おすすめ白ワイン特集|魅力あふれる日本ワイン11選

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すっきり系から無添加コッテリ系まで!

世界でも日本ワインは優しい口当たりと果実味溢れる味わいで高い評価を得ています。

中でも白ワインは熟度が上がり、土地風土を色濃く表現しています。

そんな注目の白ワインを厳選してご紹介いたします!

是非最後までご覧ください(^^)

今飲むべき、注目の白ワインはこちら!!!

東京  『清澄白河フジマル醸造所』

爽やかですっきりした酸味で様々なお食事と楽しめる一本!

Tabletop Delaware 2023

3300円(税込)

タイプ 白ワイン
品種 デラウェア100% 
葡萄産地 山形県置賜
Alc  11%
醸造所 清澄白河フジマル醸造所 (東京・清澄白河)SNS:@fujimaru_tokyo
特徴◆酸味しっかり◆無濾過◆野生酵母◆バランス型◆すっきり◆フルーティー◆

『ワインを日常に』をコンセプトに日本の原料のみでワインを造り続け、日本の食卓に寄り添うような味わいを目指すフジマル醸造所さんより気軽に楽しめる白ワインをご紹介致します!
綺麗なライトな黄色。
デラウェア由来の柑橘香と完熟りんごの様な香りを感じる事が出来ます。
酸味は清涼感があり、軽快でスムースに飲めてしまいます。
デラウェアを今絞ったようなフレッシュでふくよかなワイン(^^)
キンキンによく冷やしてお飲みください!

作り手さんから
〇ぶどうについて
山形県おきたま地区の農家さんから届いたぶどうで造りました。
23年はとても暑かったため例年よりも糖度がかなり高く、その代わり酸が控えめなのが特徴的でした。
昼夜の寒暖差があまりなかったことが原因で完熟していても着色があまり進まなかったそうです。
ぶどうを食べてみると明らかに例年にも増してとても甘く、キャラクターの違ったワインが出来上がるのが楽しみでもあり、今までにはない特徴に試行錯誤した年でもありました。

〇醸造について
TabletopDelaware を造る際に一番大事にしていることは果実味と酸とのバランスです。
23年のデラウェアは味わいに大きな変化のあった年でしたので、その年の味わいを醸造の段階でどのように微調整していくことができるかということを考えました。
大きく変化した味わいに焦るタイミングもありましたが、ワインの変化を見ながらゆっくりと待つことも大事だなと実感したヴィンテージでした。
様子を見ながら少しボトリング時期を遅らせ、最終的に雑味などもしっかりと落ち着いて味わいのバランスもクリアに感じられるようになりました。
今回は完熟デラ 2:青デラ 1 の比率でブレンドをしています。
ダイレクトプレスして開放タンクで 14 日間発酵、澱引きしながらステンレスタンクに移動ののちステンレスタンク熟成。
同じくステンレスタンクで熟成した青デラをボトリング前にブレンド。
その際 20ppm の亜硫酸を添加。

〇味わいについて
山形のデラウェアらしいライチやバナナのようなトロビカルで華やかな香りの広がり、口に含むと果実味と喉の奥できれいな酸を感じます。
Tabletop Delaware の特徴である華やかなアロマに果実味と心地よい酸の味わいを、2023 年もしっかり感じていただける一本です!

〇ご注意ください
フジマル醸造所のワインはすべて、酸化防止剤の添加を最小限にとどめています。温度変化にさらされますと品質劣化の恐れがございます、低温での管理(15度以下)をお願いいたします。

引用:FUJIMARU WINESHOP

徳島  『Natan葡萄酒醸造所』

香り高く、バランスが整った白ワインです!スポーツドリンク的な印象も◎

forêm フォーレム

3850円(税込)

タイプ 白ワイン
品種 甲州100%
葡萄産地 山梨県産
Alc      9%
醸造所 Natan葡萄酒醸造所(徳島県三好市池田)SNS @natanwinefarm
特徴 ◆無濾過◆スッキリ◆酸味◆柑橘香◆清涼感

徳島・Natan葡萄酒醸造所から、これからの季節にぴったりの爽やかな白ワインが届きました!
涼しげな淡いレモンイエローの色調に、ミルキーさと柑橘系果実を思わせる華やかな香りがふんわりと広がります。
口に含むと、まるでスポーツドリンクのようにみずみずしく、ついゴクゴクと飲み進めてしまいそうな軽快な飲み心地。
さまざまな料理と合わせやすく、食卓を選ばない万能タイプの一本です。
暑い季節には、キリッと冷やしてぜひお楽しみください♪

作り手さんより
○ネーミングについて
"森のひととき"という意味の名の通り、マイナスイオンを液中に溶かしたような癒しをお届け。

○仕上がりについて
はちみつレモンにミントを添えたヨーグルト。
すっきりさせた口中を優しくつかむ塩味。
疲れに沁み入る浸透液に仕上げてます。
経口補水液代わりにBBQやレジャーでグビグビいってしまわないよう要注意!

