ウッディファーム&ワイナリー
The Trial Batch Porky Pink 2022‐ポーキーピンク2022
品種 ソーヴィニヨンブラン71% シャルドネ16% メルロ13%
産地 山形県かみのやま市産 生居畑 植ノ山畑
Alc 11.6%
醸造所 ウッディファーム&ワイナリー (山形県上山)
@zao_woody_farm
※無濾過
※総酸度 7.6g/L
※pH 3.49
※生産本数 379本
山形【ウッディファーム&ワイナリー】さんより
新しい可能性を探る挑戦を行う「The Trial Batch‐トライアルバッチシリーズ」
新作リリースです!
今回は長年NZを中心に世界で経験を積んで上山で新規就農をめざす 佐藤正季さんが作るトライアルバッチ!
液色は鮮やかな桃色。
開栓後すぐにベリー香と爽やかなミント系の香りを感じられます。
味わいは酸味とジューシーな甘みを感じ、可愛らしい仕上がりです。
時間の経過によりコクと苦みを感じられ「重さ」も増す様な印象でした!
作り手さんから
引用:ウッディファーム&ワイナリー
〇醸造家について
2021年からウッディで研修していた佐藤正季さんによるTrialシリーズです。
NZのワイン専門学校を卒業後に、世界中の銘醸地を訪ね、働いてきた豊富な経験と胆力が武器。
NZの【ヴィラマリア】でもヴィンテージワーカーとして活躍していた日本人、佐藤さん。
現在は上山で独立開業に向けて畑を開墾中です。
寡黙ながら行動力と胆力が並外れており、誠実さが雰囲気全体から溢れ出しているのが特徴です。
〇コンセプト経緯について
根強いファンのお陰でコンスタントにリリースされるTrialシリーズは、【試作品】としながらも味わいに妥協はありません。
NZ経験が長い彼が選んだ品種は、もちろんソーヴィニョンブラン。
非常に厳しいVTで予定の収量が取れない事が判明した中で生まれたトライアルです。
ウッディのSBを主体に付与したい要素を補う赤ワインをブレンドする事で表現し
ています。
特にメルロが含まれる事で、これまでにないフレーバーに変化しています。
【手品】という名前を付けたトライアルには、種も仕掛けもございません。
積み上げてきた経験が成せる手数の多さが功を奏した結果です。
〇味わいについて
鮮やかなザクロジュースの様な色合いに、エキゾチックフルーツの香りへイチゴのニュアンスが混じります。
風味は様々な要素を見せながら、一体感があります。
〇醸造について
スキンコンタクトされたソーヴィニョンブラン果汁のプレス区分を活用したトライアルです。
清澄された果汁は速やかに酵母添加され、順調な発酵経過を辿りながら終了しています。
味わいには見事にチオールが表現されており十分な厚みはありました。
そこへニュートラルな酵母で発酵されたシャルドネの原酒がブレンドされ、プレス由来のやや緩い構造が改善されています。
そのまま12月まで静置し、馴染んだ頃合いで21VTの樽熟していたメルロの原酒をさらにブレンドする事で、ウッディのSBには目立たないメトキシの青さと、鮮やかなアントシアニンがプラスされカシスやイチゴのニュアンスが付与されています。
還元的な状態で一冬越したところで、亜硫酸で固定され無濾過で瓶詰めしています。