ウッディファーム&ワイナリー
Sauvignon Blanc 2023 ソーヴィヨンブラン2023
品種 ソーヴィニヨン・ブラン100%
産地 山形県上山
Alc 12.2%
醸造所 ウッディファーム&ワイナリー (山形・上山)
特徴:◆無濾過◆フレッシュな酸味◆マスカットの香り◆樽なし
青々しく華やかなマスカットの香りにフレッシュな柑橘系の酸味が特徴的なソービニヨンブラン。
色味はクリアなレモンイエロー。
時間の経過でトロピカルな印象へ変化していくので、ゆっくり楽しんでほしい一本です。
お食事はお野菜をメインにしたサラダやシーフードをオススメ致します!
夏にはしっかり冷やしてフレッシュさを楽しんでいただきたいです。
是非お試しください。
生産本数は3254本です♪
作り手さんから
引用:ウッディファーム&ワイナリー
〇コンセプト経緯について
観測史上初を何度も聞いたVTでした。
山形の4~10月の積算温度は過去最大となり、農業を営む全ての人にとって体感した事が無い暑い年だったでしょう。
ソーヴィニヨンブランにしても熟すのが非常に早く、ここまで完熟した事はありません。
さらに新規に設置したレインカットが功を奏し、ブドウは健全そのもの。
2枚の畑の良さと熟度の差を活かせるように別々に仕込み、後ほどブレンドする事でフレッシュ感と完熟という両立を目指しています。
〇味わいについて
やや黄色みを帯びた色合い。抜栓直後はフリンティな香りで閉じ気味ですが、口に含めば直ぐトロピカルフレーバーと新緑の木々の香り。
マイルドな酸味の中にグレープフルーツの様な苦味がある事で全体を引き締めています。
特に暑い年の山形のSBとしてお楽しみください。
〇ぶどうについて
梅雨明け後の連日の猛暑日。新梢の成長も抑制され普段よりも早くヴェレゾンを迎え、お盆前には完了していました。
例年ならお盆以後は徐々に気温が下がり始める山形も猛暑日が続くことで、みるみる間に完熟していきます。
酸落ちが懸念されたので、当初より前倒しで収穫を行いました。
〇醸造について
2枚あるSB畑は熟度の差が異なり、それぞれ別日に収穫し、スキンコンタクトの時間や澱引きのタイミング、酵母、発酵温度などを変えています。
前半収穫の生居畑からは3MHとエステル、フレッシュ感を40%、後半収穫の高台畑からは4MMPとジューシーな口当たりを60%それぞれブレンド後に亜硫酸添加しタンクで約7か月静置しています。
瓶詰め前に澱引きし、最後の亜硫酸添加を行い無濾過で瓶詰めしています。
前年のSB仕込み量が少なく思いのほか早くリリースされる事を見越して、クロージャーを2種類使っています。
最初はDIAM5からリリースしております。
抜栓後すぐよりも翌日以降の方が、香りや味わいが開放されより美味しく感じるでしょう。