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バルデラ 2024 Bardela 2024
品種 デラウェア 約80%、バルベーラ 約20%
葡萄産地 大阪府太子町、長野県須坂市
Alc 8%
醸造所 ナチュラルファーム・グレープアンドワイン(大阪府柏原市)
製造、販売 naname SNS @naname.yamanishi
特徴 ◆混醸ワイン◆リパッソ◆野生酵母◆無添加◆お肉の冷菜に
大阪「naname」山西さんが手掛ける、大阪産デラウェアと長野産バルベーラを掛け合わせたユニークな混醸ワインです。
造り手のルーツである料理の「食材を無駄なく使い切る精神」を醸造に反映。
発酵中のデラウェアに、未熟果主体のバルベーラを投入して再発酵させています。
香りの第一印象は、デラウェアのチャーミングな果実香。
そこにバルベーラ由来の複雑なニュアンスが重なります。
飲み口は全体的に軽い印象です!
この爽やかな酸味には、お肉の旨味を。
濃厚な脂の甘みを持つ「パテ・ド・カンパーニュ」に奥深いコクを重ねるか、あるいは「豚の冷しゃぶ 梅肉ソース」の爽やかな酸味と同調させるか。
すべての素材を活かしきる、造り手の自由で熱い想いをご体感いただける一杯です。
作り手さんから
引用:naname
〇コンセプトについて
無核デラウェアは華やかで親しみやすい反面、単体では複雑さに欠けることが少なくありません。
そこでnanameでは、専属契約を交わす長野県須坂市「Green Bell Farm」から10月に収穫したバルベーラを使い、再発酵によるアプローチを試みました。
このバルベーラは未熟果が主体ですが、その個性をどうにか「ものにする」のが、料理人時代に叩き込まれた大阪料理の「捨てない文化(始末の心)」の真髄。
いわゆる「もったいない精神」です。
この精神を醸造でも表現したいと考え、メルローとバルベーラの仕込みと並行して、このバルデラに向き合いました。
手除梗したバルベーラを、発酵中のデラウェアに投入。
あえて手間のかかる再発酵を経ることで、ブレンドなどでは得られない、細胞レベルで成分が融合したような滑らかな一体感が生まれます。
仕上がりは、デラウェアのチャーミングな味筋を活かしつつも、バルベーラ特有の芯のある酸とボディが加わった、非常に興味深い混醸ワインのニュアンスを纏っています。
素材のすべてを使い切り、新たな価値を表現したいというnanameならではの一本になったのではないかと思います。
ぶどう生産者:丸谷充(デラウェア)、鈴木洋二(バルベーラ)
〇醸造詳細は
野生酵母(ワンバッチ)で発酵。8月10日収穫
手除梗、セミマセラシオンカルボニック。
バスケットプレスで搾汁。
10月1日バルベーラを投入し再発酵。
瓶詰め前に澱引き1回。
瓶詰め2024年11月8日
SO2は添加なし
〇味わいの変化について
2026年に入ってようやく味が乗ってきた印象です。
大阪のラブルスカ種にヴィニフェラ種が加わることで品種由来の酸が加わり液体の存在感が増しました。
発酵終了後にもう一度発酵させる2段階式なことも、ブレンドでは得られないまとまりを感じます。
めんどくさい仕込みにはなるのですが、日本のワイン醸造の可能性を押し上げるのではないかと期待しています。











