最近では、スパイスカレーやタイ料理など、本格的なスパイス料理を家庭やレストランで楽しむ機会が増えていますよね。当店「ナチュマル」でも、専門店のシェフたちと共に、日本ワインとスパイスの相性を追求しています。
今回は、クミンやコリアンダーといったスパイスに合うワインの選び方をご紹介します。スパイスとワインの新しい楽しみ方を、ぜひ一緒に発見してみませんか?
スパイスにも合う日本ワインの楽しみ方
スパイスを使った料理は、風味豊かで私たちの食卓を彩りますが、ワインとのペアリングでさらにその魅力を引き立てることができます。特に、日本ワインは繊細で多様な風味を持ち、世界中のスパイスとも相性抜群です♪
1. クミン × オレンジワイン
クミンの温かく、香ばしい風味に対して、オレンジワインは非常に個性的なペアリングができます。オレンジワインは白ワイン用のブドウを赤ワインのように皮ごと発酵させるため、独特のタンニンと深いフレーバーを持っています。クミンの強い香りや風味を包み込むような構造のしっかりしたオレンジワインは、料理に複雑さを加えつつ、クミンの香ばしさを引き立てます。
- おすすめポイント: デラウェアやピノグリのオレンジワインが持つ芳醇な香りと骨太なタンニンが、クミンを使った料理に良いアクセントを加えます。特に、モロッコ料理のクミンを使ったタジンや、クミン風味のローストラムと相性が良いです。
2. コリアンダー × 無濾過ペティアン
コリアンダーのフレッシュで柑橘系の香りには、自然な風味が楽しめる無濾過のペティアン(ナチュラルスパークリングワイン)が非常にマッチします。無濾過のペティアンは、通常のスパークリングワインよりも自然な発酵による微発泡が特徴で、よりナチュラルで生き生きとしたの風味が残っています。コリアンダーの爽やかさと無濾過ワインのフレッシュで野生的な酵母の香り、軽い泡が、料理全体をまとめてくれます。
- おすすめポイント: 日本のナチュラルな生産者が作る無濾過ペティアン。特に柑橘系の風味や、少し酸味があるものが良いです。タイ料理のコリアンダーを使ったサラダや、春巻き、メキシカンサルサ(パクチーのトッピング付き)にぴったりです。
3. ターメリック × シャルドネ
ターメリックはカレーの色づけにも使われ、ほんのりとした苦味と土っぽい風味が特徴です。これに対して、ややコクのあるシャルドネのような白ワインが合います。特に、バターやナッツのような風味を持つ樽熟成されたシャルドネは、ターメリックの複雑な風味を支え、料理全体をリッチな方向にまとめてくれます。
- おすすめポイント: シャルドネが持つ乳酸発酵の香りはギーや澄ましバターにベストマッチ。インド料理のバターチキンカレーや、ターメリックを使ったライスと一緒にどうぞ。
4. ガラムマサラ × 赤ワイン(シラーまたはピノ・ノワール)
ガラムマサラは、シナモン、カルダモン、クローブ、ブラックペッパーなど、複数のスパイスをブレンドしたものです。非常に複雑な香りとスパイシーさが特徴で、これを引き立てるには、複雑な香りとスパイシーさを持つ赤ワインがよく合います。例えば、スパイス感のあるシラーや、軽やかで酸味のあるピノ・ノワールがガラムマサラの風味を引き立てます。
- おすすめポイント: スパイシーな赤、または果実味と酸味のバランスが良い軽めの赤ワインがおススメ。ガラムマサラを使ったラム料理やビリヤニと合わせて。
5. 八角(スターアニス) ×甘い香りのワイン( 巨峰ワイン)
八角(スターアニス)に合わせるワインの選び方は、八角特有の甘くスパイシーで、リコリスやシナモンのような風味を引き立てることがポイントです。八角は台湾料理や中華風醤油煮込みの料理に多く使われ、特に肉料理との相性が良いです。紹興酒や熟成酒の様な巨峰ワインは馴染む様な相性です。
