秋の食卓に寄り添う、旨味と香りが際立つ自然派ワインが上位を独占。
飲み疲れしないオレンジ・赤・ロゼ・スパークリングをご紹介します。
🥇 No.1|猪鹿蝶 Amber 2024
カーブドッチワイナリー(新潟)醸造家の草野氏による混醸オレンジ。ピノ・ブラン&セミヨン&ソーヴィニヨン・ブラン。
複雑な花のアロマとスパイス、ジンジャー感。柔らかなミネラルと甘酸っぱい果実味。
猪鹿蝶 Amber2024
3850円(税込)
タイプ オレンジワイン 品種 ピノ・ブラン&セミヨン&ソーヴィニヨン・ブラン 葡萄産地 新潟県 Alc 10.5% 醸造所 カーブドッチワイナリー(新潟県角田浜) SNS @cavedocci 特徴 ◆混醸◆天然酵母◆MC◆複雑なアロマ 鮮やかな褐色を帯びたイエローの色合い。 スモモやサクランボを思わせるフルーティーな香りが広がります。 ジンジャーやヴィネガーを連想させるすっきりとした酸味と淡い苦味。 身体にやさしく染み入る口当たりで、スッと喉元を降りていくような軽快さリラックスしながらゆったりと楽しんでいただくのがおすすめ。 作り手さんから 〇コンセプトについて 今回ご案内するのは、醸造家草野竜征の趣味に走ったワインたち。 ぶどうのピュアな果実味とじわっと噛み締めるような旨味を大事にして醸造し、1本の中に物語が感じられるワインを目指して造りました。 複数品種を使ったワインはすべて混醸で仕込んでいます。 混醸にこだわったのは、草野自身が愛してやまないからという理由に他ならないのですが、混醸でつくることでブレンドでは決して表現できない、品種ごとの境界がないワインに心が揺さぶられます。 ゆっくりと時間をかけて1本と向き合って楽しんでいただけると嬉しいです。 ラベルは品種の組み合わせを花札の役に見立てて描いてもらいました。 絵柄と品種を想像しながらラベルも一緒にお楽しみください。 〇ぶどうについて ピノ・ブラン&セミヨン&ソーヴィニヨン・ブラン混醸のオレンジワインです。 〇醸造について すべてのぶどうを解放タンクに全房で投入し、13日間のマセラシオンカルボニック。 MC終了後、ぶどうを取り出して除梗し天然酵母で15日間の醸し発酵を行いステンレス樽で5ヶ月熟成させました。 亜硫酸は瓶詰め時のみ10ppm使用。 〇味わいについて 僕はサロンパス系と勝手に呼んでいますが、複雑な花のアロマとスパイス、そして少しの清涼感が混ざり合ったニュアンスがオレンジワインにあるとオッと心が躍ります。 MCと酸化還元のコントロールがうまくドライブして最高のポイントに着地しました。 MC由来の大きく広がる華やかな香り、オレンジワインらしいジンジャー感からの品種の香りが混ざり合った複雑な花のアロマ。 口当たりは柔らかなミネラルと甘酸っぱい果実味が全開です。 ピュアな果実とフレンドリーでキュートなアロマ、バランスを崩すようなオフは一切なく、1週間程度は安定してポテンシャルを発揮してくれます。 〇ヒトコト このヴィンテージ以降、ぶどうの調達ができなくなったためもしかしたら最初で最後になります。 引用:カーブドッチワイナリー
🥈 No.2|Anco 2024 NECOシリーズ -アンコ
ファットリア・アル・フィオーレ(宮城)のデラウェア100%オレンジ。
濃い褐色、キンモクセイ香、旨味しっかり。長期醸し+古樽&アンフォラ熟成。
Anco 2024 NECOシリーズ -アンコ
4290円(税込)
