三つ星の「メドーウッド」でソムリエをしていたマーティン・ウィンター(Martin Winter)とタッグを組んで2012 年に設立したブランドです。 2019 年には米国の全国紙『San Francisco Chronicle』にて、Winemakers to Watch(最も注目すべき醸造家)に選ばれ、今最も勢いがある若手コンビです。 人為的介入を最小限に抑え、畑の個性を最大限に引き出す醸造を心がけながら、高品質でユニークな「カリフォルニアらしい」ワインを造ることがモットーです。 彼ら独自のネットワークを使い、有機栽培はもとより、まだ注目されていない自根の古樹や、灌漑を行っていない畑を探し当て、土着酵母のみを使用した醸造を行うことでブドウ品種本来がもつ旨味と個性をしっかりとワインに反映させます。 「メートル・ド・シェ」はフランス語(主にボルドー)で醸造責任者を意味する言葉です。 現在では独立して自身のワイナリーの経営だけで生活ができるようになりましたが、「メートル・ド・シェ」設立当初は二人とも別のワイナリーの醸造責任者やアシスタントとして仕事を掛け持ちしていました。 そんな苦しい中、自分たちにセラーで働くチャンスを与えてくれて、醸造や栽培の知識を共有してくれた恩師がいたからこそ現在の自分が居るという意味で、労いの気持ちを表現したブランド名です。 つまり、「メートル・ド・シェ」とはアレックスとマーティンがワインの業界に入るきっかけとなった役職名であり、彼らの原点なのです。 1883 年に描かれたイラストがラベルに採用されていて、ローマ神話における自由の女神「リーベルタース」とカリフォルニアのシンボルであるハイイログマが乾杯をしています。 カリフォルニアが州旗としてハイイログマを採用したのが1911 年なので、この絵はその前に描かれたものになります。 樽の側面にはゴールドラッシュ発生時(1848 年)に長い道のりを経てアメリカ西海岸にたどり着いた帆船とクワを持つ労働者が描かれています。 もともとのオリジナルのイラストには樽の側面に「見つかった!」を意味する「Eureka」の文字があり、ワイン木箱の側面にはそれぞれ「Mission」、「Pineau」、「Riesling」、「Zinfandel」と書かれていましたが、そのままでは米国酒類タバコ税貿易管理局からの許可が降りなかった為、「Eureka」の文字を削除し、木箱の側面には実際に中に入っているワインに使われたブドウ品種が記載されています。
Maître de Chai Red Table Wine California‐メートル・ド・シェ レッド・テーブル・ワイン カリフォルニア
5170円(税込)
生産地 アメリカ カリフォルニア タイプ 赤ワイン Alc 12.8% 品種 グルナッシュ、カベルネソーヴィニヨン、ジンファンデル 【味わい】 軽やかで抽出が柔らかく、様々なお食事と合わせやすいワイン。 ロダイやサクラメント川付近の地中海性のブドウを使用。 ピノ・ノワールにもう少し骨格とテクスチャーがあり、カジュアルに飲めるワイン。 【Maître de Chai‐メートル・ド・シェ】 カリフォルニアのナチュール・ムーヴメントを切り開いた先駆者「スコリウム・プロジェクト」のアシスタント・ワインメーカーとして長年活躍したアレックス・ピッツ(Alex Pitts)が独立し、レオ・スティーンで醸造を学び、ナパでミシュラン三つ星の「メドーウッド」でソムリエをしていたマーティン・ウィンター(Martin Winter)とタッグを組んで2012 年に設立したブランドです。 2019 年には米国の全国紙『San Francisco Chronicle』にて、Winemakers to Watch(最も注目すべき醸造家)に選ばれ、今最も勢いがある若手コンビです。 人為的介入を最小限に抑え、畑の個性を最大限に引き出す醸造を心がけながら、高品質でユニークな「カリフォルニアらしい」ワインを造ることがモットーです。 彼ら独自のネットワークを使い、有機栽培はもとより、まだ注目されていない自根の古樹や、灌漑を行っていない畑を探し当て、土着酵母のみを使用した醸造を行うことでブドウ品種本来がもつ旨味と個性をしっかりとワインに反映させます。 