〇コンセプトについて
新芽の瑞々しい柔らかな生命力
支える柑橘な酸が
スッと身体へ染み込んで
残り香振舞うソルティーなアフター

〇ヒトコト
生産本数350本限定!
引用:Natan葡萄酒醸造所

奈良  『KITANI WINE』

トロピカルで華やかな香りにビターな余韻が特徴です!アルコール感は優しめ♪

ケルナー2022 〈フリーラン・ステンレスタンク熟成〉

4510円(税込)

タイプ 白ワイン
品種 ケルナー
葡萄産地 北海道余市
Alc  12.5%
醸造所 木谷ワイン(奈良・香芝)SNS @kitaniwine
特徴 ◆無添加◆トロピカル◆酸味◆ジューシー

奈良を愛する【木谷ワイン】さんより、北海道余市産のケルナーを使用した渾身の一本をご紹介します。
自身の醸造スキルを高めて完成させた、自信作の白ワインです。
グラスに注ぐと鮮やかでクリアな輝き。
開栓直後からフルーティーで爽やかな香りが広がり、僅かな甘味となめらかな口当たりが特徴です。
しっかりとした果実味を感じられる仕上がりとなっています。
お料理はシーフードと好相性。海の香りとワインの果実味が絶妙に調和します。
サーブ温度は8〜12℃がおすすめ。フレッシュさと果実味が一層際立ちます。
さらに、醸造ではスキンコンタクトを行っているため、時間の経過とともにエレガントな表情をお楽しみいただけます。
ぜひ一度お試しください。


〇ぶどうについて
自分で栽培した葡萄ではないのが悔しいですがやはり北海道葡萄の素晴らしさを実感させられました。

〇醸造について
スキンコンタクトしていないものと、スキンコンタクトを行ったフリーラン果汁のみを使用してステンレスタンクにて9カ月超の自然発酵後に瓶詰めしました。

〇味わいについて
白桃、洋梨、かぼす等のアロマ。僅かな残糖がありふくよかな味わいで飲み心地良いです。
抜栓後、1週間はお楽しみいただけます。
樽熟成のものと比べてよりストレートにケルナーの果実味を感じていただけます。

〇おすすめのペアリング
甘鯛などの白身の焼き魚、貝類、和菓子に合います。

引用:木谷ワイン

青森  『澤内醸造』

上品な果実味と樽の香りで、どんなお料理にも合う日本のシャルドネ(^^)

ビアンカビアンコ BiancaBianco2020

3600円(税込)

タイプ 白ワイン
品種 シャルドネ100%
産地 山形県高畠産 青森県八戸市南郷産
Alc  12%
醸造所 澤内醸造(青森・八戸)SNS @sawauchi.jozo
特徴 ◆無添加◆野生酵母◆樽の香り◆しっかり◆熟成感
 
一口目には、新樽由来の香ばしさが軽やかに感じられますが、飲み進めるほどに果実味と樽香がしっかりと広がり、豊かなボディを感じさせてくれます。
ややトロリとしたテクスチャーが心地よく、余韻も長く楽しめる一本です。
品種の個性も活きており、しっかりとした酸味とほんのり感じる苦みが味わいに深みを与えています。
がもちろん、開栓翌日も美味しくお飲みいただけます◎

作り手さんから
〇ぶどうについて
山形県高畠町産と青森県八戸市産のシャルドネ使用。

〇醸造について
新樽の優雅でリッチな味わいを楽しめる日本ワイン。
前菜からメイン料理まで1本でマリアージュを楽しめる仕上がりです

〇ラベルエチケットについて
舞い降りる天使の羽をモチーフにしました。(デザイン 川上ゆうさん)

