桜の下で楽しむお花見は、日本の春ならではの風物詩。春風に揺れる桜の花を眺めながら、華やかなワインを楽しむひとときは格別です。特に、ほんのり桜色のロゼワインは、見た目も美しく、春の気分をより一層盛り上げてくれます。
今回は、お花見にぴったりな日本のロゼワインを5本厳選してご紹介します。日本の風土が育んだ美味しいワインを片手に、桜の美しさを堪能しながら、春のひとときを楽しんでみてはいかがでしょうか?
1. Primo Rose プリモローズ(千夢ワイナリー)
フレッシュで軽やかな味わいが特徴。ほんのりピンク色をした美しい見た目と、爽やかな果実味が春のお花見にぴったりです。さっぱりとした味わいは、桜の花のように繊細で、春の食材との相性も抜群。ちらし寿司や春の野菜を使ったサラダと合わせてどうぞ。
Primo Rose プリモローズ
3300円(税込)
タイプ ピンク発泡ワイン 品種 シャルドネ68%、デラウェア29%、北醇3% 産地 山形県上山 Alc 10.2% 醸造 千夢ワイナリー (宮城・石巻) SNS:@sennoyume_winery 特徴 ◆亜硫酸無添加◆無濾過 ◆完熟感◆柑橘香◆優しい口当たり 見た目にも愛らしい淡いピンクが印象的。開栓すると、柑橘系とベリーの華やかな香りが広がり、フレッシュな果実味を存分に楽しめます。 優しい酸味とほどよいコクが絶妙なバランスを保ち、一口飲めば癖になる仕上がりです。 冷やして爽やかに楽しむのはもちろん、少し温度を上げてまろやかな味わいを堪能するのもおすすめです。 ぜひ、さまざまなお料理と合わせて、ゆったりとしたリラックスタイムをお過ごしください(^^) 作り手さんから 〇コンセプトについて いつもの千夢ワイナリーのワインは日本の四季や自然を意識していますが,今回は特別に”A treat for myself”~GIFT~をテーマにしております。 頑張ってきた自分へのご褒美。大切な方やお友達への贈り物。 ちょっと疲れてるかな?少しでいいから癒されたいな。 時間がなく追われているばかりだったりしていませんか? お友達や家族、大切な人との時間。ゆっくり過ごせていますか? 時には自分の時間も必要なのです。 誰かが困っていたら、そっとそばにいるだけでいい。 ふと、そんな寄り添えるワインがあったらなと ワインも人も、とても繊細でバランスがとれなければ、つまづいてしまいますが想いを込めればその方向に向かっていきます。 このワインで心が癒され、心地よいひと時になるよう願いを込めています。 皆さまの良き日にCheers! 〇醸造について Chardonnay 収穫後に除梗しダイレクトプレス、古樽でバレルファーメントを実施。発酵終了後、約2ヶ月間樽熟成を行いました。 Delaware 完熟前のピンクがかったデラウェアをダイレクトプレス。解放槽で発酵後、そのまま2ヶ月半熟成。 北醇 除梗後、解放槽で10日間の自然発酵を経てプレス。その後、解放槽で1週間熟成。 これら3つの要素をアッサンブラージュし、ボトリングしています。 〇味わいについて フレッシュなラズベリーやストロベリー、柑橘系シトラスの爽やかな香りに、ほのかな花の余韻が広がります。シャルドネの特性を活かした、淡いパールピンクの華やかな色合いが印象的です。 スッキリとしたフルーティーな酸味と、繊細でクリーミーな泡立ちが絶妙に調和し、黄金色にも見える淡いピンクの可愛らしい色味が楽しさを演出します。 引用:千夢ワイナリー
2. Primo Passo 2023 Rosato(hirosaki craft wines)
日本独自の赤ワイン用ぶどう「スチューベン」を使用したロゼワイン。フルーティーでありながら、ほんのりスパイシーな風味が特徴で、肉料理ともよく合います。焼き鳥や照り焼きチキンなどのお花見メニューと一緒に楽しめる一品です。春らしい華やかな味わいで、お花見の雰囲気を盛り上げてくれるでしょう。
Primo Passo 2023 Rosato
3520円(税込)
