今注目のピケットとは?|日本ワイン紹介!

オレンジワイン

皆さんは「ピケット」というお酒をご存じでしょうか?

今、SDGsな観点でも注目を集め、

日本のワイナリーでも新しい試みとして

「ピケット」を製造する所が増えています!

低アルコールで低価格!

地球にもお財布にも優しい「ピケット」について少し掘り下げてご紹介です!

この機会にお試しください!

今、注目のピケットとは?

ピケット(Piquette)とは、ワイン醸造で出た搾汁後のブドウの果皮や種子に水を加えて再発酵してつくった低アルコールワインです。

【ピケットの歴史】

もともとはワインの作り手が搾り終わったブドウの搾り果を再利用し、身内で飲むためにつくっていたそうです。

農作業後に、働いている人に配ったり、親しい人とともに気軽に飲むワインでした。

しかし、ワインと比べると低アルコールで酸味が強く、質が落ちるため「質の悪いワイン」の事を「ピケット」と呼ぶこともありました。

1907年に「再発酵時のずさんな衛生管理」や「質が悪い水の使用」などが原因で粗悪品が横行し、フランスでは今でもピケットの製造が禁止されています。

語源はフランス語の「piquer(刺す)」

諸説ありますが、「再発酵の微炭酸でピリっとした味がすること」からや、「酸味が強く酸っぱいピリピリしたワイン」としてこの名がついたともいわれています。

【なぜ今ピケットが注目させれているのか?】

近年はSDGsの観点や低アルコール飲料のニーズと相まって、アメリカやオーストラリア、ニュージーランドなどのワイン法が異なる国で醸造を始める生産者が増えてきています。

【どの点がSDGsなの?】

同じブドウ原料からアルコール飲料を2回造るという点です。

一回目はワイン。二回目はピケットを作り、生産量を増やすことで、リッター当たりの廃棄量を抑えられるということになります。

搾汁後のブドウの果皮や種子はワイナリーによって廃棄の方法が異なりますが、一般的には産業廃棄物として処理され、焼却されます。

廃棄量を減らす事で、二酸化炭素排出量を削減する事ができます。

また、搾汁後のブドウの果皮や種子を土に返しコンポストに使用する際も、ピケットを作ることで搾り果のアルコール含有率が下がり、微生物の分解を円滑にすることが出来ます。

一度は試して頂きたい!ピケットはこちら!

酸化防止剤は不使用のまま、フレッシュでジューシー!決して薄さを感じさせない、見事な出来になっています!流石としか言いようのないお手頃価格(^^)

Piquette 2024‐ピケット2024

1595円(税込)

タイプ 微々発泡(ピケット)
品種 デラウェア 100%
産地 山形県産 
Alc      6%
醸造所 GRAPE REPUBLIC (山形・南陽)
SNS @graperepublicinc
特徴 ◆酸化防止剤無添加◆無濾過◆自然発酵◆酸味◆柑橘系

山形県南陽市の「GRAPE REPUBLIC」さんから、搾汁後に通常は廃棄されるブドウの果皮や種子を再利用して作られた、低アルコールの発泡性ワイン『Piquetto 2024』が届きました!
濃厚な黄金色の中に滓が混じり、柑橘系と甘やかなフローラルの香りが漂います。
味わいは辛口で、優しい果実味とキリッとした酸味が特徴的。
揚げ物にレモンやライムを絞るような感覚で、お食事と一緒に楽しめるワインです!
環境にもお財布にも優しいピケット。オススメです!

【Piquetto:ピケットとは?】
ピケットは、ワイン醸造で搾汁後に残るブドウの果皮や種子に水を加え、再発酵させて作られるワインです。その名前の由来はフランス語の「piquer(刺す)」にあり、酸味が効いた辛口の味わいが特徴です。
もともとはワイン生産者たちが、搾り終えたブドウを無駄にせず再利用して、自分たちで楽しむために作ったのが始まりとされています。農作業の後に働き手に配られるなど、気軽に楽しめるワインとして親しまれてきました。

作り手さんから
〇ぶどうについて
山形県産のデラウェアとナイアガラを使用。

〇 醸造について
山形県産のデラウェアを24時間のスキンコンタクトの後、圧搾。
圧搾して出た搾りかすに水を加え、樹脂タンクにて5日間スキンファーメントし、再度圧搾。
瓶詰直前にデラウェアのジュースを加え、ガス圧が1.5bar程度になるよう糖度を調整、瓶内にて発酵を続ける。酸化防止剤無添加。

〇味わいについて
香りはフレッシュでフローラルな印象。
奥行きにかけて品種由来のキャンディ香や澱の香りでまったりした余韻が感じられます。
味わいは、デラウェアの甘酸っぱさが活きており、スイスイと飲み心地が良い。
余韻には澱由来の旨味が柔らかに広がります。
低アルコールでしっかりした発泡があるので、ゴクゴク飲み進むような心地よさが特徴。

〇お料理の提案
フレッシュな野菜をたっぷりと使って。ライトな油脂と炭酸のギャップを狙って。
『グリーンサラダ(マスタードと白バルサミコ酢のドレッシングで)』
『帆立のクリームパスタ(仕上げにレモンの皮をおろすと◎)』

〇温度や楽しみ方について
炭酸の爽快感や飲み心地の良さが活きるように冷蔵庫から出したてもしくは氷水に浸けてしっかり冷やして飲むのがオススメ!
グラスは、飲み心地の良さを活かしてゴクゴク飲めるような、飲み口の広いコップ型のものでも良い。
また、大きさは小振りなもので温度をキープしやすいようにする。

炭酸の有る早いタイミングで飲みきって頂くのがオススメ。
低アルコールで酸化防止剤も不使用な為、特に熟成は待たずお楽しみ下さい。

引用: GRAPEREPUBLIC

いかがでしたでしょうか(^^)?

飲み手にも優しく地球にも優しい。

何と言っても美味しい!

一石三鳥な「ピケット」!

是非、このご機会にお試しください!

それではまた次回にお会いしましょう(^^)

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