〇合わせる料理は?
ボリュームある味わいに合わせ、白味噌、酒粕を使った料理、クリームチーズを使ったコクのある料理がおすすめです。
引用:澤内醸造

福島  『Grapes Hütte』

濃厚な果実味。ジューシーでいて芯のある味わい!激オススメです。美味しいです。

Ibuki2023‐イブキ2023

4730円(税込)

タイプ 白ワイン
品種 シャルドネ100%(自社栽培)
産地 福島県大沼郡会津美里町
Alc   11.5%
栽培 Grapes Hütte
SNS:@grapes_hutte
特徴 ◆酸化防止剤無添加◆無濾過◆濃い目◆酸味あり◆ニゴリ

福島県【Grapes Hütte】橋本ご夫妻が手掛けた新作 Ibuki 2023 が登場しました!
自社畑で減農薬栽培されたブドウ100%を使用し、果実本来の魅力を引き出した仕上がりです。
やや濁りを帯びた濃いイエローの色合いが印象的で、柔らかな口当たりとしっかりとした酸味が特徴。
豊かな果実味に加え、グレープフルーツを思わせる爽やかな香りが心地よく広がります。
開栓直後は少し硬さを感じることがありますので、飲む少し前に開栓して空気を含ませることで、より豊かな味わいをお楽しみいただけます!
製造本数はわずか383本。可愛らしいエチケットと鮮やかな色合いは、贈り物としても喜ばれること間違いありません。

作り手さんから
〇ぶどうについて
全ての圃場においてレインカットを設置し、雨から樹やぶどうを守ることで慣行栽培の半分以下の農薬散布に抑えた栽培に取り組んでいます。 

〇醸造について
私達は、ワインぶどうを育て、自社栽培したぶどうを100%使用したオリジナルワインを造っています。
3種類それぞれ自社栽培の品種を使用。
ぶどうについている野生酵母で発酵させ、酸化防止剤や添加物は使わず無濾過で瓶詰めしています。(醸造先:Fattoria AL FIORE)
ぶどうの本来の美味しさをお楽しみいただけます。
9月26日、収穫後除梗、3日間のコールドマセレーションを経てプレス。
タンクにて7か月熟成後、瓶詰。6ヵ月の瓶内熟成。

〇味わいについて
Ibukiのシャルドネは昨年同様に害虫による被害と、高温期に房の軸から徐々に腐敗する病気がみられました。
その状況の中で厳しく選果し、完熟の良質な状態のぶどうのみでIbukiを仕込みました。
ワインの特徴としましては、色調は少し濁りのあるゴールドイエロー、香りはパイナ
ップルや青りんご、生姜などでミネラル感もたっぷり感じられます。

〇おすすめの料理
南瓜のポタージュ、鯛と梨のカルパチョ

〇ラベルデザイン
2021年シリーズより、ラベルデザインも会津在住のデザイナー『ノガワアイ』さんに依頼。
自ら水彩で染めた紙を切り貼りする手法で描かれた作品。
描かれたモチーフや色はワインの味、香りも表現されています。

引用:GrapesHütte

北海道  『さっぽろ藤野ワイナリー』

アロマティックで爽快な酸味。酸味と苦みがエレガントです。

flowing water 2023

3520円(税込)

タイプ 白ワイン
品種 バッカス ,ケルナー
葡萄産地 北海道三笠市達布、余市町登産
Alc     10.5%
醸造所 さっぽろ藤野ワイナリー (北海道札幌) SNS @sapporo_fujino_winery
特徴 ◆野生酵母◆無添加◆無濾過◆マスカット香◆柑橘香◆酸味あり
 
【さっぽろ藤野ワイナリー】より、「fシリーズ」の新作が届きました!
マスカットの爽やかで華やかな香りが立ち上り、柑橘系のすっきりとした酸味とほんのりとした苦味が心地よいアクセントに。
蜜のようなまろやかさと青りんごを思わせるフレッシュなニュアンスも感じられます。
口当たりはやさしく、全体に柔らかい印象のワインです。
キリッと冷やして爽快に楽しむのも良し、少し時間をおいて旨味を引き出すのもおすすめです。
ぜひお好みのスタイルでお楽しみください(^^)

作り手さんより
〇今回のワインコンセプトについて
北海道らしさとは何かを追求していくワインがこの通称「f シリーズ」になります。赤の「fire place」、ロゼの「flower road」、今回の白は「flowing water」となります。
「北海道」の「海」を借りてそこからさらにイメージされる「流れていく水」のような北海道の白ワインを造りました。

