カーブドッチワイナリー
猪鹿蝶 Amber2024
品種 ピノ・ブラン&セミヨン&ソーヴィニヨン・ブラン
葡萄産地 新潟県
Alc 10.5%
醸造所 カーブドッチワイナリー(新潟県角田浜) SNS @cavedocci
特徴 ◆混醸◆天然酵母◆MC◆複雑なアロマ
鮮やかな褐色を帯びたイエローの色合い。
スモモやサクランボを思わせるフルーティーな香りが広がります。
ジンジャーやヴィネガーを連想させるすっきりとした酸味と淡い苦味。
身体にやさしく染み入る口当たりで、スッと喉元を降りていくような軽快さリラックスしながらゆったりと楽しんでいただくのがおすすめ。
作り手さんから
引用:カーブドッチワイナリー
〇コンセプトについて
今回ご案内するのは、醸造家草野竜征の趣味に走ったワインたち。
ぶどうのピュアな果実味とじわっと噛み締めるような旨味を大事にして醸造し、1本の中に物語が感じられるワインを目指して造りました。
複数品種を使ったワインはすべて混醸で仕込んでいます。
混醸にこだわったのは、草野自身が愛してやまないからという理由に他ならないのですが、混醸でつくることでブレンドでは決して表現できない、品種ごとの境界がないワインに心が揺さぶられます。
ゆっくりと時間をかけて1本と向き合って楽しんでいただけると嬉しいです。
ラベルは品種の組み合わせを花札の役に見立てて描いてもらいました。
絵柄と品種を想像しながらラベルも一緒にお楽しみください。
〇ぶどうについて
ピノ・ブラン&セミヨン&ソーヴィニヨン・ブラン混醸のオレンジワインです。
〇醸造について
すべてのぶどうを解放タンクに全房で投入し、13日間のマセラシオンカルボニック。
MC終了後、ぶどうを取り出して除梗し天然酵母で15日間の醸し発酵を行いステンレス樽で5ヶ月熟成させました。
亜硫酸は瓶詰め時のみ10ppm使用。
〇味わいについて
僕はサロンパス系と勝手に呼んでいますが、複雑な花のアロマとスパイス、そして少しの清涼感が混ざり合ったニュアンスがオレンジワインにあるとオッと心が躍ります。
MCと酸化還元のコントロールがうまくドライブして最高のポイントに着地しました。
MC由来の大きく広がる華やかな香り、オレンジワインらしいジンジャー感からの品種の香りが混ざり合った複雑な花のアロマ。
口当たりは柔らかなミネラルと甘酸っぱい果実味が全開です。
ピュアな果実とフレンドリーでキュートなアロマ、バランスを崩すようなオフは一切なく、1週間程度は安定してポテンシャルを発揮してくれます。
〇ヒトコト
このヴィンテージ以降、ぶどうの調達ができなくなったためもしかしたら最初で最後になります。










