【ナチュマル的・飲み疲れしないワイン10選】

カタログ

毎日の食卓に、やさしく寄り添うワインあります。

こんにちは、ナチュマル福島です。
このごろ、「どんなワインを買えばいいのか分からない」「美味しいけど翌日にちょっと疲れる…」というお声をよくいただきます。

そんな時におすすめしたいのが、“飲み疲れしない”自然派ワイン
重たすぎず、香りも穏やか。自然派ならではの優しい味わいが、食事にも身体にもそっと馴染みます。

今日は、そんな日常の食卓にそっと寄り添う10本をご紹介。
どれもSO2(酸化防止剤)少なめ自然な醸造で、肩肘張らずに楽しめるものばかりです。


🍷 なぜ“飲み疲れない”のか?

ポイントは大きく3つあります。

  1. 添加物が少ない(もしくはゼロ)
     → 余計な負担が少なく、体にやさしい。
  2. アルコール度数がやや低め
     → グラスを重ねても、胃や頭が重くならない。
  3. 酸と旨味のバランスが良い
     → 食事との相性が良く、飲み進めやすい。

🍽 毎日のごはんに。飲み疲れしないナチュラルワイン10選

1. 千夢ワイナリー 《彩‐Sai‐2024 花鳥風月series》(宮城)

ぶどうの甘やかな香りとキレのよい酸。軽やかな果実味に癒される1本。
→ 冷奴や冷しゃぶにぴったり。

彩‐Sai‐2024 花鳥風月series

3300円(税込)

タイプ 白微発泡
品種 デラウェア65%、シャルドネ35%
葡萄産地 山形県 
Alc  8.5%
醸造 千夢ワイナリー  (宮城・石巻) 
SNS @sennoyume_winery
特徴 ◆無添加◆無濾過 ◆完熟感◆柑橘系◆酸味しっかり◆噴き出し注意

開栓と同時にデラウェア、ネオマスカット由来の爽やかな果実の香りを感じる事ができます。
柔らかい泡に酵母の香り。とてもスムース口当たりです。
味わいはシャープな酸味が先行し、徐々にうま味、果実味の骨格をしっかり感じる仕上がり。
お食事は選ばす楽しめますが、ミルキーなブラータチーズやムースの様な口当たり滑らかな食事との相性が大変良いと思いました!
是非お試しください(^^)

作り手さんから
〇ぶどうについて
山形県の太陽の光をいっぱいに受けたシャルドネとデラウェア。

〇醸造について
Delaware(青デラ)の酸味も22vtと23vtの間ぐらいで程よく抑えましたのでスルスルと飲めてしまう仕上がりになっています。
補糖や補酸、酸化防止剤など、すべての添加物は一切なし。
生産本数 420本

〇外観
淡いレモンイエローの色調が透明感に満ちており、若々しい輝きが印象的です。
フレッシュで軽やかな雰囲気を感じさせます。

〇香り
レモンを思わせる爽やかな香りに、白い花やハーブのニュアンスが重なります。さらに、デラウェア由来の
ほのかな甘い香りが全体を優しく包み込み、調和の取れた香りを楽しめます。

〇味わい
口に含むと心地よい酸味が広がり、スッキリとした飲み口が際立ちます。シャルドネの骨格とデラウェアの
柔らかさが調和し、クリアで爽やかな印象を与えます。

〇余韻
軽快で短め。柑橘系のわずかなほろ苦さとハーブのような穏やかなニュアンスが静かに残り、清涼感の
ある後味を楽しむことができます。

〇おすすめの楽しみ方
冷蔵庫でしっかり冷やしてからお召し上がりください。
魚介類との相性が抜群で、特にお寿司や塩味の効いた和食とのペアリングがおすすめです。
軽やかな味わいが料理の美味しさを引き立てます。

〇日本を感じるエチケットについて
ラベルには日本画の金魚をあしらい、「日本の夏」をイメージしたデザインとなっています。
透明感のある美しい味わいとスッキリとした飲み口が魅力で、冷やして楽しむことで、古民家の縁側で涼むような、日本の夏休みの情景を思い浮かべることができるかもしれません。
label Design,Japanese painting by Teru Yoshida
エチケットは、つくり手である吉田丈一の母が油絵や日本画で描いた作品を、ラベルとして使用しております。

【千夢ワイナリー】について
千夢ワイナリーさんは宮城県石巻市にてワイナリー設立を目指し、2021年から宮城県のFattoria AL FIOREさんで委託醸造をされています。
現在、石巻市牡鹿半島 黒崎の自社畑に植樹し栽培もスタートしました。
醸造家であり代表の吉田さんは、様々な視点から生活の豊かさや福祉、雇用が抱える問題の一つの解決として耕作放棄地の開墾を行い「農」に行き着いたそうです。
土起こしからブドウ栽培、醸造まで、一貫して行う大注目のワイナリーです。
引用:千夢ワイナリー

