bug
『つゝじ 杜鵑花』 cyanotype series
品種 メルロー 100%
葡萄産地 山形県高畠町
Alc 10.0%
醸造所 fattoria AL FIORE(宮城県柴田郡川崎町)
販売者 bug(東京都八王子) SNS @asmallbugfoundinthegarden
特徴 ◆亜硫酸無添加◆古樽熟成◆生産本数289本◆柔らかい口当たり◆染み入る果実味
bugの新ライン「cyanotype series」より届いた、大野さんのメルローで仕込んだ「つゝじ 2025」のご紹介です。
グラスに注ぐと、明るく透き通るようなベリーレッド。
開栓直後の妖艶な香りに対し、口に含むと広がるのは対照的な可愛らしいベリーのニュアンス。
この二つの個性が共存する「つゝじ」は、香りと果実味をそっと置いていくような優しい飲み口で、繊細な旨味がじんわりと染み入ります。
今すぐ開けても十分に美味しいのですが、あと1〜2年ほど寝かせることでさらに深まるポテンシャルも感じさせる仕上がりです。
ゆったりと、季節の移ろいとともに深まっていく味わいをぜひご堪能ください。
作り手さんから
引用:bug
〇コンセプトとぶどうについて
「メルロー」ではなく「大野さんの赤色のメルロー」のワインです。
そう説明すると、なんだか意地悪に聞こえるが、敢えてそう説明したい。
今回、大野さんの育てたメルローの中でも完熟した黒色ではなく、まだ少し酸の乗った赤色のメルローを選んだ。
食べると淡く儚さがある。
僕は力強いエネルギッシュな葡萄ももちろん好きだけれど、どこかに弱さを持っているような線の細い葡萄が大好きだ。
そこに息づく美しさを掬い取るようにワイン造りを行う。
葡萄の持つ情緒を壊さずに瓶へ保存するのだ。
その繊細さにワインが生き物だと実感する。
〇醸造について
ブルゴーニュの造りのような優しい仕込みを心がけ、約1年程オークの古樽で寝かせました。
樽の要素を付け加えるというよりは熟成のための容器として使用。
大野さんのメルローは収穫時期が比較的遅く、気温が下がってくるため、自ずと発酵はゆっくりと進むことになる。
ゆっくりじっくり見守った。
こんなに長く樽熟成を促したのは初めてで少し過保護にトップアップを行いました。
〇味わいについて
輪郭は解け、まろやかな口当たり。
上質なアールグレイのような第一印象。
腐葉土、そして苺やラズベリーなどの赤い果実が香ります。
鼻腔にトリュフの香りが残ります。
余韻には焦がしカラメルのようなほろ苦さ。
全体的にエモーショナルな味わいに仕上がりました。
〇エチケットについて
エチケットはさゆちゃんの祖父母が育てた躑躅の花を太陽光でプリントしたもの。
<つゝじ>
嘘のない液体は私たちが忘れかけている無垢な記憶を鮮やかにする。
巡る季節が葡萄に残した美しい記憶と共に、道端で花の蜜を吸った幼い頃の思い出を。
たとえ私たちがその存在を忘れていても、季節が巡ればその花は必ず咲く。
大地に根を張る生命の営みは変わらずに続いてゆくのだ。
〇bug(小高直斗 氏)について
2024年からfattoria AL FIOREにて委託醸造開始。
fattoria AL FIORE 目黒浩敬氏に弟子入りした小高直斗氏はワイン造りの屋号を [bug] と掲げ オリジナルワインをリリース。
飲みやすさやカジュアルさに重視しフレフレッシュな造りを目指す「bug シリーズ」
主にヴィニフィラ種を使用し、重厚感や余韻を残すように造る「牟呼栗多シリーズ」
どちらも共通して、引っかかりのない澄んだ液体を目指しワイン造りに取り組んでいる。
bug とは エラー。虫。小さく蠢く生き物たち。
君には無理だと言われてきた。
足りないモノが沢山ある僕は みんなの力を借りて 美しい液体を造る。
完璧なものなどひとつもない。
僕は常識を覆すエラーを起こしたい。
そのために 小さな虫のように日々を積み重ねる。











