高品質なブドウからオレンジワインへ!清澄白河フジマル醸造所|醸造体験レポート

産地紹介

先日、東京都清澄白河にある「フジマル醸造所」さんにて「ぶどうと活きる」さん(高品質ブドウ栽培の兼業農家ユニット】のデラウェアのワイン醸造のお手伝いをする機会をいただきました。

昨年も参加させていただき、2年目のお手伝いとなります。

今回は1トンのデラウェアを使って、白ワインとオレンジワインの仕込みを行うスケジュールでした。その日の作業の様子をご紹介です!

1.作業の概要

私が参加した作業は前日に山形から届いたデラウェアの「全房搾汁」と「マセラシオン・カルボニック」という、ワイン醸造の中でも発酵前の重要な工程です。

今回は、全房搾汁とマセラシオン・カルボニックをそれぞれ500キロずつ行いました。

選果を行いながら、終始集中しながらで大変な作業でしたが、ブドウがワインへと姿を変えていく過程を目の前で体験できる、非常に充実した体験でした。

3. 全房搾汁の作業

まず堀内さんが取り掛かったのが「全房搾汁」。

この工程では、デラウェアの房をまるごと搾ることで、より繊細な香りや味わいを引き出します。

500キロのブドウを房ごと圧搾機に入れ、じっくりと搾汁する作業は、手間と時間がかかるものでしたが、ブドウがしっかりとした果実味と爽やかな酸味を残しながら、きれいなジュースになっていく様子は見ていて圧巻でした。

白ワイン用に仕込んだこのジュースは、発酵を経てすっきりとしたデラウェア特有の軽やかでフルーティーな味わいになるとのこと。酸味と果実味のバランスは仕上がりが次第!今から非常に楽しみです。

4. マセラシオン・カルボニックの作業

同時に皆で開始したのが「マセラシオン・カルボニック」という技法です。

こちらも500キロのデラウェアを使用しました。今回は3つのステンレスタンクに分け、発酵を効率的にコントロールする様な仕様になりました。

最初は葡萄を目視、香り嗅ぎながら(酢酸が発生してないか)選果を行い、ハンドプレスを行います。

1/4程行いあとは引き続き、選果しながら全房をタンクに入れていく作業をひたすら続けます。

通常の醸造方法とは異なり、この技法ではブドウの房をまるごと発酵させることで、独特なアロマや味わいを引き出します。

ブドウをタンクに詰め、その中で酸素を排除して炭酸ガスを充満させます。

この過程で、果実の内側から発酵が始まり、よりフルーティーで複雑な香りが生まれます。オレンジワインにこの技法を適用することで、白ワインにはない深みと複雑さが加わるのだとか。作業自体は重労働でしたが、この特別な工程がどうワインの風味に影響するのか、ワインが仕上がるのが待ち遠しいですね。

5. 感想

いつも醸造作業に参加させていただく事でワイン作りの奥深さとブドウの力を改めて感じさせられます。

自分の手でブドウを扱い、その変化を間近で見ることで、自然の恵みを感じつつ、より多くの方へワイワインへの魅力をお伝えできればと。ぜひまた作業報告させていただきたいと思います!

清澄白河フジマル醸造所のオススメワインはこちら!

Tabletop Delaware 2023

3300円(税込)

タイプ 白ワイン
品種 デラウェア100% 
葡萄産地 山形県置賜
Alc  11%
醸造所 清澄白河フジマル醸造所 (東京・清澄白河)SNS:@fujimaru_tokyo
特徴◆酸味しっかり◆無濾過◆野生酵母◆バランス型◆すっきり◆フルーティー◆

『ワインを日常に』をコンセプトに日本の原料のみでワインを造り続け、日本の食卓に寄り添うような味わいを目指すフジマル醸造所さんより気軽に楽しめる白ワインをご紹介致します!
綺麗なライトな黄色。
デラウェア由来の柑橘香と完熟りんごの様な香りを感じる事が出来ます。
酸味は清涼感があり、軽快でスムースに飲めてしまいます。
デラウェアを今絞ったようなフレッシュでふくよかなワイン(^^)
キンキンによく冷やしてお飲みください!

