さっぽろ藤野ワイナリー

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近年、温暖化により西洋品種の銘醸地ともいわれる「北海道」 厳しい環境で生み出されるキレのある酸味と優しい果実味を合わせ持つワイン作りが特徴のワイナリー。

姉弟三人の想いが詰まったワイナリー

元々家の畑で作っていた葡萄をワインが好きだった体の弱い弟さんの為「出来るだけ自然のまま醸造して飲ませてあげたい」と思ったのがきっかけで、妹さんと一緒にワイン造りをスタート。

2009年、小さな醸造所で最初のワインができました。

自然と身体に寄り添うワイン作り

創業以来、培養酵母は使用せず、野生酵母による発酵。無濾過で、ぶどう本来の複雑な味や香りを最大限に引き出す方法を続けています。


ブドウは一房ずつ手作業で丁寧に選果、除梗します。酸化防止のための亜硫酸は過度に添加せず余計な手を加えない「自然なワイン」を作っています。

草生栽培

バラに病気が発生したのがわかれば、ぶどうもいずれ同じ病気が出る可能性があります。バラと共生させる事で病果を予防しています。

ヨーロッパの畑ではよく見る薔薇と葡萄の風景。
草花が土を耕し、ふわっと柔らかな圃場。

身体に染み入る自然派ワイン

La Route. 2019

2420円(税込)

タイプ ロゼワイン
品種 セイベル13053 59.1%メルロ 21.1%ヤマブドウ10.8%ツヴァイゲルトレーベ5%ピノ・ノワール2.7%ソーヴィニヨンブラン、シャルドネ、リースリング微量
産地 順に北海道厚沢部、三笠、余市、札幌市藤野、三笠、余市
Alc     9.5%
醸造所 さっぽろ藤野ワイナリー
※生産本数1980本
※無濾過、無清澄
※無補糖、無補酸、
※酸化防止剤 添加あり(25ppm SO₂)
※野生酵母発酵 野生の乳酸菌によるMLF
※還元香あり

【さっぽろ藤野ワイナリー】からフラッグシップワインが届きました!
自然派がお好きな方におススメ!
2019年ヴィンテージでワイン自体は落ち着いていて、凝縮した果実のうま味がしっかりと強調されています。
北海道ワインらしい強めの酸味と濃い果実味は若々しいので、デキャンタージュして温度を上げて楽しんでも良いかと思います!

抜栓時、還元香が気になる方はお飲みになる2時間ほど前に開栓してみてください!

ワイナリーコメント
〇栽培について
気候もよく豊作に恵まれた2019年
〇ぶどうについて
北海道内各所の高品質ブドウを自社畑と合わせ8種使用しました。
〇醸造について
ミュラートゥルガウ、バッカス中心の2018年からセイベル、メルロのダイレクトプレスによる果汁が核となるロゼワインの仕上がりに。
澱集め果汁ではないですが、うま味が詰まっています。

〇味わい
明るいルビー調にラズベリーやアセロラ、木イチゴの酸味ののった果実味と香りに赤しその様な土っぽさを感じます。温度が上がるとリンゴや洋梨が風味をかんじます。
引用:さっぽろ藤野ワイナリー

flower road 2021

2860円(税込)

タイプ ロゼワイン
品種 セイベル13053 41.5%ピノ・ノワール 40.9%ツヴァイゲルトレーベ17.2%ヤマブドウ0.4% 
産地 順に北海道厚沢部、余市、余市、札幌市藤野産
Alc     12%
醸造所 さっぽろ藤野ワイナリー
※生産本数1354本
※無濾過、無清澄
※無補糖、無補酸、
※酸化防止剤 添加あり(10ppm SO₂)
※野生酵母発酵 野生の乳酸菌によるMLF


【さっぽろ藤野ワイナリー】から見た目にも可愛らしい新作ロゼワインが届きました!
身体にじわーと馴染む優しい酸味とチャーミングな果実味を感じられます。
白ワインの温度帯ですっきり食中酒として楽しむのも良し、温度を少し上げて完熟フルーツや紅茶のニュアンスを感じ、ワインとチーズやデザートを楽しむも良しですね!
これからの季節にぴったり!
贈り物にもおすすめです(^^)