タイプ オレンジワイン 品種 デラウェア100% 葡萄産地 山形県本沢・ブドウと活きる Alc 11% 醸造所 Fattoria AL FIORE(宮城県川崎町)SNS @fattoriaalfiore 特徴 ◆無添加◆無濾過◆野生酵母◆キンモクセイの香り◆コク旨味 宮城県川崎町にある【Fattoria AL FIORE】目黒さんから、濃い褐色で果実の旨味を存分にオレンジワイン「Anco2024」のご紹介です! 開栓直後はデラウェアのフルーティーな香りが広がりますが、味わいは辛口。 濃い果実の風味と旨味がしっかり感じられます。 酸はキリッとした印象ですが、徐々に丸みを帯び、トロピカルな味わいに変化していきます(^^) 最初はやはり冷やし目で、少し温度をあげゆっくり、じっくりと味わいの移ろいを楽しんで頂きたいと思います! 作り手さんから 〇コンセプトについて 毎年、ネコシリーズ・アンコは、デラウエアを醸し発酵させたオレンジワイン(アンバーワイン)に仕立てています。 例年、ラブルスカ種(生食用品種)でワインを仕込むことの意味や、目指す方向性を模索してきました。 ワイン造りと向き合って 10 年の節目に、完熟したデラウエアの表現方法の一つの答えを見出せた気がしています。 〇醸造について 約4ヶ月間もの長期醸しにより、ラブルスカ種特有のフォクシーフレーバーと呼ばれる香りが消え、生食用だと完熟と共に落ちやすい酸に対して、ほんのり嫌味のない程度に揮発酸を乗せています。 十分なアルコールのボリューム、心地よい程度の揮発酸、古樽による酸化熟成とアンフォラによる酸化熟成。 ラブルスカ単体ですと、一辺倒になりやすいのですが、それを醸造方法で複雑味や奥行きを出せたと思っています。 〇仕上がりについて 日本の血を引いたぶどうで、日本の土地の風土、食材、お料理と、何の矛盾もなく合 わせせやすいワインは、日本ワインにおいて、今後日本のぶどうで醸したワインの方 向性を、再認識出来たワインに仕上がっています。 向こう 5 年は成長し続けていくポテンシャルと、抜栓後の経過もとても長いので、少 しずつゆっくり日を置いて楽しめるのも、魅力の一つになっています。 〇おススメの楽しみ方 ・味わい 杏子、ハチミツレモン、生姜、アニス ・シーン 和洋折衷うまみの強い料理と合います! ・温度帯 15℃前後 ・グラス 丸く深さがあるグラスや陶器 ・お料理 トンカツ、カキフライ、鯖の煮付け、大学芋 ・飲み頃 今~2032 年 ・飲みきり 1 週間ほど 引用:Fattoria AL FIORE
🥉 No.3|Wa Dry スパークリング
澤内醸造(青森)のナイアガラ&ポートランド発泡。
青りんごやマスカット香、繊細な泡立ち。爽快な辛口スパークリング。
Wa Dry スパークリング
2800円(税込)
タイプ 白発泡 品種 ナイアガラ、ポートランド 産地 青森県八戸市南郷 Alc 9% 醸造所 澤内醸造(青森・八戸)SNS @sawauchi.jozo 特徴 ◆無濾過◆野生酵母◆青りんごの香り◆優しめ◆炭酸ガス ナイアガラとポートランドを使用した、辛口スパークリングワイン。 繊細な泡立ちは心地よく、やさしい印象。 青りんごやマスカットを思わせる、すっきりとした果実の風味が広がります。 しっかりと辛口に仕上げたベースに、カーボネーション(炭酸ガスの注入)を施すことで、果実味がいっそう際立ち、爽快な飲み心地に。 ぜひ、キンキンに冷やしてお楽しみください。 冷たさが泡の弾ける感覚を引き立て、爽快感がさらにアップ。 軽やかな飲み口と控えめなアルコール感で、気づけばあっという間に1本空いてしまうかもしれません。 作り手さんから 〇ぶどうについて 青森県八戸市南郷産のナイアガラとポートランドを使用しています。 〇醸造について 醸造シーズンでバタバタですが、澤内醸造の泡がリリースされます! 2017年の醸造開始当初に作ったWaが帰ってまいりました。 まぁ、飲んでみてくださいな 耐圧タンクにてカーボネイションしたタイプです。 〇仕上がりについて 青森のドライスパークリングワイン。 華やかな香りとさわやかなのど越し。 東北の食材に合わせて楽しみたいワインです。 〇ネーミングについて わっとなる、泡っ、Waスパークリングです! 〇ヒトコト キリッと冷やしてどうぞ! 引用:澤内醸造
🏅 No.4|BAG in BOX デラウェア 2024(3L)