タイプ ロゼワイン 品種 スチューベン 葡萄産地 青森県弘前市岩木地区 Alc 12% 醸造所 hirosaki craft wines (青森県弘前市) SNS:@hirosaki_craft_wines 特徴 ◆野生酵母◆無添加◆ジューシー◆ベリー系◆酸味あり◆軽め 青森 hirosaki craft winesの長内さんが手がける、フレッシュな果実味と優しい飲み口が魅力の無添加ロゼワインが登場しました。 クリアで淡い朱色。心地よい果汁感とフレッシュで自然な瑞々しさを感じさせます。 香りにはほんのりとベリーや苺、アセロラを思わせる軽やかさがあり、滑らかな仕上がり。 今注目のスチューベンを是非一度お試しください! 作り手さんから 〇コンセプトについて 2021年春に青森県弘前市弥生地区の岩木山麓東向き斜面に圃場を開設、2023年には、自社畑で初収穫を行い、弘前醸造農事組合法人として小さな醸造場「弘前醸造ワイナリー&シードルリー」を完成させました。 飲み心地の良いナチュラルなワイン作りを目指しています。 〇醸造について ⻘森県産スチューベンを除梗破砕後18⽇間醸してプレス、低温下で70⽇間かけてゆっくりと発酵、その後40⽇間解放タンク で静置後ボトリングしたロゼワイン。 〇味わい 綺麗な薔薇⾊、ラズベリーやイチゴの⾹り、⼼地よい酸とタンニン、軽い⽢味も感じられ、惣菜から⽣ハム、鶏や豚などの⾁料理まで幅広くマリアージュするワインです。 引用:hirosaki craft wines
3. ナイトフォール 2023(よさ来いワイナリー)
高知県産のぶどうを使用した「ナイトフォール 2023」は、フレッシュで飲みやすい、程よい甘さと酸味が特徴です。桃や花のような香りと爽やかな味わいが、お花見にぴったり。春の軽やかな空気の中で、桜の花と一緒に楽しむには最適なワインです。いちごや桜えびのかき揚げなど、春の食材とのペアリングを楽しんでください。
ナイトフォール 2023
3630円(税込)
タイプ フィールドブレンド ロゼ 品種 藤稔 32%,サマークイーン 32%, 雄宝 32%, シャルドネ・メルロー・マスカットベリーA 各1% 葡萄産地 高知県南国市 Alc 10% 醸造所 よさ来いワイナリー (高知県高知市) SNS:@yosakoi_winery 特徴 ◆野生酵母◆無濾過◆フルーティ◆酸味あり◆限定生産 夕暮れ時を連想させる、美しいオレンジがかったロゼワイン。 開栓直後の主張はおとなしく、酸味と穏やかな果実味が調和し、心地よいバランスが楽しめる一杯です。 温度が変わるごとにこっくりと味わいの表情が移り変わるため、ゆったりと時間をかけて愉しむのにぴったりです。 作り手さんから 〇コンセプトについて 「手軽で上質なワイン」というコンセプトで作られたワインシリーズ”Lux-Rela”ラグリラのロゼワイン。 〇醸造について 「生食用のぶどうで自然派ワインを作りたい」という想いを胸に、高知ならではの自然に寄り添った製法にこだわっています。 化学肥料や農薬を一切使用せず、手間ひまを惜しまず栽培を行います。 よさ来いワイナリーの全ぶどうを入れたフィールドブレンド。 〇味わい 地元愛「高知愛」を表現する意味でも、どこかで飲んだワインの真似ではなく、個性のあるワイン作りを行っていきます。 「ブランドのあるテイスト」ではなく、いわゆる“自然派”と言われるような個性の強いワインを目指しています。 主要品種である、藤稔/サマークイーン/雄宝それぞれが持つ爽やかさが合わさり、複雑さをもたらしました。 引用:よさ来いワイナリー
4. Snow River Rosato 2023(雪川醸造)
北海道産のセイベルを使用した「Snow River Rosato」は、シャープで辛口、追いかけるように木苺の様な果実味を持ち、春の穏やかな日差しの中で楽しむのにぴったりです。特に、春の魚介類やアスパラガスを使った料理と相性が良いので、軽めの食事と合わせてどうぞ。