ワイナリーコメント
〇栽培について
2021年の北海道は全般的に春先から気温が高く推移し、結実も順調な恵まれましたが、熱い夏が長く続き、一部では干ばつ傾向での苦労もありました。
秋も温暖でしっかりと熟したぶどうになりました。
ブドウの生育が早く進んでいったことでこれまでより1週間から10日ほど早く収穫
を行いました。
〇ぶどうについて
各黒ブドウを赤、ロゼ、スパークリング用と選果時に選別し、今回のワインはロゼやスパークリング用の黒ぶどうをメインに使用しています。
また一部には貴腐ぶどうもあり、そのプレス果汁も使用しています。
〇醸造について
セイベル13053をホールバンチでダイレクトプレスして得られた果汁を一晩静置後、澱引きし野生酵母により醗酵。
ピノ・ノワール、ツヴァイゲルトレーベもロゼ用に選別したブドウを同様に仕込み、随時ブレンドしていきました。
赤仕込みのヤマブドウを少量加え発酵が終了し、マロラクティック醗酵(MLF)も引き続き行いました。短めの熟成期間後に、澱引きしビン詰め。
ビン詰め時に10ppmの亜硫酸塩を添加しています。
〇味わい
口あたりは柔らかく、生き生きとした優しい酸味とともにサクランボやザクロ、カリン、温度が上がると杏子やメロンなどの様々な果実味も感じます。
ボリューム感もありながらミネラル感もあり、軽快な酸味が心地よい余韻を感じさせます。
淡い桜色の透き通った液体に、さまざまな種類の小さな花々の香りにアールグレイのような紅茶のニュアンスも感じられます。

引用:さっぽろ藤野ワイナリー

風がふけば桶屋がもうかる2021

2860円(税込)

タイプ ロゼよりな赤微発泡 
品種 メルロー43% バッカス29% ヤマソービニヨン27% セイベル13053 1%
産地 北海道三笠、厚沢部産
Alc     10.5%
醸造所 さっぽろ藤野ワイナリー
※生産本数1362本
※無濾過、無清澄
※無補糖、無補酸、
※酸化防止剤無添加
※野生酵母発酵 野生の乳酸菌によるMLF

【さっぽろ藤野ワイナリー】から北海道テロワールを体現できるアンセストラル微発泡ワインが届きました!

貴腐菌由来の芳醇な香りと甘味を感じますが、酸味がしっかり全体を締め、バランスがとても良いです!
一口飲んで「美味しい!」と驚きのリアクションをとること間違いないです!
微発泡が全体を軽やかな印象にしていて、ランブルスコとは違う「旨味ワイン」に仕上がっています。

新しいジャンルのワインを飲んでるかのようです(^^)
最初は良く冷やして楽しんで下さいー!時間経過すると、すんごく味変わりますので、お試しくださいっ!

☆抜栓の際には吹きこぼれるおそれがありますので、よく冷やしてからお召し上がりください。


ワイナリーコメント
〇このワインのテーマは?
今回のこのワインはそのボトリティス菌による作用をバランスよく取り込もうと探っていたワインでもあります。
冷涼な北海道で課題となりえる灰カビといわれるボトリティス菌、うまく作用すれば貴腐葡萄となります。
ボトリティス菌が動き出すことをきっかけに様々な菌や微生物も動き出し、もしくは抑制されます。
2021年の北海道は全般的に恵まれた年でありました。
熟期には空知地方では一部で雨模様もあり、バッカスやメルローなどでは貴腐化が進みました。
貴腐菌による糖度の上昇により高アルコールとなり糖分も残ったバッカスとメルロー(ブランドノワール)をブレンドし、そこにさらにヤマソービニヨン等をブレンドし味わいのバランスを探りながら耐圧瓶と王冠でビン詰め。
瓶内で再発酵が進み自然の泡が生まれました。
貴腐菌の酸化酵素により退色が進んではいますが、貴腐果独特の味わいも強く感じられます。

〇ぶどうについて
北海道の空知は三笠市の契約農家さんと道南の厚沢部町の契約農家さんのワイン用ブドウ4種を用いています。

〇醸造について
それぞれ野生酵母で発酵させ、野生の乳酸菌でマロラクティック醗酵を行い、ブレンドしていきました。
メルロー、バッカスはそれぞれホールバンチで圧搾し、果汁のみを用い、ヤマソービニヨンとセイベル13053はそれぞれ醸し醗酵を経たものをブレンドし、アンセストラルでビン詰めしました。

〇味わい
微かな泡と褐色気味の飴色に、杏子、梅、紅茶、ナッツの香りに、軽快な酸やフランボワーズ、プラムの果実味、ヨーグルトや乳酸菌飲料のような甘みも感じます。
じわじわと旨味やコクも広がりながら優しい余韻が広がります
しっかりと冷やした状態から温度帯や時間の経過(抜栓日~2週間以上)とともに様々に味わいが変化していきます。
消えていくものもあれば出てくるものもあり。
様々な料理と合わせてみる面白味も多分にあるワインだと思われます。