作り手さんから
〇ぶどうについて
山形県おきたま地区の農家さんから届いたぶどうで造りました。
23年はとても暑かったため例年よりも糖度がかなり高く、その代わり酸が控えめなのが特徴的でした。
昼夜の寒暖差があまりなかったことが原因で完熟していても着色があまり進まなかったそうです。
ぶどうを食べてみると明らかに例年にも増してとても甘く、キャラクターの違ったワインが出来上がるのが楽しみでもあり、今までにはない特徴に試行錯誤した年でもありました。

〇醸造について
TabletopDelaware を造る際に一番大事にしていることは果実味と酸とのバランスです。
23年のデラウェアは味わいに大きな変化のあった年でしたので、その年の味わいを醸造の段階でどのように微調整していくことができるかということを考えました。
大きく変化した味わいに焦るタイミングもありましたが、ワインの変化を見ながらゆっくりと待つことも大事だなと実感したヴィンテージでした。
様子を見ながら少しボトリング時期を遅らせ、最終的に雑味などもしっかりと落ち着いて味わいのバランスもクリアに感じられるようになりました。
今回は完熟デラ 2:青デラ 1 の比率でブレンドをしています。
ダイレクトプレスして開放タンクで 14 日間発酵、澱引きしながらステンレスタンクに移動ののちステンレスタンク熟成。
同じくステンレスタンクで熟成した青デラをボトリング前にブレンド。
その際 20ppm の亜硫酸を添加。

〇味わいについて
山形のデラウェアらしいライチやバナナのようなトロビカルで華やかな香りの広がり、口に含むと果実味と喉の奥できれいな酸を感じます。
Tabletop Delaware の特徴である華やかなアロマに果実味と心地よい酸の味わいを、2023 年もしっかり感じていただける一本です!

〇ご注意ください
フジマル醸造所のワインはすべて、酸化防止剤の添加を最小限にとどめています。温度変化にさらされますと品質劣化の恐れがございます、低温での管理(15度以下)をお願いいたします。

引用:FUJIMARU WINESHOP

Delaware Pelliculaire sans soufre By Sato 2023-デラウェア ペリキュレール バイ サトウ サンスフル

4400円(税込)

タイプ オレンジワイン
品種 デラウェア100% 
葡萄産地 山形県置賜地区
Alc  12%
醸造所 清澄白河フジマル醸造所 (東京・清澄白河)@fujimaru_tokyo
特徴◆亜硫酸塩無添加◆酸味しっかり◆グレープフルーツ◆苦み◆早熟な桃の香り
クリームがかった橙色。
柑橘でも特にグレープフルーツの香りを強く感じ、余韻にはタンニンと苦み。
開栓時、発酵由来のシュワっとした爽快な口当たりとしっかりした酸味が特徴です。
樽のニュアンスは液体に溶けこみ、微かに感じるほどです!
レモンをキュッと絞った様な辛口ワインに合わせて、カルパッチョやネギタン塩などさっぱりしたお料理をオススメします!
是非ご一緒お楽しみください♪

作り手さんから
〇Sato Wines /セントラル・オタゴ/NZ  について
NZ リンカーン大学卒業後、フェルトン・ロード勤務。
2009 年、マウント・エドワードに移り、同社ワインメーカーを務める傍ら、2009 年にSatoWines を設立。
夫妻はジャン・イヴ・ビソー、ジャン・ピエール・フリック、フィリップ・パカレ等多くのナチュ
ラルワインメーカの下で研鑽を積む。
ぶどうはオーガニック及びバイオダイナミック栽培。
醸造においても、できるだけ人為的な干渉をせずにワインを造り上げます。
ジャンシス・ロビンソン女史の「The World Atlas of Wine」にてオタゴを代表するワインとして紹介されています。

〇ぶどうについて
2023 年の山形置賜地区のデラウェアは暑い日が続いたため糖度が例年よりも非常に高くその代わりに酸が控えめなのが特徴的でした。

〇ワインについて
以前も好評だった Delaware Pelliculaire (デラウェアの醸し樽熟成)が復活です!
温暖化のため年々糖度が上がる日本のぶどうですが、やはり 2023 年の山形デラウェアも糖度が高くその分アルコール度数も上がり飲みごたえがある一方で、余韻が続きにくく間延びした印象になる傾向にありました。
今回はその部分の輪郭をしっかりと支
える役割として青デラをブレンドした白ワイン、樽熟成した醸しのオレンジデラウェアを全てブレンドして仕上げました。
立体的な果実味と醸しからくるほろ苦さや複雑味に由来の心地よい余韻。
2023 年はこのワインをもとに亜硫酸無添加の今回の Delaware Pelliculaire sans soufre 2023。
そして少し熟成を長めにとり少量亜硫酸を添加したロングエルヴァージュの 2 種類の Peliculaire を造りました。
どきどきの 2 種類仕込み、まずは第一弾としてこちらの Delaware Peliculare Sans
Soufre がリリースです!
落ち着いた果実味と酸がクリアに感じられる 1 本ぜひお試しください。

