作り手さんから
〇ぶどうについて
山形県産のマスカットベーリーAを100%使用。

〇 醸造について
山形県産のマスカットベーリーAを100%使用。
マスカットベーリーAの30%は全房でタンクの底に敷き詰め、残り70%は除梗し全房の上に乗せ、底部でセミマセラシオンカルボニックの状態を作る。
その後7日間皮と醸し、圧搾。
瓶詰め前に一度澱引きし、2024年の夏に瓶詰め。
約9ヶ月間のステンレスタンク熟成。

〇味わいについて
色調は輝きのあるルビー色で、香りはフレッシュな赤いベリー系のニュアンスに品種の個性でもあるキャンディー香の甘やかさが感じられます。
味わいは香り同様のフレッシュなベリーが基調だが、房ごと醸した事で
青いハーブやスパイスのニュアンスが複雑に混ざります。
タンニンは柔らかく余韻はドライな印象。

〇温度や楽しみ方について
フレッシュなフルーツが全面に感じられるワインなので、温度は上げ過ぎず軽く冷やして召し上がって頂くのもオススメ。
ボリュームが強いワインではないので大きなグラスは避けたいが、香りが豊かなワインなので香りが立ちやすい底が広めのもので召し上がって頂くのはオススメ。

〇お料理の提案
ワインの甘い香りに合わせて、砂糖を加えて作るような和食系の料理。
香りのしっかりとしたソースの料理と。
『すき焼き』
『鯖とポテトのジェノベーゼパスタ』

〇ヒトコト
日本生まれのぶどう品種「マスカット・ベーリーA」は、1930年代に新潟で生まれた、いわば"日本固有の赤ワイン用品種"。
やさしい果実味と軽やかな飲み心地が特徴で、海外でも「Japanese Pinot Noir」と呼ばれることもあります。
グレープリパブリックのマスカット・ベーリーA 2023は、茎を30％使用し、果実の甘いキャンディ香を抑えた仕上がり。
果実そのもののフレッシュな香りを大切にするため、樽は使わずステンレスタンクで熟成しました。
ぶどう自体は例年よりもしっかりと熟していましたが、茎はやや青みを残しており、
そのバランスがワインに軽やかな酸と奥行きを与えています。

引用： GRAPEREPUBLIC