〇ネーミングについて
ボトリティス菌がもたらす多様であり混沌とした状態の液体を僕らなりに必死に向き合いながらワインに落とし込んでビンに詰めたつもりです。
そこからどんな風なワインとなっていき、どこへ向かうのか。
そんな風に思いながらワインの名前を付けました。

引用:さっぽろ藤野ワイナリー

wandering 2020

3520円(税込)

タイプ ロゼ微発泡
品種 ピノ・ノワール47% ツヴァイゲルトレーベ24% ヤマブドウ15% メルロー12%
セイベル13053 2%
産地 北海道余市町、三笠市、厚沢部町産
Alc     10%
醸造所 さっぽろ藤野ワイナリー
※生産本数1200本
※無濾過、無清澄
※無補糖、無補酸、
※酸化防止剤無添加
※野生酵母発酵 野生の乳酸菌によるMLF

【さっぽろ藤野ワイナリー】から北海道を代表する品種をブレンドした微発泡ワインが届きました!

一本飲んだだけではこのワインのポテンシャルを感じ取れません。。。
野性味とチャーミングな香りと甘酸っぱさが共存していて、爽やかな乳酸飲料感がありますが、濃いうま味を感じます。
温度の変化で味わいもガラリと表情を変え、様々な楽しみ方が出来る仕上がりです。
何人かでシェアする場合2,3本はご用意ください(^^)

☆酸化防止剤も無添加のため14℃以下での保存をお願いいたします。


ワイナリーコメント
〇栽培について
2020年の北海道は全般的に開花時期まで天候が安定しており、豊作となり全道的に収量が多い年となりました。ただ、熟期には雨なども多く、灰カビ病が例年より多い地域もありました。
〇ぶどうについて
北海道の余市町、三笠市、厚沢部町など各地の契約農家さんからのブドウを使用しました。
〇醸造について
品種ごとにそれぞれ野生酵母で発酵させ、木樽熟成、その後ブレンド。
ステンレスタンクでさらに熟成させた後に、21年の発酵中のメルローをブレンドし、ビン詰め。
ベースワインに2021年のメルローのダイレクトプレスしたワインを加えました。
21年のメルローは貴腐化したブドウも多く、そのワインからくる妖艶さや要素の多さも一つのアクセントになりました。
アンセストラル方式の微発泡ワインとなりました。

〇味わい
柔らかな泡とともに、やや薄濁りに薄いピンク色にほんのりレンガ色が差し込んでいます。
最初は多少還元的なニュアンスもありますがほどなく落ち着いていきます。
野バラやハーブにほのかな針葉樹の香り、柔らかい口当たりにサクランボやザクロ、アンズといった様々な果実味を感じ、旨味やコクとともにヨーグルトなども感じられます。軽快な酸味が心地よい余韻を感じさせます。
引用:さっぽろ藤野ワイナリー

MAYA 2017

4400円(税込)

タイプ スパークリングワイン
品種 メルロー  46.8% ピノ・ノワール 37.8% ツヴァイゲルトレ―ベ 15.4%
産地 順に北海道三笠、余市、余市産
Alc    11%
醸造所 さっぽろ藤野ワイナリー
※生産本数703本
※無濾過、無清澄
※無補糖、無補酸、
※酸化防止剤無添加
※野生酵母発酵 一次、瓶内二次発酵


【さっぽろ藤野ワイナリー】から少数限定のシャンパーニュ製法を実践する長期熟成スパークリングワインが入荷!

4年の熟成期間を設け、澱との接触で生み出されるうま味をしっかり残し、デゴルジュマン(澱びき)することでクリアなスパークリングワインに仕上がっています。

泡立ちもしっかり、香りとうま味が特に濃いんです!
お祝いの席での乾杯や、贈り物、自分へのご褒美に是非のんで頂きたい一本。
北海道ワインのクオリティの高さを感じられます(^^)

飲む少し前に、氷水につけて引き締めて飲まれるとより美味しく感じられます!



