Fattoria AL FIORE / ファットリア アル フィオーレ
Anco 2022 NECOシリーズ / アンコ 2022 ネコシリーズ
品種 デラウェア100%
産地 山形県上山市
Alc 10.5%
醸造所 Fattoria AL FIORE(宮城県川崎町)
@fattoriaalfiore
※無濾過、無清澄
※野生酵母
※亜硫酸塩無添加
※要冷暗保存
※生産本数1991本
宮城県川崎町にある【Fattoria AL FIORE】目黒さんから
仕込みも雰囲気もフルモデルチェンジをしたオレンジワイン「Anco」のご紹介です!
濃く霞がかった橙色。開栓直後はデラウェアのフルーティーな香りが広がり、味わいは果実の旨味がしっかり感じられます。酸はハッキリした存在感で、キリッとした印象ですが、徐々に醸造由来の複雑な香りと味わいでまろやかで丸い印象に変化していきます(^^)
最初はやはり冷やし目で、少し温度をあげ香りを楽しんで頂きたいと思います!
お味噌を使ったお料理や玉ねぎを使った甘めのステーキソースなどの合わせがおススメです(^^)
作り手さんから
引用:Fattoria AL FIORE
〇ぶどうについて①
昨年度よりお伝えしていた通り、2021ヴィンテージまでAncoのデラウェアも育ててくださった、南陽市の風間利伸さんが、デラウェアの栽培をご勇退されたため、2022年からはどうしようかと、ずっと栽培の様子を見ながら考え続けてきました。
そんな折、2021年よりお付き合いのある、上山の生産者 紫案史孝さんの親族で上山南部ワインぶどう部会設立の立役者でもある里見修さんが生食用のデラウェアの樹を切ろうかどうか迷っているとお聞きして、
こちらからお願いをして、ワイン用に有核(種あり)デラウエアに切り替え、栽培を続けてくださることに至りました。
〇ぶどうについて②
しかしながらそんなに都合良くはいかず、天候不良によって2022年上山市では、種を持たずに小さく実が成る単為結果がほとんど占めてしまったのです。単為結果は私たちのフラッグシップシリーズのオレンジワインAranciaにも加わっている通り、酸と完熟が兼ね備えられた、偶然の結果ではあるんですが、とても面白い特徴を持った味わいに仕上がります。
実が小さい為、紫安さんの畑からの収量ではAncoを仕込むには足りず、同じくNecoシリーズのスパークリングワインSolaでもお馴染みのユニット、ぶどうと活きるの枝松さんと古内さんの完熟デラも加えて仕込んでおります。
〇醸造について
数種類の特徴の異なるデラウエアを使用することとなったため、醸し期間をそれぞれのブドウに合わせて変え、熟成容器もアンフォラと古樽をミックスさせたことで、とても複雑な味わいに仕上がりました。
2021年ヴィンテージの風間さんのデラウエアとは、もちろん雰囲気が異なりますが、それもそれでとても面白い結果になっております。
〇ヒトコト
例年になく、状態も早い時期からよい経過なので、今リリース致しますが、向こう5年から7年は、今後育っていくワインになると確信します。