〇ぶどうについて
北海道三笠市達布産のバッカス種と、北海道余市町登町産のケルナー種を使用しました。
例年と同じく 2023 年もバッカスの収穫・仕込みから醸造作業がスタートしました。
その頃から、ヴィンテージの記憶に残る鳥害の被害が少しずつ忍び寄ってきており、ケルナー収穫時期には各地で被害が続発し、「食べられる前に獲る」という熟度と収穫のタイミングに悩まされたことを思い出します。
記録的な猛暑も印象に残る 2023 年、今年も日増しに夏めいてゆく中、冷やし目の温度帯でスルスルと気兼ねなく楽しんでいただければ幸いです。

〇醸造について
9 月下旬に収穫したバッカスは 3 種類に分けて仕込み(全房のまま圧搾、全房のまま 7 日間のスキンコンタクト後に圧搾、全房のまま約 2 ヶ月間の醸し)、10 月中旬に収穫したケルナーは 2 種類に分けて仕込み(全房のまま圧搾、全房の
まま約1ヶ月間の醸し)、共に野生酵母で醗酵を行い低温環境下で管理を進めました。
11 月中旬、醸していたバッカスとケルナーを合わせて圧搾、そこにバッカスの圧搾果汁とスキンコンタクト果汁、ケルナーの圧搾果汁をブレンド、ステンレスタンクで発酵管理を進めながら終息を見守りました。
野生の乳酸菌で MLF(マロラクティック醗酵)も行い、醗酵終息後、翌年 7 月上旬に澱引きし、瓶詰めを行いました。
瓶詰め時に酸化防止剤(亜硫酸塩)を 25ppm 添加しています。
瓶詰め後、味わいのバランスを観察しながら約 11 ヶ月の瓶内熟成を経てリリースとなりました。

〇味わいについて
抜栓直後は硬い印象ですが、程なく和らいで行きます。グラスに注ぐと、淡い小麦色の色調に、瑞々しい白い花、八朔や文旦のような和柑橘の香りが広がり、ほのかに生姜やハーブのような青い香りも感じられます。
口に含むと、きりりとした酸とレモンやグレープフルーツの果皮のような味わい、微かな塩味と蜂蜜のようなコクが広がり、程よい苦味の余韻をもたらします。
抜栓二日目以降は、果実味が穏やかになりながらも蜜感やコクがじんわりと感じられる味わいに変化していきます。
今後、さらに瓶内熟成が進むと、より味わい深くまとまってゆくものと考えております。

〇保管につきまして
無清澄剤、無ろ過のため、にごりやオリ、自然の炭酸ガスが含まれることがありますが、品質に問題はありません。
また酸化防止剤も極少量の添加のため 14℃以下での保存をお願いいたします。
引用:さっぽろ藤野ワイナリー

山梨  『三養醸造』

新樽の香りとナッツのニュアンスを感じます。

甲州トリオ2024

1980円(税込)

タイプ 白ワイン
品種 甲州100%
葡萄産地 山梨県産
Alc      12%
醸造所 三養醸造(山梨県牧丘)SNS @sanyowine_official
特徴 ◆柑橘系◆酸味◆スッキリ◆味わいの変化あり

淡い藤色の白ワイン。
今回は同じ製法で仕上げた白ワインが二種合わせてリリースされました。
トリオは酸味が先行するような印象で、時間の経過とともに苦みや果実のニュアンスが膨れるので、もう少し寝かせて味わいの変化も楽しめる期待の一本です。是非、デュオとの飲み比べをオススメいたします。

作り手さんから
〇ぶどうについて
山梨県内の3人の栽培者(デュオの栽培者2人ともう1人)の甲州種を使用した白ワインです。

〇醸造家のつぶやき
「デュオとトリオ」およそ同じ醸造設計で工程を経ている。
しかし同じ味わいでは無い。
農家のブドウ畑の違いが僅かに現れた、と思っている。
色調は果皮由来です。
トリオの方が果皮との発酵時間が長いので比較すると強さを感じ、デュオは穏やかです。

〇味わいについて
開栓時の香りは控え目で、すっきりとした柑橘の印象ですが、だんだん梅酒のようなボリュームを感じる味わいへ変化していきます。
同時発売の「デュオ」と是非飲み比べてみてください。

