SHINDO WINES × Artesano Vintners
¿por que no?Blanco 2022 ポルケノ ブランコ
品種 チャレロ 80%、マカベウ 20%
葡萄産地 スペイン・カタルーニャ
Alc 11.9%
醸造所 Artesano Vintners
SNS@sakamoto_shindowines
特徴◆ 無添加◆野生酵母◆有機葡萄◆紅茶香◆アプリコット系
福岡県の「SHINDO WINES」から、阪本さんがスペインで醸造した、旨味たっぷりのオレンジワインをご紹介します!
濃い黄金色が特徴で、完熟果実の香りに紅茶やドライハーブのニュアンスが感じられます。
軽やかな酸味と、余韻に残る心地よい苦みが魅力的。しっかり冷やしても常温でも異なる印象が楽しめる、さまざまなシーンにぴったりの一本です!
作り手さんから
引用:SHINDO-LAB
〇コンセプトについて
2022年にSHINDO WINESのワインメーカー阪本がスペインで仕込んできたオレンジワインです。
SHINDO WINESでは土着品種のブドウを使用してワイン造りをとても大切にしております。
福岡では巨峰やキャンベルアーリー、ピオーネなど一般的に食用ブドウとして知られているラブルスカ系のブドウを使用しております。
ワイン造りに携わる以上、ヴィニフェラ系のブドウを使用したワインも造りたいと考え、スペインはカタルーニャのワイナリーで土着のブドウを使ってオレンジワインを造ってきました。
〇醸造について
オレンジワイン造りの難しい点は、「プレス」のタイミングです。
マセラシオン期間が短すぎると十分な香味が出ず、長すぎると複雑味が主張しすぎてSHINDOWINESが目指している軽やかなワインでなくなってしまう。
そこで毎日テイスティングを行い、もろみの苦み・えぐみがなくなったタイミング(口当たりがまろやかになったタイミング)でプレスを行いました。
ブドウの果皮や種子、梗から抽出されるタンニンが優しい、とても飲みやすいオレンジワインに仕上がっております。
チャレロは7日間のスキンコンタクト、マカベウは10日間の醸し発酵。
8か月のステンレスタンク熟成後に瓶詰のブレンド。
添加物無し 亜硫酸不使用 野生酵母無濾過ブドウは手摘み有機ブドウ使用。
〇ネーミングについて
一緒にスペインでワインを造らせていただいたアレックスとマイキーの合言葉は”why not?。
その言葉の通り、偏った考えを持たず新しいアイデアにオープンな彼らと一緒にいると、私もいつの間にか「可能性は無限大」と思えてきて、なんともすごくおいしいワインが造れるかもと夢見心地になっておりました。ワイン造りを続けていくうえで彼らのようなオープンな心構えを持つことによって常にチャレンジを続け、はじめてSHINDO WINESのオリジナリティー(新しい道が開ける)が出せるようになるなと感じました。
そんなスペインでの学びを忘れないように、英語でいうwhy not?=スペイン語でpor que no?と名付けました。
” why not?”は行動の一言でもありま
す。決断に迷っている時に、そっと後ろから手を添えてくれる、後押ししてくれる魔法の言葉でもあります。サントリーの創業者鳥井信治郎の「やってみなはれ」と同じですね。
〇ラベルデザインについて
スペインに行って改めて感じたことは、ワイン造りの根幹は「気の合う仲間、家族、親族」と一緒に造ることです。
シーズン中は朝早くから夜遅くまで一日中作業を行います。
これは日本でも、スペインでも、ニュージーランドでも変わりません。
お互いを助け合えるから長時間の作業に耐えられると思います。そして一緒に作業をすることにより、お互いの絆がより深いものとなり、それがワインの品質にも表れると考えます。
ラベルに描かれている男の子=人はスペインで会った醸造家の息子で、お父さんがワイナリーで働いている時に、彼らもワイナリーで一緒にお父さんの邪魔をしながら遊んでいました。
またそこにはおじいちゃんやおばあちゃんの姿もありました。
彼らもいずれはお父さんの跡を継いで醸造家になることでしょう。
彼らのプレイフルな様子がワインにとてもマッチすると思い、二人の男の子をラベルのモチーフにしました。