2. カーブドッチワイナリー 《2024 ぺんぎん ケルナー》(新潟)

透明感のある辛口白。ピュアでストレスのない味わい。
→ お浸しや焼き魚と合わせて。

2024 ぺんぎん ケルナー

3850円(税込)

タイプ 白ワイン
品種 ケルナー100%
葡萄産地 北海道余市産
Alc  11.5%
醸造所 カーブドッチワイナリー (新潟県角田浜) SNS @cavedocci
特徴 ◆無添加◆野生酵母◆フレッシュ系◆ミネラル感◆マスカット香

【カーブドッチワイナリー】醸造家の掛川さんの趣味でつくる、『どうぶつシリーズ』は「身体に染み入る優しい味わいのワイン」をコンセプトに作られています!
今回は華やかな香りが特徴のケルナーを使用した「ぺんぎん」をご紹介です!
色味は濃いのレモンイエロー。
フルーティーなマスカット香とレモンティー連想させる味わい。
ほんのり感じる優しい甘さと苦み。後味にふくよかな果実味が広がります。
酸味もしっかり♪バランスの良い仕上がりです!
冷やしてスタートして頂き、徐々に温度が上がるにつれ広がる上品な香りをゆっくり時間をかけてお楽しみいただきたいと思います!


作り手さんから
〇コンセプトについて
どうぶつシリーズは醸造家の掛川氏の趣味にはしったワイン達。
その為、通常のカーブドッチワインとは味わいが少し異なります。
ナチュラルワインのニュアンスを感じる、「身体に染み入る優しい味わいのワイン」を目指して作られています。

〇ぶどうについて
北海道余市産ケルナーを原料に体に染み入るような優しい味わいを目指して造りました。

〇醸造について
2日間極低温でスキンコンタクトを行い、発酵はピエドキューブを使用した天然酵母に委ねました。
この年トライしたのは超低濁度での発酵です。
これまでに比べ、はるかに低い濁度で発酵させることでより香り高くなるように液体を導きました。
その影響は如実にワインに表れていて、昨年のぺんぎんとは明らかに違う香りをまといました。
このオペレーションが吉と出るか凶と出るか、今後の熟成を見守りたいと思います。
  
〇味わい
トップに来るのは華やかなグレープフルーツなどの柑橘の香り。
口に含むと柔らかな液体がかすかな苦味と共に広がります。
ともすれば固くなりがちな鉄分が多い余市の畑ですが、天然酵母で発酵させることで理想の質感に近づいていると思っています。
2024年は諸々の事情で生産本数が少なくなってしまったので、2025年はもう少し多くつくる予定です。

〇エチケットについて
『ラベルの絵から想像する味わい』を自分なりに造ったつもりです。
絵のイメージと比べながら飲んで頂けると幸いです。
引用:カーブドッチワイナリー

3. Les Vins Debrouillards《2024 AAJ》(長野)

林檎100%、微発泡のナチュラルシードル。飲み疲れ知らずの爽快感。
→ 揚げ物やお惣菜にも◎。

2024 AAJ (Adult Apple Juice) えいえいジェイ 大人のりんごジュース (ナチュラル シードル)

3190円(税込)

タイプ  シードル
品種 シナノスイート主体
葡萄産地 長野県・塩尻 自社圃場
Alc  9.0%
醸造 レ・ヴァン・デブルィヤール(鳴澤佳生子 チャールズ・ローレンス)
SNS @les_vins_debrouillards
特徴 ◆無添加◆無濾過◆野生酵母◆爽やか◆フレッシュ

長野県塩尻市の【Les Vins Debrouillards】さんから、初のシードルがリリース。
グラスに注ぐと、少し濁りのあるクリームイエローの色合い。
開栓直後から、フレッシュなリンゴの香りがしっかりと広がります。
柔らかい泡に心地よく軽やかな酸味。
そしてミルキーでジューシーな旨味が広がっていく印象です。
軽やかな口当たりで、体にすっと馴染むような仕上がり。

作り手さんから
〇リンゴについて
標高約750-800mに位置する冷涼な自社畑でLutte Raisonnéeリュット・リゾネ(従来の化学薬品や肥料を極力抑え、環境への影響を最小限に抑えることを目指した農法)で栽培したりんご7品種を使用。
2024年10-11月に収穫。
よく完熟したシナノスイートと少し早摘みの小さいサンふじ(2種)主体、完熟した王林、シナノゴールド、シナノピッコロ、秋映も一緒に使用したフィールドブレンド。

