SOMOS / ソモス
SevenEves Carbonic Gris-セブンイブス カーボニック・グリ
Varietal:ピノ・グリ100%
Alc :12.8%
Closure:Screw Cap
全て除梗され、ステンレスにて自然醗酵および約 10 日間のカーボニック・マセレーション。
オーク樽(古樽) へとプレスされ、MLF 後に少量の亜硫酸を添加。
その 後は無添加のままボトリング。
ノンフィルター、清澄剤不使用。
赤みがかったオレンジ色、紅茶やミニトマト、キウイ などセイヴァリーかつ特徴的なアロマ。
親しみやすいフルーツ感は残しつつも、しっかりと感じるタンニンがワインとしての個性を特徴付けている。
【SOMOS / ソモス】
2013 年設立 McLaren Vale, South Australia
Owner Winemaker : Mauricio Ruiz Cantu / マウリシオ・ルイス・カントゥー
SOMOS / ソモスは 2013 年南オーストラリア州マクラーレン・ヴェイルに設立されたワイナリー。
オーナー醸造家はメキシコ人のMauricio Ruiz Cantu / マウリシオ・ルイス・カントゥー(1988 年生まれ)。
主にマクラーレン・ヴェイルおよびアデレード・ヒルズ産のビオディナミ/オーガニック農法で栽培されたオルタナティブ品種から、最低限の人的介入アプローチでクオリティに真摯に、さらに挑戦心と遊び心溢れるスタイルで多彩なワインを生み出しています。
マウリシオはメキシコ生まれ、10 代の頃から醸造家としての経験を積んでいましたが、メキシコの大きな工業的ワイナリーで働いている時に限界を感じ、オーストラリアへの移住を決意します。
アデレード大学へと留学し、醸造学および栽培学を学び、そこで出会ったオーストラリア人の友人と意気投合。
卒業と同時に自分たちでのワイン造りをスタートさせます(現在はこのパートナーシップは解消されています)。
当初は伝統的なスタイルから始めましたが、それだけで彼の創造性が満たされるわけもなく、必然的にバルベーラやヴェルメンティーノ、メンシアやヴェルデーリョといったマイナーなオルタナティブ品種に取り組むようになりました。
醸造面でも野生酵母による自然醗酵、最小限の亜硫酸以外の添加物を用いない最低限の人的介入アプローチを実践し、さらにペットナットや長期間のスキン・コンタクトなど、常に挑戦を忘れずに試行錯誤を繰り返すことで実に刺激的なワインをリリースしてくれています。
2021 年には念願となる自前の醸造所も新設され、今後の展開からいよいよ目が離せません。