島之内フジマル醸造所(大阪)の箱入り白。デラウェア100%。
柑橘香と青りんごの爽やかさ。フレッシュな酸味と軽やかな口当たり。
BAG in BOX 3L デラウェア 2024 (要冷蔵配送)
7080円(税込)
タイプ 白ワイン 品種 デラウェア100% 葡萄産地 山形県 Alc 11% 醸造所 島之内フジマル醸造所 (大阪・島之内)SNS @shimanouchi_fujimaru 特徴 ◆酸味しっかり◆辛口◆柑橘香 ★ご購入前にご確認ください ・ご注文本数により、別途送料が加算される場合がございます。 ・1箱はワイン2本分のサイズとなります。 ・他のワインとの混載上限は「8本+1箱」を目安にご検討ください。 ・常温保管、配送は再発酵による破裂の危険があります。冬季でもチルド、クール配送をオススメいたします。ご注文時、配送方法選択よりご指定下さい。 ・常温便をご指定の際の破損、液漏れの返品交換はご対応できませんのでご了承ください。 【島之内フジマル醸造所】より、待望の白ワイン〈バッグ・イン・ボックス〉が新登場! メイド・イン・ジャパンの箱入りワイン。1箱3ℓ(フルボトル約4本分)で、コストパフォーマンスも抜群です。 香りは柑橘系のニュアンスに青りんごの爽やかさ。 口に含むとフレッシュな酸味が広がり、余韻にはすっきりとした酸味とほのかな苦みが残ります。 やや褐色がかった色調と軽やかな味わい。 やさしい口当たりで、さまざまなお料理に寄り添う、常備しておきたい白ワインです♪ 作り手さんから 〇ワインコンセプトについて 私たちのワインをもっともっと気軽に楽しんで欲しい!! その思いから、家庭用の冷蔵庫にも収まるサイズで箱ワインを造りました。 【蛇口をひねったらワインが出て来る!】 そんなイメージの、お手軽にごくごく飲めてしまう大容量 3L の BIB。 ワインを注いでも空気が入らないので常にフレッシュな状態で楽しんでいただけますし、パーティーや BBQ の お供に、大人数でワイワイ飲むのにとってもおすすめです。 カジュアルな装いながらきちんと美味しいワインを届けたいという思いで一つ一つ詰めました。 ※無濾過、無清澄のため、澱が生じることがありますが品質に問題ありません。 ※酸化防止剤の使用を最小限に抑えているため、「冷蔵庫」で保管をお願いします。 〇ぶどうについて 私たちが毎年使わせてもらっている山形県置賜地区のデラウェア。 デラウェアにワイン用ブドウとしてのポテンシャルを感じているからこそ、大阪と山形、異なる2産地のデラウェ アでワインをつくり続けています。 実際にブドウを見て味わうと、同じデラウェアでもこんなに違うのか!と驚くほ ど大阪産デラウェアと特徴が異なるのが本当に面白い! 〇醸造について 全房でメンブレンプレスした果汁を、樹脂製開放タンクで約 2 週間の自然発酵。 澱引きして 200L タンクで 1 年間熟成。(オレンジ)除梗破砕後、樹脂製開放タンクで約 10 日間の醸し発酵。発酵中は毎 日 1-2 回しっかりめにピジャージュをして酸素を含ませながら抽出。 果帽が沈み始めたころにメンブレ ンプレスで搾汁し、完全発酵を確認してから 200L ステンレスタンクに澱引き・熟成。 白・オレンジ共に亜硫酸の添加は発酵完了後に 20ppm、袋詰め前に 10ppm です。 総酸度:5.7 g/L 総亜硫酸:14.2 ppm 遊離亜硫酸:3.0 ppm 〇味わいについて 白にちょっぴりオレンジをプラス 山形県産の熟したデラウェアの白ワインに約 15%オレンジワインをブレンドして、蜜っぽさを前面に 出した「デラウェアらしい」カジュアルな美味しさのワイン。 デラウェアの甘やかなニュアンスを主 体にしながら、仄かに感じる苦みが味わいをすっきりとまとめています。 同じ山形デラウェアでも、 青デラをブレンドした『デラキング 2024』とは趣向の違う美味しさです。 〇ご注意ください フジマル醸造所のワインはすべて、酸化防止剤の添加を最小限にとどめています。温度変化にさらされますと品質劣化の恐れがございます、低温での冷蔵庫保管をお願いいたします。 引用:FUJIMARU WINESHOP
