ワインを楽しむための最適な温度管理とコントロール方法|ナチュマルワインストア

ワインの豆知識

前回ワイン別の最適な温度帯の記事から「最適な温度にどうやってするの?」とご質問を頂きました!

という事で今回は「ワインを美味しく楽しむために!ワインの種類ごとに合わせた温度管理と温度に保つための具体的な方法」をご紹介です!

ワインを楽しむための最適な温度管理とコントロール方法

1. 冷蔵庫を使う方法

平均的な冷蔵庫内の温度は、通常3〜5°Cに設定されています。この温度帯は食品の保存には最適ですが、ワインの適温としては低すぎることがあります。

白ワイン、ロゼワイン、スパークリングワインは、冷たい温度が理想です。これらのワインは冷蔵庫で4〜6時間冷やしておくと、8〜12°Cに調整できます。

また、赤ワインの場合は、室温より少し低めの14〜18°Cにするために、冷蔵庫で1時間から1時間半冷やすとちょうど良いです。
ポイント:ワインが冷えすぎた場合は、冷蔵庫から出して30分ほど放置して、適温に戻すと良いです。

2. 氷水を使用する方法

ワインを急速に冷やしたい場合は、氷と水を入れたアイスクーラーを使うのが効果的です。
◆バケツにワインボトルを立て、氷と水を半々に入れてください。約20分で白ワインやスパークリングワインが冷えます。ロゼやオレンジワインもこの方法で適温に調整できます。
ポイント:長時間氷水に浸しすぎると、冷えすぎてしまうことがあるため、タイマーを使うなどして適温か確認するのがおすすめです!

3. 室温に戻す方法

冷蔵庫やワインセラーで保存していた赤ワインやオレンジワインは、飲む前に室温に戻すのが理想的です!温度帯は14〜18°Cを目指しましょう!
◆ワインを飲む30分〜1時間前に冷蔵庫から出して、常温で少し温度を上げます。これにより急激な温度変化を避け、風味が引き立ちます。
ポイント:室内では直射日光や暖房の近くに置くのは避けてください!自然に温度を上げるようにしましょう。

4. 冷凍庫を使う方法(短時間で冷やす場合)

アイスクーラーがご自宅にない場合ですが、急速に冷やしたいときには、冷凍庫を使うことも可能です。ですが!ワイン瓶の形状やコルクへのダメージもあるので、慎重に管理される事をオススメします!
◆白ワインやロゼワインを冷凍庫に15〜20分入れておくと、適温になります。
注意点!:重ねてですが、冷凍庫に入れすぎると、ワインが凍結してボトルが破裂する可能性があるため、必ず時間の管理してください!王冠ワインやコルクが抜き出る場合もありますので要注意です!

5. 温度計で確認する

ワインの温度を正確に把握したい方には、ワイン用温度計を使うのがおすすめです!ボトルに取り付けるタイプや、グラスに差し込むタイプがあります。これを使うことで、飲み頃の温度になったかどうかを簡単に確認できます。

6. 飲み頃の温度を維持する方法

一度適温に達したワインは、その温度を維持するために、ワインクーラーカバーを使用するのが効果的です。冷蔵庫や冷凍庫で冷やしたカバーをボトルにかぶせておくことで、飲んでいる間もワインの適温を保つことができます。特にスパークリングワインや白ワインに適しています。。


まとめ

  • 冷蔵庫やワインセラーでじっくりと冷やすのが基本。
  • 氷水を使って素早く冷やすことも有効。
  • 室温に戻すことで、赤ワインやオレンジワインの風味を引き出すことができます。
  • 温度計やタイマーで確認し、理想の温度で楽しむ事もオススメです。

これらの方法を活用して、ワインを最適な温度で楽しんでください!

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