〇醸造について
除梗破砕後掛のタンクで醸し発酵18日間、プレス後 6か月間木樽熟成。
この他にダイレクトプレス発酵12日間の白と青デラを半量ずつプレンドしステンレスタンクで 6か月熟成。
滓引き後 2種類をブレンドし亜硫酸無添加でボトリング。

〇ご注意ください
フジマル醸造所のワインはすべて、酸化防止剤の添加を最小限にとどめています。温度変化にさらされますと品質劣化の恐れがございます、低温での管理(15度以下)をお願いいたします。

引用:FUJIMARU WINESHOP

GLOU GLOU ORANGE 2023

3850円(税込)

タイプ オレンジワイン
品種 シャルドネ・デラウェア 
産地 山形県置賜
Alc  12%
醸造所 清澄白河フジマル醸造所 (東京・清澄白河)SNS:@fujimaru_tokyo
特徴◆酸味あり◆ミルキー感◆無濾過◆野生酵母◆樽熟成◆苦みあり

『ワインを日常に』をコンセプトに日本の原料のみでワインを造り続け、日本の食卓に寄り添うような味わいを目指すフジマル醸造所さんより低アルコールでゴクゴク飲める 『GLOUGLOU ORANGE23』をご紹介です!
ややオレンジがかった薄にごり色。
キュッとする揮発酸の香りを持ち、伸びのある酸味が特徴的です(^^)
デラウェアの果実味と木樽発酵シャルドネのビターでまろやかな味わいがバランスよく表現されています。
酸味と出汁の旨味が共存した面白みのあるオレンジワインです。
余韻が心地よい味わいに仕上がっています!
カルパッチョや、赤身肉のロースト、蒸し鶏などシンプルな味付けなお料理に合わせて果実味を楽しんでほしいと思います(^^)
よく冷やしてお飲みください!

作り手さんから
〇ぶどうについて
山形県おきたま地区の農家さんから届いたシャルドネとデラウェア。
23年はとても暑かったため例年よりも糖度がかなり高く、その代わり酸が控えめなのが特徴的でした。
昼夜の寒暖差があまりなかったことが原因で完熟していても着色があまり進まなかった年です。
このデラウェアで造ったオレンジはとても淡い色合いに仕上がりました。
シャルドネは 9月後半にきれいな完熟状態で収穫していただいたものです。

〇醸造について
ゴクゴク飲めるワインをコンセプトに毎年品種やブレンドも様々なグルグルシリーズ。
おきたまのデラウェアを醸し発酵したワインをブレンドしたシリーズ初のオレンジを造りました。シャルドネは完熟の状態のものをダイレクトプレス、1 日デブルバージュの後木樽に移し5 か月間樽発酵。
このシャルドネは 12 月頃に発酵が止まり糖分を残したまま冬を越しました。
私たちのワインは酵母を添加しないためこのようなリスクが伴いますが、冬の間ワインが悪い方向に進まないよう慎重に管理することで暖かくなって発酵が再開した際にゆっくりと遠回りして酵母が動いた分、その年らしいぶどうのキャラクターになると情じています。
今回も樽発酵由来の奥行きのある味わいや柔らかい酸が特徴的なシャルドネに仕上がりました。
澱引きをしステンレスタンクに移動してさらに 4 か月熟成。
移動の際に亜硫酸塩を 20ppm 添加。
そこにより心地よい飲みやすさをプラスするために、橙色用にブレンドしていたマセラシオンカルボニックと醸しで造ったデラウェアのオレンジをブレンドしました。


〇ヒトコト
口の中に含んだ時のミドル部分に、オレンジデラのビターな苦味や複雑味がしっかりとはまり、全体的な味覚のバランスが楽しい 1 本になりました。
わいわいグルグル(ゴクゴク)楽しんで飲んでいただけたら嬸しいです!