🎖 No.5|DELAWARE ORANGE 2024
シャトー キリ(宮城・栗駒)のデラウェア100%オレンジ。
褐色の色調、華やかな果実香と酸味。和食や肉料理とも好相性。
DELAWARE ORANGE 2024 CHATEAU KIRI
2750円(税込)
タイプ オレンジワイン 品種 デラウェア 100% 葡萄産地 山形上山 Alc 10.5% 醸造所 Château Kiri (宮城県栗駒)SNS @chateaukiri 特徴 ◆無添加◆野生酵母◆柑橘香◆ジューシー◆酸味 濃いめの褐色が印象的な一本。 グラスに注いだ瞬間から、デラウェア由来の甘く華やかな香りが豊かに広がります。 しっかりと感じられる酸に、ほろ苦さと熟した果実の風味が寄り添い、味わいはバランスよく、厚みと優しさが同居する仕上がりに。 開栓から数日間にわたり、持続する果実味と複雑さを楽しめます。 後味には、柑橘を思わせる爽やかなニュアンスも感じられ、しっかりとした奥行きが感じられます。 お料理との相性も抜群で、香ばしく焼き上げた肉料理や、甘辛いタレを使った和食とも非常によく合います。 作り手さんから 〇ぶどうについて 山形県上山産100%!ご自身でもワイナリーを営むナチュラルワインのトップランナー、アグリクール片寄さんが栽培管理したデラウェアで醸造しました。 収穫時の糖度は20° 〇醸造について 全で旨味タップリなデラウェアを除梗、破砕しステンレスタンクで7日間スキンコンタクト後、搾汁し10ヶ月熟成しボトリングしました。 〇味わいについて 華やかな果実味とさらりと存在する酸味、後味にミネラルを感じられるこの夏ピッタリなワインに仕上がりました。 綺麗なオレンジ色も会話や食事を楽しませるテーブルに有るとテンションが上がる1本です。 〇ワイナリーについて 宮城県・栗駒山麓に位置するワイナリー。 自然な製法にこだわり、土地の特性を生かしたワインづくりを行っています。 寒暖差が大きく、風通しの良い栗駒山麓の爽やかな気候のもと、減農薬で健全に育てたブドウを使用し、できる限り自然な製法で醸造。 2017年にブドウ栽培を開始し、2022年から本格的にワイン造りに取り組んでいます。 現在は、栽培・醸造の両面で指導を受けながら、より質の高いワインを目指して研鑽を積んでいます。 指導者には、アレックス・クレイグヘッド氏(キンデリ/ニュージーランド)と矢野陽之氏(GRAPE REPUBLIC/山形県南陽市)を迎え、さらなる品質向上に努めています。 また、農福連携にも積極的に取り組み、地域の就労支援事業所と協力しながら、ブドウの栽培やラベル貼りなどの作業を共同で実施。 障がいのある方をはじめ、関わるすべての人々の未来が輝くよう願いながら、個性豊かなワインづくりに励んでいます。 引用:シャトー桐くりこま高原醸造所
🎖 No.6|約束 スパークリング 2021
森臥ワイナリー(北海道名寄)のシャルドネ100%スパークリング。
瓶内二次発酵、4年熟成。強い酸味と果実味、熟成香。限定生産。
2021 約束 スパークリング ※お一人様一本まで
8000円(税込)
