さっぽろ藤野ワイナリー
flowing water NV フローイングウォーター 発泡なし
品種 バッカス21年 67.4% ケルナー22年 32.6%
産地 北海道三笠市達布、余市町登産
Alc 12.5%
醸造所 さっぽろ藤野ワイナリー
@sapporo_fujino_winery
※野生酵母発酵
※野生の乳酸菌による MLF
※無補糖、無補酸
※無清澄、無ろ過で瓶詰
※亜硫酸塩添加あり 15ppm
※要冷蔵保管
【さっぽろ藤野ワイナリー】さんより「fシリーズ」新作が届きました!
爽やかで華やかなマスカットの香り!
柑橘系のすっきりした酸味と苦味。
蜜のニュアンスと青りんご感が感じられます。
心地よい口当たりで優しい印象のワインです。
冷やしてさっぱりと楽しむもよし、温度を上げて旨味を演出するもよし!
お好みに合わせてお楽しみください(^^)
作り手さんより
引用:さっぽろ藤野ワイナリー
〇今回のワインコンセプトについて
北海道らしさとは何かを追求していくワインがこの通称「f シリーズ」になります。赤の「fire place」、ロゼの「flower road」、今回の白は「flowing water」となります。
「北海道」の「海」を借りてそこからさらにイメージされる「流れていく水」のような北海道の白ワインを造りました。
〇ぶどうについて
空知の三笠市達布や余市町の契約農家さんからのブドウを使用しています。
2021 年の北海道は全般的に春先から気温が高く推移し、結実も順調な恵まれた年でした。
熱い夏が長く続き、一部では干ばつ傾向での苦労もありました。
秋も温暖でしっかりと熟した年となりました。
早生品種のバッカスは酸を残すための収穫タイミングが難しい年でもありました。
2022 年は、前半は天候もスムーズに推移しましたが、夏以降は湿度が高い天候が長く続き、一部地域を除いて病害虫に悩まされた年となりました。
〇醸造について
今回の「flowing water」は、2021 年と 2022 年のブレンドでマルチヴィンテージとなっています。
2022 年 10 月中旬に収穫されたケルナーを全房の状態でスキンコンタクトを行い、低温環境下で管理し野生酵母で醗酵を進めました。
その後優しく圧搾。一晩静置後に澱引きし、主醗酵がなかなか終息せず
残糖のある状態の 2021 年のバッカスの果汁をブレンドし、ステンレスタンクで醗酵の経過を見守りました。
野生の乳酸菌で MLF(マロラクティック醗酵)も行い、熟成。醗酵終了後に澱引きし 2023 年 7 月下旬にボトリングしました。
瓶詰め時に酸化防止剤(亜硫酸塩)を添加しています。
〇味わいについて
アプリコットやマスカットのような香り、白い花や熟れたメロンのような香りも感じられます。
柑橘系の果実味やほろ苦さを、キュッとした酸が引き締めてくれます。
温度帯を少し上げるとじんわりとコクが広がり蜂蜜のような余韻も感じられます。
〇保管につきまして
無清澄剤、無ろ過のため、にごりやオリ、自然の炭酸ガスが含まれることがありますが、品質に問題はありません。
また酸化防止剤も極少量の添加のため 14℃以下での保存をお願いいたします。