espera / エスペラ
espera Curtimenta 2022 / エスペラ クルティメンタ 2022
タイプ オレンジワイン
品種 フェルナオン・ピレス100%
Alc 13%
【醸造について】
大西洋気候、北東向きの石灰岩を含む粘土質土壌
15kgのケースに手摘み収穫。17日間のスキンコンタクト。天然酵母での自然発酵。ステンレスタン
クとフレンチオークの新樽で6ヶ月の熟成。
【味わいについて】
オレンジの皮のニュアンス。
典型的なブドウ品種と醸造スタイル。濃厚でフレッシュ。
クリスピーなテクスチャー、心地よい長い余韻。
可能であればデキャンタージュしてから飲むとより良い。
【espera / エスペラについて】
エスペラのロドリゴ マーティンは、ポルトガル、リスボンのアルコバサでブドウ栽培とワイン醸造の修⼠号(リスボン⼤学)を取得した後、2007年にワインメーカーとして
の道を進み始める。
2009年にはポルトガルの様々なワイン産地でコンサルティングワインメーカーとして働き始め、イタリアやブラジルで経験を積み、2009年から2014年まで、様々なワイン産
地(ドウロ、リスボア、テージョ、セトゥーバル、アレンテージョ)の企業で、異なるスタイルのワインをつくりあげた。
そして2014年。アルコバサにある2つの異なるブドウ畑の⼿⼊れをする機会を得たことからエスペラのプロジェクトが始まった。
⼤⻄洋の気候と粘⼟⽯灰質の⼟壌などのブドウ畑の⾃然条件を反映した、⾃然なワインを造ることを⽬標に掲げ、彼⾃⾝が飲みたいと思うワインを作るために、売上を気に
することなく、常に⾃然を尊重することを⽬的とし、醸造時にも化学物は⼀切使⽤せず、瓶詰め前に少量の硫⻩を使⽤するだけの、テロワール重視のワインを造る。
現在は、アルコバサに4つ、そして彼が⽣まれ育ったオビドスに2つ、計6つの畑を運営し、ブドウ品種が持つキャラクターの完璧な表現を実現したいと考えている。
Espera=“待つ”ということ。彼らの最初のヴィンテージは2014年だったが、ワインを販売し始めたのは2018年末。ワインを市場に出すまでに急がず、プレッシャーをかけ
ず、必要な時間をしっかりかける。フレッシュかつフルーティーなのに飲みやすいだけではないエレガントさは、彼のこれまでの経験あっての味わいである。
2022年にはポルトガルに数いる醸造家の中から素晴らしいワインを造る醸造家に贈られるエノロジスト・オブ・ザ・イヤーにも選ばれた。