ワイナリーコメント
〇ワインのテーマは?
これまで2012年より少量ずつですが、造られてきた「MAYA」という名のスパークリングワイン。
少しずつですが、伝統的なシャンパン製法のスパークリングワインの造りを試みているスパークリングワインです。
2015年ヴィンテージよりデゴルジュマンも行い、より一層シャンパン製法を踏襲する形となりました。

〇醸造について
ぶどうもスパークリングに仕上げるために適したものを選別。さらに瓶内二次発酵も野生酵母で行っています。

〇熟成について
「MAYA2017」は瓶詰め後、ワイナリーのある藤野からも近い豊平峡ダムの横穴トンネル内で瓶内熟成をじっくりと行いました。
その後ピュピトルを用いて手作業で少しずつオリを瓶口に集めるルミアージュ作業を施し、手作業でデゴルジュマンを行いました。
目減り分を同じワインで補い、Brut Nature(辛口)に仕上げました。
瓶内熟成期間は4年以上。
瓶内二次醗酵による酵母の活動により、瓶詰め当初は全体として荒さを感じましたが、長期の瓶内熟成により次第に酵母が分解されアミノ酸となり旨味となり、各要素の味わいも徐々になじんでいきました。

〇味わい
泡のきめ細かさ、果実感、酸、コク、旨味、最初の香りから余韻まで北海道らしいきれいな酸を軸に各要素がバランスよくワインを構成してくれています。

引用:さっぽろ藤野ワイナリー

fire place 2020

3080円(税込)

タイプ 赤ワイン
品種 ヤマブドウ 45.2% ピノ・ノワール 30.2% ツヴァイゲルトレーベ 13.3%セイベル13053 8.8% メルロー 0.3%
産地 順に北海道余市 余市 余市 厚沢部 三笠産
Alc     10%
醸造所 さっぽろ藤野ワイナリー
※生産本数1948本
※無濾過、無清澄
※無補糖、無補酸、
※酸化防止剤 添加あり(10ppm SO₂)
※野生酵母発酵 野生の乳酸菌によるMLF

【さっぽろ藤野ワイナリー】から契約農家さんの葡萄を使用した「fシリーズ」の新作赤ワインが届きました!

一口目でバラの香りを感じ、キリッとした酸味で軽快な印象です!
飲み進めていくと山ブドウ由来のタンニンと野生感ある土の香りがじわじわーっと表れてきます!
温度があがり酸味と果実味、ワイルド香が一体になるとうま味がアップしていきます!
ジビエ料理とのペアリングとかどうでしょう?鹿との相性が良いと思うのですが、、、一度試してみます(^^)


ワイナリーコメント
〇栽培について
2020年の北海道は全体的に開花時期まで天候が安定しており、収量がよい豊作の年となりました。
しかし熟期には雨なども多く、灰カビ病が例年より多い地域もありました。
この年は各黒ブドウを赤、ロゼ、スパークリング用と選果時に選別し、今回は赤、ロゼ用の黒ぶどうをメインに使用しています。

〇ぶどうについて
北海道の余市町登町の契約農家さんからのブドウを主に使用し、一部厚沢部町や三笠市の契約農家さんのブドウも使用しています。
〇醸造について
ヤマブドウは全房でセミマセラシオンカルボニックで野生酵母で醸し発酵させました。
ピノ・ノワールやツヴァイゲルトレーベは赤ワイン用に選別したブドウを用い、手作業で徐梗し、破砕の少ない状態で野生酵母により醸し醗酵を行いました。
セイベル13053やメルローも同様に仕込み、野生の乳酸菌でMLFもおこない、それぞれ熟成。
ヤマブドウを中心にブレンドし、ビン詰め。ビン詰め時には10ppmの亜硫酸塩を添加しています。

〇味わい
赤紫色の液体に、針葉樹や野バラの香り。
動物的なニュアンスもアクセントにありながら森の中の複雑な香りを連想させます。
口あたりは柔らかく、生き生きとした酸味とともに野イチゴ、梅や黒系果実にクローブなどのスパイスさも感じます。
根菜系のほっこり感や出汁系の旨味も感じながら軽快な酸味が心地よい余韻をもたらしてくれます。
2020年を象徴するかのように軽やかな明るさをもちながら北海道らしい酸のしっかりとした赤ワインとなりました。

引用:さっぽろ藤野ワイナリー

KOHARU こはる2019

2200円(税込)

品種 キャンベル・アーリー 46% ナイヤガラ 40.3% ポートランド 11.7% 旅路 1.3% デラウェア 0.7%
産地 北海道余市 七飯 三笠 札幌
Alc     9.5%
醸造所 さっぽろ藤野ワイナリー
※酸化防止剤無添加
※無濾過

身体に染み渡る優しい仕上がりです。トロピカルな香りとキリッとした酸味を持つロゼワイン。贈り物にもぴったりです!