タイプ スパークリングワイン 品種 シャルドネ100% 葡萄産地 北海道名寄 Alc 11% 醸造所 森臥ワイナリー(北海道・名寄) 特徴 ◆瓶内二次発酵◆グレープフルーツ◆苦みあり◆熟成香◆酸味 日本最北のワイナリー「森臥~Shinga~」さんから、初の本格スパークリングが登場。 4年の熟成を経て、ついに待望のリリースです。 注目すべきは、北の地だからこそ表現できる「強い酸味」。 シャルドネの糖度と酸のバランスを、シャンパーニュ地方を手本に仕込んだ意欲作です。 まだフレッシュな印象ながら、しっかりとした酸と豊かな果実味が際立ちます。 さらに瓶内熟成が進むことで、3年後にはより深みのある味わいへと変化していくポテンシャルも。 ※生産本数が極めて少ないため、お一人様1本限りとさせていただきます。 作り手さんより 〇ぶどうについて 名寄市弥生の畑にて収穫されたシャルドネを使用。 10月初旬に収穫し、すぐにワイナリーにて圧搾しました。 2021年も、ここ数年と同様であったと同時に、干ばつの年でしたが、猛暑の中でも、スパークリングに適した十分な酸を残した葡萄となりました。 〇味わいについて 酸のしっかりとしたタイトでエキサイティングな仕上がりとなっています。 充分に冷やし、静かに栓を抜いてください。 〇醸造について 22年冬に瓶詰後、瓶内二次発酵。 そのまま 36カ月の熟成を経て、25年冬にオり引きをしました。 空気圧搾式プレス機にて全房プレス後、ステンレスタンク・プラスチックタンクで乾燥酵母にて発酵。 ショ糖、酵母の添加にて二次発酵。 〇楽しみ方について ワインの風味を損なわないよう、濾過など行っていない為、瓶の中に澱や酒石が残っています。 味、品質には問題はありませんが、わずかな澱でも気になる場合は澱を舞い上げないようグラスに注いで下さい。 〇今年の環境 全国的には昨年を上回る猛暑となったようです。 その中で、北海道は、夏の暑さこそ、ここ数年来続く猛暑となりましたが、8月中旬以降には、朝晩の気温を中心に下がるようになり、また、9月が好天に恵まれたこともあり、ブドウが熟すにあたっては悪くない年だったように思います。 ただ、私たちの畑では昨年12月2日に積雪が 30 cmほどしか無い状態で、 -20度ほどに冷え込み、多くの樹が凍害を受けました。 そのため、春先に芽吹かない掛も多く、全体の花穂の数も少なくなりました。 収量的には平年の半分ほどとなり、自社醸造開始6年目にして初の凶作となりました。 〇ラベルについて 日本最北のワイナリーは寒冷地の為、夜温がとても低く「霜害」の影響があります。 霜害を防ぐため、一晩中、葡萄畑で灯火を行います。 その唯一無二の風景をワインのエチケットとしてデザインしています。 ラベルデザイン 山本美和 引用:森臥
🎖 No.7|Bucchus 2024
森臥ワイナリー(北海道名寄)のバッカス100%白。
グレープフルーツやマスカット香、爽やかな酸味。フレッシュながら奥行きある味わい。
Bucchus 2024‐バッカス 2024
3300円(税込)
タイプ 白ワイン 品種 バッカス100% 葡萄産地 北海道名寄 Alc 11% 醸造所 森臥ワイナリー(北海道・名寄) 特徴 ◆野生酵母◆無濾過◆グレープフルーツ感◆苦みあり 日本最北のワイナリー「森臥~Shinga~」さんから、華やかな香りと爽やかな酸味が特徴の白ワインをご紹介します! 色はやや緑がかったイエロー。 柑橘やマスカットの華やかな香りが広がり、後味にはほんのりとジャスミンの香りが感じられます。 まだまだフレッシュな印象ですが、しっかりとした酸味と豊かな果実味が特徴です。 また、瓶内で熟成が進むと、1~2年後にはさらに奥行きのある味わいが楽しめるワインです。ぜひ多くの方にお試しいただけると嬉しいです! 作り手さんより 〇ぶどうについて 名寄市弥生の畑にて収穫されたバッカスを使用。 9月末から収穫し、すぐにワイナリーにて圧搾しました。 前年12月頭に積雪わずかなタイミングで-20度に見舞われ、かなりの樹が深刻な凍害を受けました。 そのため、2024年は大幅な減収となりましたが、その分ブドウは濃縮感のあるものに仕上がったように思います。 〇味わいについて 全体としてはグレープフルーツやジンジャーといったすっきりした印象ではありますが、ほのかにパッションフルーツや黄桃などのトロピカルな要素も感じることができます。 