GRAPE REPUBLIC / グレープリパブリック
Bianco Macerato2023 ビアンコ マチェラート2023
品種 デラウェア 50%、ナイアガラ 32% ロザリオビアンコ12% ネオマスカット 6%
葡萄産地 山形県産
Alc 10.5%
醸造所 GRAPE REPUBLIC (山形・南陽)SNS:@graperepublicinc
特徴 ◆無濾過◆自然酵母◆マスカット香◆果実味◆ジューシー◆フルーティー
淡い琥珀色。
開栓するとすぐに、ロザリオビアンコやネオマスカットの甘くフルーティーな香りが広がります。
酸味は穏やかで、デラウェア由来の心地よい苦味と豊かな果実味が感じられます。
余韻はやや長く、開栓二日目にはぶどうの風味がより一層際立ち、旨味が深まっていきます。
後味にはほんのり柑橘の香りが漂い、親しみやすい味わい。
全体的に 軽快でジューシー な仕上がりなので、よく冷やして楽しむのがおすすめです。
焦がした風味のお料理 や、鶏肉のレモンバターソース、マグロ との相性も抜群です!
作り手さんから
引用: GRAPEREPUBLIC
〇 醸造について
山形県産の4つの白ぶどうを使って、樹脂タンクやアンフォラなど、様々な容器で約1週間のスキンファーメント。
15%全房発酵。
60%アンフォラ熟成、40%ステンレスタンク熟成。
無清澄、無濾過、酸化防止剤等その他の添加物は不使用です。
〇味わいについて
外観はマチェラート(果皮や種の浸漬)により、明るいゴールドに寄った色調をしています。香りはフレッシュなフルーツが基調ですが、製法由来のハーブやスパイスも取り込んだニュアンスが混じります。
味わいは八朔などが連想出来る柑橘系のニュアンスがあり、みずみずしい飲み心地。
果皮や種周りの酸味やビターな味わいも取り込んでおり、アフターはドライな印象。
〇お料理の提案
ワインのスパイス感とライトな飲み心地を活かして、スパイスを利かせた冷製の前菜と。
ワインのもつ柑橘系のニュアンスと相性のの良い食材を主役に。
『カレー風味のキャロットラペ』
『挽き肉とニラのペペロンチーノ』
〇温度や提供法について
冷えた状態でもタンニンが柔らかでより爽やかに味わえるので、低い温度から飲み始めて印象の変化を楽しまれるのもオススメ 。
グラスは温度が上がり過ぎないように、小ぶりなものがオススメ。
〇ヒトコト
アランチョーネよりも軽いタンニンのオレンジを造りたいと想い、つくりました。2023年のデラウェアはかなり熟していたので、ナイアガラ、ロザリオビアンコ、ネオマスカットは早摘みをして酸を残しました。
うまくバランスをとり、低アルコールに仕上げました。
香りはとてもアロマティックで、ほのかな苦みがきいております。
軽いボディなので、みんなが集まるホームパーティの最初の方のワインに最適です!!
〇ネーミングストーリー
ビアンコマチェラートって?
今月リリースの「Bianco Macerato2023」。”Macerata”とはイタリア語で、「(液体に)浸して柔らかくなった、ふやけた」といった意味です。
白ワイン用のぶどう品種でブドウの皮とワインの醸し期間を長くしたため、オレンジ色のワインができあがりました。
グレープリパブリックの白ワインシリーズでは初めてのリリース。
2023ヴィンテージはしっかりとしたきれいな酸が特徴です。
人参のサラダやひき肉のパスタ(できれば青ネギを散らして)などと一緒に合わせて召し上がってみてくださいね!
「Bianco Macerato」の名前が決まったのは、2024年2月にイタリアで開催された「slow wine Fair」でのこと。
醸造責任者の矢野は、もともとイタリアで料理人として20代のころに働いており、昨年のイタリアは久々の訪問でした。
そこで、パッと思い浮かんだのが、「マチェラート」という言葉。イタリアでは白ワイン用品種を皮とともに発酵させたワインのことを「BiancoMaceratolと呼んでいるそうです。
実はグレープリパブリックのワインは全てがイタリア語。
「ビアンコ=白」、「ロッソ=赤」、「アランチョーネ=オレンジ」です。
親会社がサローネグループというイタリアンレストランを経営しているため、私たちのワインはイタリア語にしています。
今後もどんな名前のワインがリリースされるか楽しみにしてくださいね!