ワイナリーコメント
2009 年のワイナリー創業時から継続して醸造しているロゼワイン「KOHARU」。当社アドバイザー(社長の 妹さん)のお孫さん「こはるちゃん」が由来となっている、ロングセラー商品です。
イチゴキャンディやクランベリー、白桃を思わせる華やかな香りに、ハッカキャンディや洋梨、蜜入りの赤 リンゴのようなニュアンスが後から加わり、厚みをもたらしてくれています。くっきりと感じ取ることがで きる北海道らしいさわやかな酸、軽やかなボディで、気づいたらボトルが空になっているかもしれません。
ドメーヌ・ユイの杉山さんご夫妻との縁もあり、キャ ンベル・アーリーとポートランドを一部使わせていただきました。それにより、本ヴィンテージは生産本数 も過去最高となっています。例年、春の今頃にリリースをして夏ごろには完売となってしまう当商品ですが、 今回は秋過ぎの小春日和にもお楽しみいただけるのではないでしょうか。

<ご注意ください!> ボトル内には澱や酒石、自然由来の炭酸ガスが含まれることがありますが、品質には問題ございません。酸 化防止剤は使用しておりませんので、品質管理のため 14°C以下での保存をお願い致します。
酸化防止剤無添加
醸造用酵母不使用
酵素剤・栄養源等不使用
補糖なし
果汁清澄なし
補酸なし
濾過なし
除酸なし
熱処理なし引用:さっぽろ藤野ワイナリー

que sera 2020 ケ・セラ

2860円(税込)

品種 バッカス100%
産地 北海道三笠市達布
Alc   11%
醸造所 さっぽろ藤野ワイナリー
※野生酵母
※無濾過

爽やかなマスカットのような香りとすっきりした酸味と苦みを持ち、決して飲み飽きないワイン。さっぱりした印象なので脂ののったお肉やホッケの干物やブリ刺しなども相性は良いかと思います。


ワイナリーコメント
三笠市達布産のバッカスを使用し、そのままホールバンチで優しく圧搾。一部貴腐ぶどうあり。一晩静置後、澱引きし、野生酵母で長い時間をかけてゆっくり醗酵させました。翌年の夏前に一度ワインは仕上がったように見えましたが、夏から秋にかけてワインには微生物的な動きがみられました。その後ワインを見守りつつようやく2月にボトリングとなりました。時間をかけては来ましたが、最終的に多少のガスを含むため、耐圧瓶と王冠での瓶詰めとしました。酸化防止剤は10ppmSO2、21年8月に添加。
 
2020年は前年積雪量が極端に少なく心配もありました。特に三笠の達布地区は豪雪エリアであるため積雪量が少ない年はほとんどないですが、20年は達布もブドウ樹が雪に埋まりきらない年となりました。しかしながら暖冬であったことや19年が充実していたこと、信田さんのブドウ樹が20年以上の古木であることなどから、凍害はほとんどなく済みました。萌芽からの生育期は天候も安定しており、開花期には気温も高くなり天候に恵まれ、順調に結実しました。その後は雨の印象もややありベト病の脅威もありましたが、三笠の信田さんの圃場では防除のタイミングなども効果的でなおかつ新梢管理がしっかりされていることでほとんど被害はありませんでした。熟期には温度もしっかり上がっていきました。今回のバッカスは熟期後半にボトリティス菌(貴腐菌)がぶどうの房に現れ、その時のぶどうの健全さやその後の天候も鑑みて、例年よりやや早めに収穫をしました。豊作であった20年ですが、収穫時期を早めたことで余裕が出来、丁寧に選果しながらの収穫も出来ました。
 
さわやかなマスカットやアプリコットのような香りの中に、バッカス本来の清涼感のあるハーブや白い花も感じられます。柑橘系の果実味を主体に、貴腐ぶどう由来の蜂蜜やレーズンを思わせる厚みやコクも感じます。微かでありますが存在するガスにより飲み口はすっきりとし、軽やかな酸が立体感をつくり、柑橘系のほろ苦さとともにそのまま心地よい余韻が続きます。脚無しのワイングラスやコップなどで気兼ねなく飲むのもおすすめかと思います。
無清澄剤、無ろ過のため、にごりやオリ、自然の炭酸ガスが含まれることがありますが、品質に問題はありません。また酸化防止剤もごく少量のため14℃以下での保存をお願いいたします引用:さっぽろ藤野ワイナリー

是非、札幌で造る身体に馴染む優しい日本ワインを味わってみてください(^^)

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