〇醸造について 空気圧搾式プレス機にて全房プレス後、ステンレスタンクで野生酵母にて発酵。 〇楽しみ方について ワインの風味を損なわないよう、濾過など行っていない為、瓶の中に澱や酒石が残っています。 味、品質には問題はありませんが、わずかな澱でも気になる場合は澱を舞い上げないようグラスに注いで下さい。 〇2024年は 北海道は、夏の暑さこそ、ここ数年来続く猛暑となりましたが、8月中旬以降には、朝晩の気温を中心に下がるようになり、また、9月が好天に恵まれたこともあり、ブドウが熟すにあたっては悪くない年だったように思います。 ただ、私たちの畑では昨年12月2日に積雪が 30 cmほどしか無い状態で、-20度ほどに冷え込み、多くの樹が凍害を受けました。 そのため、春先に芽吹かない掛も多く、全体の花穂の数も少なくなりました。 収量的には平年の半分ほどとなり、自社醸造開始6年目にして初の凶作となりました。 〇ラベルについて 日本最北のワイナリーは寒冷地の為、夜温がとても低く「霜害」の影響があります。 霜害を防ぐため、一晩中、葡萄畑で灯火を行います。 その唯一無二の風景をワインのエチケットとしてデザインしています。 ラベルデザイン 山本美和 引用:森臥
🎖 No.8|蕃人 Banjin 2024 limited
レ・ヴァン・デブルィヤール(長野・塩尻)のサヴァニャン100%白。
蜜香と酸味、複雑な乳酸香。パイナップルやナッツの余韻が長く続く。
2024 蕃人 Banjin 限定limited
6500円(税込)
タイプ 白ワイン 品種 サヴァニャン100% 葡萄産地 長野県・塩尻 Alc 11% 醸造 レ・ヴァン・デブルィヤール(鳴澤佳生子 チャールズ・ローレンス) SNS @les_vins_debrouillards 特徴 ◆無添加◆無濾過◆野生酵母◆蜜香◆酸味 長野県塩尻市の【Les Vins Debrouillards】さんから、サヴァニャンを100%使用した「2024 蕃人 Banjin」がリリース。 やや濁りのある褐色がかったイエロー。 グラスに注ぐと、自然な輝きと厚みのある液体が印象的です。 サヴァニャンらしい酸とミネラルの骨格にスパイス感とヨーグルト系の乳酸が織りなす複雑な香り。 時間とともにパイナップルのような果実味が深まり、余韻が長く続きます。 食との相性も広く、変化を楽しめる一本。 作り手さんから 〇ぶどうについて レッドシェッド畑では2024年が初収穫!となった3年目の若いぶどうたちです。 2021年冬に塩尻から更に車で2hほど南に行った中川村のアーリーくんのところで、みんなでワイワイ接木した思い出のあるサヴァニャンが立派に成長して、こうして実りました。 購入した苗木とは比べ物にならない愛着あるぶどうたちです。 東側がひらけていることで朝日が早くにあたり、一日中太陽の光をたっぷりと浴びて美味しい良いぶどうになりました。 今だけしか味わえない若木ぶどうのエネルギッシュな感じもお楽しみください。 アンフォラいいですね。 自分たちのワイナリー設立時にも絶対に揃えたいです。 〇醸造について 2024年9月中旬に収穫したジュラの品種サヴァニャン、アルコール発酵の後、ステンレスタンクと樽で熟成させ6月初旬にボトリング。 無清澄、無濾過、SO2無添加。 〇味わいについて 色は深みのある黄金色。 香りは生イチジク、ドライイチジク、焼きイチジク。 どれも魅惑的な香りが広がり、続いてトーストしたヘーゼルナッツとスペキュロスのビスケット、またテュペロハニーのニュアンスも感じられます。 味わいは豊かで、舌の上を桃のふわふわとした繊細な香りが広がり、続いて洋梨の食感とリンゴの歯ごたえが調和をしているような感じが広がって、しばらくすると、ワインはより深みを増してきて、メジュールデーツ、シェーブルチーズ、マイヤーレモン、ローストパイナップル、トーストしたヘーゼルナッツの風味が感じられます。 