RAMILO / ラミロ
RAMILO VITAL BRANCO 2020 / ラミロ ヴィタル ブランコ 2020
タイプ 白ワイン
品種 : ヴィタル100%
Alc 12%
【醸造について】
粘土石灰岩、砂土壌の畑から手摘み収穫。
プレス、天然酵母でステンレスタンクで自然発酵。
ステンレスタンクでバトナージュ。
フレッシュかつミネラル溢れるアロマ。口当たりは、ストラクチャーと独自の塩味に驚かされ
る。
【RAMILO / ラミロついて】
ポルトガルワインのミネラル、美しい酸に驚かれる⽅も多いかもしれませんが、ここにまた新たな新鮮さをを併せ持つワイナリーをご紹介します。
Ramilo(ラミロ)。20世紀初頭、ラミロ家の曽祖⽗マヌエル・フランシスコ・ラミロが⼟地の⼤部分をワイン⽣産に充てていたため、ラミロ家にワインがもたらされた。
しかし、次の世代は20世紀半ばのヨーロッパの経済危機により、ブドウ畑の⼭地の地形による⾼い⽣産コストが補償されなくなり、また、この地域の険しい地形での時間と過酷な労働のために、ブドウ畑は徐々に姿を消してしまうのだ。
それにより、他の地域のワインの販売とマーケティングに集中した時代もあったが、始まりから4世代後の2013年。
ヌーノ・ラミロとペドロ・ラミノは、彼らの⽗親から4世代にわたる家族の伝統を受け継ぐよう伝えられた。
しかも、⾃分たちの⽅法でワインを造るという条件付きで。
その瞬間から、ペドロ・ラミロとヌーノ・ラミロの兄弟はこの地域の数千年にわたる伝統を取り戻すべく、すべてを捨てて原点に⽴ち返った。
まずはぶどう農園を復旧させ、古いブドウの⽊を救い、新しい⽊を植え、コラレスの本物のブドウ畑と、この地域の⾼貴な品種を忘却の彼⽅から救い出すことに成功した。
彼らの使命は、⼀族の遺産と伝統に敬意を表し、有名なコラレスワインの産地にあるキンタ・ド・カメイジョと、歴史的な町シントラとマフラの間にあるアルケイダン村にあるキンタ・ド・カサル・ド・ラミロでワインを⽣産すること。
海に近いにもかかわらず、リザンドロ川の深い渓⾕とそこに合流する無数の⼩川が、朝晩の湿度と午後の暑さを特徴とする微気候を⽣み出し、成熟期には30℃に達すること
もしばしば。
この気候と岩⽯質の⼟壌が、⾮常に特殊なワインの⽣産を可能にし、国内の他の産地では必ずしも容易ではないバランスを⽣み出す。
ポルトガルのワインの歴史でも⼤切な場所であり、素晴らしい産地、”コラレス”から届くRAMILOのワイン、どうぞお試しください。