Sumenjak シュメニャック (スロヴェニア、ポドラウィエ)
Sumenjak シュメニャック・リースリング2021
産地/スロヴェニア、ポドラウィエ
生産者/Sumenjak(シュメニャック)
品種/リースリング
ヴィンテージ/2021
アルコール度数/12.5%
容量/750ml
適温/13~17℃
Taste
ゴールドを帯びた麦わら色です。 杏子やマーマレード、はちみつ香が広がります。
僅かに火打ち石、オイリーなニュアンスも感じられます。とは言っても品種の特徴は殆ど出ていなくて、ブラインドで飲んでまず当てられないと思います。
こっくりとした厚みの中に豊かな果実味が存在します。
ぶどうそのものの躍動感や生命力に溢れ、力強さがみなぎるオレンジワインです。
同生産者の他のワインと同様に、抜栓してから15℃以下の冷暗所で1ヶ月置くと劇的に飲みやすく変化します。
Marriage
《おすすめの料理》屠畜が盛んな内陸部なので、ワインは豚肉料理と合わせることも多い。ハムやソーセージなどの加工食品をはじめ、ポークのグリルや煮込みなど。サモサなどのスパイシーな揚げ物でもワインは負けない。
Wine Making
開放型発酵槽で4日間醸し、オーク樽で12ヶ月熟成。
新樽を30%使用。
ステンレスタンクで自然清澄。
その6ヶ月後の2023年4月に無濾過でボトリング。
Story
はじめましてのシュメニャックは、スロヴェニアの北東、オーストリア国境の近くでワインを造っています。
内陸なので可愛らしいドイツ風の建物(ワイナリー)で、所有する5.5haのオーガニックの畑も、もちろん急斜面にありました。
植わっている品種は、スロヴェニアでは珍しいドイツ系のリースリング、(スロヴェニアでリースリングと言えば、ラスキリースリングが作付け面積はナンバーワン) その他、ミュスカ、シャルドネ、ピノブラン、ピノグリ、ソーヴィニョンブラン、ピノノワールなどです。
「私の主な関心ごとは畑です」そう答えるのは当主のシュレチコ。
マイクロクライメイトと土壌、そして生産者の仕事ぶりがワインに影響を与えることは明確だからです。
「 畑に肥料を蒔いたり、除草剤や合成防腐剤を使用したりしたくありません。ぶどう木への負担は軽くしたいからです。適度な熟度で健全なぶどうを収穫しています」と。
概ねほとんどのワインがマセラシオンされ、発酵と熟成も可能な限り自然に行われます。醸しワインの力強い躍動感・生命力をご賞味くださいませ!!