Arnaud Combier アルノー・コンビエ
PinotNoir2021 ピノ・ノワール 2021
ぶどう ピノ・ノワール100%
地質 粘土石灰質
野生酵母
亜硫酸無添加
手摘みで収穫後、コンクリートタンクにてインフュージョン。
澱とともにタンクで熟成。
亜硫酸無添加。
赤や黒の小さな果実のアロマとスパイスのニュアンス。
喉越しの良さと旨味のある味わい。フレッシュな後味が特徴です。
相性の良い料理:ブフ・ブルギニョン、ステーキ
アルノー・コンビエは、ボーヌのVITIで学んだ後、マコン地区のドメーヌ・ヴァレットでフィリップと最初のステップを踏みました。
今でも非常に親しい友人です。その後、プリセのセラーで醸造を行い、シャブリのコルボワで3年間醸造を行いました。
その後可能な限り自然なワインを造りたいという思いから、1998年に祖父のサン・ヴェランの畑を引き継ぎました。
その後10年以上にわたって自然環境に配慮し、人為的な介入をさけたピュアなワイン造りを実践し活躍しました。
しかし、この念願のワイン造りは長くは続きませんでした。
長男が亡くなったとき、相続に際して管理できる畑の面積が大幅に減ってしまい、自身で所有する面積のみでは生計が成り立たないほどになってしまいます。
結果としてマコン地区でのワイン造りを断念。その後、南仏に移り醸造責任者の仕事につきながらワイン造りを行っていました。
ある日、ペズナスでジェフ・カレルと出会います。ビオディナミーのコンサルとしても著名なジェフと一緒にネゴシアン、醸造責任者、熟成担当者として活躍し始めました。
それは、彼の人生において自然なワイン造りを追求しているとき、援助が十分得られず悔しい思いをしたことへの自分なりの答えです。
今まで培ってきたワイン職人としての経験と技を惜しみなく続く世代に継承しています。
そして、彼は2018年にシャンドン・デ・ブリアイユのフランソワ・ドゥ・ニコライが15年前に友人2人と造ったで知られるドメーヌ・デ・モリエに加わります。
ジェフとフランソワとのパートナーシップによりボジョレーにて自然なワインを目指す生産者を援助しながら彼自身のワイン造りを追求し始めました。
20年以上にわたるワイン職人としての集大成です。