〇ネーミングについて フランス ジュラの山の品種「サヴァニャン」の初リリースです。 この名前は、異国の野蛮人を意味する古語に由来しており、表現力豊かでエキゾチックなアロマが、テクスチャー豊かな味わいと見事に織り交ぜられ、このワインの個性をユーモラスに表現しています。 〇おススメのお料理 シェーブルとローストしたメジュールデーツ、ゴルゴンゾーラ・ドルチェットとローストした新鮮なイチジク、コンテチーズ、トーストしたナッツ、ハモン・イベリコなど… 〇ヒトコト 初の白ワインをリリースします! 個人的には数年寝かせてみたいです。 冷やして飲むと酸がキレイ! 温度変化で好みの味わいを見つけてお楽しみください。 〇Les Vins Debrouillardsについて アメリカ出身のチャールズさんと長野県飯田市出身の佳生子さんが夫婦でワイン造りを目指そうと2020年に長野県塩尻市片丘地区で畑を借りてぶどう栽培をスタート。 片丘地区は、標高800mの風通しの良い片丘地区で、現在ツヴァイゲルトやメルロー、カベルネ・フラン、ピノ・グリ、サヴァニャン、シャルドネなどを栽培。 ぶどう以外にりんご(シナノスウィート、ふじなど)や野菜の栽培も行っています。 ぶどう畑はとても丁寧にケアされていてお二人の人柄が出ています。 チャールズさんは約20年前に来日し、アメリカやオーストラリアのワイナリーの醸造現場で栽培や醸造の経験を積み、佳生子さんは塩尻市の塩尻ワイン大学で栽培や醸造の知識を体系的に学ぶ。 ぶどう産地としての片丘の可能性に着目して移住し、ワイナリーの開設を目指している。 2024ヴィンテージも宮城県のファットリア・アルフィオーレで委託醸造。 引用:Les Vins Debrouillards
🎖 No.9|月見で一杯 Blanc 2024
カーブドッチワイナリー(新潟)草野シリーズのケルナー&シャルドネ混醸白。
古樽発酵によるミネラル感と柔らかな果実味。淡い苦みが心地よい。
月見で一杯 Blanc2024
3520円(税込)
タイプ 白ワイン 品種 ケルナー&シャルドネ 葡萄産地 新潟県 Alc 12% 醸造所 カーブドッチワイナリー(新潟県角田浜) SNS @cavedocci 特徴 ◆混醸◆天然酵母◆古樽発酵◆ミネラル感 色調は濃いレモンイエロー。 レモンやハーブティーを思わせる香味が広がります。 ほんのりとした穏やかな苦みが心地よく、ミネラル感のある液体にしなやかな果実味。 柔らかく淡い味わい。 様々なお料理に寄り添う白ワイン。 冷やしてスタートし、時間をかけてゆっくりお楽しみください。 作り手さんから 〇コンセプトについて 今回ご案内するのは、醸造家草野竜征の趣味に走ったワインたち。 ぶどうのピュアな果実味とじわっと噛み締めるような旨味を大事にして醸造し、1本の中に物語が感じられるワインを目指して造りました。 複数品種を使ったワインはすべて混醸で仕込んでいます。 混醸にこだわったのは、草野自身が愛してやまないからという理由に他ならないのですが、混醸でつくることでブレンドでは決して表現できない、品種ごとの境界がないワインに心が揺さぶられます。 ゆっくりと時間をかけて1本と向き合って楽しんでいただけると嬉しいです。 ラベルは品種の組み合わせを花札の役に見立てて描いてもらいました。 絵柄と品種を想像しながらラベルも一緒にお楽しみください。 〇ぶどうについて ケルナー&シャルドネ混醸の白ワインです。 〇醸造について ケルナーは全房30%で2日間のスキンコンタクト、シャルドネは除梗破砕してプレス。 プレス後の果汁を合わせ天然酵母を用いて、古樽で発酵、7ヶ月間ステンレス樽で熟成させました。 亜硫酸は瓶詰め時のみ20ppm使用。 〇味わいについて ケルナーの柑橘系のアロマとシャルドネの透明感のある果実が混ざり合い、水源地の湧き水のようなミネラル感のようみも感じます。 