Quinta do Olival da Murta キンタ ド オリヴァル ダ ムルタ
Serra Oca Branco 2021‐セラオカ ブランコ2021
土壌:石灰岩とローム質(粘土)
気候:大西洋のそよ風とモンテジュント山の間に作成された微気候で、
年間を通して朝霧が発生し、降水量が多い地域です。
タイプ:白
Alc:13.5%
品種:フェルナンピレス65%、アリント35%
醸造:手摘み収穫後、破砕せずに除梗。
1000ℓのタンクで品種ごとに3日間のスキンコンタクト。一部は使用済みのフレンチオーク、一部はステンレスタンクで自然発酵。1日2回のハンドプランジング。瓶詰め前にブレンド。ノンフィルター。
熟成:20%は使用済みのフレンチオーク樽、80%はステンレスタンクで10ヶ月の熟成。
黄金色で、花のニュアンス、ドライフルーツ香り。
口に含むと、非常に濃厚でフレッシュ、長く心地よい余韻。
生産量:3350本
リスボンから80km。中世の街、オビドスの近くにあるモンテジュント山の隣に位置する場所に4世代にわたって発展してきたファミリー経営の伝統的な農業施設Quinta do Olival da Murtaがあります。
この農場は、葡萄づくりをはじめ、ハーブ栽培、森林再生の取り組み等、農業への様々なアプローチをしていることで、この地域でよく知られていますが、現在は、5人のいとこたちによって、このプロジェクトを運営しています。
Serra Ocaのワインは、自然を大切にした有機栽培。収穫は手作業。天然酵母を使った醸造。そして、できるだけ低介入でワインをつくっています。
しかし、ジョアナは、自然派などの分類があまり好きではなく、「私が造るワインは、本物で、健康で、そして、このできるだけ自然な方法でワインを作ることが好きだからそうしている」と語ります。
Serra Ocaとは海の音が聞こえるという意味。近くにあるSerra de Montejuntoのこの山の中は空洞になっている為、中から海の響きが聞こえてくると言われていることに由来します。
赤品種にカステラオン、トウリガ・ナショナル、ティンタロリス、シラー、白品種にフェルナンピレス、アリント、そして新しいプロジェクトの為に植えられたモスカテルがあります。