ウッディファーム&ワイナリー
The Trial Batch TOKIIRO 2022 トキイロ2022
品種 ピノノワール50%・アルバリーニョ50%
産地 山形県かみのやま市産 生居畑 植ノ山畑
Alc 11.6%
醸造所 ウッディファーム&ワイナリー (山形県上山)
@zao_woody_farm
※無濾過
※生産本数 290本
※要冷蔵
山形【ウッディファーム&ワイナリー】さんより
新しい可能性を探る挑戦を行う「The Trial Batch‐トライアルバッチシリーズ」
新作リリースです!
今回はウッディファームで2020VTからワインメーカーとして勤める白井飛鳥さんが手掛るトライアルバッチ!
今回は1樽だけの醸造と瓶詰めで、本数は290本の少数生産!
とっても珍しい「ピノノワール」と「アルバリーニョ」を混醸ワイン!
ややピンク・オレンジ色でアルバリーニョのスッキリした酸味と柑橘の香りにピノノワールの赤い果実味。
余韻にはしっかりしたミネラル感を捉え、独自の個性を持ち合わせています!
オレンジワインとロゼの良さを一本にまとめた贅沢なトライアルワイン!
是非、この機会にお試しください(^^)
作り手さんから
引用:ウッディファーム&ワイナリー
〇コンセプト経緯について
2022年のピノノワールの収量不足から生じたアクシデントをきっかけに、新たなトライアルが始まりました。
収量不足に対処するため、この年のアルバリーニョを相棒に選びました。
アルバリーニョは酸が高くシャープな特性を持っており、ピノノワールとの組み合わせにより、両者の美点が引き出されることを期待しました。
〇醸造について
ピノノワールは低温浸漬を行い、果皮から赤い要素や厚みを引き出しました。一方、アルバリーニョは全房のままプレスし、その清涼感と華やかな香りを生かしました。両者の果汁をタンクへ移し、発酵と熟成を経て、バランスの取れた心地よい酸を持つワインが誕生しました。
さらに、収量不足に直面したスイスクローンのピノノワールに対し、アルバリーニョとの混醸を試みました。
ピノノワールは低温浸漬後、全房のアルバリーニョと合同でプレスし、美しい赤紫色の果汁を得ました。
その後、速やかに古樽で熟成させ、亜硫酸を添加して安定させました。
MLFを避け、静置して熟成させた結果、クリアな鴇色のワインが完成しました。
〇仕上がりについて
このトライアルは品種双方の利点を活かし、素晴らしいワインを生み出すことに成功しました。ピノノワールの厳しい収量不足にもかかわらず、創意工夫と試行錯誤によって、高品質でバランスの取れたワインを作り上げることができました。
〇味わいについて
アルバリーニョとピノノワールの混醸で生まれた、このワインは赤みわずかに帯びたオレンジ色で、華やかな香りとメリハリのきいた酸というアルバリーニョの特徴に、ピノノワールの赤い果実の要素を纏います。
一般的にブレンドされる事のない品種の織りなす景色をお楽しみください。