「メートル・ド・シェ」はフランス語(主にボルドー)で醸造責任者を意味する言葉です。 現在では独立して自身のワイナリーの経営だけで生活ができるようになりましたが、「メートル・ド・シェ」設立当初は二人とも別のワイナリーの醸造責任者やアシスタントとして仕事を掛け持ちしていました。 そんな苦しい中、自分たちにセラーで働くチャンスを与えてくれて、醸造や栽培の知識を共有してくれた恩師がいたからこそ現在の自分が居るという意味で、労いの気持ちを表現したブランド名です。 つまり、「メートル・ド・シェ」とはアレックスとマーティンがワインの業界に入るきっかけとなった役職名であり、彼らの原点なのです。 1883 年に描かれたイラストがラベルに採用されていて、ローマ神話における自由の女神「リーベルタース」とカリフォルニアのシンボルであるハイイログマが乾杯をしています。 カリフォルニアが州旗としてハイイログマを採用したのが1911 年なので、この絵はその前に描かれたものになります。 樽の側面にはゴールドラッシュ発生時(1848 年)に長い道のりを経てアメリカ西海岸にたどり着いた帆船とクワを持つ労働者が描かれています。 もともとのオリジナルのイラストには樽の側面に「見つかった!」を意味する「Eureka」の文字があり、ワイン木箱の側面にはそれぞれ「Mission」、「Pineau」、「Riesling」、「Zinfandel」と書かれていましたが、そのままでは米国酒類タバコ税貿易管理局からの許可が降りなかった為、「Eureka」の文字を削除し、木箱の側面には実際に中に入っているワインに使われたブドウ品種が記載されています。
Sandhi‐サンディ
Sandhi Chardonnay Central Coast2021 ‐サンディ シャルドネ セントラル・コースト
5390円(税込)
生産地 アメリカ カリフォルニア サンタ・リタ・シリーズ タイプ 白ワイン Alc 13% 品種 シャルドネ 【発酵】 ステンレスタンクとオーク樽で発酵 。 一切の添加物なし。マロラクティック発酵100% 【熟成】 228Lのバリック旧樽 47%、500Lの御パンチョン旧樽53% 【詳細】 このセントラル・コーストのシャルドネは、ラジャ・パーのカリフォルニアにおけるワイン造りの中核をなすワインです。 誠意を込めて造られたブドウを賢く選べば、カリフォルニアで、この価格帯で、これだけ上質なワインを造ることができるという証明でもあります。 それぞれの畑には様々なマイクロクライメートと土壌があり、かつ掛齢が高めのブドウを使用しています。 だからこそ、このセントラル・コーストのシャルドネには、しっかりとした個性と深みがあるのです。 また、除草剤や化学肥料を使用しない生産者を選んでいます。 これはサンディの哲学としての選択であるだけではなく、ワインにさらなるエネルギーと複雑味を与えてくれるからでもあります。 栽培農家の多くは、2代目か3代目です。 その土地に関する知識があってはじめて、純度の高さ、焦点、そして凝縮感がワインに生まれるのです。 「テロワール」ということばには、人間と大地との関わりも含まれます。 このセントラル・コーストのシャルドネは、栽培農家、畑、そして醸造家が一緒に造り上げたその最高の例です。 人の手をなるべく介さずに造り上げたカリフォルニアの古木のシャルドネの素晴らしさが、このワインに表現されています。 【Sandhi‐サンディ】 サンディはサンタ・バーバラ・カウンティのサンタ・リタ・ヒルズの厳選したブドウ畑からワインを造る少量生産のワイナリーです。 2010 年に当時マイケル・ミーナ・レストラン・グループのワイン・ディレクターだったラジャ・パーと醸造家のサシ・ムーアマンによって設立されました。 サンディのコンセプトは至ってシンプルで、「人」、「土壌」、「ブドウ」というワイン造りに欠かせない3 大要素を、一つの「形」にすることです。 これは、素晴らしいワインを造るということはもとより、働く社員や自然環境にも配慮することを意味します。 