フジマル醸造所
Tabletop 橙色 2023
品種 デラウェア100%
産地 山形県置賜地区
Alc 13%
醸造所 清澄白河フジマル醸造所 (東京・清澄白河)
@fujimaru_tokyo
※酸化防止剤無添加
※無濾過
※無補糖、無補酸
※生産本数762本
『ワインを日常に』をコンセプトに日本の原料のみでワインを造り続け、日本の食卓に寄り添うような味わいを目指すフジマル醸造所さんよりワイナリーを代表するオレンジワインをご紹介致します!
色味はやや薄橙色。
開栓時のキャンディー香は控えめで柑橘系の香りとアルコール感。
キレのある酸味にドライな口当たり。
しっかりしたボリューム感があります。
味わいのインパクトが強く、ぜひ中華料理やエスニック料理に合わせて楽しんでほしいと思います(^^)
昨年とは違った表情を見せた23年の「橙」22年VTとの飲み比べなどもおすすめです♪
是非お試しください!
作り手さんから
引用:FUJIMARU WINESHOP
〇ぶどうについて
山形県おきたま地区の農家さんから届いたぶどうで造りました。
23 年はとても暑かったため例年よりも糖度がかなり高く、その代わり酸が控えめなのが特徴的でした。
昼夜の寒暖差があまりなかったことが原因で完熟していても着色があまり進まなかったそうです。
ぶどうを食べてみると明らかに例年にも増してとても甘く、キャラクターの違ったワインが出来上がるのが楽しみでもあり、今までにはない特徴に試行錯誤した年でもありました。
〇醸造について
橙色を仕込む際に一番大事にしたいと考えているのが、香りの華やかさとしっかりと続く心地よい余韻です。
今回も香りの部分で必要な要素はマセラシオンカルボニックの醸造方法で引き出しています。
23 年は例年よりも熟度が高く果皮から抽出できるキャラクターがしっかりとあると感じたので、少しチャレンジではありましたがマセラシオンカルボニックで房ごと 14 日間密閉タンクで発酵、その後プレスしそこからさらにステンレスタンクで 14 日間の発酵を行いました。
味わいの余韻で大事になるのがこれとは別に仕込むスキンコンタクトのオレンジ。
こちらは除梗破砕後開放タンクで 18 日~20 日間発酵し、この 2 種類のオレンジをボトリング前にブレンドしてバランスを取っています。
亜硫酸無添加でボトリング。
着色があまり進まなかったため、色調は控えめな橙色に仕上がったのも 23 年らしいキャラクターです。
〇味わいについて
橙色の特徴である杏仁・ラムネ・バナナのような要素にかすかにジャスミンのような爽やかな香りも感じられます。
味わいは糖度の高さをしっかり感じられるような厚み、アフターには柑橘系の心地よい苦味とシトラス感が続きます。
橙色らしい飲み口の良さと同時に 23 年らしいふくよかなデラウェアの特徴をお楽しみください!
〇ご注意ください
フジマル醸造所のワインはすべて、酸化防止剤の添加を最小限にとどめています。温度変化にさらされますと品質劣化の恐れがございます、低温での管理(15度以下)をお願いいたします。