〇醸造について
11/中旬に仕込みを開始し、2/下旬に瓶詰め。(発酵途中で瓶詰めして密封し、瓶内で残りの発酵を完了させることで、炭酸ガスを閉じ込めました)
野生酵母 ・無濾過 ・無清澄 ・サンスフル
生産本数:588本

〇味わいについて
新鮮なリンゴのスライスした香り。
微炭酸で非常に柔らかい口当たり。フレッシュなリンゴそのままの果実味がドライに広がります。
イーストとビスケットの複雑な風味と、バターのようなシンプルな味わいが調和しています。
スッキリとした爽やかな酸味とほのかなヨーグルトのクリーミーさが、後味に爽やかな余韻を残し、口の中をリフレッシュさせ、次の一口を飲みたくなるような余韻をもたらします。
苦いビールが苦手な方にもおすすめします。
暑い夏にグビグビ飲んで、ほろ酔い加減で気持ちよく楽しい気分になれる大人のりんごジュース。
ピザやアジアン料理、スパイスが効いたソーセージ等にもよく合います。
そのまま飲んでも美味しく飲めます☆

〇合わせたお料理
イタリアンソーセージとキャベツの即席酢漬けソテーをはさんでパクチーをいっぱいのせたホットドック、わさび堅揚げチップス、ピリッと辛いお料理とどうかなと思いましたが、ぜんぜん大丈夫!

〇ヒトコト
自社畑りんご100% シードル初めての試み。
Fattoria AL FIORE(ファットリア・アル・フィオーレ)さんで委託醸造。
元気で明るい情熱エネルギーに包まれて、私たちのりんごも素晴らしいシードルになりました。
GW試飲で、まだ泡が少ないなといった印象がありましたが、これはこれで夏場によく冷やしてグビグビ飲みたいね!と思い、夏を目前にリリースすることに決めました。6月初旬試飲ではもう少し味わいものってきて、微炭酸で口当たりよく、昼間からも飲めるアペロに最適です。
初チャレンジとなったシードル、今季また仕込むかは分かりません。
自然の恵みそのままを味わっていただきたく、精一杯の低価格でお届けします。

〇ご注意ください
・開栓前はよく冷やし5℃くらいに保つこと
・開栓前は静置し、びんを揺らさないこと
・瓶口は人や壊れやすい物には絶対に向けないこと
飲む3~4時間前には冷蔵庫に入れて冷やしておきましょう。
時間がないときはワインクーラーにボトルの首部分まで浸かるように氷水をたっぷり入れ、ボトルを回転させながら15~20分ほど冷やすと適温になります。
炭酸ガスを落ち着かせるためしばらくの間ボトルを立ててから開けるようにしてください。
再栓はできないため、開けたら飲み切るかスパークリング用のストッパーなどを使用しましょう♪

〇Les Vins Debrouillardsについて
Les Vins Debrouillards
アメリカ出身のチャールズさんと長野県飯田市出身の佳生子さんが夫婦でワイン造りを目指そうと2020年に長野県塩尻市片丘地区で畑を借りてぶどう栽培をスタート。
片丘地区は、標高800mの風通しの良い片丘地区で、現在ツヴァイゲルトやメルロー、カベルネ・フラン、ピノ・グリ、サヴァニャン、シャルドネなどを栽培。
ぶどう以外にりんご(シナノスウィート、ふじなど)や野菜の栽培も行っています。
ぶどう畑はとても丁寧にケアされていてお二人の人柄が出ています。
チャールズさんは約20年前に来日し、アメリカやオーストラリアのワイナリーの醸造現場で栽培や醸造の経験を積み、佳生子さんは塩尻市の塩尻ワイン大学で栽培や醸造の知識を体系的に学ぶ。
ぶどう産地としての片丘の可能性に着目して移住し、ワイナリーの開設を目指している。
2024ヴィンテージも宮城県のファットリア・アルフィオーレで委託醸造。
引用:Les Vins Debrouillards

4. Grapes Hütte《Hana 2023》(福島)

ベリー香るやわらかな赤ワイン。優しい飲み口は、まるで果汁のよう。
→ 鶏の照り焼きや豚のソテーと。

Hana 2023‐ハナ2023

4730円(税込)

タイプ 赤ワイン
品種 カベルネソーヴィニョン、メルロー
産地 福島県大沼郡会津美里町
Alc   12%
栽培、販売 Grapes Hütte
SNS:@grapes_hutte
特徴 ◆酸化防止剤無添加◆野生酵母◆無濾過◆軽やか◆エレガント

福島県【Grapes Hütte】の橋本ご夫妻が手掛けた新作 Hana 2023 が登場しました!
自社畑で減農薬栽培されたブドウ100%を使用し、果実そのもののポテンシャルを存分に引き出した仕上がりです。
西洋品種の個性がしっかりと感じられ、柔らかな口当たりに程よい酸味が魅力。
豊かな果実味とタンニンが調和し、優しい樽香が心地よい余韻を演出します。
少し高めの温度帯で楽しむと、香りと味わいの広がりが一層引き立つのでぜひお試しください!
可愛らしいエチケットと鮮やかな色合いはギフトにもぴったり。大切な方への贈り物としても喜ばれるはずです。
製造本数はわずか642本。この特別な1本をぜひお楽しみください!