- おすすめポイント: フルーティで甘い香りのある巨峰。五香粉を使用した台湾料理や中華料理が良く合います。
6. 花椒(ホアジャオ) × ロゼワイン
花椒は四川料理に使われる痺れるような「麻」の感覚を持つスパイスです。この痺れる辛さとロゼワインの軽やかな果実味が絶妙にマッチします。特にロゼワインの優しい酸味とタンニンが、花椒の痺れを程よく和らげつつ、バランスを取ります。
- おすすめポイント: 軽めのロゼワインや甘口のワインも。四川料理の麻婆豆腐や火鍋と一緒にどうぞ。
7. シナモン × 赤ワイン(樽熟成マスカットベーリーA)
シナモンは甘く、スパイシーな香りを持つスパイスで、特にデザートや甘味のある料理に使われます。樽熟成マスカットベーリーAのようなしっかりとしたボディのある赤ワインが、シナモンの風味と良く合い、料理に複雑さを加えます。また、シナモンを使った甘辛い料理にも最適です。
- おすすめポイント: 樽熟成マスカットベーリーA、カベルネ・ソーヴィニヨンのようなフルボディの赤ワイン。シナモンを使ったスパイス料理やビーフシチューと相性が良いです。
家庭での簡単なスパイス&ワインの組み合わせ提案
- クミンを使った料理 × オレンジワイン
- クミン風味のチキンソテー: 鶏肉にクミンをまぶして焼くだけのシンプルな料理。オレンジワインのタンニンとスパイシーな香りが、クミンの独特の風味を引き立て、食欲をそそる組み合わせです。
- コリアンダーを使った料理 × 無濾過ペティアン
- コリアンダーたっぷりのアジアン風サラダ: ライムとナンプラー、コリアンダーで作る爽やかなサラダに、微発泡の無濾過ペティアンが非常にフレッシュでリフレッシュ感を加えてくれます。
これらのペアリングは、どちらもスパイスの個性を引き立てつつ、ワインの特性を最大限に楽しめる組み合わせです。ぜひ家庭でもお試しください!
スパイスの役割
- インド料理の場合 カレーには多様なスパイスが使われますが、主に以下のものがよく登場します:
- クミン: ほのかな苦味と温かみのある香りが特徴。コリアンダー: 柑橘系の香りを持ち、ほのかに甘い。ターメリック: 鮮やかな黄色で、ほんのり苦味と土っぽい風味を与えます。ガラムマサラ: シナモン、カルダモン、クローブなどがブレンドされ、温かいスパイシーな風味が特徴。
- 中華(四川料理) 四川料理の代表的なスパイスには以下のものがあります
- 花椒(ホアジャオ): 痺れるような感覚(麻)があり、独特の風味。唐辛子: 料理に「辣」(辛さ)を加える。八角やシナモン: より複雑な風味を加える際に使われる。
タイ料理の辛味について
タイ料理も確かに辛味が特徴的です。特にプリッキーヌ(小さな唐辛子)やレッドカレーペーストなどを使った辛味の強い料理が多くあります。しかし、タイ料理の特徴的な要素としては、辛味だけでなく、甘味、酸味、塩味、そしてハーブが絶妙にバランスを取り合っていることです。例えば、ココナッツミルクのまろやかな甘さや、レモングラスやバイマックル(ライムリーフ)の爽やかなハーブの風味が加わることで、辛味が単調にならず、複雑な味わいが楽しめるのが特徴です。
まとめ
インドや四川料理のようなスパイスが中心の料理には、それぞれ異なる辛味成分(カプサイシンや花椒)が関わりますが、辛味を引き立てるか、あるいはバランスを取るワイン選びが大事です。一方、タイ料理はハーブや甘味・酸味が重要な要素となり、そのため辛味に特化した料理とは少し違うバランスが要求されます。
ワインを選ぶ際には、辛さをそのまま楽しむのか、それとも少し抑えたいのかによって、選ぶタイプを変えてみるのも楽しいですよ。
今回の試したワインはこちら!