〇ラベルデザイン
ネコユウコ 葡萄を作った3匹のネコのワインです。
引用:三養醸造

宮城  『Fattoria AL FIORE』

微かな柑橘のニュアンス。優しい酸の口当たりとジワーっと広がる旨味が最高です。

cirol 2024 Neco series

3799円(税込)

タイプ 白ワイン
品種   シャルドネ35% デラウェア31% レッドミルレンニューム25% その他9%   
葡萄産地 山形県
Alc      10.5%
醸造所 Fattoria AL FIORE(宮城県川崎町) SNS @fattoriaalfiore
特徴 ◆亜硫酸無添加◆無濾過 ◆フルーティー◆辛口◆樽香

宮城県川崎町にある《Fattoria AL FIORE》の目黒さんより、Necoシリーズの中でも特に人気の高い一本、「cirol 2024」が届きました!
美しいレモンイエローの色合いに、華やかでチャーミングな香りがグラスいっぱいに広がります。
やわらかな酸味とすっきりとした果実味が心地よく、余韻には多彩な香りがふわりと広がり、じっくり時間をかけて楽しみたくなる味わいです。
時間の経過や温度の上昇とともに、トロピカルな印象へと表情を変えていくのも魅力のひとつ。
どんなお料理とも合わせやすい、まさに万能型のワイン。
暑い季節にはしっかりと冷やしてお楽しみください♪

作り手さんから
○ぶどうについて
毎年ご好評いただいている cirol。2022 年は大野農園さんのフィールドブレンド白バージョンといえるセパージュ。
2023 年は、現在山形各地で契約している農家さんの精鋭部隊のいいとこ取り、そして 2024 年は、大野農園さんと、大野さんの元で研修を積まれ、大野さんより圃場を分けてもらった農家さんで構成している、大野農園ファミリーワインに仕上がっております。
NECO シリーズに限らず、ワインのクオリティが上がっていくことは偶然ではありません。
農家さんとの関係性が年数を重ねるごとにより密になったり、それぞれの農家さんから後継ぎが出てきたり、研修を終えられた方々が新しく始まったり。
耕作放棄地や、過疎化の問題とは裏腹に、たくさんの希望が持てるシステムになりつつあります。
結果、年々ぶどうの品質が向上し、ワインの品質もそれに伴い向上していることの証だと思っております。
シャルドネやメルローなどのワイン専用ぶどうの単醸ももちろん素晴らしいですが、日本特有のぶどうとワイン専用ぶどうを組み合わせたアッサンブラージュは、海外ではない日本ならではも表現方法だと思っています。
“日本の白ワインを日本の食卓で”という既成概念に捉われることなく、日本らしさを追求するこのチロルは、国内外でも評価が高いワインです。
私たちは、どちらが良いとか悪いとかではなく、両方とも大切にこだわっていければと思います。

○ヒトコト
ネコシリーズの中でも1、2位を争う人気者。
特に女性に好きなファンが多いチロル。
2024年は私たちの師である大野農園さんから研修生を卒業した、斎藤さん、久保寺さんの大野農園ファミリーによる白ワインになりました。
よりチロルらしい華やかさとライチやバラのようなエキゾチックな美しさのある香りと、飲み心地のバランスの良い仕上がりです。

〇おすすめの楽しみ方
味わい :りんご、ライチ、バラやアーモンドの甘い香り
シーン :食前酒や、昼下りの一杯に
温度帯 :8~12℃
グラス :末広がりのチューリップグラス
お料理 :魚介のマリネ、豚肉大葉巻き、じゃがいもの冷製スープ
飲み頃 :今~2029 年
飲みきり:抜栓から 5 日ほど

〇ラベルデザイン
by ito design studio
引用:Fattoria AL FIORE

山形  『GRAPEREPUBLIC』

さっぱりした印象でミネラルを感じます。魚介に合わせるのがオススメです!

Bianco 2023 - ビアンコ 2023

2970円(税込)

タイプ 白ワイン
品種 デラウェア 70%、ナイアガラ 10% スチューン10% セイベル9110 10%
葡萄産地 山形県産 
Alc      12%
醸造所 GRAPE REPUBLIC (山形・南陽)SNS:@graperepublicinc
特徴 ◆無濾過◆自然酵母◆マスカットの香り◆濃い果実味◆やや辛口◆フルーティー

山形県南陽市にある GRAPE REPUBLIC さんから、爽やかでスッキリとした白ワインが届きました!
山形県産のぶどうを使用し、天然酵母だけで醸造しています。
ワインは 薄にごりの明るいイエロー。
香りには柑橘のニュアンスが広がり、グレープフルーツやレモンを思わせる爽やかな印象です。
口に含むと、フレッシュな果実味と伸びのある酸味が心地よく、さらにミネラル感も感じられます。
全体的にさっぱりとした仕上がりながら、飲み進めるほどに旨味がじんわりと広がっていきます!