作り手さんから
〇ぶどうについて
全ての圃場においてレインカットを設置し、雨から樹やぶどうを守ることで慣行栽培の半分以下の農薬散布に抑えた栽培に取り組んでいます。 

〇醸造について
私達は、ワインぶどうを育て、自社栽培したぶどうを100%使用したオリジナルワインを造っています。3種類それぞれ自社栽培の品種を使用。
ぶどうについている野生酵母で発酵させ、酸化防止剤や添加物は使わず無濾過で瓶詰めしています。(醸造先:Fattoria AL FIORE)
ぶどうの本来の美味しさをお楽しみいただけます。
10月24日メルローとカベルネ・ソーヴィニョン1回目を収穫、除梗しスキンコンタクト。
11月6日後半のカベルネを追加。
2週間後プレス、その後樽へ移動し熟成7か月。瓶内熟成3ヵ月。

〇味わいについて
Hanaにおきましては、これまでカベルネ・ソーヴィニヨン単一での仕込みでしたが、栽培をし
てきたメルローがようやく収穫出来るようになり、このヴィンテージよりカベルネ、メルローブレンドとなります。
色調は濁りあるガーネット色、香りはラズベリー等の赤系果実、シソや梅などが感じられます。
飲むと優しいタンニンと酸でするすると入っていく味わい。
カベルネソーヴィニヨン単一時よりもやわらかさ、奥深さが増してきました。
Ibuki、Hanaともに約1年の熟成を経てのリリースとなります。

〇おすすめの料理
鶏肉の香味焼き、中華風春巻き

〇ラベルデザイン
2021年シリーズより、ラベルデザインも会津在住のデザイナー『ノガワアイ』さんに依頼。
自ら水彩で染めた紙を切り貼りする手法で描かれた作品。
描かれたモチーフや色はワインの味、香りも表現されています。

引用:GrapesHütte

5. TAKAHIRO WINE《Shall we dance? 2024》(茨城)

ほのかな酸と果実の旨み。グビグビ系のにごり赤。
→ お好み焼きやタコライスに意外と合います。

Shall we dance? 2024

3300円(税込)

タイプ 赤ワイン
品種 メルロー41%、カベルネ・ソーヴィニヨン34%、マスカットベーリーA25%
葡萄産地 山形県上山
Alc  10%
醸造 TAKAHIRO WINE (茨城県下妻市)
SNS @takahiro.suzuki_wine1027
特徴 ◆亜硫酸無添加 ◆爽やか◆万能◆酸味あり◆ジューシー

【TAKAHIRO WINE】さんより、旨味たっぷりの赤ワインのご紹介です!
ややにごりのあるラズベリーレッドの色合いが印象的。
開栓直後はピチッとした口当たりで、完熟した赤い果実の香りがふわりと広がります。後半には、ほのかにハーブの香りも感じられます。
味わいは中辛口で、心地よい酸味が特徴。
メルロー主体の赤ワインで、最初は少し冷やしていただくと爽やかな果実味を楽しめます。
徐々に温度が上がるにつれ、果実味に加えてコクや旨味がより一層引き立ちます。
TAKAHIROさん曰く、「最初の一〜二杯はそのままクリアな味わいを、後半はボトルを軽く振って澱(おり)を絡ませることで、より深い果実味を楽しんでほしい」とのことです。

作り手さんから
〇ぶどうについて
こちらのワインのぶどうは私自身4年ぐらい前からずっとお付き合いのある山形県上山市の【吉田果樹園】吉田篤さんと【んーまい農園】秋葉陽介さんのお二人のぶどう3種類(メルロー、カベルネソーヴィニヨン、マスカットベーリーA)を使用した上山フィールドブレンドとなります。
お二人とも歴史あるぶどう農家を継ぎ、今なお栽培に対し勉強熱心なパッション溢れる栽培家です。
茨城での自社畑の植樹の際もお手伝い頂き、私自身尊敬する農家さんです。