カリフォルニアにおいてピノ・ノワールとシャルドネの聖地とも言えるサンタ・バーバラ・カウンティというテロワールを用いて、どれだけ素晴らしい「形」を造るかが、サンディの真髄です。 由緒ある伝統的な畑や新しい畑も取り入れ、バランスを追求しなら、それぞれの個性を活かします。現在使っている栽培農家はBentrock、Rita’s Crown、Sanford & Benedict、Mt. Carmel、Rinconada があり、ここに姉妹ワイナリーである「Domaine de la Côte」が所有する自社畑のLa Côte が加わります。 ワイン造りでは精巧さ、ミネラリティ、豊かな酸、そして骨格を全面的にハイライトすることで、ブドウ本来が持つ秘めたパワーと美しさが現れます。 果実が主張しすぎたり、アルコール度数が高過ぎたり、樽のアロマが強すぎてしまうとテロワールがぼやけてしまいます。 土地を尊重するワイン造りをしっかりと行うと、サンタ・リタ・ヒルズのテロワールは鮮明でフレッシュ、そしてエネルギッシュなワインに仕上がります。 これは白も赤も共通です。 全てのワインは土着酵母のみを使用します。 シャルドネはゆっくりとした長めのプレスサイクルにかけ、ブドウ本来のアロマを保ちます。 MLF は行いますが、澱はいじりません。 ピノ・ノワールは全房を多めに使うことで、ワインに快活さが生まれ、コーラを思わせるようなスパイスが香り、テクスチャも複雑で滑らかになります。 使用する容器はパンチョンや旧樽、そしてコンクリートをメインに使い、新樽は控えめです。 これら全てを可能にするのが、サンタ・リタ・ヒルズが誇る粘土質土壌と珪藻土、産地特有の強風、 北向の斜面、そして高樹齢のブドウです。 加水、補糖、補酸は行わず、酵素や安定剤等も一切添加しません。 ワイナリー名の「サンディ」はラジャの故郷であるインドのサンスクリット語で連音や協力を意味します。 ラジャとサシはオレゴンのイヴニング・ランドでもコラボレーションをしており、オレゴンでのエレガント・ムーブメントを牽引しています。
Ultraviolet ‐ウルトラバイオレット
Ultraviolet Sparkling Rosé California‐NV ウルトラバイオレット スパークリング ロゼ カリフォルニア
4400円(税込)
生産地 アメリカ カリフォルニア タイプ ロゼスパークリングワイン Alc 12.5% 品種 ピノ・ノワール100% 【味わい】 白い花、バラの花びら、イチゴ、ラズベリー、そしてグレープフルーツの皮の香りにミネラル感が溢れ、きめの細かい泡があります。 塩分と油分のある物との相性がよく、牡蠣、マスカルポーネやブリア・サヴァランのようなクリーミーなチーズ、フライドチキン、野菜のピザなどとよく合います。 【醸造について】 ベースワインをステンレス製の加圧タンクに入れ、8℃の低温で6 週間かけて二次発酵を行うシャルマ方式で造られます。その後、澱と共に熟成させてから瓶詰めされます。 熟成: 6 か月間 【栽培について】 このワインには、メンドシーノ・リッジにあるマンチェスター・リッジ・ヴィンヤードのピノ・ノワールを100%使っています。 マンチェスター・リッジは、アンダーソン・ヴァレーよりも600m 以上、そして霧が上がってくる上限のラインから120m ほど高いところにあります。 そのためここで栽培されるブドウのハングタイムは長く、複雑な風味とニュアンスが生まれます。 気温も高く安定しているため、酸も保たれるのです。 【Ultraviolet ウルトラヴァイオレット】 Ultraviolet(ウルトラヴァイオレット)はアメリカのワイン愛好家達の間で話題になっている天才女性醸造家サマンサ・シーンが所有するカベルネ・ソーヴィニョンに特化したブランドです。 サマンサはブルゴーニュへの旅行がきっかけとなり醸造の勉強を始めました。 世界で最も有名で高価なブルゴーニュ・ワインの裏側には、謙虚でアットホームな造り手たちの姿があり、そんな謹厳実直なワインの世界に魅了されました。 カリフォルニアに戻ったサマンサはPOE(ポー)を設立します。 「カリフォルニアで造るブルゴーニュ・ワイン」という模造品ではなく、カリフォルニアのテロワールをしっかりと意識した魅力的で長期熟成可能な単一畑のワインを限定生産することがサマンサのモットーです。 