作り手さんから
〇コンセプトについて
品種個性とテロワールを忠実に表現をすることを目指しているセパージュシリーズ。

〇ぶどうについて
2024年は新潟市では8月の降水量が53mmと平年(過去10年の平均降水量146.9mm)を大きく下回る天候に恵まれ、白系品種にとっては素晴らしいヴィンテージとなりました。
8月上旬頃にヴェレゾンを迎え、糖度が上昇していく時期に天候に恵まれたことで病気が広がることもなく健全なぶどうを収穫することが出来ました。

〇醸造について
シャルドネノンバリックはその名の通り木樽熟成をおこなわないキュヴェです。
ステンレスタンクのみで造り、ぶどうのフレッシュな味わいをワインに残すためにはぶどうの酸がとても重要になります。

〇味わい
大部分を占める白根地区のぶどうを早摘みし、骨格となる酸を残しています。
とはいえ比較的温暖な新潟なので冷涼地のピンっと張った酸ではなく、南国系の温かい酸味です。
シャルドネらしい品種個性に忠実なこのワイン、癖もなくスルスルと飲める味わいですのでどんなお食事にも合わせやすく普段の生活に溶け込む1本です。
リンゴや洋ナシ、シトラスの香りとほのかに火打ち石のニュアンス、小気味よい果実味と酸味が余韻を爽やかに演出してくれます。

〇仕上がりについて
シャルドネらしく癖のない仕上がりで、どんなお食事にも合わせやすいワインです。

引用：カーブドッチワイナリー