〇醸造について
醸造では収穫のタイミングが一緒だったメルロー、カベルネ・ソーヴィニヨンを一緒に除梗し発酵槽にて2週間ほど醸しました。
マスカットベーリーAは単体で長期的に2ヶ月醸すことで味わいにベリー系の深みを持たせる事ができました。
3種類のぶどうを一緒にプレスするタイミングが難しかったですが毎日発酵具合を観察しここぞのタイミングで優しく、そしてワインの酸化を防ぐため短時間でのプレスを行いとてもバランスの良い液体となりました。
ステンレスタンクにてゆっくりと寝かせたあとにボトリングを行いました。
生産本数736本

〇味わいについて
味わいはピチピチとした中にもしっかりと果実味があり控えめなタンニンが特徴的です。
セラー温度での提供はもちろん、これからの季節、少し冷やして飲んでいただいても十分楽しめると思います。
3種類のぶどうが踊るようなうまみ、出し汁のような味わいをぜひお楽しみください。

〇合わせるお料理は
お料理のお供には、ラム肉のグリルやズッキーニなどの野菜のグリルそしてエスニック料理やフレッシュトマトとバジルの冷製パスタなどハーブを生かしたお料理などにピッタリです。
そしてこれからの季節、ワインを少し冷やしてピクニックやBBQにも活躍してくれます。

〇ヒトコト
こちらのワインはぶどう本来の果実味を大切にしております。
その為濾過せずに醸造をしており、ビン底に酒石とオリが見られます。
ぶどう由来の天然成分であり、飲んでも体に害はございません。ご安心してお飲みになれます。

〇【TAKAHIRO WINE】について
鈴木 隆博さんは長年都内の飲食店でソムリエとして勤務され、30歳の時にワイン造りを決意し渡豪。
行先は農薬をほとんど使用せずありのままの自然に寄り添い栽培、醸造を行う「SmallFry」にて1年間住み込みで研修されました。そこで得た経験をもとに地元 茨城県でワイナリーの設立を目標に2023年の4月から宮城県のFattoria AL FIOREさんで栽培、醸造、業務全般を研修されています。
故郷でのワイン作りを通し、地元食材の循環や県外からの観光など、地元に根付く既存のコミュニティを活性化させることで、生まれ育った茨城へ還元ができるのではと日々研修に励まれています。
引用:TAKAHIRO WINE

6. Natan葡萄酒醸造所 《comme》(徳島)

SO2無添加。ピュアなサクランボ感。しっかりと冷やしても美味しいです。
→ 肉じゃがやミートソースに◎。

comme ‐コム

2750円(税込)

タイプ ロゼワイン
品種 マスカットベーリーA
葡萄産地 広島県福山市産
Alc      11%
醸造所 Natan葡萄酒醸造所(徳島県三好市池田マチ)SNS @natanwinefarm
特徴 ◆無添加◆無濾過◆桜感◆ベリーの香り◆ミディアム

桜を思わせる澄んだ色合いが、味わいにも清らかな印象を添えるロゼワイン。
栓を開けた瞬間にふわりと広がるベリーの香りに、やさしい果実味と心地よい酸が調和し、じんわりと染み入るような仕上がりです。
吟醸香のような和のニュアンスが漂い、どこか親しみやすさも感じられます。
口当たりはやわらかく、なめらかに喉をすべり、軽やかな飲み心地が魅力。
和洋問わず、さまざまなお料理と合わせてお楽しみいただけます。

作り手さんより
〇コンセプトについて
春の季節だからではなく、何か人生の岐路に立たされた時
どんな状況でも新芽や蕾の気分で
何ものにでもなれるぞ!って
柔らかな強さで前に進める気分の引き金になればいいな
開栓後1週間でよりふくよかに...♪

〇味わいについて
柔らかな色合い、味わいで優しく香るふんわりロゼ。
ピクニックに連れて行ってほしいアイテム!
引用:Natan葡萄酒醸造所

7. Château Kiri 《Chardonnay Meets DERLAWARE》(宮城)

みずみずしく、柑橘系の香りがほんのり。
→ カルパッチョやグリーンサラダと相性抜群。

Chardonnay Meets DERLAWARE

2970円(税込)

タイプ 白ワイン
品種 シャルドネ50% デラウェア50%
葡萄産地 宮城県栗駒
Alc      12%
醸造所 Château Kiri (宮城県栗駒)SNS @chateaukiri
特徴 ◆無添加◆野生酵母◆フルーティー◆バランス型◆酸味

色合いはやや濃いめのレモンイエロー。
香りには、柑橘の爽やかさに加え、桃を思わせるフルーティーなニュアンスが感じられます。
味わいはジューシーで、優しい酸味に加え、ほのかな苦みと甘みが絶妙なバランスを生み出しています。
時間の経過とともに香りがまとまり、旨みがより一層引き立っていきます。
口当たりはやわらかく、ついスルスルと飲んでしまう軽やかさも魅力。
さまざまな料理と気軽に合わせて楽しめる、親しみやすい白ワインです。

