Nord und Suid/ノルト・ウント・ズュート (オーストリア・ニーダーエスタライヒ)
Gemaischter Schatz NV / ゲマイシュター・シャッツNV
alc:12.5% 齢:55-65年土壌:黄土
2019年と2020年のブレンド。2019年は4週間のマセラシオン、全房にて自然発酵後、300 リットルの樽で1年間熟成。2020年は、3週間マセラシオンされ、全房にて自然発酵後、2019年のワインとブレンド。数か月熟成させたのち、無清澄、無濾過、ボトリング時に亜硫酸を極少量(15mg/以下)使用してボトリング。これは"Gemischter Satz/ゲミシュター・サッツ"ではなく、Gemaischt(浸軟)とSchatz(宝物)を掛け合わせて作った言葉。
"ゲミシュター・サッツ"をいわゆる"シャレ"で表し、まだ"宝物のオレンジワインという意味も込められています。
Nord und Suid/ノルト・ウント・ズュートオーストリア・ニーダーエスタライヒ州・カンプタール
夫婦ともに、世界最高峰のピアノメーカーで、ディレクターやピアノ技術者として働いていた夫婦であるマチルド&クリストフ・ディニエール・コラーは、様々なナチュラル・ワインに魅了され、自らワイン作りを行うため 2005 年に畑を購入。
その頃から彼らはヨーロッパや世界中の葡萄畑やセラー、様々なワイナリーを訪問する中、2017年からワイン作りをスタートして、2019年に初リリース。
畑はバイオダイナミックスをもとに動き、住居の庭と地下室にあるセラーでは科学的なアプローチは一切行わず、各葡萄園からの天然酵母でワイン作りを行っています。
足で葡萄をプレスして、マセラシオンを行い、主に木樽で無清澄にて発酵され、温度調節もせず、ボトリング時に亜酸 15mg/以下を添加、または無添加にてワインを生産。
古風で介入の少ないワイン造りの方法が、彼らのワインを愛し、飲む人々の心に触れるものであると強く言じて、ワイン造りを行っています。
このカンプタール地方特有の土壌由来のミネラルや酸を活かしたグリューナー・ヴェルトリーナーとテロワールの表現を最大に表現したクリーンかつ、柔らかなワインを生産しています。