ぶどうと活きる
MBA 2021 「トラ」
品種 マスカット べリーA100%
産地 山形県山形市本沢地区産
Alc 11%
委託醸造所 Yellow Magic Winery
栽培者 ぶどうと活きる
※酸化防止剤未使用
※無濾過、無清澄
果実が溢れるかの様な味わいにキリッとした酸味。色味は薄にごりで、ブドウ本来の風味を感じることが出来ます。
果実味の表現が秀逸で、常温でも充分楽しめますが、スルスル系の飲み心地を楽しんでもらうには冷蔵庫で冷やしめにしてから、徐々に温度を上げていくのがおすすめです!
これからも「ぶどうと活きる」が作るワインに大注目です(^^)
生産本数が少なく、おひとり様一点のみのご案内とさせていただいております。
『ぶどうと活きる』とは?
引用:ぶどうと活きる
山形市本沢を拠点とする新世代の兼業農家ユニットです。
近年、農家の高齢化、後継者不足から廃園、耕作放棄地が増え減少していく地元のぶどう畑を守りたいと誕生しました。
作り手からのコメント
畑について
原料はマスカットベリーAです。
このベリーAは僕たちが活動を始めて、最初に植えたぶどうです。
最初に作るワインは「ぶどう活きる100%」にしたいと思い、栽培している中で一番「ぶどうと活きる」が凝縮しているベリーAだと感じ選びました。
定植3年目のベリーAがヨーロッパ品種に改植される為、伐採寸前でした。
「日本品種なめんなよ」そんな想いから何としても収穫して旨いワインにしたいと強い気持ちがあり、細心の注意を払い傷つけないようにを掘り起こし植えなおしました。
通常、4年で初なりが収穫できるのですが、この木は移動のダメージを回復するのに時間が必要で7年を有しました。
定植に選んだ場所は日当たりの良い東向きの排水性が高い斜面で、その他の生育条件も良く、僕たちのぶどう園の中でも一等地です。
醸造について
Yellow Magic Wineryの岩谷さんに指導をいただきました。
ワインのコンセプトは「さらっと飲みやすいワイン」。初めての醸造作業の為、言われるがまま、ガムシャラに作業を進めました。
内容は除梗は行わず、全房で低温マセラシオン・カルボニックを40日間発酵を行いました。
その後、垂直式プレスを行い、再度30日間の発酵後、瓶詰めしました。
味わいについて
飲み口はスルスル系の軽めで辛口。
最初に決めたコンセプト通りに仕上がっており、「さすが岩谷さん!」という気持ちでした。今回は初の醸造でほとんど岩谷さんに頼ってしまったのが悔しかったです。
ラベルデザイン「トラ」の理由ですが、醸造した年が寅年だったことと、産年の干支がトラ年だったためトラを選びました。
トラの様に力強さを目指して!