武蔵ワイナリー
Ogawa Delaware Orange 2024 Petillant オガワデラウェア オレンジ2024 720㎖
品種 デラウェア100%
葡萄産地 埼玉県比企郡小川町産(自社圃場)
Alc 12%
醸造所 武蔵ワイナリー株式会社(埼玉県比企郡小川町)
SNS @musashiwinery
特徴 ◆野生酵母◆無添加◆無農薬◆フルーティー◆ジューシー◆みかん系
開栓直後から、完熟した果実の香りと軽やかな口当たりが広がる、やさしい雰囲気のオレンジワイン。
マンダリンやトロピカルフルーツのような明るい香りに続き、余韻にはふんわりと花を思わせるアロマも感じられます。
すっきりとした味わいの中に、しっかりとした旨味もあり、さまざまなお料理と合わせて楽しみたい一本です。
今回は、発泡感はごくわずかに「ぴちぴち」と感じられる程度。
暑い季節にぴったりの、気分が上がる爽やかで楽しい1本に仕上がっています!
作り手さんから
引用:武蔵ワイナリー
〇ぶどうについて
ブドウ栽培は、JAS有機でも使用が認められているボルドー液と呼ばれる農薬も使用せず、完全無農薬を実践しています(未認証)。
また、化学肥料も使用していません。
デラウェアは 2020年に栽培を開始し、昨年初めて単独のオレンジワインにしました。
種なしブドウで有名な品種ですが、ジベレリン処理をしなければ種有で、旨いブドウになります。
豊産性のブドウでもあり、武蔵ワイナリーでも比較的お手頃なワインが出来るであろうと期待しています。
2024年は特に収量制限を行わずに平均糖度 23度、収穫量 834kgとなりましたが、恐らく100kg以上アライグマに献上してしまいました(号泣)
〇醸造について
仕込においては、除せずに全房で9日間の醸し発酵後に発酵が収束しかけたタイミングで圧搾。
醸し温度は30°Cを超えていましたので、そこからチラーで徐々に炭酸ガスの残留を期待し10°Cまで低下させました。
醸しの温度を高めに長く取ると、発泡性を残すのは難しく、瓶詰め当初は無発泡でしたが、現時点では極々微発泡ながら発泡性になりました!旨味を十分に引き出すことを優先しましたので、最高のオレンジワインに仕上がってます。
次回以降、旨味を引き出した上で発泡性を十分に確保する方法を思いつきましたので、ご期待ください!
これまで同様、この仕込に関しても、ぶどう以外の物質を一切使用せず、無濾過・無清澄にて仕上げています。
○味わいについて
オレンジワインとしても色は濃く、みかん、洋ナシ、黄桃、マンゴーの印象、後味はライチの様なさわやかさ、余韻は非常に長く、旨さが口いっぱいに溢れます。
2023ヴィンテージよりも更に旨さを引き出せました。2024年10月のワイン祭の時よりも間違いなく美味しくなっています。
〇合わせるお料理は
料理との相性は幅広く、合わないものはほとんど有りません。
特に合う料理としては、生牡蛎、鯖寿司、白身魚のカルパッチョ、チキンソテー、スモークサーモン、冷やしても、常温でも旨いです。
〇ヒトコト
長期保存してどう変化してくれるのか待ちたくなりますが、現在でも十分うまいので今飲んじゃいましょう!
掛勢を強くしてブドウの力を引き出す栽培、そして最高のブドウだから出来る仕込み、このワインが武蔵ワイナリーのワインの方向性を示してくれています
〇ラベルエチケットについて
ラベルは@makoto913んによるイラストです。
〇ワイナリーについて
武蔵ワイナリーは、有機農業の里、埼玉県小川町にある小さなドメーヌ型ワイナリーです。
2011年からぶどう栽培を始め、2019年にワイナリー建屋が完成しました。
たくさんの有機農家に囲まれ、あたり前のように農薬を使わない環境の中、耕作放棄地を葡萄畑に再生し、
ボルドー液すら使わない完全無農薬無施肥、雑生草生の畑の中で野生児のように育てた健全な自社栽培ぶどうを、SO2無添加・おり引き剤不使用、補糖・補酸もせず、原材料は「ぶどう」だけのシンプルで本物の日本のナチュラルワインを作っています。
〇ご注意ください
無濾過、無清澄の為、澱が少し多く、大変お手数ですが要冷蔵で保管お願い致します。