織‐Ori- 2023 千夢series
3900円(税込)
タイプ アンバー(オレンジワイン) 品種 デラウェア100% 産地 山形県上山 Alc 13.1% 醸造所 Fattoria AL FIORE (宮城・川崎町) 製造者 千夢ワイナリー (宮城・石巻) SNS:@sennoyume_winery 特徴◆亜硫酸無添加◆無濾過 ◆完熟感◆濃い旨味◆紅茶系 開栓すぐに完熟香、柑橘、ナッツの香りを感じ、一口含めばうま味と果実味がジワーっと広がります。 優しい酸味とコクがバランスよく、一度飲むと癖になる仕上がり。 冷やしてシャープに楽しむも良し、温度を少し上げてまったりと楽しむも良し! 是非、様々なお料理に合わせてお試しください(^^) 作り手さんから 〇仕上がりについて 2023年も【織】醸造の作法を踏襲し、さらにアンフォラ熟成と樽熟成に分けたことで、繊細な香りを残しつつ、しっかりとしたオレンジワインに仕上がりました。 熟成が進むにつれ適温が上がり、デラウェアの奥深い味わいを楽しめるようになります。 日常の食卓に上がることもある慣れ親しんだデラウェアですが、オレンジワインとしても 楽しんでいただきたい私達の大切にしたい葡萄です。 〇ぶどうについて 上山市の岩瀬さんが大事に育てたデラウェアを、より完熟を求め数回に分けて収穫。 〇醸造について 開放槽にて発酵。抽出の終わった果皮を取り除きながら長期マセラシオンし、最初の密閉熟成後、アンフォラとオーク樽に分け2つの熟成過程を経てボトリング。 〇味わいについて しっかり時間をかけ磨きながら醸したデラウェアは、フレッシュな果実味とクリアな酸を感じ、リリース初期には少し冷やしてスッキリといただけます。 〇ラベルデザインについて ラベルデザインは【天の川】のイメージを依頼したところ、月を止まり木に2羽の梟が仲良く 何かを見守っているように感じます。 皆様がそれぞれに想像しながらお飲みいただけると、一層おいしさも膨らんで来ると思います。 label Design,Japanese painting by Teru Yoshida 【千夢ワイナリー】について 千夢ワイナリーさんは宮城県石巻市にて2024年のワイナリー設立を目指し、2021年から宮城県のFattoria AL FIOREさんで委託醸造をされています。 現在、石巻市牡鹿半島 黒崎の自社畑に植樹し栽培もスタートしました。 醸造家であり代表の吉田さんは、様々な視点から生活の豊かさや福祉、雇用が抱える問題の一つの解決として耕作放棄地の開墾を行い「農」に行き着いたそうです。 土起こしからブドウ栽培、醸造まで、一貫して行う大注目のワイナリーです。 【ブドウについて】 千夢ワイナリーさんは山形県を中心に高品質ワイン用葡萄を栽培している農家さんの葡萄を使用し、醸造を行っています。 引用:千夢ワイナリー
Collection Vin Petillant 2024 Delaware Blancコレクション ヴァン ペティアン 2024 デラウエアブラン
2420円(税込)
タイプ 白発泡 品種 デラウェア100% 葡萄産地 山形県本沢 Alc 12% 醸造所 ベルウッドヴィンヤード(山形・上山) SNS:@bell_wood_vineyard 特徴◆無濾過◆柑橘の香り◆スッキリ◆ニゴリ◆グビグビ系 山形県上山より【ベルウッドヴィンヤード】鈴木さんからコレクションペティアンの新ヴィンテージ登場です! オリ由来のニゴリがかったレモン色。 開栓後は優しい細やかな泡と、フレッシュな酸味。 さっぱりとした口当たりと柑橘系とりんごの果実味。 ホワイトビールの様な香りがとぎゅっとデラウェアのうま味を感じる、微発泡ワイン。 おススメのペアリングは鶏肉のバターソースやヒラメのムニエルなどバターを使ったお料理! 