Peter Weiss 2021/ピーダー・ヴァイス 2021
Pinot Noir 2021/ピノ・ノワール 2021
alc:13%
葛齢:48年&39年畑:ショプロン(クラフトナー、コーグル)
土壌:石灰岩、雲母片岩
収穫:9月下旬
醸造:オープンバットで天然酵母による自発的発酵 20日間(3分の1は全房発酵)。
バスケットプレス後、300 リットル又は500 リットルの使用済みオーク樽で 12か月間熟成。
無清澄、無濾過、瓶詰め時に、極少量(5mg/)の硫黄を使用。
グラビティ・フローにて2022年8月末瓶詰め。
ハンガリーの北西端に位置しオーストリアのブルゲンラント州に接している町ショプロンにて、古くからワインを造っている家族の下で生まれ育ち、彼で五代目。現在25ヘクタールの自社畑と1.5ヘクタールの畑を借りて合計4ヘクタールの葡萄畑をビオディナミ農法で育てています。
彼にとって理想のワインとは、個性とアイデンティティを持つワインです。
伝統的な葡萄品種を使用し、昔から続くテロワールの特徴を表すような、個性的で繊細なワインを造ることを目指しています。また、自分自身のワインをトレンドやファッションのワインではなく、流行のワインを作っていないと本人は語ります。
ワインの醸造はすべて無清澄、無濾過、ボトルング時にごく少量の硫黄のみ使用。
必要以上に人の手を加えないことが彼の哲学であるため、土壌を耕したり葉を刈ったりせず、全ての萄を手摘みで収穫し、天然酵母にて自発的に発酵させます。
彼のセラーは120年以上前から家の地下にあり、そのセラーには完璧な微生物フローラが存在しています。
そして、いくつかのステンレス鋼タンク、手動バスケットプレス、古いバレルのみで、彼はワイン作りに日々取り組んでいます。
彼のワインの生産本数は、非常に少ない為、ワインだけでの生活は難しいため、ワインショップやガソリンスタンドで働くなど、自分の作りたい理想のワイン、また家族の為に日々努力を怠らない人柄です。
また、ピーターのワインのラベルには品種やシンプルな言葉が描かれています。
彼は、ピーターは日本酒やジャパニーズ・ウィスキーを飲むことが好きで、日本語のラベルや習字から影響を受けラベルを作成しています。