作り手さんから
〇醸造について
自社栽培(栗原市栗駒)のシャルドネと山形高畠産デラを使用し、自社ワイナリーで醸造しました。
自然酵母による発酵、酸化防止剤無添加、無濾過、古樽で熟成管理をして瓶詰したワインです。

〇味わいについて
シャルドネの柑橘系で爽やかな酸と旨みタップリなデラの個性を掛け合わせ、Alexから輸入した古樽で柔らかく上品な味わいに仕上げました。
ワイン初心者の方やタンニン重めが苦手な方へおすすめの商品です。
フードペアリングはクリーム系のお料理やオイル系パスタはもちろんですが、和食の出汁の効いた料理、魚介類系に合わせやすいです。

〇ワイナリーについて
宮城県・栗駒山麓に位置するワイナリー。
自然な製法にこだわり、土地の特性を生かしたワインづくりを行っています。
寒暖差が大きく、風通しの良い栗駒山麓の爽やかな気候のもと、減農薬で健全に育てたブドウを使用し、できる限り自然な製法で醸造。
2017年にブドウ栽培を開始し、2022年から本格的にワイン造りに取り組んでいます。
現在は、栽培・醸造の両面で指導を受けながら、より質の高いワインを目指して研鑽を積んでいます。
指導者には、アレックス・クレイグヘッド氏(キンデリ/ニュージーランド)と矢野陽之氏(GRAPE REPUBLIC/山形県南陽市)を迎え、さらなる品質向上に努めています。
また、農福連携にも積極的に取り組み、地域の就労支援事業所と協力しながら、ブドウの栽培やラベル貼りなどの作業を共同で実施。
障がいのある方をはじめ、関わるすべての人々の未来が輝くよう願いながら、個性豊かなワインづくりに励んでいます。
引用:シャトー桐くりこま高原醸造所

8. Fattoria AL FIORE《imagine 2024 Limited Edition 》(宮城)

白ブドウと赤ブドウのブレンド。ロゼ的に楽しめる万能タイプ。
→ 万能選手、和洋中すべての食卓に。

imagine 2024 Limited Edition 《特別先行販売》

3801円(税込)

タイプ ロゼワイン
品種 ネオマスカット56%  スチューベン44%  
葡萄産地 山形県南陽
Alc      10.5%
醸造所 Fattoria AL FIORE(宮城県川崎町) @fattoriaalfiore
特徴 ◆亜硫酸無添加◆無濾過 ◆フルーティ◆バランス型◆辛口

宮城県川崎町にある【Fattoria AL FIORE】目黒さんから
「ネオマスとスチューベン」を使用した木苺を連想させるロゼワイン 「Imagine 2024」が届きました!
色味はクリアで発色の良いピンク。
華やかでチャーミングな香りとジワーと染み入る果実のうま味。
優しい酸味と余韻に感じる苦みが特徴的です♪
温度の上昇と共にスモモの様な香り、ややブルーベリーも感じられ、味わいの変化を満喫できる一本です!
スルスル系ですぐに飲み切ってしまいますね、、、、
どんなお料理に合わせやすい万能型!
前菜からお肉まで合わせてお楽しみいただけます(^^)
是非お試しください!

作り手さんから
〇コンセプトメッセージ
想像してごらん。
すべては、想像することから始まるよ。
一人一人が自由に、幸せに、豊かに。
本当の自分を生きる時代。
もっともっと、心あるままに。
さあ、創造しよう!

私たちがワインを仕込むとき、レシピやルールはありません。
なぜならば、すべて生き物だからです。
葡萄、酵母、生産者……自然の循環の中で、1 度たりとも同じ年はありません。
葡萄は年々成長し、天気や気温、畑の環境、その年に動く野性酵母。
人もまた同じ。
毎日同じ体調やモチベーションはありません。
それもまた自然です。
だからこそ、今目の前で起こっていることに、寄り添い、葡萄や酵母の声に、心の耳を傾けながら、寄り添い見守る。
それと同じく、このワインを飲むあなたにも、サービスするあなたにも、今この瞬間をもっと自由に、ただ楽しんで欲しい。
そんなメッセージを込めたワインです。

〇醸造について
仕込みも至ってシンプルで、開放槽にて、スチューベンとネオマスカットそれぞれのタイミング
で収穫し、一部を除梗して、2 週間の醸し発酵後にプレス。
その後、アンフォラにて 140 日間のシュルリーと酸化熟成。昨年までのイマジンには、アンフォラによる酸化熟成の期間が、今回よりも長かったため、注意深く意識しないと感じられないものの、若干のひねた感じが余韻に残りました。
個人的にこのイマジンは、どこまでもピュアで曇りのない味わいを目指したく、
いつもよりも 1 ヶ月間早いボトリングとなりました。
それにより、さらにいいとこ取りのイマジンを表現できたかなぁと思っております。
繊細でピュアで、瑞々しいけれど、どこか奥ゆかしさのあるワインです。
Enjoy!Feel alive!

