LES VINS VIVANTS / レヴァンヴィヴァン
シードル2023 みずいろ
品種 サンふじ、紅玉、シナノゴールド
産地 長野県東御市 自社畑リンゴ及びJA購入リンゴ
Alc 7.5%
醸造所 LES VINS VIVANTS レ・ヴァン・ヴィヴァン
※ 亜硫酸無添加
※無濾過 、無清澄
※野生酵母
※無補糖、無補酸
※デゴルジュマン済
※アンセストラル法
大人気ワイナリー【LES VINS VIVANTS】さんから新作リリース!
優しい泡が包み込んでくれるようなシードル「みずいろ 2023」のご案内!
化学農薬、化学肥料を使用せず、果実本来の力を活かす栽培方法と野生酵母を使用し、無添加、無濾過で仕上げる自然にも体にも優しいシードルです。
完熟したリンゴの風味と蜜を感じる甘味。
柔らかい泡と余韻の酸味が相まって爽やかでチャーミングな印象を与えてくれます。
最初の一口から心掴まれる味わいです(^^)
今回のみずいろ2023は例年より「ジューシーさ」が際立つ仕上がり。
これからの季節にしっかり冷やして楽しんでほしいですね!
作り手さんから
引用:LES VINS VIVANTS
〇りんごについて
自社畑で栽培したリンゴとJAから購入したリンゴを使用。
品種構成はサンふじ(晩生種)が47%と中生種が53%。
〇醸造について
・リンゴを破砕して化繊の袋に入れて、空圧式のメンブレンプレス機で強い圧力で一気に搾汁。
・密閉型のプラスチックタンクにて野生酵母で発酵が始まるのを待ちます。
・デブルバージュは行わず、発酵を促す加温も行わない。
・今年は5日でアルコール発酵が始まり、仕込み始めてから約2ヶ月後に発酵の終盤で瓶詰め。
アンセストラル製法(瓶内1次発酵)で辛口に仕上げる。
・瓶内で3ヶ月熟成後、澱を取り除くためのデゴルジュマンを行い、甘さの調節も行わない。
・今年は例年に比べるとやや残糖があり、みずいろとしてはボリューム感がある。
・例年よりやや早めのタイミングで瓶詰めしたのでガス圧はやや高めだが、強過ぎず弱過ぎずで丁度良い。
・今年は紅玉由来のしっかりした酸味が良く出ている酸味が特徴的なシードル。
・仕込みから瓶詰まで一切の亜硫酸は添加をしておらず、無濾過、無清澄。
〇仕上がりについて
例年みずいろは11月に仕込むのですが、スケジュールの関係で2023年は12月の仕込みになりました。
にも関わらず発酵は過去最速の5日目で始まり、中盤までは非常に速いスピードで発酵が進みました。
しかしやはり12月の仕込みということもあり外気温の低下とともに発酵もゆっくりになり、瓶詰めのタイミングまで結局2ヶ月かかりました。
その後も瓶内でゆっくりと発酵が進み例年に比べるとやや残糖があるかたちになりました。
リンゴも少し追熟したことでフレッシュさだけではない味わいに
なりました。
これらが全て良い方向に出たので今までにない素晴らしい味わいのシードルになりました。
〇味わいについて
5シーズン目になりますが、これでも色々と考えながら追求しています。
今年は仕込みを遅らせてみました。
みずいろは液体の厚みよりも飲みやすさ、軽さを考えて造っています。
みずいろに使うりんごは追熟を考えずフレッシュなままに仕込みますが追熟をさせた事で、出来上がりの感じが変わりました。
口に含んだ瞬間はドライフルーツにしたりんごの甘さや香りを感じますが、その後すぐにヨーグルトようなの酸味が全体に広がります。
今年は特にとても納得のいく仕上がりになりました。
〇注意点
吹きこぼれ防止のため澱を取り除くデゴルジュマンをしていますが、若干の澱があります。
ガス圧もそれ程高くないので吹きこぼれる事はほとんどないと思いますが、開栓前には冷蔵庫で十分に冷やして瓶を振らずにゆっくりと開栓して下さい。