作り手さんから
〇ぶどうについて
山形県産のデラウェアをメインにナイアガラ、スチューベン、セイベル9110を使用。

〇 醸造について
ステンレスタンク発酵、ステンレスタンク熟成。 
ダイレクトプレス、48時間のスキンコンタクト、6日間のスキンファーメントなど様々な醸造方法を使い、2024年の春にブレンド。
 更に3か月間ステンレスタンクで熟成させた後、瓶詰めしました。
無清澄、無濾過、酸化防止剤等その他の添加物は不使用です。

〇味わいについて
香りは、フレッシュな蜜柑や洋梨をミックスしたような印象に品種由来のキャンディ香も感じられます。
味わいも非常にフレッシュで、酸味に丸みがあり、みずみずしい飲み心地が感じられます。
余韻には無濾過由来の旨味が広がり、アフターはドライな印象。

〇お料理の提案
フレッシュなフルーツの味わいに合わせて清涼感のある香りの野菜を使ったお料理。
『芹(せり)と油揚げの煮浸し』
『帆立とキャベツのクリームパスタ』

〇温度や提供法について
酸味の輪郭を立たせる為に冷蔵庫から出したてもしくは氷水でしっかり冷やしてから飲み始めて頂くのがオススメグラスは飲み心地の良さを活かせる小振りなもので、温度もキープ
しやすいようにする。

〇ヒトコト
デラウェア100%でつくる予定でしたが、2023年のデラウェアは糖度が高かったため、バランスをとり酸のあるぶどうを加えました。
まろやかさ、スムースさ、果実味を全面に出ている白ワインになっております。
肉じゃがやきんぴらごぼうなど、酸味の少ないお料理と合わせていただくのがオススメです!!
引用: GRAPEREPUBLIC

岡山  『domaine tetta』

濃い果実味と蜜の香りと甘やかな味わいで余韻を長く楽しめます。

2023 Chardonnay d’or

6050円(税込)

タイプ 樽熟白ワイン
品種 シャルドネ 100%
産地 岡山県産 
Alc      15%
醸造所 domaine tetta (岡山県哲多町)SNS @domaine_tetta
特徴 ◆野生酵母◆辛口◆熟成感◆果実味◆樽

岡山県新見市哲多町にある【domaine tetta】さん
『極力、人為的、機械的、介入を抑え、自然と共生するブドウ本来の素晴らしさを表現する』をコンセプトに遊び心たっぷりのエチケットで大人気なワイナリー!

今回はワイナリーを代表する樽熟シャルドネのご紹介です(^^)
しっかりとした樽の薫香を感じ、濃いシャルドネの蜜っぽさが本当美味しいです。
香りから甘やかな熟成香を捉え、心地良い酸味が締りを与えています。
本当に美味しいシャルドネなので多くの方にお試しいただきたいと思います(^^)

作り手さんから
〇ぶどうについて
2022VT のCh d’orは11月13日から収穫を開始し、採り終えたのは12月6日でした。
この年は極限までブドウの熟度を高めることが一番の目的であったため、リスクを背負いながら実際に試すことが出来て大きな知見を得ることが出来ました。
この経験が翌年以降に活きていることは言うまでもありません。
23VTではよりバランスを意識した造りに変わり、充実した果実味を活かしながら酸やミネラルの存在も意識しています。
土地と品種の相性の良さをワインから感じ取っていただきたいです。
樹齢7-13年。収穫は2023年10月19日~11月23日

〇醸造について
除梗、破砕もなし、野生酵母でステンレスタンク発酵後、木樽で熟成しました。
無補糖、無補酸、酸化防止剤は15ppm、75μフィルターを使用し瓶詰め。
果皮をマセラシオンせずに、房ごとプレスして果汁だけを発酵させて木樽で 5 カ月熟成させた白ワインになります。
補糖をせずにアルコール度数が 15% まで上がり、日本のワインとは想像がつかない様なパワフルなワインに仕上がりました。