天ぷらやから揚げなど相性がいいかと思います(^^) 是非お試しください! 作り手さんから 〇ぶどうについて 山形県産(上山市久保手地区産と久保手地区に隣接する山形市本沢地区産)の有核デラウエアを使用。 生産者①:おらほぶんど 渡邉薫さん 収穫地:山形県山形市本沢地区(久保手地区に隣接する本沢葡萄発祥地”通称赤禿地区”) 生産者②:井上敬三さん 収穫地;山形県上山市久保手 〇醸造について Collection Vin Petillantは、ブドウの味わいを素直に感じられる発泡ワインのシリーズです。 酵母が生み出す泡を閉じ込めるアンセストラル法を行っています。 ビン内で発酵を行い、酵母が生み出す泡を閉じ込めているため、濁りや澱があり、ブドウ由来の様々な味わいを感じていただけます。 デラウエア特有の華やかな甘い香りとすっきりした酸が調和し、醸し発酵によるほのかな渋みが心地よい辛口のペティアンです。 無補糖、無補酸で、酸化防止剤は仕込み時(除梗破砕時)に少量使っております。 〇味わいについて リンゴやラフランスなどの華やかな香りとすっきりとした酸が調和した辛口のペティアンです。 製造本数 1200本 〇楽しみ方 飲みはじめは、クリアな上澄み部分を味わっていただき、徐々に澱を混ぜながら、飲み進めていただくことをおスス メしております。澱の混じり具合によって、味わいも変化していきます。 〇ご注意ください 噴きこぼれし易いため、しっかり冷やしたのち、シンクやボウルの上でゆっくりとガスを抜きながら開栓してください。 また、無濾過のため、濁りや澱(浮遊物等)がありますが、ブドウ由来の成分ですので、安心してお召し上がりいただけます。 ※要冷蔵 引用:ベルウッドヴィンヤード
En este cabo crecen buenos membrillos 2021 エン ネステ カボ クレチェン ブエノス メンブリージョス
3630円(税込)
タイプ 白ワイン 品種 非公開 葡萄産地 山形県 Alc 13% 醸造所 國津果實酒醸造所(三重県名張市)SNS:@kunitsu_wines 特徴:◆酸味しっかり◆辛口◆樽熟成◆コク◆やや甘◆柑橘の香り 三重県【國津果實酒醸造所】さんより、しっかりした樽香とキリっとした酸味が特徴な熟成白ワインがリリースです! 色味はレモンイエロー。 ウィスキーを連想させる樽香にバナナや熟した柑橘の香り。 酸味は強く感じられ、骨格がしっかりした白ワイン♪ パワフルなこのワインには生クリームやバターを使用したコッテリ系のソースなどが相性よく感じられます。 様々な温度帯で楽しめるオススメの白ワインです! 作り手さんから 〇葡萄について 頑固一徹、鉄人生産者。 このワイン、「En Este Cabo crecen Buenos menbrillos (以下menbrillos)」は山形県のN氏によって栽培された、白用醸造用品種100%で造っています。 N氏はお父様の代から役30年間、醸造用品種のみで葡萄を生産されており、畑は山形県山形市から30分ほど南に車を走らせた場所にあります。 土質は花崗岩、変成岩がベースとなり、水はけがよくやせ型の土質で、葡萄にとっては、低栄養素の過酷な状況で根を伸ばし、そのため鍛え抜かれた、素晴らしい品質の葡萄を宿します。 また、畑は南向きの急こう配の斜面になっており太陽の光がしっかり、葉の隅々まで降り注がれる地形になっております。 「ヨーロッパに負けない日本でしかできない醸造用葡萄を目指す事」をテーマに、しっかりした収量制限と、ぶどうにあった樹冠での管理、また光合成をしっかり行えるようにビニール被覆をせず、路地、x字仕立て、短梢一文字仕立てと木の樹勢にあわせた、管理、緻密な新梢整理にて無駄なく葡萄達がしっかり太陽光線エお浴びて育つように栽培をされております。 