〇ご注意ください
フジマル醸造所のワインはすべて、酸化防止剤の添加を最小限にとどめています。温度変化にさらされますと品質劣化の恐れがございます、低温での管理(15度以下)をお願いいたします。

引用:FUJIMARU WINESHOP

GLOU GLOU ROUGE 22 グルグルルージュ

3850円(税込)

タイプ 赤ワイン
品種 メルロー・マスカットベーリーA 
産地 山形県
Alc  11%
醸造所 清澄白河フジマル醸造所 (東京・清澄白河)
@fujimaru_tokyo
※酸化防止剤添加
※無濾過 
※無補糖、無補酸

『ワインを日常に』をコンセプトに日本の原料のみでワインを造り続け、日本の食卓に寄り添うような味わいを目指すフジマル醸造所さんより大人気GLOU GLOUシリーズがリリースです!
メルローとマスカットベーリーA を使い、チャーミングな果実味とスムースな飲み心地が感じられるワインに仕上がっています!

少し濁りがかったラズベリーレッド。
開栓直後はマスカットベーリーAのチャーミングな香りとメルローの若々しい果実の香りを感じつつも時間の経過と共に樽熟成由来の一体感のある果実味に。
ポップな印象の酸味と赤ワインらしい滋味、凝縮した旨味を感じる事が出来、
次々に違った表情を楽しめる赤ワインです(^^)!
是非お試しください!


作り手さんから
〇ぶどうについて
2022 年山形のぶどうは短い梅雨による暑さの影響と、収穫前の台風で収量 が 大幅に減るなど、色々と大変な状況もありましたが、このメルローは素晴らしくきれいな状態で届けていただけました。
しっかりと色づき、そのままの状態でもメルローの香りがしっかりと分かるようなぶどうでした。
そこに今回ブレンドしたのは毎年ぶどうを届けてくださる茨城県の常陸太田武藤観光農園武藤さんのマスカットベイリーA。
9月終わりに届けていただいたしっかり と熟したぶどうです。

〇醸造について
山形のメルローは初めての試みでしたので、様子を見ながら慎重に接していきました。
除梗破砕をして開放タンク でアルコール発酵の際は、1日1回のピジャージュで残った梗をなるべくしっかりと取り除くようにして管理しました。 
16日間の発酵ののち、極力えぐみなどを抽出しないように低い圧力で優しくプレスをして木樽に移動。
樽に入れる際はあまりにも主張が強すぎるタンニンと口当たりに、どこまで変化してくれるのかというどきどき(というよりハラハラ)がありました。
熟成を見守る間 にどんどんチャーミングな果実味が引き出され、際立ったタンニンはスムーズな凝縮感へ変化、ワインの樽熟成によ る面白さを感じた、とても楽しい期間でした。
武藤さんのマスカットベイリーA とブレンドすることで、全体的な果実味と余韻の心地よさをプラスすることがで きました。 
22年ならではの GLOUGLOU ROUGE をお楽しみください。

〇ご注意ください
フジマル醸造所のワインはすべて、酸化防止剤の添加を最小限にとどめています。温度変化にさらされますと品質劣化の恐れがございます、低温での管理(15度以下)をお願いいたします。
引用:FUJIMARU WINESHOP

good day sunshine 2023

3850円(税込)

タイプ 軽い赤ワイン
品種 マスカットベイリー100% 
産地 茨城県常陸太田市
Alc  10%
醸造所 清澄白河フジマル醸造所 (東京・清澄白河)
@fujimaru_tokyo
※酸化防止剤無添加
※無濾過 
※無補糖、無補酸
※生産本数835本

『ワインを日常に』をコンセプトに日本の原料のみでワインを造り続け、日本の食卓に寄り添うような味わいを目指すフジマル醸造所さんより気軽に楽しめるライトな赤ワインをご紹介!