ここ数年の僕のテーマは「軟水のミネラル感」「出汁感とも近しい、日本でしか造ることのできない柔らかな質感」です。 まだまだ探っている最中ですが、ひとつのアンサーになれるワインだと思います。 フェンネルやディル系のハーブ、グレープフルーツ、山奥の水源地で飲む湧き水のような透明感と軟水のミネラル感が心地良く、丸みを帯びたピュアな果実味が余韻までじんわりと広がります。 開けたては程よい緊張感がありますが、ゆっくりと開いてきます。ワインとして安定しているため1週間経っても崩れることなくその魅力を発揮してくれます。 引用:カーブドッチワイナリー
🎖 No.10|桐に鳳凰 Pinot Noir 2023
カーブドッチワイナリー(新潟)上記同様、草野シリーズのピノ・ノワール赤。
軽やかさと奥行き、凝縮した果実味。短命ゆえ早めの飲み切りがおすすめ。
桐に鳳凰 Pinot Noir2023
4400円(税込)
タイプ 赤ワイン 品種 ピノ・ノワール 葡萄産地 新潟県 Alc 12.5% 醸造所 カーブドッチワイナリー(新潟県角田浜) SNS @cavedocci 特徴 ◆天然酵母◆古樽熟成◆自然派スタイル◆早めの飲み切り 軽やかさの中に奥行きを感じさせる、ミディアムボディの辛口赤ワイン。 ピノ・ノワール由来の多彩なアロマと複雑味が際立ち、凝縮した果実味と旨味が見事に調和しています。 繊細で深みのある味わいが魅力です。 造り手の意向により「短命」とされているため、早めにお楽しみいただくことをおすすめします。 作り手さんから 〇コンセプトについて 今回ご案内するのは、醸造家草野竜征の趣味に走ったワインたち。 ぶどうのピュアな果実味とじわっと噛み締めるような旨味を大事にして醸造し、1本の中に物語が感じられるワインを目指して造りました。複数品種を使ったワインはすべて混醸で仕込んでいます。 混醸にこだわったのは、草野自身が愛してやまないからという理由に他ならないのですが、混醸でつくることでブレンドでは決して表現できない、品種ごとの境界がないワインに心が揺さぶられます。 ゆっくりと時間をかけて1本と向き合って楽しんでいただけると嬉しいです。 ラベルは品種の組み合わせを花札の役に見立てて描いてもらいました。絵柄と品種を想像しながらラベルも一緒にお楽しみください。 〇ぶどうについて 自社畑のピノノワールです。 猛暑&渇水の強いヴィンテージだからこそ成しえた質感ですが、ナチュラルスタイルのピノノワールならではの魅力が存分に広がります。 〇醸造について カーブドッチは2023年から天然酵母の使用をトライしていますが、その時に天然酵母で造った1樽が樽熟成のときから別格の個性を持っていたため単一で瓶詰めしました。 これまで自分のワインは亜硫酸ゼロで造ってきましたが、この不安定さが悔しく2024年は瓶詰め時に極少量の亜硫酸を添加しました。 〇味わいについて 野いちごやスミレ、ブラックチェリー、バラ、落ち着いた陽の森やジビエのニュアンス、ナチュラルらしい旨味をまとった香り。 口に含むと猛烈な旨味と甘味をまとったピュアなフルーツが十分な塩味を纏いながら喉の奥深くまで長く伸びます。 〇注意点 開けたてから強烈なインパクトを与えますが、3時間程度で陰が見え翌日にはマメる短命なワインです。 難しいお願いだとは理解していますが、必ずボトルで飲んでいただきたいです。 〇ヒトコト 自社畑のピノノワールで僕のワインを造ることは恐らくもう2度とないので最初で最後のワインになります。 引用:カーブドッチワイナリー
✨ まとめ
今週は、新潟・宮城・青森・北海道・長野と各地の個性豊かな自然派ワインがTOP10に並びました。
ランキングはすべて売上本数に基づいて集計しています。
来週はどんなワインが登場するでしょうか。新しい出会いを、どうぞお楽しみに🍷
来週はどんなワインがランクインするでしょうか? 新しい出会いを、どうぞお楽しみに🍷

