bug
『ほとゝぎす 杜鵑草』 cyanotype series
品種 カベルネ・ソーヴィニヨン 100%
葡萄産地 山形県上山市
Alc 10.5%
醸造所 fattoria AL FIORE(宮城県柴田郡川崎町)
販売者 bug(東京都八王子) SNS @asmallbugfoundinthegarden
特徴 ◆亜硫酸無添加◆アンフォラ◆古樽熟成◆生産本数276本◆しなやか◆フレッシュな香り
bugの新ライン「cyanotype series」より、吉田さんのカベルネ・ソーヴィニヨンで仕込んだ「ほとゝぎす 2025」のご紹介です。
グラスに注ぐと、やや紫がかったルビーレッドの色合い。
開栓した瞬間に、カシス、ブルーベリー、そして青みのある香りワッと鮮やかに広がります。
タンニンは優しく、フレッシュな果実味と酸味が印象的ですが、後半にはアンフォラや古樽由来の穏やかな酸化ニュアンスが現れ、奥深い複雑味をお楽しみいただけます。
このワイン独特の「枯れ感」は、「ほとゝぎす」のラベルデザインとも見事にマッチしています。
もう一方の「つゝじ」と同様に、これから2年ほど寝かせた後の経過熟成も非常に楽しみな仕上がり。
ゆっくりと味わいの移ろいをご堪能いただきたいオススメの赤ワインです。
作り手さんから
引用:bug
〇ぶどうについて
吉田さんのカベルネ・ソーヴィニヨンはブルームを纏い、青く輝いてみえた。
葡萄は健気に自分の身を守っている。
その健気さを愛おしむように優しく繊細に仕込みました。
(力強く濃厚に造る事が一般的なカベルネ・ソーヴィニヨンですが)
角張った色味や渋みはなるべく削ぎ落とし、華美な装飾を施さずに、埋もれてしまっている本来の魅力を、果実の持つ空気感を、そのままワインに写し取りたかった。
〇醸造について
除梗して先ずはステンレスタンクで丁寧に醸す。
プッシュダウンは一度だけ。
プレス後、アンフォラで穏やかに確実に発酵を完了させ、古樽へ移した。約1年の熟成。
メルローとは異なり、補酒は一度もせず、栓を開けなかった。
不安がなかった訳ではない。
葡萄の、小さな世界の、生命力を信じてみた。ボトリングを行い、テイスティング。
判断は間違っていなかったと確信しました。
嬉しかった。
自分の判断が正しかった事ではなくて、尊い命の輝きが嬉しかった。
これだからワインは面白い。
〇味わいについて
新しくも懐かしい、凛とした冬の気配がするワインができました。
最初に感じる香りはカシスの底に柔らかなラベンダー。
やがて杉などの針葉樹の要素が届き、最後はベルベットのような、滑らかだが少し厚みのある余韻。
若干カカオのようなニュアンスがあります。
〇エチケットについて
*エチケットはさゆちゃんの祖父母が育てたホトトギスの花を太陽光でプリントしたもの。
<ほとゝぎす>
「庭の面に咲ける杜鵑草のぞき立ちて一ひらの花をつぶさに見ればむらさきなりき」正岡子規
小さな美しさに足を止める心のゆとりはあるだろうか。
陰でそっと咲く花に、気付くことができるだろうか。
虫達はしっかりと見つけている。
星を散りばめたように美しい花弁を。
そこに広がる果てしない宇宙を。
我々はどうだ。立ち止まり、目を閉じ、深く呼吸してみる。
〇bug(小高直斗 氏)について
2024年からfattoria AL FIOREにて委託醸造開始。
fattoria AL FIORE 目黒浩敬氏に弟子入りした小高直斗氏はワイン造りの屋号を [bug] と掲げ オリジナルワインをリリース。
飲みやすさやカジュアルさに重視しフレッシュな造りを目指す「bug シリーズ」
主にヴィニフィラ種を使用し、重厚感や余韻を残すように造る「牟呼栗多シリーズ」
どちらも共通して、引っかかりのない澄んだ液体を目指しワイン造りに取り組んでいる。
bug とは エラー。虫。小さく蠢く生き物たち。
君には無理だと言われてきた。
足りないモノが沢山ある僕は みんなの力を借りて 美しい液体を造る。
完璧なものなどひとつもない。
僕は常識を覆すエラーを起こしたい。
そのために 小さな虫のように日々を積み重ねる。