色味は明るいラズベリーレッド。
サクランボや赤い果実の香りが広がり、スッキリした酸味がワインに爽快感を与えています。
開栓時、発酵由来のシュワっとした口当たりも軽快で、これからの季節に冷やしてガブガブと楽しんでほしい一本♪
ネーミングはビートルズオタクでもある醸造家の佐久間さんが完成したワインを飲み、「good day sunshine」が頭の中に流れてきたことに由来。
是非「good day sunshine」を聞きながらお楽しみください(^^)


作り手さんから
〇ぶどうについて
毎年Muscat Bailey A を育ててくださっている茨城県常陸太田市の武藤観光農園武藤さん。
2023年もお話をしながら収穫時期を決めて届けてくださいました。
ぶどう栽培のプロフェッショナルの武藤さん、生食用のぶどう育てる中、MBA のみワイン用ブドウを育て毎年試行錯誤・改良してくださっています。
23年は着色があまり進まなかったこともあり、収穫をなるべく遅らせてもらいましたが、例年より淡いぶどうに出来上がったのが特徴的な年となりました。

〇醸造について
例年武藤さんの MBA は木樽で時間をかけて熟成させていますが、23 年は色も淡く糖度も控えめだったためジューシーでライトな赤として仕上げることにしました。
除梗破砕ののち発酵が活発になるまでは少し高めの温度下に置き、1日1回のピジャージュで28日間ゆっくりと醸し発酵。
発酵が終わってからも 1 週間ほど注意深く管理しながら果皮を漬け込んでからプレス。
ライトな中にもしっかりとMBAらしいジューシーさや華やかさをできる限り抽出したいというのが狙いです。
プレス後はステンレスタンクで 5 か月間落ち着かせてから亜硫酸は無添加でボトリングをしました。

〇味わいについて
MBAらしいイチゴのようなベリーのニュアンスに、緑がめぶいてきた野原の小さな花がふんわり香るようなかわいらしい緑や白系の植物の香り。
味わいは比較的酸は控えめでさくらんぼやラズベリーのようなみずみずしい果実味。
冷蔵庫くらいの温度で冷やして飲んでいただくのがおすすめです。
れからのシーズンに冷やして気軽にお外飲みのお供にぜひ!!

〇ご注意ください
フジマル醸造所のワインはすべて、酸化防止剤の添加を最小限にとどめています。
温度変化にさらされますと品質劣化の恐れがございます、低温での管理(15度以下)をお願いいたします。

引用:FUJIMARU WINESHOP

Farmer’s Muscat Bailey A 武藤観光農園 2022

4180円(税込)

タイプ 赤ワイン
品種 マスカットベイリーA 
産地 茨城県常陸太田武藤観光農園
Alc  9%
醸造所 清澄白河フジマル醸造所 (東京・清澄白河)
@fujimaru_tokyo
※無濾過 
※無補糖、無補酸
※生産本数290本
※木樽熟成

『ワインを日常に』をコンセプトに日本の原料のみでワインを造り続け、日本の食卓に寄り添うような味わいを目指すフジマル醸造所さんより!絶大な信頼を寄せる武藤観光農園産ぶどうを使用した赤ワインがリリースです!
ややガーネットがかったラズベリーレッド。
マスカットベーリーAのキャンディー香は優しめで、ラズベリー、ダークチェリー系の印象。木樽の熟成感とビターな果実味がバランスよく、余韻にはジワー染みる旨味も。
アルコール感は軽めですが、ゆっくりを時間をかけて味わいの変化を楽しめる一本です(^^)


作り手さんから
〇ぶどうについて
毎年ぶどうを届けてくださる茨城県の常陸太田武藤観光農園武藤さんのマスカットベイリーA。
9月終わりに届けていただいたしっかりと熟したぶどうです。
武藤さんは生食用ぶどうの農家さんで、唯一マスカットベイリーA だけワイン用ぶどうを栽培されています。
ぶどう栽培のプロ中のプロなのに、自分はワインのことはわからないからさ~と気さくに色々な意見を聞いてくれてお話をしてくれるそんな素敵な方です。
2022年のぶどうは糖度は例年通りですが、酸がより際立った印象でした。
完熟までの進行具合が少し早めの 20年目の木と、6 年目の木の両方から収穫したものを届けてくださいました。

