Chinado / チナド
Chinado Curtimenta 2022 / チナド クルティメンタ 2022
タイプ オレンジワイン
品種 ヴィタルとフェルナオンピレスが主体のフィールドブレンド
Alc 12%
生産本数2772本
【醸造ついて】
アルコバサに位置する大西洋から12kmの化石や貝殻を多く含む粘土石灰質土壌。
標高120mの東向き、南向きの2つの畑からなる。1960年代の古い葡萄畑15Kgの木箱に手作業で収穫。
畑で選別し、除梗の前に全ての房をチェックする。
14日間のスキンコンタクト。
1日2回、手作業で優しくデレスタージュを行う。
4つの使用済みの225Lのフレンチオーク樽と (40%)、ステンレスタンク(60%)で6ヶ月間熟成したものをブレンド。ノンフィルター。
【味わいについて】
茶葉やレモングラスの香り。
適度な酸味と柔らかいタンニンを併せ持ち、しっかりとしたフィニッシュが魅力的なワイン。
【Chinado / チナドについて】
サウンドエンジニアとして活躍していたジョアン・テレソは、リスボンの北にあるアルコバサの祖⽗が持っていた古いブドウ畑が⼿放されることを知り、ワイン造りの経験が全くないながらに、その畑の⾯倒を⾒ることにしたのだ。
アルコバサ地区の樹齢40年から60年の古⽊からなるこの畑は、粘⼟⽯灰質⼟壌。
東⻄向きの2区画。
⽩葡萄ではフェルナン・ピレスとヴィタル。
⾚葡萄ではカステラオンとバガが主なブドウ品種。
ワインが好きではあるけれど、ワイン造りの経験がないジョアン・テレソには、強⼒な助⼈がいた。
友⼈であり、Esperaのワインメーカー、そしてコンサルティングとしてポルトガル内外で活躍しているロドリゴ・マーティンだ。
彼らは2017年から⼀緒にワインを造り始め、それからすぐしてジョアンは葡萄栽培とワイン造りに惚れ込み、2018年には最近まで放置されていた近辺の2つのブドウ畑の⼿⼊れをすることになる。
ジョアンのワイン作りに対するビジョンは、サステイナブルな⽅法でワイン作りをすることである。
これは、ブドウと少量の硫⻩だけを使い、⼟着酵⺟を使ったワイン作り。
彼は⾔う。“私たちがこの放棄されたブドウ畑の⼿⼊れを始めたとき、古い曲がったブドウの⽊があり、私たちはこの畑に何を期待しているのかよくわかりませんでしたが、すぐにこの畑から単⼀畑のワインを造ることを思いつきました。
これらは全てこの⼟地のポテンシャルを感じるフィールドブレンドのワインです“