espera / エスペラ
espera Palheto 2022 / エスペラ パリェット 2022
タイプ パリェット=混醸
品種 最良のヴィタルとフェルナン・ピレス(古樹)、アリント、ビカル、トウリガ・ナシオナル含めた20種類以上の品種のフィールドブレンド
Alc 12.5%
生産本数2300本
【醸造について】
大西洋気候、樹齢50年の2つの異なる畑。
石灰岩を含む粘土質土壌15kgのケースに手摘み収穫。
1000kgのタンクで6日間の自然発酵。
古いフレンチオーク樽300Lと700Lで仕上げ発酵。同じ樽で7ヶ月間の熟成。
【味わいについて】
美しい淡いルビー色、ミネラル、チェリー、洋ナシ、フローラルでスパイシーなニュアンス。
エレガントで力強く、フレッシュな味わい。
【espera / エスペラについて】
エスペラのロドリゴ マーティンは、ポルトガル、リスボンのアルコバサでブドウ栽培とワイン醸造の修⼠号(リスボン⼤学)を取得した後、2007年にワインメーカーとして
の道を進み始める。
2009年にはポルトガルの様々なワイン産地でコンサルティングワインメーカーとして働き始め、イタリアやブラジルで経験を積み、2009年から2014年まで、様々なワイン産
地(ドウロ、リスボア、テージョ、セトゥーバル、アレンテージョ)の企業で、異なるスタイルのワインをつくりあげた。
そして2014年。アルコバサにある2つの異なるブドウ畑の⼿⼊れをする機会を得たことからエスペラのプロジェクトが始まった。
⼤⻄洋の気候と粘⼟⽯灰質の⼟壌などのブドウ畑の⾃然条件を反映した、⾃然なワインを造ることを⽬標に掲げ、彼⾃⾝が飲みたいと思うワインを作るために、売上を気に
することなく、常に⾃然を尊重することを⽬的とし、醸造時にも化学物は⼀切使⽤せず、瓶詰め前に少量の硫⻩を使⽤するだけの、テロワール重視のワインを造る。
現在は、アルコバサに4つ、そして彼が⽣まれ育ったオビドスに2つ、計6つの畑を運営し、ブドウ品種が持つキャラクターの完璧な表現を実現したいと考えている。
Espera=“待つ”ということ。彼らの最初のヴィンテージは2014年だったが、ワインを販売し始めたのは2018年末。ワインを市場に出すまでに急がず、プレッシャーをかけ
ず、必要な時間をしっかりかける。フレッシュかつフルーティーなのに飲みやすいだけではないエレガントさは、彼のこれまでの経験あっての味わいである。
2022年にはポルトガルに数いる醸造家の中から素晴らしいワインを造る醸造家に贈られるエノロジスト・オブ・ザ・イヤーにも選ばれた。