また収穫に関しましても、しっかり完熟させるため、房全体でなく、畑のすべての房の状態をチェックし、人間の決めるタイミングではなく、焦らず最良の時期で収穫します 農薬に関しましては、有機、自然という概念はなく、一部化学農薬を使用されていますが、散布回数は極端に少なく、農薬はポイントのみの使用で、長年の経験を活かし、葡萄の気持ちによりそった、丁寧な栽培を心掛けておられます。 葡萄糖度:22.5度 〇醸造について データ、食味から今回は葡萄のポテンシャルがとても高かったこと、葡萄の色味がとても濃く、酸味もレモンのようなしっかりしたものでしたので、あまり空気の介入が好ましくないと思い、できるだけ、さっと圧搾し、発酵も経過チェック、発酵進行に注意するだけのシンプルに仕上げることを心掛けました。 圧搾は、ホールパンチで行い、その後、美しい果実味でしたので、3日間しっかりセラーのステンレスタンクで寝かせ、特に注意しながらデブルバージュ(きれいな上澄み部分のみを発酵層にに移す事)し、14度のセラーの中で管理を行いました。 葡萄、酵母達は着実に発酵を進めてくれてました。 いったん発酵が比重0.996で停滞したところで、すこし硬さも予想されてので、ステンレス貯蔵(40%)、フレンチオーク(60%)の比率で30か月熟成いたしました。 今回はオフフレーバーは少ないものの(開けたては少し還元しますので、しっかり空気を含ませてからお召し上がりください)、 酸がどっしりの骨格のあるワインになりました。 ホールパンチプレス➔デブルバージュ➔醸造中に一度だけルモンタージュ➔澱引き➔ステン貯蔵➔2樽/2つのステンレスタンクで貯蔵 〇味わい 香りに関しましては、樽由来のヒノキ、バター、バニラ。 ハチミツの甘い香り。そしてほんの少しのパイナップル。 揮発酸や酢酸は皆無ですが、今年や来年に飲まれるお客様には酸味がすこしつよいので、口に含むとしっかりとしたレモンのような酸が特徴的です。 味わいは余韻も長く國津には珍しく骨格のありのしっかり厚みのあるワインになりました。 〇楽しみ方 はじめの方にすこし、湿った木材のような還元香がありますので、グラスにそそいでから、しっかりスワリングすること。 もしくは、デキャンタ―ジュすることを強くお勧めします。 とくに早めに飲まれるお客様はアクアパッツアなど魚介系または、 バターなど使ったお料理と合わせてお楽しみ頂ければと思います。 引用:國津果實酒醸造所
ジン シラー 2022
2530円(税込)
タイプ 赤ワイン 品種 シラー100% 産地 山梨県勝沼町鳥居平産62%日休地区産37% Alc 12.5% 醸造所 ドメーヌ・ジン (山梨・勝沼) @domaine_jin 特徴:◆無濾過 ◆やや軽め◆ベリー系の香り◆優しいタンニン◆樽なし 色味はクリアで鮮やかな紅色。 香りに若く青い印象もありますが、完熟感ある果実味と複雑味を持っています。 少しとろみがかった液体が長めの余韻を作りだしています。 時間の経過と共に、温度が上がると、果実味が溢れてきます。 16度の温度帯で十分美味しく味わえるかと思います。 生産本数は480本です♪ 作り手さんから 〇ぶどうについて 勝沼鳥居平の急斜面、最上段二段に植えたシラーと日休地区の畑に植えたシラーを使用。 〇栽培と醸造について 鳥居平、日休地区の二か所のシラーを別々に発酵させたのち、ブレンドしワインに仕上げました。植樹年ほどの若木で量が少ないため、樽熟成は行わず仕上げました。 〇味わい 植えて9年ほどの若木で樽熟成は行っていませんが、ボディもしっかりあり、果実味豊で、シラーらしい胡椒のニュアンスも感じられ、今からでも充分楽しめるワインです。 〇料理との相性 ブリーチーズ、ウォッシュタイプチーズ。ローストビーフ、サンマの塩焼き、トマトソース系パスタ(ミートソース、アラビアータ 引用:ドメーヌ・ジン