〇おすすめの楽しみ方
味わい :若い苺、青リンゴ、ブラッドオレンジ、フェンネル、グリーンオリーヴ
シーン :ワイン持ち込みの食事会や、大切な人へのプレゼントに
温度帯 :13~16℃
グラス :中程度のチューリップグラス、キャンティグラス
お料理 :ニース風サラダ、巻き寿司、スモークサーモン、中華料理全般
飲み頃 :今~2027 年
飲みきり:抜栓から 1 週間ほど
※上記はリリース時点での一例です。
皆様の想像を膨らませながら、思い思いに楽しんでいただければ幸いです。

〇ラベルデザイン
by ito design studio
引用:Fattoria AL FIORE

9. 清澄白河フジマル醸造所《good day sunshine 2023》(東京)

ミディアムボディのやさしい赤。程よい渋みと旨み。
→ キノコのソテーや煮物に寄り添います。

good day sunshine 2023

3850円(税込)

タイプ 軽い赤ワイン
品種 マスカットベイリー100% 
産地 茨城県常陸太田市
Alc  10%
醸造所 清澄白河フジマル醸造所 (東京・清澄白河)
@fujimaru_tokyo
※酸化防止剤無添加
※無濾過 
※無補糖、無補酸
※生産本数835本

『ワインを日常に』をコンセプトに日本の原料のみでワインを造り続け、日本の食卓に寄り添うような味わいを目指すフジマル醸造所さんより気軽に楽しめるライトな赤ワインをご紹介!

色味は明るいラズベリーレッド。
サクランボや赤い果実の香りが広がり、スッキリした酸味がワインに爽快感を与えています。
開栓時、発酵由来のシュワっとした口当たりも軽快で、これからの季節に冷やしてガブガブと楽しんでほしい一本♪
ネーミングはビートルズオタクでもある醸造家の佐久間さんが完成したワインを飲み、「good day sunshine」が頭の中に流れてきたことに由来。
是非「good day sunshine」を聞きながらお楽しみください(^^)

作り手さんから
〇ぶどうについて
毎年Muscat Bailey A を育ててくださっている茨城県常陸太田市の武藤観光農園武藤さん。
2023年もお話をしながら収穫時期を決めて届けてくださいました。
ぶどう栽培のプロフェッショナルの武藤さん、生食用のぶどう育てる中、MBA のみワイン用ブドウを育て毎年試行錯誤・改良してくださっています。
23年は着色があまり進まなかったこともあり、収穫をなるべく遅らせてもらいましたが、例年より淡いぶどうに出来上がったのが特徴的な年となりました。

〇醸造について
例年武藤さんの MBA は木樽で時間をかけて熟成させていますが、23 年は色も淡く糖度も控えめだったためジューシーでライトな赤として仕上げることにしました。
除梗破砕ののち発酵が活発になるまでは少し高めの温度下に置き、1日1回のピジャージュで28日間ゆっくりと醸し発酵。
発酵が終わってからも 1 週間ほど注意深く管理しながら果皮を漬け込んでからプレス。
ライトな中にもしっかりとMBAらしいジューシーさや華やかさをできる限り抽出したいというのが狙いです。
プレス後はステンレスタンクで 5 か月間落ち着かせてから亜硫酸は無添加でボトリングをしました。

〇味わいについて
MBAらしいイチゴのようなベリーのニュアンスに、緑がめぶいてきた野原の小さな花がふんわり香るようなかわいらしい緑や白系の植物の香り。
味わいは比較的酸は控えめでさくらんぼやラズベリーのようなみずみずしい果実味。
冷蔵庫くらいの温度で冷やして飲んでいただくのがおすすめです。
れからのシーズンに冷やして気軽にお外飲みのお供にぜひ!!

〇ご注意ください
フジマル醸造所のワインはすべて、酸化防止剤の添加を最小限にとどめています。
温度変化にさらされますと品質劣化の恐れがございます、低温での管理(15度以下)をお願いいたします。

引用:FUJIMARU WINESHOP

10. GRAPE REPUBLIC《Bianco Macerato2023》(山形)

可憐な香りとナチュラルな酸味。薄旨の典型例。
→ カツオのたたきや山芋ステーキと。

Bianco Macerato2023 ビアンコ マチェラート2023

2970円(税込)

