なちゅまるの勉強ノート②|オーガニックワインについて

なちゅまるの勉強ノート
なちゅまる
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私、なちゅまるがお客様の質問や疑問にお答えする為、日々の学びを書き記していきます!個人的な興味とオタク心が強めですが、ご一読いただけましたら嬉しいです♪

ある日、お客様から「自然派ワインとオーガニックワイン、ナチュラルワインの違いは何ですか?」と尋ねられ、ワインについて詳しく学んできたのですが、これらの用語が時々混同されることや、年々規定などの変更もある為、整理してみようと思いました!

オーガニックワインは?

まずは「オーガニックワイン」。これは、有機農法で栽培されたブドウから作られるワインです。

農薬や化学肥料の使用は厳しく制限され、環境に優しいアプローチが基本。オーガニックワインは、エコに配慮したワインの代名詞ともいえる存在です。ブドウの栽培から醸造に至るまで、一貫して化学物質を排除しているのが特徴で、消費者には「安全で環境にも良いワイン」として人気があります。

ビオワインは?

次に「ビオワイン」。これは、フランスを中心としたワインで、「オーガニック」と似ていますが、規制が若干異なります。化学肥料や農薬の使用が制限されている点では同じですが、国や地域によって認証基準に違いがあるため、「ビオ」と「オーガニック」は微妙に異なるものとして扱われます。

ビオディナミって?

「ビオディナミ(バイオダイナミック農法)」はとても興味深いです。ここでは農薬や化学肥料の使用を避けるだけでなく、月のリズムや宇宙のエネルギーを取り入れた農法が実践されています。

これは農業のスピリチュアルな側面を重視し、土壌の健康と自然の調和を考えるアプローチです。こうしたワインは、一般的に強い個性を持ち、独特の風味が特徴となることが多いです。

ビオロジックは?

「ビオロジック」はフランス語で「有機」を意味する言葉であり、ブドウ栽培において農薬、化学薬品、化学肥料や除草剤等を使わない栽培法の事。規格に基づいて生産され、ビオロジックワインは、環境に優しい農業方法を採用しています。ドイツでは「エコロジック」や「バイオ」という言葉が使われることが一般的です。

ナチュラルワインとは?

そして「ナチュラルワイン」。改めて調べると、厳密な定義はないものの、自然と環境への配慮を重視して作られるワインがナチュラルワインとされています。オーガニック栽培が主で、添加物や保存料、砂糖を一切使用せず、純粋なブドウの果汁だけで醸造されるのが特徴です。これは化学的な介入を極力避けて作られたワインを指します。醸造でも酵母や酸化防止剤といった添加物をほとんど、あるいは全く使用しません。

これにより、ワインはより「自然な」風味を持ちますが、保存が難しく、風味が不安定になることもあるようです。ナチュラルワインは、時には発酵が止まらないこともあり、開けると意外な風味に出会うこともあります。

酸化防止剤無添加ワインは?

最後に「酸化防止剤無添加ワイン」。

酸化防止剤(通常は亜硫酸塩)はワインの品質を長期間保つために使われるものですが、これを使わない場合、ワインは酸化しやすくなります。無添加ワインはワイン本来のフレーバーを楽しめる反面、保存や輸送の際には慎重な管理が必要になります。

収穫時の酸化防止なのか、醸造時、瓶詰め時なのか、用途によっても使用、未使用の判断が大きく異なっています。


こうした分類には、大きな誤解を招く表現や解釈もあり、いくつかのポイントを把握する事が大切だと感じています。例えば、「ビオディナミ」は厳格な基準に基づいており、「ビオワイン」はオーガニックに比べて規制が緩いというよりも、国や地域による違いが強調される点など。また、「酸化防止剤無添加ワイン」=「ナチュラルワイン」とも異なる事があるため、ワイン愛好家の間でも判断や好みが分かれる部分です。

なちゅまる
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皆さん、最後までお読みいただきありがとうございました!
私のちょっとマニアックな探求にお付き合いいただけて嬉しいです♪

今回のテーマ、少しでも参考になれば幸いです。まだまだ奥が深いワインの世界、一緒に楽しく学んでいきましょう!

もし気になることや、「もっと知りたい!」と思うテーマがあれば、ぜひお気軽にコメントやご質問をくださいね。

それでは、また次回の学びでお会いしましょう!なちゅまるでした♪

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