フジマル醸造所
Farmer’s Muscat Bailey A 武藤観光農園 2022
品種 マスカットベイリーA
産地 茨城県常陸太田武藤観光農園
Alc 9%
醸造所 清澄白河フジマル醸造所 (東京・清澄白河)
@fujimaru_tokyo
※無濾過
※無補糖、無補酸
※生産本数290本
※木樽熟成
『ワインを日常に』をコンセプトに日本の原料のみでワインを造り続け、日本の食卓に寄り添うような味わいを目指すフジマル醸造所さんより!絶大な信頼を寄せる武藤観光農園産ぶどうを使用した赤ワインがリリースです!
ややガーネットがかったラズベリーレッド。
マスカットベーリーAのキャンディー香は優しめで、ラズベリー、ダークチェリー系の印象。木樽の熟成感とビターな果実味がバランスよく、余韻にはジワー染みる旨味も。
アルコール感は軽めですが、ゆっくりを時間をかけて味わいの変化を楽しめる一本です(^^)
作り手さんから
引用:FUJIMARU WINESHOP
〇ぶどうについて
毎年ぶどうを届けてくださる茨城県の常陸太田武藤観光農園武藤さんのマスカットベイリーA。
9月終わりに届けていただいたしっかりと熟したぶどうです。
武藤さんは生食用ぶどうの農家さんで、唯一マスカットベイリーA だけワイン用ぶどうを栽培されています。
ぶどう栽培のプロ中のプロなのに、自分はワインのことはわからないからさ~と気さくに色々な意見を聞いてくれてお話をしてくれるそんな素敵な方です。
2022年のぶどうは糖度は例年通りですが、酸がより際立った印象でした。
完熟までの進行具合が少し早めの 20年目の木と、6 年目の木の両方から収穫したものを届けてくださいました。
〇醸造について
武藤さんの Muscat Bailey A は淡い色調に赤系果実の余韻の長い酸が特徴です。
22 年もその特徴は健在できれいな酸が印象的なワインに仕上がりました。
武藤さんのキュヴェでは酸と熟成感とのバランスを大事にしています。
全て手除梗をし一部手破砕したものをタンクの底へ、その上に粒ごとタンクの満量までぶどうを投入ししっかりと密閉して4日間の粒内発酵を促しています。
これによって Muscat Bailey A らしい華やかな香りがアタックにしっかりと感じられるように。
もともとキャンディー香が控えめな武藤さんのぶどうだからこそのひと手間です。
全体的にふんわりとした優しい印象のワインの骨格をはっきりさせるための木樽熟成は 10 か月。
アフターまで伸びるきれいな酸と熟成による凝縮感をしっかりと感じていただけると思います。
瓶詰後落ち着くまで時間をかけて6か月休ませてからのリリースです。
ぜひお楽しみください!
〇ご注意ください
フジマル醸造所のワインはすべて、酸化防止剤の添加を最小限にとどめています。温度変化にさらされますと品質劣化の恐れがございます、低温での管理(15度以下)をお願いいたします。