フジマル醸造所
BUDOU TO IKIRU DELAWARE 2023
品種 デラウェア100%
産地 山形県山形市本沢(ぶどうと活きる)
Alc 13%
醸造所 清澄白河フジマル醸造所 (東京・清澄白河)
@fujimaru_tokyo
※酸化防止剤無添加
※無濾過
※無補糖、無補酸
※生産本数700本
『ワインを日常に』をコンセプトに日本の原料のみでワインを造り続け、日本の食卓に寄り添うような味わいを目指すフジマル醸造所さんより!ネオ兼業農家ユニット「ぶどうと活きる」さんのデラウェアを使った【BUDOU TO IKIRU DELAWARE 2023】がリリース!
オレンジがかったイエロー。
デラウェアのキャンディー香とジューシーでトロピカルな果実味。
タンニンを感じるビターな余韻がバランスよく表現されています!
フレッシュな酸味もありながら、コクと出汁っぽい旨味もありますね!
ぎゅっと凝縮した『ぶどう感』を楽しめる一本です(^^)
アルコール感がしっかりあるので、シンプルな味付けのお肉料理に合わせて楽しんでほしいと思います(^^)
スタートは冷やしてお飲みください!
作り手さんから
引用:FUJIMARU WINESHOP
〇ぶどうについて
2020年の仕込みからデラウェアを分けて頂いている、ネオ兼業農家ユニット「ぶどうと活きる」さんのデラウェア。
山形市本沢地区の若者たちが、故郷のぶどう畑の風景を残したいと、跡継ぎのいない畑を受け継いだり、高齢農家さんの畑を手伝うことでワイン用ぶどうを栽培。
平日はそれぞれのお仕事をしつつ、仕事の前後や休日に心を込めて畑を手入れされています。
23年は猛暑が続き雨も少なく完熟度がとても高いぶどうでした。
夜も暑い日が多かったため着色があまり進まなかったのも 23 年の特徴です。
〇醸造について
雨が少なく暑い年というのが分かりやすく糖度の高さに表れていましたが、やはりそれに比例して酸が低く例年とはかなり印象の違うワインになることが想像できました。
それなら果皮の特徴まで全てしっかりと抽出して、”23 年のぶどうと活きるデラウェア”をあますところなく感じられる一本にしようと今年のキュヴェの方向性を決めました。
ホールバンチでプレスしシンプルに発酵させた白と、セミマセラシオンカルボニックで発酵を行ったオレンジの2種類を同時に仕込み、後者は丁寧に選果したぶどうを房ごと投入し密閉タンクに14日間、そのタンクを開け全房でプレスしてから発酵が終わるまで14日間と少し長めの発酵期間をとり、ぶどうの果皮からの要素を慎重かつ最大限に抽出。
この造りができるのは、私がこのデラウェアを信頼しているからなのだなとしみじみと感じながら見守りました。
〇味わいついて
白のみだとアルコールの高さが際立つドライな味わいですが、オレンジを加えることによって出来立てのデラウェアらしいパイナップルやバナナの香りが感じられるようになります。
華やかさと果皮由来のビターな味わいが心地よい 1 本に仕上がりました。
〇ご注意ください
フジマル醸造所のワインはすべて、酸化防止剤の添加を最小限にとどめています。温度変化にさらされますと品質劣化の恐れがございます、低温での管理(15度以下)をお願いいたします。