雪川醸造 / Snow River Wines
風の歌 2024 《おひとり様一本まで》
品種 ゲヴェルツトラミネール 26%、ミュラー・トゥルガウ 20%、ソーヴィニヨン・ブラン 20%、シルヴァーナー 12%、ピノ・グリ 8%、ツヴァイゲルト 6%、バッカス 4%、ピノ・ブラン 4%
葡萄産地 北海道東川町
Alc 12.0%
醸造所 雪川醸造 (北海道東川町) SNS @snowriverwines
特徴 ◆辛口◆スッキリ◆苦みあり◆冷涼感
北海道東川町の「雪川醸造」から、初の自社ヴィンヤードのぶどうでつくった新作の辛口白ワインが登場です。
やや藤色がかったイエローの色調で、トロっとした口当たりが特徴です。
まさにフィールドブレンドといった複雑味をもち、数日間で味わいの変化を楽しめます。
酸味と苦みがしっかりとした味わいに、冷涼な地域らしさを感じ取ることが出来ると思います。
暑い時期はしっかり冷やしてシャープなキレを楽しむのもおすすめです。
これからの熟成も楽しみな一本です。
作り手さんから
引用:雪川醸造
〇ぶどうについて
東川のキトウシ山麓の風が抜ける畑で充分に陽を浴びて育ったぶどうをもちいて、爽やかな白ワインとして仕立てました。
雪川醸造の畑は樹齢が若いものが多く、また2024年は萌芽期である5月9日早朝に霜が降りた影響で想定より収量が少なかったため、いろんな種類の品種をすこしずつ混醸することでモザイクのようなワインに仕上がりました。
東川町産のぶどうは3回に分けて収穫。
1回目が9/28にゲヴェルツトラミネール、ミュラー・トゥルガウ、バッカス。
2回目が10/3にソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・グリ、ピノ・ブラン。
3回目が10/11にツヴァイゲルト、シルヴァーナー。
いずれも手摘みでの収穫。
〇醸造について
10/19にワイナリーで選果した後にメンブレンプレスでホールバンチプレス(全房圧搾)。
低温で24時間のパルプコンタクト(果汁循環)。
24時間静置し、10/22 にラッキング(滓引き)し、複雑味を与える酵母をもちいて、樹脂タンクでアルコール発酵開始。
無補糖。低温で発酵管理して、発酵期間は11日間。発酵終了後、6か月間のシュール・リー。
びん詰め直前に澱引き後に濾過し、亜硫酸を少量添加後に瓶詰め。
〇味わい
色合いは、ほんのりベージュがかった淡いレモンイエロー。
香りは、白い花、青りんご、青いハーブ、タンジェリンオレンジなどさまざまなベクトルの香りが混在しています。
味わいは、口に含むと抑制の効いた酸と共に多様な香りが感じられ、アフターにゆるやかな苦みが残ります。
冷やし目の温度(10-12℃)から温度を上げながら変化を楽しむのがおすすめです。
〇おすすめの食事は
相性の良いペアリングは、鯛の木の芽焼き、ゴイ・クオン(ベトナム生春巻き)、春菊と豚バラ肉の塩炒め、などです。
親しい仲間と楽しく食事しながら語り合いたい時にぜひお召し上がりください。
〇ネーミングについて
「風の歌」というワインの名前は村上春樹のデビュー作である「風の歌を聴け」へのオマージュとして名付けました。
〇生産本数 231 本