POE ではシャルドネやピノ・ノワールはもとより、シャンパーニュ方式のスパークリング・ワインやロゼ、そしてピノ・ノワール・ヌーヴォーを造っています。 Ultraviolet は、「こんなにもエレガントで美味しいシャルドネとピノ・ノワールを造るサマンサのカベルネ・ソーヴィニョンを飲んでみたい!」というPOE の顧客の要望から生まれたコストパフォーマンス抜群のワインです。 POE 同様、造りは極めてナチュラルです。 収穫されたブドウ以外の無駄な添加物や酵素は一切入れず、亜硫酸塩は最低限に抑えています。 彼女が持つ栽培家達の人脈を使い、ハイクオリティのブドウをできるだけ安価なカベルネ・ソーヴィニョンを仕入れています。 サマンサはUltraviolet の他に、チャーミングで遊び心たっぷりのラベルが特徴的な甘口ヴェルモットのブランド「Mommenpop」(モメンポップ)も展開しています。 サマンサの旦那様はデザイナーで、POE、Ultraviolet、Mommenpop のラベルはもとより、交流があるスティーヴ・マサイアソンのワインやホナータのラベルも手がけています。
Tatomer ‐タトーマー
Tatomer Steinhügel Riesling Santa Lucia Highlands2022 ‐タトーマー スタインヒューゲル リースリング サンタ・ルシア・ハイランズ
4620円(税込)
生産地 アメリカ カリフォルニア サンタ・ルシア・ハイランズ タイプ 白ワイン Alc 12.5% 品種 リースリング 【Tatomer ‐タトーマー】 オーナー醸造家のグラハム・タトーマーは、わずか 16 歳の時から地元サンタ・バーバラでワイナリーの仕事に携わり、カリフォルニアで最も古いとされるサンタ・リタ・ヒルズの Lafond Vineyard のリースリングの古樹に魅了されます。 カリフォルニアの冷涼な産地から造られるワインはどれも軽やかで、フレーヴァーのニュアンスが豊かで、身が引き締まるような酸が特徴的です。 そのスタイルの最も代表的な品種がリースリングです。 リースリングはブドウ本来が育つその土壌の個性、品種そもそもが持つ魅力、パワー、フォーカス、そして美しさがそっくりそのままワインに伝わる唯一無二の白ブドウ品種です。 2003年、リースリングに魅せられたグラハムは、オーストリアでも指折りのドライ・リースリングの造り手「Emmerich Knoll」に師事し、4 度の収穫を経験し、アロマティック品種のノウハウを培います。 そして、Knoll 家はグラハムの 2 つ目の家族のような存在になり、オーストリアの土着品種と呼ばれるグリューナー・フェルトリーナーの魅力も教わりました。 2008年の帰国後は、2 つの単一畑のリースリングのリリースを皮切りに、自身のワイナリーとなる「タトーマー」を設立し、後にグリューナー・フェルトリーナーの栽培も開始します。 タトーマーのアッパー・クラスのワインは、現在市場に出回っている「やや辛口」ではなく、「極辛口」のスタイルでリリースされます。 2017 年にリリースされたスタインヒューゲルはエントリーレベルのワインとして親しみやすい「辛口」のスタイルで醸造されています。 ブドウ本来が持つ豊かな酸味がワインにそのまま感じられる為、リリース直後にそのまま飲んでも美味しいですが、お食事とのペアリングはもとより、長期熟成にも耐えられるワインです。 ワイナリーの年間生産量はわずか 2,000ケースです。 グラハムは 2014 年にアメリカの全国紙「San Francisco Chronicle」に「今、最も注目すべき生産者」としてフィーチャーされ、カリフォルニアにおけるアロマティック品種の先駆者的存在で、彼の右に出る者はいないと言われています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
自然な造りで表現するカリフォルニアらしさ。
様々な品種と個性が楽しめるニューカリフォルニアワイン!大注目です!
是非一度お試しください♪
それではまた次回お会いしましょう(^^)