Les Vins Debrouillards / レ・ヴァン・デブルィヤール
2024 Bits n Bobs ビッツ&ボブス
品種 メルロー、カベルネ・フラン、サヴァニャンブラン、シャルドネ
葡萄産地 長野県・塩尻
Alc 9.5%
醸造 レ・ヴァン・デブルィヤール(鳴澤佳生子 チャールズ・ローレンス)
SNS @les_vins_debrouillards
特徴 ◆無添加◆無濾過◆野生酵母◆樽香◆スパイシー
軽やかでスッキリとした口当たりに、ラズベリーのようなチャーミングな果実味。
豊かなミネラル感とほどよいボリュームが感じられ、サヴァニャン比率の高いブレンドを思わせる味わいです。
スパイシーなニュアンスもあり、黒胡椒やスモーキーさが特徴的。
とてもフレッシュな印象で、トリュフを使ったリッチな味わいのお料理としっとり楽しみたいワインです。
作り手さんから
引用:Les Vins Debrouillards
〇ぶどうについて
2024年はエレクトロストーン畑で初のブドウトリバ(害虫)の発生により収量が少なかったですが、厳しい選果により健康でプリプリした美味しい果実だけを収穫しました。
東側がひらけていることで朝日が早くにあたり、一日中太陽の光をたっぷりと浴びて美味しい良いぶどうになりました。
今だけしか味わえない若木ぶどうのエネルギッシュな感じもお楽しみください
〇醸造について
エレクトロストーン畑で育った5年目のメルローとカベルネフラン、レッドシェッド畑で育った4年目のサヴァニャン・ブラン、シャルドネのフィールドブレンドです。
2024年9月-10月中旬に収穫したシャルドネとサヴァニャン、メルローとカベルネフランクをフィールドブレンド。
6月中旬にボトリング。
もう少し寝かせてこの秋リリース
パンチダウンによるスキンコンタクト由来の揮発的なニアンスに敏感な方は10分くらい常温でおくと消えてきます。
個人的にはぶどうのポテンシャルを感じ、数年〜5年くらい寝かせてみたいです。
常温で飲むのがおすすめです。温度変化で好みの味わいを見つけてお楽しみください。
無清澄、無濾過、SO2無添加。
〇味わいについて
色は透明で淡いガーネット色。
香りはラズベリー、イバラ、キイチゴ、紅葉、そして山椒の梅の香り。
口当たりは爽やかで、赤い果実の風味がしなやかな風味と調和しています。
酸味が飲み手を惹きつけ、ついつい口に含んでしまいます。
しばらくすると、その活発なエネルギーは落ち着き、広がりを見せ始めます。
きっともっとワインを飲みたくなるはずです…
スパイシーさを強く感じる方は2日目がおすすめです。
フレッシュでエネルギッシュな感じを楽しむには今から2年以内に飲むのがよさそうです。
常温温度変化で好みの味わいを見つけてお楽しみください。
〇ヒトコト
この素晴らしく美味しいジュースは、まさにヴィンテージからの贈り物。
2024年キュヴェのトッピングを大胆に組み合わせた、ジューシーで躍動感あふれる赤い果実の風味と、力強い柑橘系の酸味が調和した、まさに至高の一杯です。
〇ネーミングについて
メルローとカベルネ・フランを一緒に発酵させてつくった初めてのワインです。
メルローのプラムのような濃厚なダークフルーツの香りが、カベルネ・フランの緊張感としっかりとしたハーモニーに重厚感とまろやかな重みを与え、果実味の深みが程よく感じられる、しっかりとした、満足感の高いワインに仕上がっています。
そのため、「メルロー・キャブ」と名付けました。
〇おすすめの料理
薄焼きのアンキモをトーストにのせ、ラズベリー、バルサミコ酢、ぶどうの山椒を添えて。
オーブンでローストしたビーツのピューレとフレッシュベジタブルディップを添えて。
〇Les Vins Debrouillardsについて
アメリカ出身のチャールズさんと長野県飯田市出身の佳生子さんが夫婦でワイン造りを目指そうと2020年に長野県塩尻市片丘地区で畑を借りてぶどう栽培をスタート。
片丘地区は、標高800mの風通しの良い片丘地区で、現在ツヴァイゲルトやメルロー、カベルネ・フラン、ピノ・グリ、サヴァニャン、シャルドネなどを栽培。
ぶどう以外にりんご(シナノスウィート、ふじなど)や野菜の栽培も行っています。
ぶどう畑はとても丁寧にケアされていてお二人の人柄が出ています。
チャールズさんは約20年前に来日し、アメリカやオーストラリアのワイナリーの醸造現場で栽培や醸造の経験を積み、佳生子さんは塩尻市の塩尻ワイン大学で栽培や醸造の知識を体系的に学ぶ。
ぶどう産地としての片丘の可能性に着目して移住し、ワイナリーの開設を目指している。
2024ヴィンテージも宮城県のファットリア・アルフィオーレで委託醸造。