Snow River Rosato 2023 スノーリバー ロザート 2023
3080円(税込)
タイプ ロゼワイン 品種 セイベル 13053 100% 葡萄産地 北海道上川郡東川町のぶどう畑 Alc 11.5% 醸造所 雪川醸造 (北海道東川町) SNS:snowriverwines 特徴◆辛口◆スッキリ◆フルーティ◆小豆◆アセロラ◆万能 北海道東川町にある「雪川醸造」から、新作の辛口ロゼワインをご紹介。 クリアでややオレンジがかったガーネットピンクな色合いに、味わいはシャープで辛口、追いかけるように木苺の様な果実味と舌を押す苦みが残ります。 豚肉やオリーブオイル、酸味のある料理との相性も抜群です。ぜひ一度お試しください。 作り手さんから 〇ぶどうについて 日常の食卓で楽しんでいただけるワインを目指し、赤ワインとして醸造されることの多い東川町産の黒ぶどう品種セイベル13053を100%使用して、ロゼワインとして仕立てています。東川町産のセイベル13053は2023/9/30、10/7に選果しながら手摘みで収穫。10/7収穫分が糖度:20.8°Bx、pH:3.38 〇醸造について 10/1、10/8にワイナリーでも選果しながらプレス機に投入し、全房圧搾。低温で24時間のパルプコンタクト。 10/4、10/10 にデブルバージュ。品種特徴香を活かす酵母を用いてステンレスタンクにてアルコール発酵。 無補糖。低温で発酵管理して、発酵期間は21日間。 発酵終了後に澱引きしブレンド。9か月のタンク熟成の後に清澄せず、澱引き後に濾過し、亜硫酸を少量添加後に瓶詰め。 〇味わい 色合いは、これまでのヴィンテージに比べて少し淡く、ややオレンジがかったガーネットピンク。 香りは、ざくろ、いちご、アセロラがふんわりと立ち上がり、タンジェリンオレンジ、アプリコット、枇杷が感じられます。味わいはすっきりした酸をベースに、豊かに熟したようなふくよかさのある果実味が感じられ、穏やかですっきりとした旨味がのびやかに持続するアフターテイストです。12℃前後でお召し上がるのがおすすめです。 〇おすすめの食事は 相性の良いペアリングは、豚肉の塩麹焼き、柿とスモークサーモンのサラダ、ポン酢でいただく白菜と鶏肉の寄せ鍋、さばの柚子胡椒ポテトサラダなどです。 親しい仲間と楽しく食事しながら語り合いたい時にぜひお召し上がりください。 〇生産本数 1378本 引用:雪川醸造
5. ASAHA ROSE 2022 Blend 4(SHINDO WINES)
福岡県産の巨峰を使用した「ASAHA ROSE 2022 Blend 4」は、フルーティーでありながらも、少し甘みがあり、飲みやすい仕上がりです。和食とも合わせやすいロゼワインで、春のお花見にぴったりの一品。天ぷらや白身魚の刺身との相性も良く、和のテイストを楽しみながらロゼワインを堪能できます。
ASAHA ROSE 2022 Blend 4 ‐アサハ・ロゼ 2022 ブレンド4
3080円(税込)
タイプ ロゼワイン 品種 巨峰100% 産地 福岡県うきは市産 Alc 10% 醸造所 SHINDO WINES 新道ワインズ (福岡県朝倉市) SNS@sakamoto_shindowines 特徴 ◆無濾過 ◆野生酵母◆無補糖◆ジューシー◆優しい果実味 福岡県「SHINDO WINES」の阪本さんから この季節にピッタリのグビグビ系のロゼワインが届きました(^^) 開栓と同時に巨峰由来のジューシーでフルーティな香りが広がります! この完熟感のある香りは嫌いな人はいないと思います。 色味は白ワインとロゼワインの間位で、口当たりはとてもライトです! 軽やかな酸味とほのかに感じる苦み。 スッと消える余韻で、スルスルと飲み切ってしまうような飲み心地です。 低い温度と常温での印象が全く違うので、色々試しながら楽しめる一本です! 作り手さんから 〇ぶどうについて 福岡県うきは市産巨峰100%です。 〇醸造について 発酵は、タンクの下半分には全房の巨峰を、その上から除梗を行った巨峰を1:1の割合で投入して行いました。 