タイプ オレンジワイン
品種 デラウェア 50%、ナイアガラ 32% ロザリオビアンコ12% ネオマスカット 6%
葡萄産地 山形県産 
Alc      10.5%
醸造所 GRAPE REPUBLIC (山形・南陽)SNS:@graperepublicinc
特徴 ◆無濾過◆自然酵母◆マスカット香◆果実味◆ジューシー◆フルーティー

淡い琥珀色。
開栓するとすぐに、ロザリオビアンコやネオマスカットの甘くフルーティーな香りが広がります。
酸味は穏やかで、デラウェア由来の心地よい苦味と豊かな果実味が感じられます。
余韻はやや長く、開栓二日目にはぶどうの風味がより一層際立ち、旨味が深まっていきます。
後味にはほんのり柑橘の香りが漂い、親しみやすい味わい。
全体的に 軽快でジューシー な仕上がりなので、よく冷やして楽しむのがおすすめです。
焦がした風味のお料理 や、鶏肉のレモンバターソース、マグロ との相性も抜群です!

作り手さんから
〇 醸造について
山形県産の4つの白ぶどうを使って、樹脂タンクやアンフォラなど、様々な容器で約1週間のスキンファーメント。
15%全房発酵。
60%アンフォラ熟成、40%ステンレスタンク熟成。
無清澄、無濾過、酸化防止剤等その他の添加物は不使用です。

〇味わいについて
外観はマチェラート(果皮や種の浸漬)により、明るいゴールドに寄った色調をしています。香りはフレッシュなフルーツが基調ですが、製法由来のハーブやスパイスも取り込んだニュアンスが混じります。
味わいは八朔などが連想出来る柑橘系のニュアンスがあり、みずみずしい飲み心地。
果皮や種周りの酸味やビターな味わいも取り込んでおり、アフターはドライな印象。

〇お料理の提案
ワインのスパイス感とライトな飲み心地を活かして、スパイスを利かせた冷製の前菜と。
ワインのもつ柑橘系のニュアンスと相性のの良い食材を主役に。
『カレー風味のキャロットラペ』
『挽き肉とニラのペペロンチーノ』

〇温度や提供法について
冷えた状態でもタンニンが柔らかでより爽やかに味わえるので、低い温度から飲み始めて印象の変化を楽しまれるのもオススメ 。
グラスは温度が上がり過ぎないように、小ぶりなものがオススメ。

〇ヒトコト
アランチョーネよりも軽いタンニンのオレンジを造りたいと想い、つくりました。2023年のデラウェアはかなり熟していたので、ナイアガラ、ロザリオビアンコ、ネオマスカットは早摘みをして酸を残しました。
うまくバランスをとり、低アルコールに仕上げました。
香りはとてもアロマティックで、ほのかな苦みがきいております。
軽いボディなので、みんなが集まるホームパーティの最初の方のワインに最適です!!

〇ネーミングストーリー
ビアンコマチェラートって?
今月リリースの「Bianco Macerato2023」。”Macerata”とはイタリア語で、「(液体に)浸して柔らかくなった、ふやけた」といった意味です。
白ワイン用のぶどう品種でブドウの皮とワインの醸し期間を長くしたため、オレンジ色のワインができあがりました。
グレープリパブリックの白ワインシリーズでは初めてのリリース。
2023ヴィンテージはしっかりとしたきれいな酸が特徴です。
人参のサラダやひき肉のパスタ(できれば青ネギを散らして)などと一緒に合わせて召し上がってみてくださいね!
「Bianco Macerato」の名前が決まったのは、2024年2月にイタリアで開催された「slow wine Fair」でのこと。
醸造責任者の矢野は、もともとイタリアで料理人として20代のころに働いており、昨年のイタリアは久々の訪問でした。
そこで、パッと思い浮かんだのが、「マチェラート」という言葉。イタリアでは白ワイン用品種を皮とともに発酵させたワインのことを「BiancoMaceratolと呼んでいるそうです。
実はグレープリパブリックのワインは全てがイタリア語。
「ビアンコ=白」、「ロッソ=赤」、「アランチョーネ=オレンジ」です。
親会社がサローネグループというイタリアンレストランを経営しているため、私たちのワインはイタリア語にしています。
今後もどんな名前のワインがリリースされるか楽しみにしてくださいね!
引用: GRAPEREPUBLIC

🧺 まとめ:ワインがもっと“身近になる”ために

自然派ワインというと「個性的」「クセがある」などの印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
でも今回ご紹介したのは、飲み心地がやさしく、料理と共に自然と馴染む、日常使いの自然派ワインたち。

難しい知識や正解なんていりません。
「今日はこの料理だから、このワインを開けてみようかな」——
そんな風に、気軽に楽しんでもらえると嬉しいです。

ナチュマルには、日々の食卓に寄り添う“ちょうどいい”ワインがたくさんあります。
気になるものがあれば、ぜひお気軽にご相談くださいね。

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