プチカリンドロゼ 2023
3080円(税込)
タイプ ロゼワイン 品種 マスカットベーリーA、キャンベルアーリー、紅瑞宝など 葡萄産地 大阪府柏原市雁多尾畑産 Alc 10.5% 醸造所 木谷ワイン(奈良・香芝)@kitaniwine 特徴◆亜硫酸無添加◆自然酵母◆赤い果実の香り◆酸味しっかり 奈良を愛する【木谷ワイン】さんより、ジワーっと染みる様な旨味のベリー系ロゼワインをご紹介です! にごりがかったラズベリーレッド。 しっかりしたキレのある酸味が特徴です。 香りは甘やかな完熟香にトロピカル感も♪ スパイス、ハーブを効かせたエスニック料理にピッタリな一本です♪ 作り手さんから 〇ぶどうについて 大阪府柏原市雁多尾畑(かりんどおばた)で大西さんが栽培したブドウを使用したワインです。 大西さんは木谷と同時期にカタシモワイナリーで学んでいたおっちゃんです。 〇醸造について 収穫の早いキャンベルアーリーを全房でセミMC(マセラシオン・カルボニック)し、その後ベーリーAなどを全房で重ねていきました。 全房のままプレス後は13度で発酵させました。 〇味わいについて 個人的には揮発酸がやや強めですが試飲会を行った際に最も人気だったワインの一つです。 マスカットベーリーAのさくらんぼなどの赤い果実に加えてキャンベルアーリーのチャーミングな果実味と紅瑞宝由来のパイナップルの香りがアクセントになっています。 中華料理などにどうぞ。 引用:木谷ワイン
KAMIOGINOTO 843-5 2019赤 樽熟成
3740円(税込)
タイプ 赤ワイン 品種 マスカット・ベリーA100% 産地 山形県天童産 Alc 11% 醸造所 タケダワイナリー (山形県上山市) 特徴:◆樽熟成12ヶ月◆やや重め◆無濾過◆完熟果実の香り 山形県タケダワイナリーさんより、樽熟成を行ってリリースする「特別区画シリーズ」より、10VT目を迎えた【カミオギノト843-5】をご紹介です。 果実味と調和した樽の香りが特徴で、優しいタンニンと落ち着いた酸味を感じることが出来ます。 温度帯は常温帯で、時間をかけてゆっくり香りの変化を楽しんでいただきたいと思います! どんなお食事にも合いますが、やはりお肉をメインに、タレの様な甘味のあるコッテリ味との合わせがオススメです。 是非お試しください! 作り手さんから 〇ぶどうについて 山形県天童市・花輪農園4代目の花輪周一郎氏が、特別区画「上荻野戸843-5」で棚仕立栽培したマスカット・ベーリーA。 〇味わいについて 華やかな香りと柔らかな味わいの芳醇な赤ワイン。この土地の持つ味わいをお楽しみください。 〇特徴について マスカット・ベーリーAのみで醸造し、地下セラーにて樽熟成させました。 自社農園産葡萄使用の「ドメイヌ・タケダ ベリーA古木樽熟成」と同じ造りながら、個性の異なるワインに仕上がっています。 〇醸造について 亜硫酸添加あり、無補糖。コラージュはなし、マロラクティック発酵後、樽熟成12か月。 無濾過で瓶詰。 瓶詰時の分析値(ワイン):比重;0.996 アルコール;10.9% エキス;2.91%総酸;5.18g/l(酒石酸算出) 〇ヒトコト このように、買い付けのぶどうにもこだわれるのは、自社農園を所有し栽培も熟知しているタケダワイナリーならではといえます。 〇ご注意ください! 無濾過ですので、葡萄由来のにごりや澱、酒石酸と呼ばれるきらきらした結晶状のものがみられます。 品質には、なんら問題はございません。ご安心してお召し上がりください。 引用:タケダワイナリー