半分は実を潰さないまま発酵を行う事で部分的にMC(マセラシオン・カルボニック)の様な環境をうみだし、MC由来のフレッシュな香味を得る為です。 21日のマセラシオン後、バスケットプレスでゆっくりプレスを行いステンレスタンクで発酵(総発酵期間は40日)、熟成を行いました。 マセラシオン最終日にかすかな揮発酸を感じたため、プレス後は揮発酸の存在感が強くなりすぎないよう低温でコントロールしようと、アンフォラではなくステンレスタンクでの発酵・熟成を選択しました。 約5か月の熟成を経て、少量の揮発酸がある事によって酸の少ない葡萄である巨峰に不足がちな「心地よい酸味」を感じられた為、さわやかに楽しめるロゼらしいブレンドになるように指向しました。 色々なワインとの相性を見ながら、アンフォラで熟成していた同じくうきは市産の巨峰100%の赤ワインと約5:2の割合でブレンドし、2023年4月7日に瓶詰を行いました。 瓶詰までに2度の滓引きを行い、瓶詰前のブレンド時に30ppmの亜硫酸塩を使用しています。 使用理由は酸化防止ではなく、ph値が高いことによって起こる可能性のある、瓶内での微生物による変質を抑制するためです。 〇ASAHAの名前に込められた想い 私達は江戸時代後期、約220年前より朝倉の地で酒造りを行ってきました。 酒造りの技術は脈々と杜氏から蔵人へと受け継がれております。 ワインの原料こそ違えど、同じ醸造酒。 日本酒造りの技術の多くは、同様にワイン造りにも通じてきます。 2022年にSHINDO WINES で使用したぶどう全量、朝倉の隣町である福岡うきは市産です。 うきは市は別名フルーツの町ともいわれており一年中フルーツが栽培され、葡萄、特に巨峰は全国に先駆けて、60年以上前から多く栽培されています。 うきはの葡萄を使って、江戸時代より培われた醸造技術で朝倉でワインを造る。 筑後川をはさんで位置するそんな二つの地域を表現するワインを造りたいと思い、朝倉市とうきは市をつなぐ橋「朝羽大橋」よりアサハの名前を頂き商品名にしました。 〇ラベルデザインについて 私達の目指すワインは「九州/日本の夏に最高なワイン」です。 ASAHAシリーズのラベルテーマは夏の象徴「雷」。 雷はエネルギーの源です。 エネルギッシュな若手ワインメーカー、活気あふれる街・福岡、笑顔あふれる飲み手。 また古来より雷は農業と密接した関係があります。 化学技術が発達する近年まで、植物の成長に必要な栄養素・窒素は一部の植物と雷を除いて精製できませんでした。 「雷が落ちると稲がよく育つ」と、農耕民族である日本人は古代から「稲妻」として雷を神聖なものとして崇めていました。 神社でよく見かける「紙垂(しで)」もその一例です。 自然の恵みに感謝し、自然と共に醸し、生きていたい。 このような思いを込めて、雷をイメージしたデザインとなっております。 〇ワイナリーについて 2021年から福岡県朝倉市にある『新道蒸留所』の一角を間借りして運営を開始しました。 醸造家の阪本さんは学生時代にニュージーランド、ドイツで地質土壌について学び、 その後日本酒の酒蔵で蔵人として勤められました。 経験を基に 『人的介入を最小限に抑えた、自然なままの味わい』と『日本酒造りで学んだ、醸造哲学の活用』 をコンセプトにワイン作りをされています。 またSHINDO WINESはの特徴は福岡県の名産『巨峰』をメインの品種とし、日本の夏にピッタリな 軽快でグビグビ楽しめる仕上がりになっています。 『福岡県』の可能性を信じ、栽培、醸造、衛生管理を徹底する事で可能にする高温多湿地域での 自然なワイン作りに挑んでいる大注目のワイナリーです。 引用:SHINDO-LAB
桜の花が咲き誇る季節、ロゼワインを片手に春のひとときを楽しんでみませんか?
桜の美しさを堪能しながら、春ならではの味わいを楽しむことができる、日本のロゼワインたち。どの一本も、お花見のシーンを華やかに彩り、春の時間をより特別なものにしてくれます。