〇醸造について
武藤さんの Muscat Bailey A は淡い色調に赤系果実の余韻の長い酸が特徴です。
22 年もその特徴は健在できれいな酸が印象的なワインに仕上がりました。
武藤さんのキュヴェでは酸と熟成感とのバランスを大事にしています。
全て手除梗をし一部手破砕したものをタンクの底へ、その上に粒ごとタンクの満量までぶどうを投入ししっかりと密閉して4日間の粒内発酵を促しています。
これによって Muscat Bailey A らしい華やかな香りがアタックにしっかりと感じられるように。
もともとキャンディー香が控えめな武藤さんのぶどうだからこそのひと手間です。
全体的にふんわりとした優しい印象のワインの骨格をはっきりさせるための木樽熟成は 10 か月。
アフターまで伸びるきれいな酸と熟成による凝縮感をしっかりと感じていただけると思います。
瓶詰後落ち着くまで時間をかけて6か月休ませてからのリリースです。
ぜひお楽しみください!

〇ご注意ください
フジマル醸造所のワインはすべて、酸化防止剤の添加を最小限にとどめています。温度変化にさらされますと品質劣化の恐れがございます、低温での管理(15度以下)をお願いいたします。

引用:FUJIMARU WINESHOP

Farmer'sMERLOT CityFarm 2021

3850円(税込)

タイプ 赤ワイン
品種 メルロー100% 
産地 山梨県 City Farm 韮崎の畑
Alc  13%
醸造所 清澄白河フジマル醸造所 (東京・清澄白河)
@fujimaru_tokyo

※無濾過 
※無補糖、無補酸
※生産本数884本

『ワインを日常に』をコンセプトに日本の原料のみでワインを造り続け、日本の食卓に寄り添うような味わいを目指すフジマル醸造所さんより気軽に楽しめる赤ワインをご紹介致します!

クリアな赤色。青々しい香りは控えめでジューシーな完熟ブドウの香りを強く感じます。
口当たりはまろやかな果実味と酸味。旨味とコクをしっかり感じられ、樽由来の微かなナツメグ、クローブ香は健在です!温度を少し上げて、樽と果実味を引きだしてあげるのもオススメです!

デミグラスソースやケチャップを使った洋食にピッタリなお味ですね!フライにタルタルソースなんかも合うと思います!是非、お料理に合わせて楽しんでほしいと思います(^^)


作り手さんから
〇ぶどうについて
山梨県北杜市白州町。長野県境にほど近い茅ヶ岳山麓、正面に八ヶ岳を望む畑は標高 750mの高地にあります。
初夏から秋にかけて、日中の気温はぐっと上がりますが、朝晩は冷え込むのが特徴的です。
日照時間が長いことで知られる北杜市ですが、長い梅雨の影響もあり、2020 年の夏は日照時間が短い、降水量が多いといった難しい天候が続きました。
それでも病気の粒を一つ一つ取り除き、しっかりと糖度が上がった絶妙のタイミングで収穫、素晴らしい状態のぶどうを届けてくださいました。

〇ワインについて
収穫時期を延ばして収穫していただいているので、ぶどうの状態でも非常に甘く果皮の部分にしっかりとメルローの香りが感じられます。
ゆっくりゆっくりと発酵を進めて、余すところなく果実の成分を抽出していきたいので少し低温の部屋で管理をし、時間をかけてタンニン分とメルローの果実感を抽出することができました。
メルローの青っぽさが少し苦手という方も多いと思いますが、そのような成分のもととなる梗の部分は毎日できる限り手で取り除き、一日一回のピジャージュは特に優しく全体を返してあげるようにしています。
発酵がある程度終わってプレスするまでは、特に気を張って観察します。
1 日違うだけでも醸している果皮からの抽出度合いが大きく変わるので、前日のワインとその日のものをしっかりとテイスティングをして、プレスのタイミングを決めていきます。

〇醸造について
除梗破砕ののち約一か月間醸し発酵ののちプレス。9 か月間木樽熟成してボトリング。
ボトル内で 5 か月間しっかりと落ち着かせてからリリースしています。

〇ヒトコト
大きく何かをするわけではないのですが、本来のぶどうの味わいが伝わるようにできる限りのことは尽くしたいと思う。そんなひとつひとつの小さな作業の違いが、最終的に大きな意味を持って味わいに影響してくると信じているからです。

〇ご注意ください
フジマル醸造所のワインはすべて、酸化防止剤の添加を最小限にとどめています。温度変化にさらされますと品質劣化の恐れがございます、低温での管理(15度以下)をお願いいたします。

引用:FUJIMARU WINESHOP
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