〇味わいについて
淡い黄金色。
ハチミツレモン、ドライフルーツ、トロピカルフルーツ、アプリコット、コンフィチュールなどの凝縮した甘い香りとエレガントな樽香。
香りと味わいのボリュームが大きく、アタックからアフターまで濃密な果実味と品のある酸とミネラル長く続きます。
アルコールが15%もあることを感じさせないバランス感で、長期熟成出来るポテンシャルもあります。

〇コメント
21VTからChardonnay BarriqueがChardonnay d’orという名前に変わりました。
d’orとはフランス語で「黄金の」という意味です。
収穫時期を遅らせることでシャルドネは黄金色に輝き始めます。

〇ご注意ください
亜硫酸塩の添加を極力控えておりますので稀に微発泡する可能性がございます。
またワインの抜栓時の温度や保管温度が高い場合も発泡する可能性がございますのでご注意ください。
ワインを瓶詰する際にワインの旨味成分や香りを極力除去しないために極粗目のフィルターでる通しております。
その結果、ワインの濁りや識が瓶内に存在しています。
漂り、澱とも健康に影響を及ぼすものではございませんが、気になるようでしたら澱を一度舞わせてを立てて濃を沈殿させるかデカンタをご利用ください。
引用: domaine tetta

新潟  『カーブドッチワイナリー』

シャープな酸味とミネラル感。スッキリした後味がクセになります!

2024 みつばち(シュナンブラン)

4950円(税込)

タイプ 白ワイン
品種 シュナンブラン100%
葡萄産地 新潟県角田浜
Alc  12%
醸造所 カーブドッチワイナリー (新潟県角田浜) SNS @cavedocci
特徴 ◆無添加◆野生酵母◆フレッシュ系◆樽◆蜜香

【カーブドッチワイナリー】醸造家の掛川さんの趣味でつくる、『どうぶつシリーズ』は「身体に染み入る優しい味わいのワイン」をコンセプトに作られています!
今回は華やかで蜂蜜のような香りが特徴のシュナンブランを使用した「みつばち」をご紹介です!
色味は濃いのレモンイエロー。
フルーティーな香りと樽由来のナッツやバターを連想させる余韻。
ほんのり感じる優しい甘さと苦み。後味にふくよかな果実味が広がります。
酸味もしっかり♪バランスがとても良い仕上がりです!
徐々に温度が上がるにつれ広がる上品な香りをゆっくり時間をかけてお楽しみいただきたいと思います!

作り手さんから
〇コンセプトについて
どうぶつシリーズは醸造家の掛川氏の趣味にはしったワイン達。
その為、通常のカーブドッチワインとは味わいが少し異なります。
ナチュラルワインのニュアンスを感じる、「身体に染み入る優しい味わいのワイン」を目指して作られています。

〇ぶどうについて
自社農園のシュナンブランを原料に、体に染み入る優しい味わいを目指して造りました。
2024年はこの品種にとって素晴らしいといってもよい天候でした。
樹齢が上がるのと反比例するように収穫量が減少してきていて、以前3樽分造れていたのに最近では2樽造るのがやっとになってきました。
大好きな品種なのですが栽培上の問題が多く、畑の拡張には至っていません。

〇醸造について
この年も天然酵母に発酵をゆだねています。
醸造方法はいつもと変わらず3日間のスキンコンタクトを施していますが、最近思うのは【いつの間にかちゃんとした「シュナンブラン」になっているなあ】という事。
元々は不十分で足りないところを補うために様々な醸造手法を用いているのですが、樹齢を重ねたおかげか味わいが整ってきました。
また違うみつばちの味わいを探求する時期なのかもしれません。

〇味わい
トップに感じるのは熟した果実や蜜感、白い小さな花のニュアンス。
口に含むとトロリとして甘やかな液体が舌の上に広がり、その後樽由来のバニラやナッツを感じることができます。
後味には苦みと旨みがジワジワ染み入るようです。
液体の良さを感じていただくため、あまり冷やしすぎずにお飲みください。

〇エチケットについて
『ラベルの絵から想像する味わい』を自分なりに造ったつもりです。
絵のイメージと比べながら飲んで頂けると幸いです。
引用:カーブドッチワイナリー

いかがでしたでしょうか?

魅力あふれる日本の白ワイン(^^)

是非、気に入っていただけますと幸いです。

それではまたお会いしましょう♪

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